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第五章 秘伝と天使と悪魔
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雛柏教授が俊哉の声を聞いて、怪訝な顔をする。
「ん? 和泉くん……?」
なぜこんな店にと思わずにはいられないのだろう。しかし、その視線が高耶を捉えると、一気に声色が変わった。
「高耶君じゃないか!」
「こんにちは……」
いつも通り、教授は高耶と居る時はテンション高めだ。講義の時は穏やかでイケオジと女子達に評判の教授なので、きっと今の様子を見たら、また違った人気が出るだろう。
そして、もう一人は、今日特別講義を受け持った講師の男性。
高耶達の通う大学では、この一週間、外部から招いた講師による様々な特別講義が行われている。
学部ごとでバラバラと企画し、その日その日で大学を開けるより、まとめて開ける方が面倒がないという合理的な考えの下、夏休みの中のこの一週間だけ、大学が開放されているのだ。
とはいえ、この期間と決められてしまうため、講師によっては、唐突に講義が出来なくなることもある。今回の高耶達も、午後に予定していた講義が無くなったのはそのためだ。
これに、蓮次郎が振り返って高耶へ問う。
「親しいの?」
「手前の男性が雛柏教授です。日凪家の分家の当主になります」
「へえ。日凪の」
そんな会話が聞こえた雛柏教授は、すぐに蓮次郎がこちら側の者なのだと察して頭を下げた。
「雛柏維人也と申します。民俗学を教えています」
「そう。民俗学……それはまた興味深いねえ。橘家当主、橘蓮次郎だ。よろしく」
「っ、橘家のっ。お会いできて光栄です!」
雛柏教授は緊張気味に、もう一度深く頭を下げていた。
術者の家系では、当主に対しての当たり前の反応だ。特に、首領も兼ねる家。それも橘ということで、感極まっているようだった。
「教授には、多くの貴重な文献を見せていただいています。博物館などにも伝をお持ちで、何度もお世話になっているんです。それと、大学を薦めてもらったのも教授です」
その説明を聞いて、蓮次郎は興味を持ったようだ。
「へえ。それは……高耶くんがお世話になって。感謝するよ。どうだろう。退職したら、連盟の保管部署に来ないかい? そうした伝をしっかり持っている者が少なくなってきていてねえ。日凪家の分家なら歓迎するよ。考えておいて」
「っ、そ、そんなっ。ありがとうございます! 是非、是非、候補に! よろしくお願いします!」
ものすごく嬉しそうだ。確かに、適任かもしれない。だが、今にも退職して再就職しそうな雰囲気だった。これに俊哉も気付き、すかさず釘をさす。
「教授~。すぐに退職しようとか考えてない? 定年までは全うしようぜ」
「っ……和泉くんに言われるとは思わなかったよ……」
「いやいや。分かりやす過ぎ。高耶も怪しそうにしてたから」
「なら、高耶君に言われたかった」
「なんで、そんなにみんな高耶の事好きなん? まあ、俺もだけどね!」
「……なんのアピールだよ……」
訳のわからないところに着地した。
「あははっ。まあ、そうだね。みんな高耶くん大好きだよねっ。うんうん。分かる」
「……蓮次郎さん……仕事の話をしましょう」
「ああ、そうだったね。大和さんよろしく」
「あっ、はい! その……今回のお話はこの二人も関係がありまして。同席してもいいでしょうか」
「ん? いいよ。そちらは? 高耶くんも知ってるの?」
ここでようやく、目を白黒させて後ろの方に下がっていた男性へ目を向ける。今日受けた特別講義での紹介を高耶は思い出す。
「今日受けてきた特別講義の講師の方です。西洋古美術から歴史文化を研究しているそうです」
年齢は雛柏教授よりも少し若い。五十手前頃に見える。確か、教授から以前聞いたところによると、彼は雛柏教授の後輩らしい。
「逸見恭といいます」
逸見は神経質そうに見える。一見すると、高耶達側の話を信じるようには見えなかった。
蓮次郎もそう感じたのだろう。
「大和さんが言うのならと思いますが……逸見さんは、妖とか神とかの存在って信じます?」
「え、あ……悪魔系には……その……何度か関わりましたので……私は、ほとんどヨーロッパの方に居りますし、扱う物も物なので、祓魔師の協会の方には、何度かお世話になっています」
拠点がヨーロッパの方の為、日本の陰陽師より祓魔師の方が馴染みがあるらしい。
「あちらの協会に。そう。なら、大丈夫でしょう。話を聞かせていただけます?」
「あ、はい!」
よく考えたら、雛柏教授が招いた講師なので、多少頭が固く、信じられなくても大丈夫だろう。信頼関係はありそうなのだから。
そのまま、奥の部屋に案内される。ここまで、勇一はただ静かに控えていた。そこで、大和が気になったらしい。
「そちらの方は?」
高耶も、紹介していないことに今更気付いた。どうも、威張っていない勇一は存在感が薄い。
「ああ、申し訳ありません。彼は……」
そうして高耶が紹介しようとすると、蓮次郎が唐突に引き継いだ。
「彼は、秘伝勇一くん。見学組だよ。今は罰も兼ねて、当主である高耶くんに付いて修行中なんだ」
真っ先に反応したのは、雛柏教授だった。
「罰……ですか? 秘伝の方が……?」
「そうそう。あ、秘伝のお家事情は知ってるかな。彼はねえ、当主の高耶くんを差し置いて、本家嫡男だからって次期当主面してたお馬鹿さんなんだよ」
「っ……」
勇一が身を縮めた。蓮次郎は刺せる所を見つけたら刺す人だ。確かに罰という扱いでもあるので、文句はいえない。
雛柏教授は秘伝家の事情も知っていたため『あ~、なるほど』と納得した表情を見せる。大和は、そういうこともあるのかと困惑しながらも受け入れた。
引っかかったのは逸見だ。
「秘伝……っ、も、もしやっ! 秘伝高耶様ですか!?」
「様……すみません。自己紹介が遅れました。秘伝高耶です」
「うそ……名簿には秘伝はなかったはず……」
大学では父親の分家の姓である蔦枝を名乗っているため、講義参加者のリストに目を通していても、目に付かなかったのだろう。
「こちらの仕事以外では、父の姓で通っているんです」
「そうでしたか……あ、そのっ。あちらの協会から、秘伝高耶様に会ったら、くれぐれもよろしくお伝えするようにと言われています! お会いできて光栄です!」
「あ、いえ……そうですか……」
様呼びに納得した。あちらの大陸の協会では、当たり前のように様呼びなのだ。何度指摘しても様呼びのままなので諦めた。あちらに行く時は心の準備をしてから行く。だから、唐突に呼ばれると、どうにもむず痒い。
「ぶっ、た、高耶様っ……っ、ふはっ。なにそれっ」
「……俊哉……」
思わず吹き出した俊哉を睨み付けたのは悪くない。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
「ん? 和泉くん……?」
なぜこんな店にと思わずにはいられないのだろう。しかし、その視線が高耶を捉えると、一気に声色が変わった。
「高耶君じゃないか!」
「こんにちは……」
いつも通り、教授は高耶と居る時はテンション高めだ。講義の時は穏やかでイケオジと女子達に評判の教授なので、きっと今の様子を見たら、また違った人気が出るだろう。
そして、もう一人は、今日特別講義を受け持った講師の男性。
高耶達の通う大学では、この一週間、外部から招いた講師による様々な特別講義が行われている。
学部ごとでバラバラと企画し、その日その日で大学を開けるより、まとめて開ける方が面倒がないという合理的な考えの下、夏休みの中のこの一週間だけ、大学が開放されているのだ。
とはいえ、この期間と決められてしまうため、講師によっては、唐突に講義が出来なくなることもある。今回の高耶達も、午後に予定していた講義が無くなったのはそのためだ。
これに、蓮次郎が振り返って高耶へ問う。
「親しいの?」
「手前の男性が雛柏教授です。日凪家の分家の当主になります」
「へえ。日凪の」
そんな会話が聞こえた雛柏教授は、すぐに蓮次郎がこちら側の者なのだと察して頭を下げた。
「雛柏維人也と申します。民俗学を教えています」
「そう。民俗学……それはまた興味深いねえ。橘家当主、橘蓮次郎だ。よろしく」
「っ、橘家のっ。お会いできて光栄です!」
雛柏教授は緊張気味に、もう一度深く頭を下げていた。
術者の家系では、当主に対しての当たり前の反応だ。特に、首領も兼ねる家。それも橘ということで、感極まっているようだった。
「教授には、多くの貴重な文献を見せていただいています。博物館などにも伝をお持ちで、何度もお世話になっているんです。それと、大学を薦めてもらったのも教授です」
その説明を聞いて、蓮次郎は興味を持ったようだ。
「へえ。それは……高耶くんがお世話になって。感謝するよ。どうだろう。退職したら、連盟の保管部署に来ないかい? そうした伝をしっかり持っている者が少なくなってきていてねえ。日凪家の分家なら歓迎するよ。考えておいて」
「っ、そ、そんなっ。ありがとうございます! 是非、是非、候補に! よろしくお願いします!」
ものすごく嬉しそうだ。確かに、適任かもしれない。だが、今にも退職して再就職しそうな雰囲気だった。これに俊哉も気付き、すかさず釘をさす。
「教授~。すぐに退職しようとか考えてない? 定年までは全うしようぜ」
「っ……和泉くんに言われるとは思わなかったよ……」
「いやいや。分かりやす過ぎ。高耶も怪しそうにしてたから」
「なら、高耶君に言われたかった」
「なんで、そんなにみんな高耶の事好きなん? まあ、俺もだけどね!」
「……なんのアピールだよ……」
訳のわからないところに着地した。
「あははっ。まあ、そうだね。みんな高耶くん大好きだよねっ。うんうん。分かる」
「……蓮次郎さん……仕事の話をしましょう」
「ああ、そうだったね。大和さんよろしく」
「あっ、はい! その……今回のお話はこの二人も関係がありまして。同席してもいいでしょうか」
「ん? いいよ。そちらは? 高耶くんも知ってるの?」
ここでようやく、目を白黒させて後ろの方に下がっていた男性へ目を向ける。今日受けた特別講義での紹介を高耶は思い出す。
「今日受けてきた特別講義の講師の方です。西洋古美術から歴史文化を研究しているそうです」
年齢は雛柏教授よりも少し若い。五十手前頃に見える。確か、教授から以前聞いたところによると、彼は雛柏教授の後輩らしい。
「逸見恭といいます」
逸見は神経質そうに見える。一見すると、高耶達側の話を信じるようには見えなかった。
蓮次郎もそう感じたのだろう。
「大和さんが言うのならと思いますが……逸見さんは、妖とか神とかの存在って信じます?」
「え、あ……悪魔系には……その……何度か関わりましたので……私は、ほとんどヨーロッパの方に居りますし、扱う物も物なので、祓魔師の協会の方には、何度かお世話になっています」
拠点がヨーロッパの方の為、日本の陰陽師より祓魔師の方が馴染みがあるらしい。
「あちらの協会に。そう。なら、大丈夫でしょう。話を聞かせていただけます?」
「あ、はい!」
よく考えたら、雛柏教授が招いた講師なので、多少頭が固く、信じられなくても大丈夫だろう。信頼関係はありそうなのだから。
そのまま、奥の部屋に案内される。ここまで、勇一はただ静かに控えていた。そこで、大和が気になったらしい。
「そちらの方は?」
高耶も、紹介していないことに今更気付いた。どうも、威張っていない勇一は存在感が薄い。
「ああ、申し訳ありません。彼は……」
そうして高耶が紹介しようとすると、蓮次郎が唐突に引き継いだ。
「彼は、秘伝勇一くん。見学組だよ。今は罰も兼ねて、当主である高耶くんに付いて修行中なんだ」
真っ先に反応したのは、雛柏教授だった。
「罰……ですか? 秘伝の方が……?」
「そうそう。あ、秘伝のお家事情は知ってるかな。彼はねえ、当主の高耶くんを差し置いて、本家嫡男だからって次期当主面してたお馬鹿さんなんだよ」
「っ……」
勇一が身を縮めた。蓮次郎は刺せる所を見つけたら刺す人だ。確かに罰という扱いでもあるので、文句はいえない。
雛柏教授は秘伝家の事情も知っていたため『あ~、なるほど』と納得した表情を見せる。大和は、そういうこともあるのかと困惑しながらも受け入れた。
引っかかったのは逸見だ。
「秘伝……っ、も、もしやっ! 秘伝高耶様ですか!?」
「様……すみません。自己紹介が遅れました。秘伝高耶です」
「うそ……名簿には秘伝はなかったはず……」
大学では父親の分家の姓である蔦枝を名乗っているため、講義参加者のリストに目を通していても、目に付かなかったのだろう。
「こちらの仕事以外では、父の姓で通っているんです」
「そうでしたか……あ、そのっ。あちらの協会から、秘伝高耶様に会ったら、くれぐれもよろしくお伝えするようにと言われています! お会いできて光栄です!」
「あ、いえ……そうですか……」
様呼びに納得した。あちらの大陸の協会では、当たり前のように様呼びなのだ。何度指摘しても様呼びのままなので諦めた。あちらに行く時は心の準備をしてから行く。だから、唐突に呼ばれると、どうにもむず痒い。
「ぶっ、た、高耶様っ……っ、ふはっ。なにそれっ」
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思わず吹き出した俊哉を睨み付けたのは悪くない。
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