317 / 457
連載
464 彼らの背後には
しおりを挟む
2016. 7. 28
********************************************
マティに、近付いて来ているらしい一団の監視を任せ、ルクスは半ば水王に追い立てられるようにして盗賊達が根城としている廃墟へとやってきた。
見張りの者は数人いるのだが、それ程警戒していないのか、上手く中へと滑り込む事ができた。
……隠密行動とか、慣れてないんだけどな……。
ルクスには、こうして何処かに忍び込む経験はない。気配を消し、何とか慎重に進んできたのだが、どうも様子がおかしいように感じている。
「なめられたもんだ」
廃墟となっている屋敷自体は広くはないのだ。それなのに、廊下には誰も出て来ない。部屋の中でただじっとしているようで、動く気配もない。
こうして侵入されたり、ここを強襲されるなんて事をまるで想定していないようだ。
シルはどこだ?
先に侵入しているシルと合流できればと思うのだが、やはり気配が読みにくい。これも精霊達を寄せ付けない特殊な魔導具のせいだ。
慎重に進むルクスが、いいかげん忌々しいと舌打ちした時だった。
「ん?」
ルクスの持つ剣から熱を感じた。
どうしたんだ。ルヴィ……。
英雄コルヴェールの剣。魔剣ルヴィエスタギザント。ルクスは最初こそ魔剣という事で少々腰が引けていたのだが、ファルに稽古を付けてもらい、剣と向き合うようになってから、剣の事をルヴィと呼んで親しんでいた。
その魔剣が、何かに反応を示しているのだ。
これまでも危険な場所や相手が近付くと振動して教えてくれたりと、とても役に立ってくれている。だから今回も、慎重に何を伝えようとしてくれているのかを考えながら進む事にした。
そうしてしばらく進んで気付いた。
「気配が……分かる」
霧が晴れたように、突然周りの気配が読めるようになったのだ。
無意識のうちに剣へと手を伸ばす。すると、それに応えるように一瞬振動を感じた。
「ありがとな」
剣に礼を言い、ルクスは改めてこの場所の気配を探った。
すると、地下があることに気付く。そこに良くない物があるのが分かった。
魔力がおかしな具合に渦巻いている……間違いなさそうだな。
目的とする魔導具はそれだろう。そこに至る場所に、シルの気配もある。ルクスはそこへ合流すべく駆け出したのだった。
◆◆◆◆◆
ティアは、町の周りに異常がない事を確認すると、すぐにルクス達のいる盗賊達のアジトへ向かった。
「ん? フラムが離れた?」
不意に、フラムがシルと離れている事に気付き、不審に思う。
すると、火の精霊が飛んで来て告げる。
《おうがほごした》
「火王が? なにかあった?」
いくら火王がフラムやマティに甘くても、この状況ならば、心配して傍で手を貸す事はあっても、連れて離れる事はおかしい。
それに答えたのは隣を滑空する風王だった。
《恐らく、あの廃墟にあった魔導具の影響で魔力酔いでも起こしたのでしょう。魔素も変質しているようでしたので》
「それって、盗賊達は大丈夫なの?」
フラムは魔力の高いドラゴンだ。魔素に異常があれば、敏感に反応するだろう。しかし、それでも酔うほどとなれば、人にも影響が出てくるのではないかと思ったのだ。
《大丈夫ではないでしょうね。覚えておられますか? 先月の盗賊達の強襲前の動きを》
「う~ん……そういえば、奴らがアジトを出たのは夕日に変わる前だったのに、それから町へ来たのは月が高くなる頃だった……すぐに動けなかったってこと?」
《発動していた魔導具の影響が完全になくなるまで森の中で待機していたのでしょう。息をつく盗賊達の姿を、精霊達が確認しております》
「へぇ……」
リスクの高いそんな魔導具を使ってまで行動する彼ら。だが、もしかすると彼らの意思ではないのかもしれない。
「奴ら、戦闘訓練は受けてたみたいだったけど、違和感があったんだよね~」
《違和感……ですか?》
盗賊達は、戦うことには躊躇なかった。兵達にも向かって行っていたし、戦い慣れていないという事はなかった。
「そう。なんか、なりたて……みたいな?」
《なりたて……?》
「うん。私もあの時は別に気にならなかったんだけど、よくよく思い出してみるとね。盗賊デビューしたぜ~って感じだったなぁって」
《……確かに……》
戦えてはいたが、攻め慣れていないように感じたのだ。戦いを避けて隠密行動や強襲なんて考えがないように思えた。
「それなのに、構成員の年齢がバラバラだったのが気になったんだよね。何より、アジトらしき場所を、もぬけの殻にして、全員で来たってのがね。変だなって」
最初から移動するつもりだったのだろう。だが、盗賊は拠点をそうそう移動しながら活動したりはしない。
奪った物を蓄えた後、もっと利益の望める場所へと移動する事はあっても、まるで完全にその日暮らしをする為だけに襲ってみましたというのは集団として成り立っている以上、おかしい事だ。
「う~ん。もしかすると奴ら……ねぇ、風王。ちょっと調べて来てくれる? 以前に捕まえた奴らの処遇と、分かる限りの彼らの経歴を」
捕まえた後は、依頼人であるメリスラング男爵の方で彼らの処分を任せていた。
犯罪者や盗賊など、処刑だと考えるような人物ではない事は分かっている。あっても強制労働くらいだろう。
《承知いたしました。直ちに》
風王が姿を消すのを見届け、そのままティアは森の中を駆ける。
「面倒な事になって来たかもな~」
木々で今は見えない国境の砦。その向こうに広がる国。その国は古くからの神の信仰が根強く残っている国だと聞く。
「奴らの本拠地とするには良い国だよね……」
その可能性を事実として認識するのも近いかもしれない。そう思うと、ティアの心はザワザワと嫌な予感に揺れるのだった。
************************************************
舞台裏のお話。
トーイ「なんだか、本当に僕らってダメだったんだな……」
チーク「かつての僕らが、たくさんいる……」
ツバン「バカだったなって思うよね」
ケイギル「どうかしたのか?」
トーイ「あ、ケイギル」
チーク「いや、なんだか昔のダメだった自分を見てるみたいで反省してるんだよ」
ケイギル「なるほど。確かに、貴族のボンボンってこういうことかと思い知らされた……」
ツバン「そういえば、ケイギルとは同級のはずなんだよね。あの頃は、貴族組でも、エリート組と分かれてたんだっけ」
ケイギル「そうだな。今の子ども達も、見事に分かれているし……」
トーイ「お互い、認識してなかったよな」
ケイギル「あぁ……周りが殆ど見えてなかった気がする」
チーク「それ、あるね。エリート組って特にグループの中でも、またグループがあっただろう?」
ケイギル「あった。家同士の繋がりとかな……本当、今思うとくだらないよ」
トーイ「ティア様に会えて、僕らは幸運だった」
チーク「そうだな。見えなかったものが見える今の自分が、少し誇らしい」
ツバン「ケイギルはどう?」
ケイギル「私は……そうだな。彼女に会えて、周りが見えるようになった。それはとても嬉しくて誇らしい」
ト・チ・ツ「「「だよな!」」」
ケイギル「あ、あぁ」
トーイ「ほらな。ケイギルもティア様を尊敬してるんだよ」
チーク「そうそう。じゃなきゃ、紅翼ではやっていけないしな」
ツバン「うんうん。ティア様に信頼されて任されたんだもん。当然だよね」
ケイギル「……そうだな……」
つづく?
なんて事が起こってましたとさ☆
読んでくださりありがとうございます◎
仲間認定しました。
隣の国が関係しているのは確かかもしれません。
ルクスは剣と良い関係を築いていたようです。
魔剣らしからぬ、便利なアイテムかも?
さて合流。
どうなりますか。
では次回、また明日です。
よろしくお願いします◎
********************************************
マティに、近付いて来ているらしい一団の監視を任せ、ルクスは半ば水王に追い立てられるようにして盗賊達が根城としている廃墟へとやってきた。
見張りの者は数人いるのだが、それ程警戒していないのか、上手く中へと滑り込む事ができた。
……隠密行動とか、慣れてないんだけどな……。
ルクスには、こうして何処かに忍び込む経験はない。気配を消し、何とか慎重に進んできたのだが、どうも様子がおかしいように感じている。
「なめられたもんだ」
廃墟となっている屋敷自体は広くはないのだ。それなのに、廊下には誰も出て来ない。部屋の中でただじっとしているようで、動く気配もない。
こうして侵入されたり、ここを強襲されるなんて事をまるで想定していないようだ。
シルはどこだ?
先に侵入しているシルと合流できればと思うのだが、やはり気配が読みにくい。これも精霊達を寄せ付けない特殊な魔導具のせいだ。
慎重に進むルクスが、いいかげん忌々しいと舌打ちした時だった。
「ん?」
ルクスの持つ剣から熱を感じた。
どうしたんだ。ルヴィ……。
英雄コルヴェールの剣。魔剣ルヴィエスタギザント。ルクスは最初こそ魔剣という事で少々腰が引けていたのだが、ファルに稽古を付けてもらい、剣と向き合うようになってから、剣の事をルヴィと呼んで親しんでいた。
その魔剣が、何かに反応を示しているのだ。
これまでも危険な場所や相手が近付くと振動して教えてくれたりと、とても役に立ってくれている。だから今回も、慎重に何を伝えようとしてくれているのかを考えながら進む事にした。
そうしてしばらく進んで気付いた。
「気配が……分かる」
霧が晴れたように、突然周りの気配が読めるようになったのだ。
無意識のうちに剣へと手を伸ばす。すると、それに応えるように一瞬振動を感じた。
「ありがとな」
剣に礼を言い、ルクスは改めてこの場所の気配を探った。
すると、地下があることに気付く。そこに良くない物があるのが分かった。
魔力がおかしな具合に渦巻いている……間違いなさそうだな。
目的とする魔導具はそれだろう。そこに至る場所に、シルの気配もある。ルクスはそこへ合流すべく駆け出したのだった。
◆◆◆◆◆
ティアは、町の周りに異常がない事を確認すると、すぐにルクス達のいる盗賊達のアジトへ向かった。
「ん? フラムが離れた?」
不意に、フラムがシルと離れている事に気付き、不審に思う。
すると、火の精霊が飛んで来て告げる。
《おうがほごした》
「火王が? なにかあった?」
いくら火王がフラムやマティに甘くても、この状況ならば、心配して傍で手を貸す事はあっても、連れて離れる事はおかしい。
それに答えたのは隣を滑空する風王だった。
《恐らく、あの廃墟にあった魔導具の影響で魔力酔いでも起こしたのでしょう。魔素も変質しているようでしたので》
「それって、盗賊達は大丈夫なの?」
フラムは魔力の高いドラゴンだ。魔素に異常があれば、敏感に反応するだろう。しかし、それでも酔うほどとなれば、人にも影響が出てくるのではないかと思ったのだ。
《大丈夫ではないでしょうね。覚えておられますか? 先月の盗賊達の強襲前の動きを》
「う~ん……そういえば、奴らがアジトを出たのは夕日に変わる前だったのに、それから町へ来たのは月が高くなる頃だった……すぐに動けなかったってこと?」
《発動していた魔導具の影響が完全になくなるまで森の中で待機していたのでしょう。息をつく盗賊達の姿を、精霊達が確認しております》
「へぇ……」
リスクの高いそんな魔導具を使ってまで行動する彼ら。だが、もしかすると彼らの意思ではないのかもしれない。
「奴ら、戦闘訓練は受けてたみたいだったけど、違和感があったんだよね~」
《違和感……ですか?》
盗賊達は、戦うことには躊躇なかった。兵達にも向かって行っていたし、戦い慣れていないという事はなかった。
「そう。なんか、なりたて……みたいな?」
《なりたて……?》
「うん。私もあの時は別に気にならなかったんだけど、よくよく思い出してみるとね。盗賊デビューしたぜ~って感じだったなぁって」
《……確かに……》
戦えてはいたが、攻め慣れていないように感じたのだ。戦いを避けて隠密行動や強襲なんて考えがないように思えた。
「それなのに、構成員の年齢がバラバラだったのが気になったんだよね。何より、アジトらしき場所を、もぬけの殻にして、全員で来たってのがね。変だなって」
最初から移動するつもりだったのだろう。だが、盗賊は拠点をそうそう移動しながら活動したりはしない。
奪った物を蓄えた後、もっと利益の望める場所へと移動する事はあっても、まるで完全にその日暮らしをする為だけに襲ってみましたというのは集団として成り立っている以上、おかしい事だ。
「う~ん。もしかすると奴ら……ねぇ、風王。ちょっと調べて来てくれる? 以前に捕まえた奴らの処遇と、分かる限りの彼らの経歴を」
捕まえた後は、依頼人であるメリスラング男爵の方で彼らの処分を任せていた。
犯罪者や盗賊など、処刑だと考えるような人物ではない事は分かっている。あっても強制労働くらいだろう。
《承知いたしました。直ちに》
風王が姿を消すのを見届け、そのままティアは森の中を駆ける。
「面倒な事になって来たかもな~」
木々で今は見えない国境の砦。その向こうに広がる国。その国は古くからの神の信仰が根強く残っている国だと聞く。
「奴らの本拠地とするには良い国だよね……」
その可能性を事実として認識するのも近いかもしれない。そう思うと、ティアの心はザワザワと嫌な予感に揺れるのだった。
************************************************
舞台裏のお話。
トーイ「なんだか、本当に僕らってダメだったんだな……」
チーク「かつての僕らが、たくさんいる……」
ツバン「バカだったなって思うよね」
ケイギル「どうかしたのか?」
トーイ「あ、ケイギル」
チーク「いや、なんだか昔のダメだった自分を見てるみたいで反省してるんだよ」
ケイギル「なるほど。確かに、貴族のボンボンってこういうことかと思い知らされた……」
ツバン「そういえば、ケイギルとは同級のはずなんだよね。あの頃は、貴族組でも、エリート組と分かれてたんだっけ」
ケイギル「そうだな。今の子ども達も、見事に分かれているし……」
トーイ「お互い、認識してなかったよな」
ケイギル「あぁ……周りが殆ど見えてなかった気がする」
チーク「それ、あるね。エリート組って特にグループの中でも、またグループがあっただろう?」
ケイギル「あった。家同士の繋がりとかな……本当、今思うとくだらないよ」
トーイ「ティア様に会えて、僕らは幸運だった」
チーク「そうだな。見えなかったものが見える今の自分が、少し誇らしい」
ツバン「ケイギルはどう?」
ケイギル「私は……そうだな。彼女に会えて、周りが見えるようになった。それはとても嬉しくて誇らしい」
ト・チ・ツ「「「だよな!」」」
ケイギル「あ、あぁ」
トーイ「ほらな。ケイギルもティア様を尊敬してるんだよ」
チーク「そうそう。じゃなきゃ、紅翼ではやっていけないしな」
ツバン「うんうん。ティア様に信頼されて任されたんだもん。当然だよね」
ケイギル「……そうだな……」
つづく?
なんて事が起こってましたとさ☆
読んでくださりありがとうございます◎
仲間認定しました。
隣の国が関係しているのは確かかもしれません。
ルクスは剣と良い関係を築いていたようです。
魔剣らしからぬ、便利なアイテムかも?
さて合流。
どうなりますか。
では次回、また明日です。
よろしくお願いします◎
20
あなたにおすすめの小説
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結保証】
星森 永羽
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
【完結】「神様、辞めました〜竜神の愛し子に冤罪を着せ投獄するような人間なんてもう知らない」
まほりろ
恋愛
王太子アビー・シュトースと聖女カーラ・ノルデン公爵令嬢の結婚式当日。二人が教会での誓いの儀式を終え、教会の扉を開け外に一歩踏み出したとき、国中の壁や窓に不吉な文字が浮かび上がった。
【本日付けで神を辞めることにした】
フラワーシャワーを巻き王太子と王太子妃の結婚を祝おうとしていた参列者は、突然現れた文字に驚きを隠せず固まっている。
国境に壁を築きモンスターの侵入を防ぎ、結界を張り国内にいるモンスターは弱体化させ、雨を降らせ大地を潤し、土地を豊かにし豊作をもたらし、人間の体を強化し、生活が便利になるように魔法の力を授けた、竜神ウィルペアトが消えた。
人々は三カ月前に冤罪を着せ、|罵詈雑言《ばりぞうごん》を浴びせ、石を投げつけ投獄した少女が、本物の【竜の愛し子】だと分かり|戦慄《せんりつ》した。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
アルファポリスに先行投稿しています。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
2021/12/13、HOTランキング3位、12/14総合ランキング4位、恋愛3位に入りました! ありがとうございます!
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
婚約破棄の代償
nanahi
恋愛
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」
ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。
エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。