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連載
609 隠し部屋は
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2017. 7. 4
**********
ティアは先程から呼ばれているような気がしていた。はやく、はやくと急かすようなそれは、この城の下の方から感じられる。
外の騒動については仲間達に任せたのだ。問題はない。だから、残るこちらの問題に集中すればいい。
そうして、ようやくここで、双剣からジェルバの魂の欠片の気配が消えていることに気付いた。同時に、追っていたジェルバの気配も少しだけ変質したように感じる。
内心首を傾げていると、不意にマティアスと夢で会った時の言葉が浮かんできた。
『今でこそ堕ちてどうしようもないものに成り下がっているが、あれでも昔は頼りになるやつだった。気合いを一発入れてやれ』
そう言っていたはずだ。ならばこの予想は正しいのかもしれない。
「……っ、母様が世話になった人って……」
「どうかしたの? ティア」
カランタがティアの顔を覗き込む。カランタはまだ気付いていないようだ。双剣に半ば同化していた魂の欠片を引き剥がしたのはカランタの力だ。いずれは気付くだろう。だが、それを伝えるよりも目の前の者達の事を考えなくてはならない。
ここに残ったのは、守られるべき、守るべき者達だ。こんな戦場のど真ん中で簡単には放り出せない。
「何でもない。私はジェルバを追うけど、イル君とカイ君もいるし……」
これ以上、何かするとすればジェルバだけだ。そのジェルバの所へ連れて行っていいものかどうかと悩む。しかし、二人は平気そうだった。寧ろ、中にいる人達がやる気だ。
『この子は私が守るよ』
『怪我をさせることはしないと誓う』
「でも……」
ジェルバの気配を探れば、動いている様子はない。城から離れるようにも思えないので、それが逆に今までのジェルバの行動を思い出すと不安になる。何かを仕掛けているのではないかと思えるのだ。
そんなティアの心配をレナードは正確に感じ取っていた。
『この子の身の安全は保障する。頼むよ、ティア。ここは、あの時に繋がっている。私は見届けなくてはならないんだ……』
そうしなければ、眠ることもできないのだと、イルーシュの目を借りたその目は告げていた。
『私もだ』
きっぱりと言ったのはカイラントの中にいるアスハだ。
「はぁ……第一王子って頑固なのが多い……」
「……いや、私もか?」
レイナルートがティアの呟きを受けて苦笑する。
「きっとそうだよ。でも、今回はこっちの話を聞いてもらう。王太子様はヒュリア様と、あっちの謁見の間に。トゥーレ、ちょっとまだ嫌な感じがするから、二人についていて」
「わかりました」
ここにトゥーレだけでも残って良かった。そして、この二人はもう仕方がない。
「それじゃぁ、兄様とアスハはついてきて。カランタ……いざとなったら、二人の事は任せるから」
「うん。それでいいよ」
カランタがついてくるのは決定事項だった。だが、ついてくるならばこれくらいは頼んでも良いだろう。
トゥーレにレイナルートとヒュリアを任せ、ティアは気合いを入れ直すと他の者達を引き連れて進む。
ジェルバの気配は地下にある。だが、そのまま目の前にある階段で下りるのではきっと行けない。隠し通路がある事は、ジェルバの向かっていた方向で分かっている。
「多分、この階から地下への直通の階段があるはず」
「分かるの?」
「任せて。伊達に母様に鍛えられてないよ」
魔術が思うように使えなかった分、それ以外の能力は目一杯鍛えられたのだ。隠し通路だって全部見つけてやる。
カランタはそんなティアを見て、寂しそうに目をそらす。
「そ、そっか……マティが育てたんだもんね……」
ティアがなぜ目をそらすのかと不思議に思う一方、レナードは正しくカランタの胸の内を読み取っていた。
『父上……王宮では本来、王妃であってもそれほど子どもの教育に口や手を出せないはずなのです……マティアス様が異例なだけですから……』
「分かってるんだけど、でも、少しは関わっていたかったって思うんだよ……」
カランタは、あの頃のサティアの姿を見る事さえほとんどできなかった。それをとても後悔しているようなのだ。今、一緒にいるからかもしれない。こうしてあの頃も話せていたらと思ってしまったらしい。
「なにをグズグズ言ってんの? サクサク行くよ。なんか、あの黒い獣がこっちにも来そうだし」
「ええっ。だ、大丈夫なのっ?」
大元を叩こうとカルツォーネとサクヤが黒い獣を出現させている神殿へと向かったらしいのだが、一向に状況が変わらないように感じる。
珍しく苦戦しているようだ。大元に干渉はしている。それによって、フリーデルに真っ直ぐ向かっていた獣達が一部、こちら側に向かってきているらしい。
「どうだろう? でも、魔族の諜報部の人達もクィーグもいるし、とんでもなく強いって奴じゃないから、来てもそれほど問題はないよ。ただ、このままだと持久戦かなぁ。それもこっちだけ疲弊するっていうね。息切れする前にジェルバをどうにかしないとまずい……かもしれない?」
戦力的には問題はないが、間違いなくジェルバの作った魔導具だ。壊すにしろ、止めるにしろ、少し手間取るのは目に見えている。
尽きる事なく湧き出てくるのは、魂のない魔獣だ。消耗するのはこちらの体力だけだろう。
「カル姐が対応できなきゃ、お手上げだと思うよ?」
「それ、けっこう絶望的なんじゃ……」
「だから行くなら早く行くよ」
『……と言われてもここは……衣装部屋?』
ティアが何気無い様子で扉を開けて入ったのは、王族用の衣装部屋らしかった。人の気配はない。
「うっわぁ……趣味悪い……金ピカにすれば偉そうに見えるとかないんだけどなぁ。まぁ、丁度良い」
「ティア? ま、まさか……」
ティアは躊躇なく王のものであろう金に輝く衣装類に向けて魔術を放った。
「こんなのなら、気兼ねなく……吹っ飛べ!」
吹き飛ぶというよりも粉々に切り裂かれ、そこにあった実に三十以上もの悪趣味な金に光る衣装は見る影もなく消えた。そして、衣装があった下。そこにぽっかりと黒い穴が空いているのが見えた。
「……階段……?」
「階段? じゃなくて、階段。多分、用途的には愛妾を囲う場所?」
「あ、あっ、あいっ……!?」
カランタはわたわたと、あからさまに顔を赤らめて動揺する。レナードとアスハもかなり驚いた顔をしていた。
「なぁに? 貴族の屋敷とか、けっこうあるんだよ? 地下って隠し物するのに便利なんだろうね」
なぜだか上に持っていく事はしない。どうしてもそういう部屋は地下だ。
すると、イルーシュとカイラントが楽しそうに言った。
「ぼくたちも地下だったし」
「うん。お外があつくても、さむくてもおんなじあったかさだからいいしね」
「あばれてもきこえないし」
「上の音はきこえるけどね」
「……」
カランタは泣きそうな顔をしていた。
「はいはい。気にせずサクッと行ってみよ~」
ワザと明るい声を出し、ティアは躊躇なくそこへ足を踏み入れる。
『い、行きます』
『っ、待ってくれ』
「あっ、ティアっ」
人が二人ギリギリ並べる広さの通路。足下近くの壁に光石が埋め込まれているのか、淡い光が満ちている。その先頭にティア、イルーシュ、カイラントと続き、しんがりをカランタが務める事になった。しかし、幾分か進んだ所でティアが突然立ち止まる。
『どうしたんだ?』
「あ、うん。呼んでくれって」
『誰が……?』
すぐ後ろにいるレナードが尋ねる。だが、レナードへ答えるより先にティアはそれの名を呼んだ。
「ゼブロ」
そこに現れたのは、美しい銀の毛並みを持ったフットウルフに似た獣。天使を守護する神使獣のぜブロだった。
**********
呼び出しました。
今回は舞台裏のお話はお休みさせていただきます。
読んでくださりありがとうございます◎
次回、一回本編をお休みさせていただき、変わりに
『第4回、ティアの人物紹介リポート』
を月曜7日0時に投稿いたします。
本編は金曜11日0時です。
よろしくお願いします◎
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ティアは先程から呼ばれているような気がしていた。はやく、はやくと急かすようなそれは、この城の下の方から感じられる。
外の騒動については仲間達に任せたのだ。問題はない。だから、残るこちらの問題に集中すればいい。
そうして、ようやくここで、双剣からジェルバの魂の欠片の気配が消えていることに気付いた。同時に、追っていたジェルバの気配も少しだけ変質したように感じる。
内心首を傾げていると、不意にマティアスと夢で会った時の言葉が浮かんできた。
『今でこそ堕ちてどうしようもないものに成り下がっているが、あれでも昔は頼りになるやつだった。気合いを一発入れてやれ』
そう言っていたはずだ。ならばこの予想は正しいのかもしれない。
「……っ、母様が世話になった人って……」
「どうかしたの? ティア」
カランタがティアの顔を覗き込む。カランタはまだ気付いていないようだ。双剣に半ば同化していた魂の欠片を引き剥がしたのはカランタの力だ。いずれは気付くだろう。だが、それを伝えるよりも目の前の者達の事を考えなくてはならない。
ここに残ったのは、守られるべき、守るべき者達だ。こんな戦場のど真ん中で簡単には放り出せない。
「何でもない。私はジェルバを追うけど、イル君とカイ君もいるし……」
これ以上、何かするとすればジェルバだけだ。そのジェルバの所へ連れて行っていいものかどうかと悩む。しかし、二人は平気そうだった。寧ろ、中にいる人達がやる気だ。
『この子は私が守るよ』
『怪我をさせることはしないと誓う』
「でも……」
ジェルバの気配を探れば、動いている様子はない。城から離れるようにも思えないので、それが逆に今までのジェルバの行動を思い出すと不安になる。何かを仕掛けているのではないかと思えるのだ。
そんなティアの心配をレナードは正確に感じ取っていた。
『この子の身の安全は保障する。頼むよ、ティア。ここは、あの時に繋がっている。私は見届けなくてはならないんだ……』
そうしなければ、眠ることもできないのだと、イルーシュの目を借りたその目は告げていた。
『私もだ』
きっぱりと言ったのはカイラントの中にいるアスハだ。
「はぁ……第一王子って頑固なのが多い……」
「……いや、私もか?」
レイナルートがティアの呟きを受けて苦笑する。
「きっとそうだよ。でも、今回はこっちの話を聞いてもらう。王太子様はヒュリア様と、あっちの謁見の間に。トゥーレ、ちょっとまだ嫌な感じがするから、二人についていて」
「わかりました」
ここにトゥーレだけでも残って良かった。そして、この二人はもう仕方がない。
「それじゃぁ、兄様とアスハはついてきて。カランタ……いざとなったら、二人の事は任せるから」
「うん。それでいいよ」
カランタがついてくるのは決定事項だった。だが、ついてくるならばこれくらいは頼んでも良いだろう。
トゥーレにレイナルートとヒュリアを任せ、ティアは気合いを入れ直すと他の者達を引き連れて進む。
ジェルバの気配は地下にある。だが、そのまま目の前にある階段で下りるのではきっと行けない。隠し通路がある事は、ジェルバの向かっていた方向で分かっている。
「多分、この階から地下への直通の階段があるはず」
「分かるの?」
「任せて。伊達に母様に鍛えられてないよ」
魔術が思うように使えなかった分、それ以外の能力は目一杯鍛えられたのだ。隠し通路だって全部見つけてやる。
カランタはそんなティアを見て、寂しそうに目をそらす。
「そ、そっか……マティが育てたんだもんね……」
ティアがなぜ目をそらすのかと不思議に思う一方、レナードは正しくカランタの胸の内を読み取っていた。
『父上……王宮では本来、王妃であってもそれほど子どもの教育に口や手を出せないはずなのです……マティアス様が異例なだけですから……』
「分かってるんだけど、でも、少しは関わっていたかったって思うんだよ……」
カランタは、あの頃のサティアの姿を見る事さえほとんどできなかった。それをとても後悔しているようなのだ。今、一緒にいるからかもしれない。こうしてあの頃も話せていたらと思ってしまったらしい。
「なにをグズグズ言ってんの? サクサク行くよ。なんか、あの黒い獣がこっちにも来そうだし」
「ええっ。だ、大丈夫なのっ?」
大元を叩こうとカルツォーネとサクヤが黒い獣を出現させている神殿へと向かったらしいのだが、一向に状況が変わらないように感じる。
珍しく苦戦しているようだ。大元に干渉はしている。それによって、フリーデルに真っ直ぐ向かっていた獣達が一部、こちら側に向かってきているらしい。
「どうだろう? でも、魔族の諜報部の人達もクィーグもいるし、とんでもなく強いって奴じゃないから、来てもそれほど問題はないよ。ただ、このままだと持久戦かなぁ。それもこっちだけ疲弊するっていうね。息切れする前にジェルバをどうにかしないとまずい……かもしれない?」
戦力的には問題はないが、間違いなくジェルバの作った魔導具だ。壊すにしろ、止めるにしろ、少し手間取るのは目に見えている。
尽きる事なく湧き出てくるのは、魂のない魔獣だ。消耗するのはこちらの体力だけだろう。
「カル姐が対応できなきゃ、お手上げだと思うよ?」
「それ、けっこう絶望的なんじゃ……」
「だから行くなら早く行くよ」
『……と言われてもここは……衣装部屋?』
ティアが何気無い様子で扉を開けて入ったのは、王族用の衣装部屋らしかった。人の気配はない。
「うっわぁ……趣味悪い……金ピカにすれば偉そうに見えるとかないんだけどなぁ。まぁ、丁度良い」
「ティア? ま、まさか……」
ティアは躊躇なく王のものであろう金に輝く衣装類に向けて魔術を放った。
「こんなのなら、気兼ねなく……吹っ飛べ!」
吹き飛ぶというよりも粉々に切り裂かれ、そこにあった実に三十以上もの悪趣味な金に光る衣装は見る影もなく消えた。そして、衣装があった下。そこにぽっかりと黒い穴が空いているのが見えた。
「……階段……?」
「階段? じゃなくて、階段。多分、用途的には愛妾を囲う場所?」
「あ、あっ、あいっ……!?」
カランタはわたわたと、あからさまに顔を赤らめて動揺する。レナードとアスハもかなり驚いた顔をしていた。
「なぁに? 貴族の屋敷とか、けっこうあるんだよ? 地下って隠し物するのに便利なんだろうね」
なぜだか上に持っていく事はしない。どうしてもそういう部屋は地下だ。
すると、イルーシュとカイラントが楽しそうに言った。
「ぼくたちも地下だったし」
「うん。お外があつくても、さむくてもおんなじあったかさだからいいしね」
「あばれてもきこえないし」
「上の音はきこえるけどね」
「……」
カランタは泣きそうな顔をしていた。
「はいはい。気にせずサクッと行ってみよ~」
ワザと明るい声を出し、ティアは躊躇なくそこへ足を踏み入れる。
『い、行きます』
『っ、待ってくれ』
「あっ、ティアっ」
人が二人ギリギリ並べる広さの通路。足下近くの壁に光石が埋め込まれているのか、淡い光が満ちている。その先頭にティア、イルーシュ、カイラントと続き、しんがりをカランタが務める事になった。しかし、幾分か進んだ所でティアが突然立ち止まる。
『どうしたんだ?』
「あ、うん。呼んでくれって」
『誰が……?』
すぐ後ろにいるレナードが尋ねる。だが、レナードへ答えるより先にティアはそれの名を呼んだ。
「ゼブロ」
そこに現れたのは、美しい銀の毛並みを持ったフットウルフに似た獣。天使を守護する神使獣のぜブロだった。
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呼び出しました。
今回は舞台裏のお話はお休みさせていただきます。
読んでくださりありがとうございます◎
次回、一回本編をお休みさせていただき、変わりに
『第4回、ティアの人物紹介リポート』
を月曜7日0時に投稿いたします。
本編は金曜11日0時です。
よろしくお願いします◎
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