1 / 106
移動
しおりを挟む
2015年12月…
俺は暗い部屋の中で、必死にカーソルを動かし、キーボードのF2を連打する。
ショートカットに登録したアイテム達が消費されていくが、俺は全く気にしない。
アイテムなら腐る程あるんだから…
「ついにこの世界も終わりか…」
呟いて寂しさが押し寄せる。
でも、俺が最後を決める事が出来る。
と言う、その一点だけは
俺は、俺を誇ってやりたいです…涙
周りで一緒に戦うNPC達に、「おまいらもご苦労様だったぞ!」と、チャットを打ってもみても…当然返事は無い。
…わかってる。
……わかってるさ!
どーせ、現実世界同様、俺は負け組。
お一人様だよ。
俺が輝いていたのは、小ニの秋までだった…
運動会の前日練習で、武田が言った一言。
…そう、体操服姿の俺を見て
「お前デブいな!」
この一言で、俺の人生はオワタ…
翌日から俺のアダ名は「デブ」で定着し、目立たないようにしていても、何かと絡まれるようになってしまった。
…何とか中学に上がっても、周りの人間に絡まれる事を避け続けた為、俺はさらに内向的になり、また太った!そんな、薄い存在感と体型をまた噂にされ…
そう、そして…
そして、ついたアダ名が!
「エアデブ」
……だった。
エアジョー○ンみたいに言ってんじゃねーよ!
くそっ…
…くそっ。
それでも、通信で高卒の資格を得た俺は…
…どうしたと思う?
引きこもり?
ノンノン!
工場で週6勤務さっ!
…もちろん、工場内でも一言も喋らんがな。
そして、そこで稼いだ金は全てエ○ゲとネトゲの廃課金生活に消えて行った…
特にハマった、今プレイしている、
AAO(アースアートオンライン)と呼ばれている、このゲームは5年位続けたし、【漆黒の双剣】とか呼ばれて結構有名だったし、現実とは違う自分を見てるようで楽しかったんだ。
ゲーム性だって、動くのはベタなポリゴンだったけど、キャラの詳細画面では、顔のグラフィックや装備してる服装なんかの姿も見れた。
ジョブと呼ばれるキャラの特性を分ける種類も15種あり、組み合わせ次第では色々な性能のキャラを作成可能だったし、魔法やスキルもジョブによって習得できる物が違ったりして、wikiと睨めっこしながらルートを決めたもんだ。
もちろんオンラインゲームだから、他の人間(プレイヤー)とも絡みが…少しだけどあったし、クエストや狩りでパーティを組む事も…少しはあった!
別に、人と絡むのが怖かった訳でわわわっ…
ただ、この一年位で他の新しいゲームに押され、AAO内のプレイヤー数は減る一方だった。
そして…ついに、運営が暴走し始めたんだ。
それは…
最後のボスを倒したら終了!
ってものだった…
まだ、その頃は猛者プレイヤーも相当数はいたから、我こそわ!と挑んで行く者も確かに多かった…
変わった試みに引退したプレイヤー達も一時は戻ったりして、全盛期を思い出したりしたけど…
だけど…誰もなし得る事は出来なかった。
…無理ゲーと言われ、何人が「クソ運営爆発し…」なんて罵声を叫びながら結局辞めていった事か…
…あの頃のワールドチャットはヤバかったね。
…だけど
……だけど、俺は挑んだ!挑み続けた!
何度も死んで、傾向と対策を練り、装備を揃え、必要な仲間キャラを作成し…そう!
このゲームは、自分でNPCと呼ばれる、自動で動く仲間を作れるんだ!
だから、基本ソロプレイの俺でも楽しく遊べた…
だけど楽しかったお一人様も、ついに、ついに今…終わりの時を告げようとしている。
そう、俺が…俺が、このゲームの終止符を打つんだ!
ちくしょう、涙でマウスが滑るぜ。
…もうボスのHPを示すゲージは、残っているのかすら分からないくらいしか無い。
あぁー、このゲームに幾ら突っ込んだかなぁ…
500マソは逝ってるよなぁ…はぁ~溜息しかでんな。
…カチカチ
……カチカチカチカチ…カチッ!
ついに…最後の一撃が決まった。
「うぉぉぉおお!」
と、ボスが無駄に叫び声を上げて消えていく。
…虚しい。
はぁ…ただ虚しい。
PCディスプレイの画面上部には、アナウンスが流れ始める。
ーー皆様にお知らせですーー
ーー只今、当ゲームの最終ボス グランドドラゴンが討伐されましたーー
ーー大変、残念ではありますがーー
ーー当ゲームは、今の時間を持ちましてーー
ーー終了となります。ーー
ーー長らくのご愛顧、ありがとうございましたーー
残っていたプレイヤーによる、ワールドチャット上を埋め尽くす罵詈雑言と、運営からの、人をおちょくってるとしか思えないメッセージが響き渡り、一つの歴史が終わりを迎える…
……終わった。
あぁ、明日から、どのゲームに無駄金を突っ込めば良いと言うのか…またネットを漁って良ゲームを探し当てるまで、エ○ゲ一本でイクかぁ…
そう思い、ログアウトされるであろう画面を呆然と見つめ続けていると…
突然チャットウィンドウにログが流れ出した。
「我を倒せし者よ…貴様の望み、一つ叶えてやろう!」
運営じゃない?…俺のチャットにだけ出てるのか?
メッセージは赤色の文字……って事は、敵?
近くの敵って…さっきのグランドドラゴンなのか?
今更なんの小細工なのかと、多少は最後を楽しませる演出に驚きはしたけど、俺は鼻で笑いながら、適当にチャットを返す。
「じゃあ、俺をゲームの世界に転生させて、ハーレム無双させてくれ!」
となっ。
…はっはっはっ!何が望みだよ、本当に趣味が悪いぜ
「…よかろう、だが、叶える望みは一つだけ。貴様をこの世界に転生させようぞ!」
「…はっ?」
返信があった事に驚いて、もう一度、画面を見直した瞬間…ディスプレイがフラッシュした!
…
……
そう思ったら…見たことないような、あるような、遺跡のような場所に俺は一人で座っていた。
「えっ?あらなにコレ…?どっきり…」
しょうもない事を言っても、何も返ってこない。
これはどーせ夢かなんかで、いつもと変わらない当たり前の日常が来るんだし、いつもと同じ朝が…
って、んな訳あるかぁっ!
い、いやいや…
ここはさっき戦ってた遺跡でしょ?そうでしょパパんっ!?
と、という事は?
…そうゆう事かぁ!!
「てこたぁー、マジで転生ライフ楽しめんのかよっ!?ひゃっほぉーい!!」
おぉぉ!キタ、キタキターぁあっ!
ふぁいとーいーっぱーつ!
しかも、しかもこの声…そしてこの体!?この感じは、小学生暗いに…いや違う違う、小学生の頃位にまで戻ってるのだろうか?
俺は色々と小さくなった、自分の身体を見ながら考える。
…この展開だと、今までを悔い改めて真人間になって良い事したり、凄いチートな力が溢れて無双しまくりとか?
鈍感主人になって、エロハプニング乱発しまくりとかぁ!?
…いや、
……いやいや、
いや、落ち着け俺!
これはチャンス、本当にチャンスだ。
俺だって、ステキな青春送りたかった!いや、マジで!
クジで、俺の席の隣は罰ゲーム!とか、そんな扱い受けるとか、もう嫌なんだ!
だから…だから、やってみても良いのかな?
やり直し。
…転生人生ってやつを!
…俺は決意する。
今までの俺は死んだ!
そしてこれからは【漆黒の双剣】として生きるんだ!
大丈夫、ゲームの知識は死ぬ程あるから、すぐにカンストしてチート使いになれる!
そして夢のハーレム…
いや、焦るのは良くないな。
…まずは、少しだけ真人間になる努力から始めてみるか。
俺は暗い部屋の中で、必死にカーソルを動かし、キーボードのF2を連打する。
ショートカットに登録したアイテム達が消費されていくが、俺は全く気にしない。
アイテムなら腐る程あるんだから…
「ついにこの世界も終わりか…」
呟いて寂しさが押し寄せる。
でも、俺が最後を決める事が出来る。
と言う、その一点だけは
俺は、俺を誇ってやりたいです…涙
周りで一緒に戦うNPC達に、「おまいらもご苦労様だったぞ!」と、チャットを打ってもみても…当然返事は無い。
…わかってる。
……わかってるさ!
どーせ、現実世界同様、俺は負け組。
お一人様だよ。
俺が輝いていたのは、小ニの秋までだった…
運動会の前日練習で、武田が言った一言。
…そう、体操服姿の俺を見て
「お前デブいな!」
この一言で、俺の人生はオワタ…
翌日から俺のアダ名は「デブ」で定着し、目立たないようにしていても、何かと絡まれるようになってしまった。
…何とか中学に上がっても、周りの人間に絡まれる事を避け続けた為、俺はさらに内向的になり、また太った!そんな、薄い存在感と体型をまた噂にされ…
そう、そして…
そして、ついたアダ名が!
「エアデブ」
……だった。
エアジョー○ンみたいに言ってんじゃねーよ!
くそっ…
…くそっ。
それでも、通信で高卒の資格を得た俺は…
…どうしたと思う?
引きこもり?
ノンノン!
工場で週6勤務さっ!
…もちろん、工場内でも一言も喋らんがな。
そして、そこで稼いだ金は全てエ○ゲとネトゲの廃課金生活に消えて行った…
特にハマった、今プレイしている、
AAO(アースアートオンライン)と呼ばれている、このゲームは5年位続けたし、【漆黒の双剣】とか呼ばれて結構有名だったし、現実とは違う自分を見てるようで楽しかったんだ。
ゲーム性だって、動くのはベタなポリゴンだったけど、キャラの詳細画面では、顔のグラフィックや装備してる服装なんかの姿も見れた。
ジョブと呼ばれるキャラの特性を分ける種類も15種あり、組み合わせ次第では色々な性能のキャラを作成可能だったし、魔法やスキルもジョブによって習得できる物が違ったりして、wikiと睨めっこしながらルートを決めたもんだ。
もちろんオンラインゲームだから、他の人間(プレイヤー)とも絡みが…少しだけどあったし、クエストや狩りでパーティを組む事も…少しはあった!
別に、人と絡むのが怖かった訳でわわわっ…
ただ、この一年位で他の新しいゲームに押され、AAO内のプレイヤー数は減る一方だった。
そして…ついに、運営が暴走し始めたんだ。
それは…
最後のボスを倒したら終了!
ってものだった…
まだ、その頃は猛者プレイヤーも相当数はいたから、我こそわ!と挑んで行く者も確かに多かった…
変わった試みに引退したプレイヤー達も一時は戻ったりして、全盛期を思い出したりしたけど…
だけど…誰もなし得る事は出来なかった。
…無理ゲーと言われ、何人が「クソ運営爆発し…」なんて罵声を叫びながら結局辞めていった事か…
…あの頃のワールドチャットはヤバかったね。
…だけど
……だけど、俺は挑んだ!挑み続けた!
何度も死んで、傾向と対策を練り、装備を揃え、必要な仲間キャラを作成し…そう!
このゲームは、自分でNPCと呼ばれる、自動で動く仲間を作れるんだ!
だから、基本ソロプレイの俺でも楽しく遊べた…
だけど楽しかったお一人様も、ついに、ついに今…終わりの時を告げようとしている。
そう、俺が…俺が、このゲームの終止符を打つんだ!
ちくしょう、涙でマウスが滑るぜ。
…もうボスのHPを示すゲージは、残っているのかすら分からないくらいしか無い。
あぁー、このゲームに幾ら突っ込んだかなぁ…
500マソは逝ってるよなぁ…はぁ~溜息しかでんな。
…カチカチ
……カチカチカチカチ…カチッ!
ついに…最後の一撃が決まった。
「うぉぉぉおお!」
と、ボスが無駄に叫び声を上げて消えていく。
…虚しい。
はぁ…ただ虚しい。
PCディスプレイの画面上部には、アナウンスが流れ始める。
ーー皆様にお知らせですーー
ーー只今、当ゲームの最終ボス グランドドラゴンが討伐されましたーー
ーー大変、残念ではありますがーー
ーー当ゲームは、今の時間を持ちましてーー
ーー終了となります。ーー
ーー長らくのご愛顧、ありがとうございましたーー
残っていたプレイヤーによる、ワールドチャット上を埋め尽くす罵詈雑言と、運営からの、人をおちょくってるとしか思えないメッセージが響き渡り、一つの歴史が終わりを迎える…
……終わった。
あぁ、明日から、どのゲームに無駄金を突っ込めば良いと言うのか…またネットを漁って良ゲームを探し当てるまで、エ○ゲ一本でイクかぁ…
そう思い、ログアウトされるであろう画面を呆然と見つめ続けていると…
突然チャットウィンドウにログが流れ出した。
「我を倒せし者よ…貴様の望み、一つ叶えてやろう!」
運営じゃない?…俺のチャットにだけ出てるのか?
メッセージは赤色の文字……って事は、敵?
近くの敵って…さっきのグランドドラゴンなのか?
今更なんの小細工なのかと、多少は最後を楽しませる演出に驚きはしたけど、俺は鼻で笑いながら、適当にチャットを返す。
「じゃあ、俺をゲームの世界に転生させて、ハーレム無双させてくれ!」
となっ。
…はっはっはっ!何が望みだよ、本当に趣味が悪いぜ
「…よかろう、だが、叶える望みは一つだけ。貴様をこの世界に転生させようぞ!」
「…はっ?」
返信があった事に驚いて、もう一度、画面を見直した瞬間…ディスプレイがフラッシュした!
…
……
そう思ったら…見たことないような、あるような、遺跡のような場所に俺は一人で座っていた。
「えっ?あらなにコレ…?どっきり…」
しょうもない事を言っても、何も返ってこない。
これはどーせ夢かなんかで、いつもと変わらない当たり前の日常が来るんだし、いつもと同じ朝が…
って、んな訳あるかぁっ!
い、いやいや…
ここはさっき戦ってた遺跡でしょ?そうでしょパパんっ!?
と、という事は?
…そうゆう事かぁ!!
「てこたぁー、マジで転生ライフ楽しめんのかよっ!?ひゃっほぉーい!!」
おぉぉ!キタ、キタキターぁあっ!
ふぁいとーいーっぱーつ!
しかも、しかもこの声…そしてこの体!?この感じは、小学生暗いに…いや違う違う、小学生の頃位にまで戻ってるのだろうか?
俺は色々と小さくなった、自分の身体を見ながら考える。
…この展開だと、今までを悔い改めて真人間になって良い事したり、凄いチートな力が溢れて無双しまくりとか?
鈍感主人になって、エロハプニング乱発しまくりとかぁ!?
…いや、
……いやいや、
いや、落ち着け俺!
これはチャンス、本当にチャンスだ。
俺だって、ステキな青春送りたかった!いや、マジで!
クジで、俺の席の隣は罰ゲーム!とか、そんな扱い受けるとか、もう嫌なんだ!
だから…だから、やってみても良いのかな?
やり直し。
…転生人生ってやつを!
…俺は決意する。
今までの俺は死んだ!
そしてこれからは【漆黒の双剣】として生きるんだ!
大丈夫、ゲームの知識は死ぬ程あるから、すぐにカンストしてチート使いになれる!
そして夢のハーレム…
いや、焦るのは良くないな。
…まずは、少しだけ真人間になる努力から始めてみるか。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜
くまみ
ファンタジー
前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?
「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。
仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。
病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。
「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!
「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」
魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。
だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。
「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」
これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。
伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!
2週目の人生ですが、生きていた世界にファンタジーがあるとは思ってなかった
竹桜
ファンタジー
1人で生きていた男はある事故に巻き込まれて、死んでしまった。
何故か、男は生きていた世界に転生したのだ。
2週目の人生を始めたが、あまり何も変わらなかった。
ある出会いと共に男はファンタジーに巻き込まれていく。
1周目と2週目で生きていた世界で。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
転生調理令嬢は諦めることを知らない!
eggy
ファンタジー
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる