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第七章 秘伝と任されたもの
358 新しい関係?
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式神として喚び出した将也が、闘神となっていたということで混乱した高耶だが、さすがに、翌日もあるということで、その夜は解散となった。
そして明けて朝。
《おはよ~!》
「……将也……あんた……なんか若返ってない?」
《え~、そうかなあ? そういえば、霊の場合は、喚び出した人のイメージより、こっちの最盛期の頃の姿が取られることが多いって聞いたかも》
高耶が、将閃という名で将也の最盛期の頃もイメージしていた事もあり、亡くなった頃の姿よりも若干若い姿になっていた。実際それは、高耶が生まれた頃の姿だった。
《どう? 懐かしい? 大丈夫! 美咲もまだそれなりに若いよ!》
「っ……将也、ちょっとあっちで正座してなさい!」
《なんで!?》
朝からご機嫌な将也に、美咲はイラついたようだ。久し振りの再会だとか、この前は言えなかったことも、これからは一緒にいられるなら言える。けど、どんな顔で会えばいいのかとか、色々と考えていた。
そんな複雑な気持ちで起きて来た美咲からすると、朝早くから能天気な様子で、普通に家に現れた将也にイラつくのは仕方がないのかもしれない。
そんな美咲と、将也を見て、起きて来た優希が目丸くしていた。樹も部屋にやって来たが、美咲と将也のやり取りを見て、静かに控えることにしたようだ。
「ミサキママ、きげんわるい?」
《女心とは複雑なのだろう》
「へ~……ねえ、ハクちゃん」
《なんだ? 今日は優希の好きなオムレツを作ったぞ?》
「たべる!! じゃなくて、なんでマサヤおじさまがいるの?」
前回、一日だけの邂逅だったが、優希も将也と交友を持った。その中で、瑶迦に『叔父様ですよ』と紹介されたことで、そのまま『おじさま』呼びになったようだ。
《ああ……昨日の夜、我らと同じ、主の式になったのだ。これからは、主が喚べばこうして一緒に居る事になる》
「そうなの!?」
優希は、素直に美咲に言われた通り、部屋の隅で正座をする将也に駆け寄って行く。
「ねえねえっ、マサヤおじさまっ」
《ん? ユウキちゃんだったよね? どうしたのかな?》
「マサヤおじさまも、いっしょにおでかけできるの?」
《ん? そうだね。できるよ?》
「やったあっ! じゃあ、お兄ちゃんとおむかえにもきてくれる?」
《おむかえ……ああ、お迎え? 学校に? いいよ! いやあ、高耶の時はそういうこと全然やらなくて、授業参観? とかも行かなかったからねえ。やってみたかったんだよ!》
「え? じゅぎょうさんかんもきてないの?」
《うん。修行してるか、弟子達の稽古つけてるかだったからね》
「……それは……ミサキママがおこったんじゃない?」
《え? あ~……美咲……?》
将也が目を向けると、美咲は腕を組んで睨み付けていた。
「そうねえ。高耶は、あなたが毎日稽古を付けてくれるから、そういう行事に来なくても何とも思わなかったでしょうね」
《……う、うん……そ、そうなんだ……?》
父親が働きに行ってしまい、生活する中で常にすれ違う父と子というのは、現代では多いだろう。そんな父顔が、たまに学校の行事に参加すれば、子どもは喜ぶ。寂しいと思っている子ども達にとっては、それは何よりのご褒美だ。
しかし、高耶の場合は毎日顔を合わせるし、稽古として一対一で向き合う時間もある。よって、特に学校行事に来て欲しいとか、そんなことは言わなかった。
とはいえ、周りからどう思われるかは別だ。
「私、思ったのよ。あなた、高耶と遊ぶってことは一切なかったでしょう?」
《そうだね……稽古ばかりで……》
「お陰で、高耶が遊ぶ事も知らない仕事バカになったんだけど、その責任はどう取ってくれるのかしら?」
《……あー……》
「時間はあるんでしょう? 責任の取り方、考えてちょうだい」
《……はい……》
将也は肩を落としていた。美咲の方は、気になっていたことを一つ言えたと、少しスッキリした表情だ。
「ハクちゃん。マサヤおじさま、はんせいしてるの?」
《そのようだな》
「お兄ちゃんがおしごとばっかりするから?」
《遊ぶ事を教えなかったからだな》
「ふ~ん。ユウキがおしえるよ?」
《そうだな。優希も教えてやってくれ》
「うん! マサヤおじさまといっしょにお兄ちゃんとあそべればいいんでしょ?」
《それが良いだろう》
「かんがえてみる!」
《うむ》
そんな話をしている所に、高耶が起きて来た。
部屋の隅で、腕を組む美咲の前で小さくなって正座している将也を見て、何とも言えない気持ちになる。
「あ~、母さん? ご飯早く食べた方がいいんじゃないか? 父さんはもうずっと居られるから」
「そうね。そうするわ!」
仕事があると切り替えて、美咲は朝食の並ぶテーブルについた。
それを確認してから、将也に声をかける。
「父さん、一旦送還するか?」
《ん? いや。出来ればこのまま頼む。お前も学校? か? その間は、瑶姫の所で、話を聞いてくる》
「そっか。分かった。俺も昼過ぎには帰ってくるから」
《学校は?》
「午前の二コマしか授業がないんだよ」
《ふたこま?》
「……あ~……大学に行ってるんだ」
《おおっ、大学!》
秘伝本家だけでなく、他の家でもだが、大抵は家を継いだり、補佐に回るため、高校までで大学に行く者はほぼいない。
将也からしても、大学まで行くというのは、想定されたことのないものだった。
本家の頭の固い者達からすれば、大学など行くものではなく、そんな時間があるならば稽古しろ、修行しろという考え。
しかし、将也からすれば、『大学に行く=なんか頭良さそう』というくらいの認識だったようだ。
「大学は、朝からずっとじゃなくて、卒業に必要な科目とか、受けたい科目の授業を自由に組み合わせるから、人によっては休みになっていたりもするんだ。今日は必須のが二つだけなんだよ」
《へえ~。じゃあ、その後は?》
「家に帰って来てからの予定ってことか?」
《うん》
「瑶迦さんの所の書庫で調べ物をして、優希のお迎え、その後、夕食後にバイトだ」
《あっ、優希ちゃんのお迎えは俺も一緒に行く事になったからな!》
「そうなのか……分かった。けど、今日は伴奏の確認もあるんだが……」
優希に目を向けると、優希が頷いていた。
「マサヤおじさまにもきいてもらうのっ!」
「……優希……分かった。けど、あそこの土地神様が良いと言ったらな? 将也おじさまは、ちょっと存在が普通の式神とは違うんだ」
「うん? ゆうれいだから?」
「ああ。それもある。けど……ちょっと特別な力を込めすぎてしまったんだ。だから、神様にとても近い。別の神様が神様の守る場所に入るのは、ちゃんと許可をもらわないといけないんだよ」
「……そっか……うん。わかった。けど、ちゃんとおねがいしてみてね?」
少し寂しそうにする優希。けれど、事情は分かってくれたようだ。そんな優希の頭を撫でておく。
「そうだな。分かった」
「うん。えへへ。マサヤおじさま、はいれるといいねっ」
《俺も頑張ってお願いするからな》
「うん!」
将也も優希の頭を高耶と同じように撫でた。優希が懐いているのは一目瞭然だ。
そんな優希と将也を見て、樹が複雑そうな表情を浮かべている。エリーゼがスープを置きながら尋ねる。
《樹はん? 羨ましいん?》
「うん……」
《は~、本来なら、樹はんもおじさまですもんねえ……》
優希の実の父ではないのだ。兄の娘なのだから、間違いなく叔父様だろう。将也のように慕って欲しいと思うだろう。
少し同情するように見ていたエリーゼだが、樹が何を羨ましく思っているのかを間違えていたようだ。
「うんっ、いいなあ、優希っ。僕も将也兄さんに構って欲しい!」
《えっ、そっち?》
「……」
今の旦那が昔の夫に懐いているのを見る美咲は死んだような目をしており、エリーゼは静かに撤退した。
《なんや、この状況……これもドロ沼言うんやろか?》
《複雑だな……中々ない家庭環境が出来上がりそうだ》
《十分、今までも、早々見ない家庭環境ですけどねえ……》
《……仕方あるまい……》
これが日常になるのかと、珀豪達からしても少しばかり不安になるようだった。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
そして明けて朝。
《おはよ~!》
「……将也……あんた……なんか若返ってない?」
《え~、そうかなあ? そういえば、霊の場合は、喚び出した人のイメージより、こっちの最盛期の頃の姿が取られることが多いって聞いたかも》
高耶が、将閃という名で将也の最盛期の頃もイメージしていた事もあり、亡くなった頃の姿よりも若干若い姿になっていた。実際それは、高耶が生まれた頃の姿だった。
《どう? 懐かしい? 大丈夫! 美咲もまだそれなりに若いよ!》
「っ……将也、ちょっとあっちで正座してなさい!」
《なんで!?》
朝からご機嫌な将也に、美咲はイラついたようだ。久し振りの再会だとか、この前は言えなかったことも、これからは一緒にいられるなら言える。けど、どんな顔で会えばいいのかとか、色々と考えていた。
そんな複雑な気持ちで起きて来た美咲からすると、朝早くから能天気な様子で、普通に家に現れた将也にイラつくのは仕方がないのかもしれない。
そんな美咲と、将也を見て、起きて来た優希が目丸くしていた。樹も部屋にやって来たが、美咲と将也のやり取りを見て、静かに控えることにしたようだ。
「ミサキママ、きげんわるい?」
《女心とは複雑なのだろう》
「へ~……ねえ、ハクちゃん」
《なんだ? 今日は優希の好きなオムレツを作ったぞ?》
「たべる!! じゃなくて、なんでマサヤおじさまがいるの?」
前回、一日だけの邂逅だったが、優希も将也と交友を持った。その中で、瑶迦に『叔父様ですよ』と紹介されたことで、そのまま『おじさま』呼びになったようだ。
《ああ……昨日の夜、我らと同じ、主の式になったのだ。これからは、主が喚べばこうして一緒に居る事になる》
「そうなの!?」
優希は、素直に美咲に言われた通り、部屋の隅で正座をする将也に駆け寄って行く。
「ねえねえっ、マサヤおじさまっ」
《ん? ユウキちゃんだったよね? どうしたのかな?》
「マサヤおじさまも、いっしょにおでかけできるの?」
《ん? そうだね。できるよ?》
「やったあっ! じゃあ、お兄ちゃんとおむかえにもきてくれる?」
《おむかえ……ああ、お迎え? 学校に? いいよ! いやあ、高耶の時はそういうこと全然やらなくて、授業参観? とかも行かなかったからねえ。やってみたかったんだよ!》
「え? じゅぎょうさんかんもきてないの?」
《うん。修行してるか、弟子達の稽古つけてるかだったからね》
「……それは……ミサキママがおこったんじゃない?」
《え? あ~……美咲……?》
将也が目を向けると、美咲は腕を組んで睨み付けていた。
「そうねえ。高耶は、あなたが毎日稽古を付けてくれるから、そういう行事に来なくても何とも思わなかったでしょうね」
《……う、うん……そ、そうなんだ……?》
父親が働きに行ってしまい、生活する中で常にすれ違う父と子というのは、現代では多いだろう。そんな父顔が、たまに学校の行事に参加すれば、子どもは喜ぶ。寂しいと思っている子ども達にとっては、それは何よりのご褒美だ。
しかし、高耶の場合は毎日顔を合わせるし、稽古として一対一で向き合う時間もある。よって、特に学校行事に来て欲しいとか、そんなことは言わなかった。
とはいえ、周りからどう思われるかは別だ。
「私、思ったのよ。あなた、高耶と遊ぶってことは一切なかったでしょう?」
《そうだね……稽古ばかりで……》
「お陰で、高耶が遊ぶ事も知らない仕事バカになったんだけど、その責任はどう取ってくれるのかしら?」
《……あー……》
「時間はあるんでしょう? 責任の取り方、考えてちょうだい」
《……はい……》
将也は肩を落としていた。美咲の方は、気になっていたことを一つ言えたと、少しスッキリした表情だ。
「ハクちゃん。マサヤおじさま、はんせいしてるの?」
《そのようだな》
「お兄ちゃんがおしごとばっかりするから?」
《遊ぶ事を教えなかったからだな》
「ふ~ん。ユウキがおしえるよ?」
《そうだな。優希も教えてやってくれ》
「うん! マサヤおじさまといっしょにお兄ちゃんとあそべればいいんでしょ?」
《それが良いだろう》
「かんがえてみる!」
《うむ》
そんな話をしている所に、高耶が起きて来た。
部屋の隅で、腕を組む美咲の前で小さくなって正座している将也を見て、何とも言えない気持ちになる。
「あ~、母さん? ご飯早く食べた方がいいんじゃないか? 父さんはもうずっと居られるから」
「そうね。そうするわ!」
仕事があると切り替えて、美咲は朝食の並ぶテーブルについた。
それを確認してから、将也に声をかける。
「父さん、一旦送還するか?」
《ん? いや。出来ればこのまま頼む。お前も学校? か? その間は、瑶姫の所で、話を聞いてくる》
「そっか。分かった。俺も昼過ぎには帰ってくるから」
《学校は?》
「午前の二コマしか授業がないんだよ」
《ふたこま?》
「……あ~……大学に行ってるんだ」
《おおっ、大学!》
秘伝本家だけでなく、他の家でもだが、大抵は家を継いだり、補佐に回るため、高校までで大学に行く者はほぼいない。
将也からしても、大学まで行くというのは、想定されたことのないものだった。
本家の頭の固い者達からすれば、大学など行くものではなく、そんな時間があるならば稽古しろ、修行しろという考え。
しかし、将也からすれば、『大学に行く=なんか頭良さそう』というくらいの認識だったようだ。
「大学は、朝からずっとじゃなくて、卒業に必要な科目とか、受けたい科目の授業を自由に組み合わせるから、人によっては休みになっていたりもするんだ。今日は必須のが二つだけなんだよ」
《へえ~。じゃあ、その後は?》
「家に帰って来てからの予定ってことか?」
《うん》
「瑶迦さんの所の書庫で調べ物をして、優希のお迎え、その後、夕食後にバイトだ」
《あっ、優希ちゃんのお迎えは俺も一緒に行く事になったからな!》
「そうなのか……分かった。けど、今日は伴奏の確認もあるんだが……」
優希に目を向けると、優希が頷いていた。
「マサヤおじさまにもきいてもらうのっ!」
「……優希……分かった。けど、あそこの土地神様が良いと言ったらな? 将也おじさまは、ちょっと存在が普通の式神とは違うんだ」
「うん? ゆうれいだから?」
「ああ。それもある。けど……ちょっと特別な力を込めすぎてしまったんだ。だから、神様にとても近い。別の神様が神様の守る場所に入るのは、ちゃんと許可をもらわないといけないんだよ」
「……そっか……うん。わかった。けど、ちゃんとおねがいしてみてね?」
少し寂しそうにする優希。けれど、事情は分かってくれたようだ。そんな優希の頭を撫でておく。
「そうだな。分かった」
「うん。えへへ。マサヤおじさま、はいれるといいねっ」
《俺も頑張ってお願いするからな》
「うん!」
将也も優希の頭を高耶と同じように撫でた。優希が懐いているのは一目瞭然だ。
そんな優希と将也を見て、樹が複雑そうな表情を浮かべている。エリーゼがスープを置きながら尋ねる。
《樹はん? 羨ましいん?》
「うん……」
《は~、本来なら、樹はんもおじさまですもんねえ……》
優希の実の父ではないのだ。兄の娘なのだから、間違いなく叔父様だろう。将也のように慕って欲しいと思うだろう。
少し同情するように見ていたエリーゼだが、樹が何を羨ましく思っているのかを間違えていたようだ。
「うんっ、いいなあ、優希っ。僕も将也兄さんに構って欲しい!」
《えっ、そっち?》
「……」
今の旦那が昔の夫に懐いているのを見る美咲は死んだような目をしており、エリーゼは静かに撤退した。
《なんや、この状況……これもドロ沼言うんやろか?》
《複雑だな……中々ない家庭環境が出来上がりそうだ》
《十分、今までも、早々見ない家庭環境ですけどねえ……》
《……仕方あるまい……》
これが日常になるのかと、珀豪達からしても少しばかり不安になるようだった。
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