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第二章 奴隷とかムカつきます
071 この子達を売って欲しいんだけど?
カトラ達がその町に着いたのは、幸いにも人の出入りが増す時間の前だった。
「予定より早く着いたね」
「彼女達、意外と体力あるよ。これならこの先も問題なさそうだ」
「よかった」
少しほっとする。その理由は彼女達の今後の身の振り方にあった。
「……確認できました。ご協力ありがとうございます」
カトラ達は、町に入るとすぐに兵へ奴隷を保護したことを伝えた。
すると、奴隷商だという男に引き合わされお嬢様やケイト達の照会が行われる。
「こちらのセルカという奴隷につきましては、審議の結果、数日前に犯罪奴隷に降格することが決まっておりました。連れてきていただいてありがとうございます」
「いえ、たまたまですし……」
予想に反してとても感謝された。というか、お嬢様はセルカという名前だったらしい。名前の印象は悪くない。ヒロインが名乗れるような素敵な名前だ。
そんなどうでもいい感想を抱きながら、続く言葉を聞くとはなしに聞いていた。
「それでも、現役のAランクとSランクの冒険者の方だからこそ、ここまでこれだけの短期間で無事に辿り着いたのだと思うのですよ」
確かにここへ辿り着くまでの間。結構な数の魔獣と出会っている。恐らく、魔獣避けの薬を使っていたとしても、簡単に護送できる道のりではなかっただろう。
そう。この町は彼女達が護送されようとしていた場所だったのだ。馬車が襲撃されなければ、ここに連れて来られることになっていた。
ターザはそれを調べ、わざわざこの町を選んだというわけだ。
理由は、最も早く彼女たちの情報を照会できると思ったから。そして、取引がスムーズに行えると思ったからだ。
「確かに、あの護衛ではもっと時間がかかったかもしれない。それより、彼女たちのことで頼みがあるの」
その間、セルカお嬢様は奴隷商の職員によって拘束され、移送用の馬車へ連れて行かれるところだった。
保護していた四人の少女たちはまだそのままカトラとターザの後ろに控えている。
「なんでございましょうか。ああ、謝礼をお渡ししておりませんでしたな」
男は領収証のようなものへ金額を書き、その金額を隣で控えていた従者に用意させていた。
「その謝礼は一応受け取りますが、頼みとは、彼女達四人を私に売っていただきたいんです」
「は……? あ、いえ。申し訳ありません。今なんと?」
「この四人を買いたいの」
率直にはっきりと言えば、男は完全に動きを止めていた。
しばらくして再起動した彼は、目を見開いて詰め寄ってきた。
だが、そうすると過保護でやきもち焼きなターザが黙っていない。
「ちょっと、カーラに近づかないでよ。それより、早く了承して欲しいんだけど」
「へ? あ、そ、そうですね……」
何かまずい理由でもあるのだろうか。
しばらく目を忙しなく動かして何かを考える男。だが、そこでセルカお嬢様が反応していた。
「っ、ちょっと、私よりそんな学もない卑しい出の女達を助けるってどういうことよっ」
周りの職員達がカバーしているが、セルカお嬢様はすごい勢いで迫ってきていた。
「なんで私じゃないのよ!? あ、そ、そうだわっ」
そこでセルカお嬢様はターザへ目を向けた。明らかに目がおかしい。
「あなたが私を助けてくれるのよねっ。あははっ」
それから彼女は蔑んだような目で四人の少女達を見る。
「そっちの礼儀のなってない女にはそっちの子達がお似合いよっ」
ついでにカトラをちらりと見る。そして、曇った目のまま自分を拘束しようとする職員達へ声をかける。
「ほら、あんた達っ。私はあの方に買われるのよ? まずキレイにしなくちゃ」
もうわけがわからなかった。
しかし、これに反応したのは奴隷商の男だ。
「はっ、あの方をお買い上げで?」
「いいえ」
「いらない」
「いえ、ですが……」
ターザまできっぱりといらないと言ったのはセルカお嬢様の耳にも届いたらしい。絶句していた。騒がれるよりは良い。
「その……あのような少女達よりも、あちらの方が有用性があるのではありませんか? 貴族の出の少女です。それなりに着飾って傍に置くには良いと思うのですが?」
これはターザへ向けていた。だが、当然だがターザにそのつもりはサラサラない。
「あんな性格悪そうで、その上に犯罪奴隷にまで落とされるバカが使えるわけないでしょ? ああ、でもそうか。あいつ、どっかにやりたいんだ?」
「っ……」
また目が泳いでいた。どうもこの男。素人臭い。というよりも、これくらいの小物でさえも奴隷商になれるこの国がおかしいのかもしれない。
「あんな爆弾みたいなやつ、売れないもんね。どうせ、他の所で置いてたけど、そこでも売れないからこっちに売られたんじゃない?」
「ど、どうしてっ……」
ターザの指摘に明らかに動揺する。
「資金力や売るツテを持ってる力のある奴隷商から、価値のない奴隷を下げ渡されるんでしょ」
「……」
「あれは売れないよ。見た目からしてもうダメな感じが滲み出てるからね。その前の奴隷商は見る目があるよ。俺は絶対にいらない。まあ、面倒なのを掴まされたって諦めなよ」
「……っ」
完全に肩を落とす男。その男もセルカお嬢様を見て更に落ち込んでいた。だが、手を止めてもらっては困る。
「ねえ。こっちはどうしてくれるの? この子達を売って欲しいんだけど?」
「あ、し、失礼しました。すぐにっ」
男は契約書を用意するようだ。それを見守っていると、ケイトが声をかけてくる。
セルカお嬢様に睨まれて四人の少女達は身を縮こませていたのだ。
「あの……本当に私達を買われるのですか? 何も……何もできませんよ?」
「出来るでしょ? 自分たちのこと。それに、あなた達は何も出来ないんじゃなくて、何も教えられてこなかったからやり方が分からないだけ。きっと色々出来ることがあるよ」
「私に出来ること……」
知ることのできる環境に居なかった彼女たちが何も出来ないのは仕方がないことだ。だが、きっと何もできないなんてことはない。やろうと思うのならば、できないことなどないのだから。
「ははっ。バカじゃないの!? そんなやつらが何かできる? そんなわけないじゃない。それよりも私でしょ? マナーだってダンスだってできるわっ。勉強だってそんな奴らより出来るわよっ」
口を閉じないお嬢様だ。そんなお嬢様にカトラはようやくまっすぐに目を向けた。
「ダンスが生きるのに必要? それに、大人しくすべき時に大人しくできない人が、マナーが分かってるとは言えないんじゃない? 寧ろ、あなたには常識がない。誰一人居ない未開の地で生きるつもり? それなら構わないと思うんだけど、最低限の町や村で生きる常識さえ分かってないみたいだ」
「……何言ってんのよ」
「意味がわからないんなら、やっぱりあなたはただの世間知らずよりも質が悪いよ」
「……っ」
そして、セルカお嬢様は何も返す事ができずに、それでも悔しそうに唇を噛んで職員に今度こそ連行されていった。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
2019. 5. 13
「予定より早く着いたね」
「彼女達、意外と体力あるよ。これならこの先も問題なさそうだ」
「よかった」
少しほっとする。その理由は彼女達の今後の身の振り方にあった。
「……確認できました。ご協力ありがとうございます」
カトラ達は、町に入るとすぐに兵へ奴隷を保護したことを伝えた。
すると、奴隷商だという男に引き合わされお嬢様やケイト達の照会が行われる。
「こちらのセルカという奴隷につきましては、審議の結果、数日前に犯罪奴隷に降格することが決まっておりました。連れてきていただいてありがとうございます」
「いえ、たまたまですし……」
予想に反してとても感謝された。というか、お嬢様はセルカという名前だったらしい。名前の印象は悪くない。ヒロインが名乗れるような素敵な名前だ。
そんなどうでもいい感想を抱きながら、続く言葉を聞くとはなしに聞いていた。
「それでも、現役のAランクとSランクの冒険者の方だからこそ、ここまでこれだけの短期間で無事に辿り着いたのだと思うのですよ」
確かにここへ辿り着くまでの間。結構な数の魔獣と出会っている。恐らく、魔獣避けの薬を使っていたとしても、簡単に護送できる道のりではなかっただろう。
そう。この町は彼女達が護送されようとしていた場所だったのだ。馬車が襲撃されなければ、ここに連れて来られることになっていた。
ターザはそれを調べ、わざわざこの町を選んだというわけだ。
理由は、最も早く彼女たちの情報を照会できると思ったから。そして、取引がスムーズに行えると思ったからだ。
「確かに、あの護衛ではもっと時間がかかったかもしれない。それより、彼女たちのことで頼みがあるの」
その間、セルカお嬢様は奴隷商の職員によって拘束され、移送用の馬車へ連れて行かれるところだった。
保護していた四人の少女たちはまだそのままカトラとターザの後ろに控えている。
「なんでございましょうか。ああ、謝礼をお渡ししておりませんでしたな」
男は領収証のようなものへ金額を書き、その金額を隣で控えていた従者に用意させていた。
「その謝礼は一応受け取りますが、頼みとは、彼女達四人を私に売っていただきたいんです」
「は……? あ、いえ。申し訳ありません。今なんと?」
「この四人を買いたいの」
率直にはっきりと言えば、男は完全に動きを止めていた。
しばらくして再起動した彼は、目を見開いて詰め寄ってきた。
だが、そうすると過保護でやきもち焼きなターザが黙っていない。
「ちょっと、カーラに近づかないでよ。それより、早く了承して欲しいんだけど」
「へ? あ、そ、そうですね……」
何かまずい理由でもあるのだろうか。
しばらく目を忙しなく動かして何かを考える男。だが、そこでセルカお嬢様が反応していた。
「っ、ちょっと、私よりそんな学もない卑しい出の女達を助けるってどういうことよっ」
周りの職員達がカバーしているが、セルカお嬢様はすごい勢いで迫ってきていた。
「なんで私じゃないのよ!? あ、そ、そうだわっ」
そこでセルカお嬢様はターザへ目を向けた。明らかに目がおかしい。
「あなたが私を助けてくれるのよねっ。あははっ」
それから彼女は蔑んだような目で四人の少女達を見る。
「そっちの礼儀のなってない女にはそっちの子達がお似合いよっ」
ついでにカトラをちらりと見る。そして、曇った目のまま自分を拘束しようとする職員達へ声をかける。
「ほら、あんた達っ。私はあの方に買われるのよ? まずキレイにしなくちゃ」
もうわけがわからなかった。
しかし、これに反応したのは奴隷商の男だ。
「はっ、あの方をお買い上げで?」
「いいえ」
「いらない」
「いえ、ですが……」
ターザまできっぱりといらないと言ったのはセルカお嬢様の耳にも届いたらしい。絶句していた。騒がれるよりは良い。
「その……あのような少女達よりも、あちらの方が有用性があるのではありませんか? 貴族の出の少女です。それなりに着飾って傍に置くには良いと思うのですが?」
これはターザへ向けていた。だが、当然だがターザにそのつもりはサラサラない。
「あんな性格悪そうで、その上に犯罪奴隷にまで落とされるバカが使えるわけないでしょ? ああ、でもそうか。あいつ、どっかにやりたいんだ?」
「っ……」
また目が泳いでいた。どうもこの男。素人臭い。というよりも、これくらいの小物でさえも奴隷商になれるこの国がおかしいのかもしれない。
「あんな爆弾みたいなやつ、売れないもんね。どうせ、他の所で置いてたけど、そこでも売れないからこっちに売られたんじゃない?」
「ど、どうしてっ……」
ターザの指摘に明らかに動揺する。
「資金力や売るツテを持ってる力のある奴隷商から、価値のない奴隷を下げ渡されるんでしょ」
「……」
「あれは売れないよ。見た目からしてもうダメな感じが滲み出てるからね。その前の奴隷商は見る目があるよ。俺は絶対にいらない。まあ、面倒なのを掴まされたって諦めなよ」
「……っ」
完全に肩を落とす男。その男もセルカお嬢様を見て更に落ち込んでいた。だが、手を止めてもらっては困る。
「ねえ。こっちはどうしてくれるの? この子達を売って欲しいんだけど?」
「あ、し、失礼しました。すぐにっ」
男は契約書を用意するようだ。それを見守っていると、ケイトが声をかけてくる。
セルカお嬢様に睨まれて四人の少女達は身を縮こませていたのだ。
「あの……本当に私達を買われるのですか? 何も……何もできませんよ?」
「出来るでしょ? 自分たちのこと。それに、あなた達は何も出来ないんじゃなくて、何も教えられてこなかったからやり方が分からないだけ。きっと色々出来ることがあるよ」
「私に出来ること……」
知ることのできる環境に居なかった彼女たちが何も出来ないのは仕方がないことだ。だが、きっと何もできないなんてことはない。やろうと思うのならば、できないことなどないのだから。
「ははっ。バカじゃないの!? そんなやつらが何かできる? そんなわけないじゃない。それよりも私でしょ? マナーだってダンスだってできるわっ。勉強だってそんな奴らより出来るわよっ」
口を閉じないお嬢様だ。そんなお嬢様にカトラはようやくまっすぐに目を向けた。
「ダンスが生きるのに必要? それに、大人しくすべき時に大人しくできない人が、マナーが分かってるとは言えないんじゃない? 寧ろ、あなたには常識がない。誰一人居ない未開の地で生きるつもり? それなら構わないと思うんだけど、最低限の町や村で生きる常識さえ分かってないみたいだ」
「……何言ってんのよ」
「意味がわからないんなら、やっぱりあなたはただの世間知らずよりも質が悪いよ」
「……っ」
そして、セルカお嬢様は何も返す事ができずに、それでも悔しそうに唇を噛んで職員に今度こそ連行されていった。
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2019. 5. 13
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