女神なんてお断りですっ。

紫南

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5巻

5-1

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   第一章 女神の新たな門出


 夜の闇の中。二人の少年は、急ぎ学園の寮へ向かっていた。
 明日から新学期が始まる。今日は高学部への進学を祝い、気心の知れた友人達と集まっていたのだ。休暇中なので門限はないが、つい時間が経つのも忘れて遅くなってしまった。

「そろそろ迎えに来ようとしているだろうな」
「ああ」

 寮に残してきた従者達が心配しているだろう。ここは一刻も早く帰らなくてはと、片方の少年が前方を指差す。

「あのパン屋の横の道が近道のはずだ」
「少し暗いな。けど、今は時間との勝負だからな。これ以上遅くなると、父上に報告が行きかねない」
「ああ。走れば大丈夫だろう」

 そうして彼らは、大通りから外れた路地へ入り込んだ。その道を通ればショートカットでき、時間は大幅に短縮される。
 しかし、少年達は気付いていなかった。彼らをつけている者達の存在に。
 この街には学園があるので、貴族の子息子女が多い。しかし、護衛もなく夜に出歩く者はまれだ。つまり少年達は、金に困った者達には格好の獲物だった。
 三人の怪しげな男達が背後に迫る。そのうちの二人が、それぞれ少年達の肩を無遠慮にたたいた。

「わっ!」
「だっ、誰だ!?」

 少年達は驚いて立ち止まる。振り返れば、ニヤニヤ笑う男達と目が合った。
 そのいやしい笑みを見て、少年達は顔を強張こわばらせる。肩に置かれた手を振り払う事もできないほど、足がすくんでしまっていた。

「兄ちゃん達ぃ。こんな時間に危ねぇなぁ」
「不用心だぞ~」
「よしっ、おっちゃん達が寮まで送ってやるよ」

 ただの親切な人ではないと、世間知らずな少年達でも分かる。

「い、いえ……っ」
「結構です……」

 緊張と恐怖でかわいていくのどから、なんとか声を絞り出す。しかし、男達にはそんな少年達の言葉など関係ない。

「あっはっはっ、そんな緊張すんなって。大丈~夫。おっちゃん達についてくればいいんだ」

 男達は互いに一度目を合わせると、肩に手を置いていた二人が、少年達を強引に捕まえる。

「あっ、や、やめっ」
「た、助けてっ!!」

 勝ちほこったような笑みを浮かべる男達。騒がれては面倒だと思ったのだろう。手の空いている男が少年達の腹を一発ずつ殴った。

「うっ」
「ぐっ」

 気絶して崩れる少年達を抱えようと、男達が腕に力を入れる。
 その時だった。
 コツン、コツンと足音が響いてきて、男達は反射的に振り返る。すると次の瞬間、何者かが一気に距離を詰めてきた。
 それは人ではあり得ない速度で、男達にはその姿を視認する余裕もなかった。
 これでもかというほど目を見開く男達。そのうちの一人が倒れ、そちらに目を向けようとしたもう一人も倒れる。
 残された一人が、咄嗟とっさに頭をよぎった言葉を口にした。

「銀のガーディアンっ……っ」

 そして、最後の一人が地面に沈む。
 それを見下ろす冷徹れいてつな瞳と長い銀髪が、暗い路地にし込む月の光を反射していた。


     ◆ ◆ ◆


「ティア。そろそろ起きる時間だよ」
「うぅ~ん……」

 キングサイズのベッドに寝ている少女。ゆるくウェーブのかかった茶色の髪は、ここ三年の間に胸元近くまで伸びていた。
 少女の名前はティアラール・ヒュースリー。周りからはティアと呼ばれている。フリーデル王国の一領主である、ヒュースリー伯爵の娘だ。彼女が目を覚ませば、快活かいかつに輝く茶色の瞳が見えるだろう。
 そんなティアを、ベッドの端に腰かけている麗人が、クスクスと笑いながら呼び起こす。

「ふふ、可愛い寝顔だけど、今日は入学式ではなかったかい? 早く起きないと遅れるよ。あ、でも、お姫様を天馬で学園へ送るというのも素敵かもしれないね」
「入学式……」

 寝ぼけた頭の中で、黒い天馬に乗って学園に降り立つ自分と、うるわしい魔王様の姿が見えた。そして、騒然とする学園の風景……

「っうわぁぁっ!」

 ティアは慌てて飛び起き、現状を確認する。夢と現実の境目が曖昧あいまいでドキドキが止まらない。
 広いベッドの上でキョロキョロと部屋を見回す。一国の王の寝室らしい上品な部屋だ。
 ここがどこだか理解したところで、甘く微笑む麗人と目が合った。

「ふふ、おはよう。可愛いお姫様」
「あ……お、おはようカルねえ……」

 ティアがカルねえと呼ぶのは、前世からの友人である魔族の王だ。名はカルツォーネ・レディレース。本当は魔王としての長ったらしい名前もあるそうなのだが、それは教えられていない。
 男も女もとりこにしてしまう天然タラシ。そんなカルツォーネが世にも珍しい黒い天馬に乗って現れれば、学園は大騒ぎになるだろう。
 夢で良かったと胸をで下ろすティア。だが、カーテンの隙間すきまからし込む朝日に気付き、先ほどの夢が現実になりかねないと焦る。

「お、起きなきゃっ。着替え着替えっ!」
「ここにあるよ。そんなに焦らなくても大丈夫。入学式は昼からなんだろう?」
「うん。そうなんだけどね」

 差し出された着替えは、真新しい制服だ。今年十歳になるティアは今日、国立フェルマー学園の小学部に入学する。
 髪だけでなく身長も伸び、顔つきも少し大人びた。澄ました令嬢をよそおえば、誰もが振り向かずにはいられないだろう。

「先に寮の方へ、荷物の確認に行かなきゃならないの。お兄様達が待ってるはずだから」
「そうか。だが、朝食はキチンと食べよう」
「はぁい」

 ティアは今日までの三日間、この魔族の国で過ごした。七歳の時に再会してから、もうすぐ三年。カルツォーネに会いに、幾度となくこの国を訪れている。最初の頃は日帰りで保護者付きだったのだが、この一年でようやく一人での宿泊も許されたのだ。
 着替えをしながら、ふと前世の事を思い出す。
 バトラール王国の第四王女、サティア・ミュア・バトラール。それが前世での立場と名前だ。圧政を敷いた王家をみずからの手で滅ぼし、十五歳で命を落とした。それはサティアにとって苦悩の末の決断であり、善行をしたつもりはない。
 しかし、サティアは民を救った『断罪の女神』とあがめられ、この時代に女神として転生する事になった。前世ではあきらめた冒険者になるという夢を叶え、今を楽しんでいる。
 神からは、また世界を平和に導いてほしいなどと言われているが、自分や周りの人々に関係がない以上、それを聞いてやるつもりはなかった。


 寝室の隣にある部屋へ移動し、朝食の席につく。テーブルには、バランス良く考えられたメニューが並んでいる。ティアは中央に置かれたかごからパンを手に取り、幸せそうに頬張ほおばった。

「私も行きたいな」
「え……」

 カルツォーネの言葉に、思わず顔を引きつらせるティア。目の前に座るカルツォーネは、片肘かたひじを突いて紅茶を飲みながら微笑んでいた。

「だって、入学式なんて君がよりいっそう輝く瞬間じゃないか」

 前世で友人だったカルツォーネは、再びティアに会えた事が嬉しくてたまらないらしい。再会から三年が経とうとしている今でも、必要以上に構ってくる。ティアも自分勝手なやり方で人生を終えて別れも告げなかった事に引け目を感じており、邪険じゃけんにできずにいた。

「そ、そんな顔してもダメだよっ!? そう言われると思ったから、ちゃんと制服姿を見せに来たんじゃん」

 たとえ魔王だと気付かれなくても、カルツォーネが目立つ事に変わりはない。保護者席などに座られて、知り合いだと思われたら大変だ。いや、それ以前に会場が騒然となり、式の進行に支障をきたすだろう。

「その制服、とても素敵だよ。良く似合っている。けれど、それとこれとは別だろう。大人しくしていてもダメかい?」
「ダメ」

 仕方ないなと、カルツォーネは肩をすくめる。その後、クスクスと笑いながら、そういえばとたずねた。

「シェリーは行くって言わなかったのかい? 朝の通信は随分あっさり終わっていたけど」

 二人がシェリーと呼ぶのは、共通の友人であるシェリス・フィスマ。ハイエルフである彼は、まだ八歳だったサティアに求婚し、彼女が死した後はエルフの里のおさを務めていた。
 ある時、そこにある世界樹と呼ばれる大樹から、サティアが生まれ変わる事を知らされる。里を飛び出した彼は、人族の国で冒険者ギルドのマスターとなり、五百年以上もの間サティアを待っていたのだ。
 その生まれ変わりであるティアへの執着は、日増しに強くなっている。ティアが開発した通信具【伝話心具でんわしんぐ】を使い、一日三回の通信を欠かさずおこなうほどだ。

「行くって言われたよ……。一ヶ月も前から押し問答して、最終的に『半日デート権』で黙らせた」
「半日? そんな中途半端な感じで、よく落ち着いたね」
「そこは呑んでもらったの。『一日デート権』にしたら、シェリーの事だもん。一分一秒まで無駄なく、きっかり丸一日拘束されるのが目に見えてるでしょ?」
「あ~……うん。なるだろうね……」

 二人そろって溜め息をついてしまうのは、それだけシェリスを理解しているからだ。認識としては『困った友人』で一致していた。


「じゃあ、また来るね」
「ああ、気を付けて」

 朝の喧騒けんそうが城下町から聞こえてくる頃、ティアは城の門の外にいた。そばにはマティという名の赤い狼がいる。最強の神獣とも言われる魔獣ディストレアの子どもだ。

「このローブ、ありがとう」

 ティアが身につけているローブは、出がけにカルツォーネから贈られたもの。濃紺の生地で作られており、下の方には白い大輪の花が描かれている。
 冒険者として活動する時は、邪魔にならないよう後ろで小さく結んでいる髪。それを今は、令嬢仕様のハーフアップにしていた。それがまた可愛らしいローブと制服に、とても良く似合っている。

「ふふ、それを着る度に、私を思い出してほしいな」
「うんうん。大丈夫。カルねえの事を忘れたりしないし」
「あぁ、それと学園でいじめられたりしたら、ちゃんと言うんだよ」
「わ、分かった。……そっかぁ。そういう事もあり得るんだもんね。気を付けないと……」
「そうだよ。相手をうっかり大怪我させてはいけないからね。気を付けないとダメだ」
「了解」

 ティアがいじめに屈する事はない。だが、逆に相手を半殺しにしかねないので、それが一番不安だった。
 こうして、少しの不安とたくさんの期待を胸に、ティアはマティに乗って駆け出した。


 フェルマー学園のある街は、各種のまなが集まり発展した街だ。騎士を育てるための騎士学校、魔術師の育成を目的とした魔術学校、普通の民が学ぶ民間学校などがある。
『学園街』と呼ばれる一つの街だが、行政上は王都の中に含まれていた。王都は北にあり、馬車で一時間ほどかかる。国が街全体の警備をしてくれていて、かなり安全な場所と言えた。
 街の外門が見えると、ティアはマティの背から降りる。
 魔獣ディストレアは伝説級の存在だ。本来、人がいる場所に現れる事はない。誰もが子どもの頃に『出会ったら逃げろ』と教わる。そんなディストレアに、街中まちなかを歩かせるわけにはいかない。
 ティアは神属性の魔術を使い、マティを子犬サイズにする。特徴的な赤い体毛は、いつもなら黒く変えているが、今回は白にした。これからマティは、ティアと一緒に寮に住むのだ。
 学園の生徒は貴族の子どもが多いため、メイドや従者だけでなく、馬なども入寮を許可される。マティの体毛を白にしたのは、清潔感を持たせて印象を良くするためだ。

「よし、これなら部屋に入れられるかも。フラムは荷物と一緒に先に行ってるから」
《荷物? あ、そういえば置物になる練習してた》

 ディストレアは人の言葉をかいする。こうして会話する事も容易たやすいのだ。
 ちなみにフラムとは、ティアと誓約せいやくしたドラゴンの子どもだ。親を密漁者達に殺されてしまったフラムは甘えん坊で、ティアと離れるのは嫌だと学園にもついてくる事になった。
 フラムのあるじはティアなので、そのそばにいられないのはストレスになる。そう教えてくれた家令リジットの助言により、フラムの『置物大作戦』が発動したのだ。
 ドラゴンは魔族が保護している。その子どもが人の国にいて、それも少女が飼っているというのは外聞がいぶんが良くない。そんな事情もあり、置物になる特訓のために別行動していたのである。

「お兄様が荷物と一緒に受け取ってくれてるはずだから、大丈夫だと思うけど……急いだ方がいいかな」
《お腹空いたら、グゥって鳴っちゃうもんね》
「そうだった! 急ごっ」

 フラムのお腹から音がしたら、置物でないとバレてしまう。何より、空腹を我慢できない子どもなのだ。ティアは慌てて街中まちなかへと駆け出した。


 フェルマー学園には、兄のベリアローズが通い出した時から何度も訪れている。ただし、正門から入った事は一度もない。

《今日は門から入るの? あっちからの方が近いよ?》
「でもダメ。今日は堂々とね」

 マティが示したのは、学生寮に近い外壁だ。いつもはそこを乗り越えて侵入している。急いでいるので心をかれないでもないが、ここは我慢と鉄製の大きな門をくぐった。

「あれ?」
《どうしたの?》
「うん……気のせいかな」

 一瞬、知っている魔力と気配を感じたように思ったのだ。

「……こんなところにいるわけないもんね」

 そう結論付け、学生寮へと急ぐ。そこでは、ベリアローズと親友のエルヴァストが待っていた。

「遅いぞ」
「そう? ……お兄様。なんでビミョーな顔してんの?」
「べ、別にっ」

 ティアの兄であるベリアローズ・ヒュースリーは、絵本に出てくる王子様のように見目みめの良い青年だ。十八歳を目前とした今、その容姿は女子生徒達をきつけてまない。
 乳母うば達に何度も誘拐された事で、女性不信になっていたのだが、ティアの特訓により肉体的にも精神的にもきたえられ、なんとか克服していた。
 どこか張り詰めたような雰囲気も、ここ数年でとても柔らかくなっている。おかげで更に人気が出ているのだが、本人は自覚していなかった。

「はは。ベルは日が昇る前から、ティアの事をそわそわと待っていたから」
「っエル!」

 エルと呼ばれた青年はエルヴァスト・フリーデル。このフリーデル王国の第二王子だ。
 母がメイド上がりの側妃そくひであるため、幼い頃は周囲から心ない言葉を投げつけられてきたが、それに負けずに明るく笑う少年だった。
 ティアの指導によって戦い方を覚えたエルヴァストは、自信もつき、より魅力的な青年になっている。

「本当の事だろ? その顔は寝不足だ」

 エルヴァストの指摘に、ベリアローズは耳を赤くしながらそっぽを向いた。

「そんなに私に会いたかったの? ギュッてするっ?」
「するかっ!」

 相変わらず素直になれないベリアローズだ。

「あはは。それにしても、可愛いのを着てるな。良く似合っている」
「へへ、カルねえにもらったの。良いでしょ」

 ティアはクルリと回ってローブを見せた。

「カルねえさんは、相変わらず趣味が良いな。この前いただいた服、気に入ってるんだ」
「あれ、エル兄様に良く似合ってたもん。カルねえったら、自分で買った服より人にもらった服を優先させちゃうからさ。着てない服がたくさんあるから、またもらってって言ってたよ」
「優しいあの方らしいな」

 ベリアローズとエルヴァストも既にギルドカードを持ち、共にCランクの冒険者となっていた。長期休暇の度にクエストを受けていたのだが、その際、よくカルツォーネが一緒に来てくれたのだ。おかげで二人とも、カルツォーネの事を『カルねえさん』と呼んでしたっていた。


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