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第六章 秘伝と知己の集い
319 賑やかなのもいい
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目が合った槇のその髪型はなんと言うのだったかと高耶は真剣に考える。右半分だけ高い位置まで刈り上げて、左側だけが短めに切り揃えられている。
だが、出て来たのはこんな言葉。
「……その髪型、涼しそうだな」
「……え……」
何を言われるのかと身構えていた槇は、それに反応が遅れた。
「え?」
相田優也は、目を大きく開いて瞬きを忘れるくらい、高耶の言葉を何度か頭で反芻しているようだ。
そして、強面の男性は、槇の頭を掴んで慌てる。
「……っ、た、高耶くん……っ、コレはやめてくれ! 高耶くんは今のままでいいんだよ!」
「はあ……そこまで刈り上げたことがないので、ちょっと新鮮で」
「うんっ。ダメだからな!? やらないようにっ! どこの美容院!? 絶対ダメだぞ!? 他の人たちに俺が恨まれる!」
今度は高耶の肩を掴み、物凄く必死で止められた。若干涙目だ。
「わ、わかりました……」
でもまだ少し未練があり、高耶は槇の頭を見てしまう。
これに気付いて俊哉まで後ろから駆け寄ってくる。
「ちょっ、高耶!? この髪型は、槇だから似合うんだ! 涼しそうでもダメ! 優希ちゃんが泣くぞっ」
「それはダメだな……けど、カツラを用意……邪魔か……」
珍しく高耶は本気で悩んでいた。若いうちにしか出来ない髪型というのもあるだろう。やってみたいという気持ちが大きかった。
だが、万が一優希にダメ出しされたらと思うと、そこまで思い切っては出来ない。
「……ここまで葛藤する高耶……はじめて見た……」
「うわ~、これ珍しいの? これも迅さんに自慢できるかな……ってか、俺があの髪型にすれば……」
優也がこれはイケるという顔をする。しかし、それをやられてはいけない理由があることを、俊哉が指摘する。
「こらこら。あんたもモデルの仕事あるんだから、今からイメージ変えたらダメだろ」
「そうだったっ! こうなると迅さんに先越される……」
「いやいや、その人刑事だよな? コレはダメじゃね? イメージ的に」
「……」
槇を指差し、俊哉がダメだと言う。槇は微妙な顔をしていた。そして、高耶はまだちょっと未練がある。
「ちょっと触っても良いか?」
「……おう……」
刈り上げ具合の確認をしていた。槇がひたすら困惑中だ。
「あ~、いや、迅さんならああやって触ってもらえるならってやるかも」
「そこまで!? どんだけ高耶の事好きなん?」
「一日中張り付いてても飽きないくらい? 師範のマネージャーみたいなことしたいっていつも言ってるからな~……因みに俺もそれある。だから、今の仕事気に入ってんの。いつか専属になってみせる!」
「え? 仕事何してんの?」
「SP寄りの警備員」
「え? あ、じゃあ槇も?」
「そっ。下っ端だけどな。まだ今鍛えてる最中」
「は~、なるほど」
優也や強面の男性と高耶が顔見知りなのは、体術の師範と生徒だから。
彼らの職業は警備員だ。それも本格的な体術も必要になる可能性のある場所を担当する会社だった。
そして、強面の男性は副社長。この会社の社長とこの男性は高耶がピアノを弾くクラブのお客でもあった。それも初期の頃からの。
その頃はホールで直接お客と話をしたりすることもあり、そこで道場の話も出た。そして、高耶が定期的にこの会社の社員の武術指南をすることになったのだ。
とはいえ、バイト扱いの者達への指南はしていない。そのため、槇の存在も知らなかった。
優也は別口で秘伝の道場に来ており、そこでこの会社の事を知り、今はバイトで入っているようだ。
「うちの会社、社長がちょい脇道外れちまったのを拾って来て、寮に住まわせてんの。それでバイト扱いで働き方っつうか、心構えみたいな? そういうの教えてやんのよ。槇もその口でさ。まだちょ~と尖ってんだよな~」
「へえ……いい人なんだな。社長さん」
「めっちゃ顔厳ついけどな。ヤバい系の人だって十人中、十人思うくらい」
「それでかっ。槇がヤバいとこ出入りしてるって噂あってさ」
「それだわ。いい人なんだけどな~」
見た目で損している人の筆頭みたいな人だというのはわかった。
そして、しっかり誤解されていたというのも。
強面の男性が、後ろ頭を掻いて口を開く。
「あ~、高耶くん。槇のこと頼めるか? こいつ、口下手な上に愛想もなくてな。今回の同窓会も、無理やり連れて来たんだ」
「大丈夫ですよ。待ってた友人も居ますから」
「ん?」
高耶が後ろを振り返り、立ち止まっていた満と嶺を手招く。
「っ、あ、えっと……槇、久しぶり」
「元気そうじゃんか槇」
「……おう……」
槇がちょっと照れているようだというのは、強面の男達との付き合いが多い高耶にはよくわかる。
「大丈夫そうだな」
「はい。大丈夫だと思います」
「そうか……じゃあ、高耶くん。また」
「はい。お気を付けて」
そう挨拶して男が乗り込むのを確認し、車から離れる。
運転席の優也が手を振った。
「じゃあ、師範っ。失礼しま~す!」
「ああ。優也も気を付けて」
「はいっ。では!」
そうして、黒い車は発進していった。
残された槇は所在なげにしていたが、満と嶺が近づいてくる。
「よっしゃ。部屋案内するからな」
「俺らと一緒だ。あと高耶と俊哉、それと彰彦がいる。賑やかでいいだろ」
「……おう……」
あまり二人以外とは関わりがなかったので、戸惑う感じはあるようだ。
そこで俊哉が声をかける。
「一応、隣の二人部屋が空いてるから、静かなのがいいならそっちも使っていいぜ」
槇が来るということで、満と嶺が一緒に居れば大丈夫かと思っていたらしいが、念のために一人で使えるよう部屋を空けていたらしい。
中学の頃、かなり荒れていたため、そのイメージもあって用意していたようだ。
「……それなら……」
槇は、満と嶺達の顔色を伺っているようだ。それを見て、高耶が口を挟む。
「俺がそっちに行ってもいいぞ? 彰彦と」
「っ……」
「えっ! ちょっ、高耶!? 俺は!?」
「俊哉は煩いし」
「嫌なの!?」
「あ、いや……賑やかになり過ぎるし」
「言い方変えても一緒! いいじゃんっ、一緒に騒ごうよっ。彰彦っ、お前も俺らと一緒がいいよな!」
「どちらでも構わん」
「冷たいっ。お前っ、お前もそういうとこあるっ」
「……」
こういうところが煩いのだと思っても高耶は口にしない。そのまま目を逸らすだけに留めた。
「ちょっ、高耶ぁ~」
「……」
縋りつかれても眉を顰めるだけだ。これを見て、満と嶺が苦笑する。
「俊哉……そういうとこじゃねえ?」
「わからんでもないけど、高耶には逆効果だよな」
「えっ、マジで!? じゃあ、どうすんの!?」
「「もうちょっと落ち着いたら?」」
「それ! よく言われる!」
いつの間にか、騒然としていた周りの同級生達や教師達までもが、この寸劇のような高耶達の様子に、クスクスと笑っていた。
「ったく、和泉は相変わらずだなあ」
「賑やかよねっ」
「変わらないわねえ」
「なんか懐かしい」
そんな感じで、場の雰囲気も解れた所で、満と嶺は槇の肩を叩いた。
「なあ、槇も高耶達が一緒でいいよなっ、煩いかもだけど」
「俊哉は煩いけど、たまにはこういう煩いのもいいだろ?」
「あ……いや……まあ……」
「ちょっ、二人して酷いっ。煩い煩いって酷い!」
「「「いや、煩いし」」」
「高耶までっ。くっ、わかった! 俺、今から同窓会始まるまで喋らない!」
「「「「「……無理じゃね?」」」」」
「くぅぅぅっ! 喋ってって言われても喋らないからっ」
既に無理だ。
「「「「「……無理じゃね?」」」」」
「え? 先生達も言った!? 無理じゃないからなっ!」
周りの他の同級生達や教師達までも同じように口にする。
そして、高耶がトドメを刺した。
「今からっていつからだ?」
「高耶ぁぁぁっ」
「「ぷっ」」
そして、この場で笑いが起きる。そんな中、槇も声を上げないながらも、とても楽しそうに頬と目元を緩めていた。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
だが、出て来たのはこんな言葉。
「……その髪型、涼しそうだな」
「……え……」
何を言われるのかと身構えていた槇は、それに反応が遅れた。
「え?」
相田優也は、目を大きく開いて瞬きを忘れるくらい、高耶の言葉を何度か頭で反芻しているようだ。
そして、強面の男性は、槇の頭を掴んで慌てる。
「……っ、た、高耶くん……っ、コレはやめてくれ! 高耶くんは今のままでいいんだよ!」
「はあ……そこまで刈り上げたことがないので、ちょっと新鮮で」
「うんっ。ダメだからな!? やらないようにっ! どこの美容院!? 絶対ダメだぞ!? 他の人たちに俺が恨まれる!」
今度は高耶の肩を掴み、物凄く必死で止められた。若干涙目だ。
「わ、わかりました……」
でもまだ少し未練があり、高耶は槇の頭を見てしまう。
これに気付いて俊哉まで後ろから駆け寄ってくる。
「ちょっ、高耶!? この髪型は、槇だから似合うんだ! 涼しそうでもダメ! 優希ちゃんが泣くぞっ」
「それはダメだな……けど、カツラを用意……邪魔か……」
珍しく高耶は本気で悩んでいた。若いうちにしか出来ない髪型というのもあるだろう。やってみたいという気持ちが大きかった。
だが、万が一優希にダメ出しされたらと思うと、そこまで思い切っては出来ない。
「……ここまで葛藤する高耶……はじめて見た……」
「うわ~、これ珍しいの? これも迅さんに自慢できるかな……ってか、俺があの髪型にすれば……」
優也がこれはイケるという顔をする。しかし、それをやられてはいけない理由があることを、俊哉が指摘する。
「こらこら。あんたもモデルの仕事あるんだから、今からイメージ変えたらダメだろ」
「そうだったっ! こうなると迅さんに先越される……」
「いやいや、その人刑事だよな? コレはダメじゃね? イメージ的に」
「……」
槇を指差し、俊哉がダメだと言う。槇は微妙な顔をしていた。そして、高耶はまだちょっと未練がある。
「ちょっと触っても良いか?」
「……おう……」
刈り上げ具合の確認をしていた。槇がひたすら困惑中だ。
「あ~、いや、迅さんならああやって触ってもらえるならってやるかも」
「そこまで!? どんだけ高耶の事好きなん?」
「一日中張り付いてても飽きないくらい? 師範のマネージャーみたいなことしたいっていつも言ってるからな~……因みに俺もそれある。だから、今の仕事気に入ってんの。いつか専属になってみせる!」
「え? 仕事何してんの?」
「SP寄りの警備員」
「え? あ、じゃあ槇も?」
「そっ。下っ端だけどな。まだ今鍛えてる最中」
「は~、なるほど」
優也や強面の男性と高耶が顔見知りなのは、体術の師範と生徒だから。
彼らの職業は警備員だ。それも本格的な体術も必要になる可能性のある場所を担当する会社だった。
そして、強面の男性は副社長。この会社の社長とこの男性は高耶がピアノを弾くクラブのお客でもあった。それも初期の頃からの。
その頃はホールで直接お客と話をしたりすることもあり、そこで道場の話も出た。そして、高耶が定期的にこの会社の社員の武術指南をすることになったのだ。
とはいえ、バイト扱いの者達への指南はしていない。そのため、槇の存在も知らなかった。
優也は別口で秘伝の道場に来ており、そこでこの会社の事を知り、今はバイトで入っているようだ。
「うちの会社、社長がちょい脇道外れちまったのを拾って来て、寮に住まわせてんの。それでバイト扱いで働き方っつうか、心構えみたいな? そういうの教えてやんのよ。槇もその口でさ。まだちょ~と尖ってんだよな~」
「へえ……いい人なんだな。社長さん」
「めっちゃ顔厳ついけどな。ヤバい系の人だって十人中、十人思うくらい」
「それでかっ。槇がヤバいとこ出入りしてるって噂あってさ」
「それだわ。いい人なんだけどな~」
見た目で損している人の筆頭みたいな人だというのはわかった。
そして、しっかり誤解されていたというのも。
強面の男性が、後ろ頭を掻いて口を開く。
「あ~、高耶くん。槇のこと頼めるか? こいつ、口下手な上に愛想もなくてな。今回の同窓会も、無理やり連れて来たんだ」
「大丈夫ですよ。待ってた友人も居ますから」
「ん?」
高耶が後ろを振り返り、立ち止まっていた満と嶺を手招く。
「っ、あ、えっと……槇、久しぶり」
「元気そうじゃんか槇」
「……おう……」
槇がちょっと照れているようだというのは、強面の男達との付き合いが多い高耶にはよくわかる。
「大丈夫そうだな」
「はい。大丈夫だと思います」
「そうか……じゃあ、高耶くん。また」
「はい。お気を付けて」
そう挨拶して男が乗り込むのを確認し、車から離れる。
運転席の優也が手を振った。
「じゃあ、師範っ。失礼しま~す!」
「ああ。優也も気を付けて」
「はいっ。では!」
そうして、黒い車は発進していった。
残された槇は所在なげにしていたが、満と嶺が近づいてくる。
「よっしゃ。部屋案内するからな」
「俺らと一緒だ。あと高耶と俊哉、それと彰彦がいる。賑やかでいいだろ」
「……おう……」
あまり二人以外とは関わりがなかったので、戸惑う感じはあるようだ。
そこで俊哉が声をかける。
「一応、隣の二人部屋が空いてるから、静かなのがいいならそっちも使っていいぜ」
槇が来るということで、満と嶺が一緒に居れば大丈夫かと思っていたらしいが、念のために一人で使えるよう部屋を空けていたらしい。
中学の頃、かなり荒れていたため、そのイメージもあって用意していたようだ。
「……それなら……」
槇は、満と嶺達の顔色を伺っているようだ。それを見て、高耶が口を挟む。
「俺がそっちに行ってもいいぞ? 彰彦と」
「っ……」
「えっ! ちょっ、高耶!? 俺は!?」
「俊哉は煩いし」
「嫌なの!?」
「あ、いや……賑やかになり過ぎるし」
「言い方変えても一緒! いいじゃんっ、一緒に騒ごうよっ。彰彦っ、お前も俺らと一緒がいいよな!」
「どちらでも構わん」
「冷たいっ。お前っ、お前もそういうとこあるっ」
「……」
こういうところが煩いのだと思っても高耶は口にしない。そのまま目を逸らすだけに留めた。
「ちょっ、高耶ぁ~」
「……」
縋りつかれても眉を顰めるだけだ。これを見て、満と嶺が苦笑する。
「俊哉……そういうとこじゃねえ?」
「わからんでもないけど、高耶には逆効果だよな」
「えっ、マジで!? じゃあ、どうすんの!?」
「「もうちょっと落ち着いたら?」」
「それ! よく言われる!」
いつの間にか、騒然としていた周りの同級生達や教師達までもが、この寸劇のような高耶達の様子に、クスクスと笑っていた。
「ったく、和泉は相変わらずだなあ」
「賑やかよねっ」
「変わらないわねえ」
「なんか懐かしい」
そんな感じで、場の雰囲気も解れた所で、満と嶺は槇の肩を叩いた。
「なあ、槇も高耶達が一緒でいいよなっ、煩いかもだけど」
「俊哉は煩いけど、たまにはこういう煩いのもいいだろ?」
「あ……いや……まあ……」
「ちょっ、二人して酷いっ。煩い煩いって酷い!」
「「「いや、煩いし」」」
「高耶までっ。くっ、わかった! 俺、今から同窓会始まるまで喋らない!」
「「「「「……無理じゃね?」」」」」
「くぅぅぅっ! 喋ってって言われても喋らないからっ」
既に無理だ。
「「「「「……無理じゃね?」」」」」
「え? 先生達も言った!? 無理じゃないからなっ!」
周りの他の同級生達や教師達までも同じように口にする。
そして、高耶がトドメを刺した。
「今からっていつからだ?」
「高耶ぁぁぁっ」
「「ぷっ」」
そして、この場で笑いが起きる。そんな中、槇も声を上げないながらも、とても楽しそうに頬と目元を緩めていた。
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