79 / 106
解放へのお告げ
しおりを挟む
ーーーー城塞都市 アスペル南部
ガラゴロ…ガラガラ…
アスペルを出発して馬車に揺られるアイアンメイデン幹部一行、もとい、いつものメンバー達
色々…そう。
ちょー色々あっての謹慎明け、今があるのを分かってもらえただろうか…
なんせ、帝国を強襲してアスナを救い出しシュウトと同盟を結んで、ガリフォンを倒してアスペルに帰った俺達を待ってたのは…
超絶笑顔のアールヴ爺さんだった。
謹慎の意味わかるかの?
気にし過ぎ無いようにとは言ったけど、さすがに脳みそ空っぽなのかのぉ?
…って、肩揺すられて頭ガシガシ振られるし
一応、帝国からは「たった一組織に攻められたなんて事実は無い!」と、帝国が国家の面子を守る方向に動いてくれたので、王国としてもわざわざ騒ぎ立てて、帝国と無駄に戦争するのは避ける方向で落ち着いたらしい。
お陰で俺へのお咎めも無しで済んだ訳だが、個人としてアールヴ爺さんが派遣されて来たんだそうな。
大げさに揺すられるとレベル差があるから結構痛いんだが、コントのように見えてるのか、俺が爺さんに襲われてるのに皆は苦笑いだったり、生暖かい目で見守るだけで、最近は誰も助けてくれなってしまった…
皆からは、まるで弟子と老師や爺ちゃんと孫のように思われてるんじゃなかろうか?
姉妹達も最近は爺さんに対してアレコレ言わなくてなって来ててガードが薄い
…たしかに何だか変な安心感があるから憎めないし、昔からからの知り合いって訳でもないのに変な感じがするんだよなぁ
「おにーちゃん、心配事?」
「ん?今日の晩飯は何を作ってくれるのかなーって考えてただけだよ」
俺は心配そうに見上げてくるルサリィに軽口を叩くと、肩よりも少し長くなった彼女の赤毛を撫でやる。
すると安心してくれたのか、笑顔で「美味しい物作るから楽しみにしててね!!」と張り切ってる姿が可愛くて癒された。
…もちろんコッソリとケモ耳も堪能したけどな!
アスペルから大森林までは割と近くて、馬車で二日程度しかかからない。
人数も最小限の六人パーティなので、何かあっても直ぐに対処できるだろうし、大森林は獣族や妖精族のパラダイスらしいからな。
じ~っくり、ケモっ子達を愛でて羽根っ子達の宴に参加させてもらうつもりだっ。
トプの大森林に着いたら帝国で助けて恩をうった女王様とチワワ…ではなく戦士長チチワを頼ろうと思っている。
急ぐ旅では無いので、色んな部族を回って交流を深めながら名前を売って行く予定だ。
「ユウト様、この辺りでテントを張りませんか?森の入り口よりも平地の方が視界が広く取りやすいので」
「そうだな。それじゃあ皆、各自キャンプの準備に取り掛かってくれ!」
「「了解!!」
ティファの提案を受けて本格的に森に入る前にキャンプを始めた。
用意は手馴れたものでティファはテントの設営に薪集め、メリーは近隣の探索に行きレアは食材探し、シャルはルサリィの料理アシスタントだ。
…俺?俺は……皆の邪魔にならないよう砂場で「の」の字を描いて行く係さっ!
まぁ、冗談はさておき、この時間は大体アイテム整理をしている。
最近アクティブに動いているから、ダメージ無効なんかの防禦系アイテム残数が深刻だ。
守るべき仲間が増えて、流石にストックが厳しい…やっぱり、最低でも自分の身は自分で守れるようになるのは急務か…
「…味見……うま…毒味……おいし…もっと」
「こらぁぁっ!皆の分が無くなっちゃうよぉ!」
狩ってきた食材達をオーバーして味見しようとするレアをルサリィとシャルが抑え
減った分を俺のアイテムボックスから携行食料で補っておく。
全員で食卓を囲み明日の日程と、その日の見張り順を決め眠りに就いた。
ーーーー翌朝
「うあっ!?…はぁはぁ」
「どうしましたユウトさん?悪い夢でも見ましたか?」
「あっ…あぁ」
シャルに何とかこたえると乱れた息を整える。
俺が騒がしく起きたせいで皆を起こしてしまったようだ。
何があったのかと口々に尋ねられる。
「くぅーくぅー……へった…」
いや、レアだけは気にせず就寝中のようだ。
その姿に和んだおかげで少し冷静さを取り戻せた俺は皆に夢の話をした。
「ドラゴン爺…グランドドラゴンが夢に現れたんだ。最初は爺さんの姿で俺の知名度が世界で二番目になったって。」
「二番!?」
「流石ですユウト様!」
皆が感慨深げに褒めて祝ってくれる。
「あっ、ちなみに一位はジグムンドって勇者だって言われたけど、それってお伽話の奴だよな?空想の人物とかありなのかよ…」
「あらっ?ユウトさんは知らないんですか?勇者ジグムンドは実在の人物で数百年の時を生きる伝説の存在なんですよ!」
「…まさかあと一つ上の存在が伝説の勇者とかふざけ過ぎだろっ!」
ドラゴン爺さんの無理ゲー設定に改めて心の中で唾を吐いておく
「まぁ、それは置いといてさ。何故か力試しでもしてみるかって言われて、俺の夢に皆が現れたんだ」
少し声が上擦ってしまうけど、皆は真剣に話しを聞いてくれている。
「…それから少しやり合って、それで、俺の目の前で…み、みんながブレスで焼かれて行くんだっ」
あまりに夢がリアルだったので、思い出しても恐ろしい。
考えたく無いけど説明すると蘇ってしまう。
「俺は…俺は、それが怖くて。皆を失うのが恐ろしくて」
「大丈夫、わたくし達は簡単に倒されたりしませんわ。大丈夫…大丈夫」
情けなく震えていた俺をメリーが正面から抱きしめて、心配無いと頭を撫でてくれる。
その体温が心地良くて安心できて…年甲斐もなく撫でられる頭が心地良くて、体の震えを拭い去ってくれた。
しばらくすると震えも収まり恥ずかしさだけが残った。
「…あ、あのーメリーさん?もう、大丈夫なんだけど」
「いけませんわ!弱っているうちに依存させきっ…ごほん。そ、それなら、仕方ございませんわね」
周りの視線に負けたのか、簡単に離すまいと逆に顔が胸に埋まるくらいキツく抱きしめられた後に解放された。
「ぁ、あぁ~その、なんかゴメンな?変に取り乱して。かなりリアルだったから、つい…」
「大丈夫です。ユウト様も皆も私が守りますので、安心してください。」
ティファが最後に力強くそう言うと、周りの皆もウンウンと頷いた。
俺も心配掛けた事をもう一度謝って、この件はそれ以上の話しを控えた。
…あの時は「皆」と伝えたけど、本当は少し違ったんだよな
これだけ周りで騒いでも、図太く眠り寝続けているレアを優しく起こしてやり、皆で朝食を摂ると大森林の女王の元へと向かった。
ーーーー剣神流 道場
…スンスンッ
「こ、この匂いはっ!?」
神国の東南にそびえるホリシア連邦の一つである三ツ山
万年雪をたたえるその山の山頂にあって、剣の祖と呼ばれる道場の門前を雪掻き始めて早半年…
人の形をした豚…いや、豚の顔を持つ獣人族の青年ウーバルは自身のチャームポイントである、巨大な豚鼻を駆使し滅多に来ない来訪者を感じ取っていた。
…ザクッザク
「おぉ、ウーバル!息災そうだなっ」
「ベアーレ兄貴!!」
数多くの門下生を抱える道場でも五本の指に数えられる、序列二位を与えられた熊人族のベアーレは笑顔で手を挙げた。
「おかえりなさいっ!…兄貴もお師匠様の事を?」
「あぁっ。突然すぎて急いで帰ってきたんだが、師匠はまだおられるのか?」
旅に出ていたベアーレが急遽道場に戻ることになった原因を訪ねる
「それが……」
しかし、予想通りの反応をするウーバルを見て溜息を吐いた。
「で、ジゼールは?」
「奥の間におられます。新しく師範になられてからは、毎日ずーっと道場に出られてるみたいです。」
自分の弟弟子であり、同じ序列二位を冠していた人物像を思い出し納得のいかない表情を見せるベアーレ
何故ならジゼールと言う青年は「いかに楽して強くなるか」に拘り、むしろそれに生甲斐を持っていたはずだからだ。
「何がなんだかな…」
自分の想像している人物がする行動とは理解出来ないが、ここで話していてもラチがあかないと、道場でも序列上位者が稽古する奥の間へと足を運ぶのであった…
ガラゴロ…ガラガラ…
アスペルを出発して馬車に揺られるアイアンメイデン幹部一行、もとい、いつものメンバー達
色々…そう。
ちょー色々あっての謹慎明け、今があるのを分かってもらえただろうか…
なんせ、帝国を強襲してアスナを救い出しシュウトと同盟を結んで、ガリフォンを倒してアスペルに帰った俺達を待ってたのは…
超絶笑顔のアールヴ爺さんだった。
謹慎の意味わかるかの?
気にし過ぎ無いようにとは言ったけど、さすがに脳みそ空っぽなのかのぉ?
…って、肩揺すられて頭ガシガシ振られるし
一応、帝国からは「たった一組織に攻められたなんて事実は無い!」と、帝国が国家の面子を守る方向に動いてくれたので、王国としてもわざわざ騒ぎ立てて、帝国と無駄に戦争するのは避ける方向で落ち着いたらしい。
お陰で俺へのお咎めも無しで済んだ訳だが、個人としてアールヴ爺さんが派遣されて来たんだそうな。
大げさに揺すられるとレベル差があるから結構痛いんだが、コントのように見えてるのか、俺が爺さんに襲われてるのに皆は苦笑いだったり、生暖かい目で見守るだけで、最近は誰も助けてくれなってしまった…
皆からは、まるで弟子と老師や爺ちゃんと孫のように思われてるんじゃなかろうか?
姉妹達も最近は爺さんに対してアレコレ言わなくてなって来ててガードが薄い
…たしかに何だか変な安心感があるから憎めないし、昔からからの知り合いって訳でもないのに変な感じがするんだよなぁ
「おにーちゃん、心配事?」
「ん?今日の晩飯は何を作ってくれるのかなーって考えてただけだよ」
俺は心配そうに見上げてくるルサリィに軽口を叩くと、肩よりも少し長くなった彼女の赤毛を撫でやる。
すると安心してくれたのか、笑顔で「美味しい物作るから楽しみにしててね!!」と張り切ってる姿が可愛くて癒された。
…もちろんコッソリとケモ耳も堪能したけどな!
アスペルから大森林までは割と近くて、馬車で二日程度しかかからない。
人数も最小限の六人パーティなので、何かあっても直ぐに対処できるだろうし、大森林は獣族や妖精族のパラダイスらしいからな。
じ~っくり、ケモっ子達を愛でて羽根っ子達の宴に参加させてもらうつもりだっ。
トプの大森林に着いたら帝国で助けて恩をうった女王様とチワワ…ではなく戦士長チチワを頼ろうと思っている。
急ぐ旅では無いので、色んな部族を回って交流を深めながら名前を売って行く予定だ。
「ユウト様、この辺りでテントを張りませんか?森の入り口よりも平地の方が視界が広く取りやすいので」
「そうだな。それじゃあ皆、各自キャンプの準備に取り掛かってくれ!」
「「了解!!」
ティファの提案を受けて本格的に森に入る前にキャンプを始めた。
用意は手馴れたものでティファはテントの設営に薪集め、メリーは近隣の探索に行きレアは食材探し、シャルはルサリィの料理アシスタントだ。
…俺?俺は……皆の邪魔にならないよう砂場で「の」の字を描いて行く係さっ!
まぁ、冗談はさておき、この時間は大体アイテム整理をしている。
最近アクティブに動いているから、ダメージ無効なんかの防禦系アイテム残数が深刻だ。
守るべき仲間が増えて、流石にストックが厳しい…やっぱり、最低でも自分の身は自分で守れるようになるのは急務か…
「…味見……うま…毒味……おいし…もっと」
「こらぁぁっ!皆の分が無くなっちゃうよぉ!」
狩ってきた食材達をオーバーして味見しようとするレアをルサリィとシャルが抑え
減った分を俺のアイテムボックスから携行食料で補っておく。
全員で食卓を囲み明日の日程と、その日の見張り順を決め眠りに就いた。
ーーーー翌朝
「うあっ!?…はぁはぁ」
「どうしましたユウトさん?悪い夢でも見ましたか?」
「あっ…あぁ」
シャルに何とかこたえると乱れた息を整える。
俺が騒がしく起きたせいで皆を起こしてしまったようだ。
何があったのかと口々に尋ねられる。
「くぅーくぅー……へった…」
いや、レアだけは気にせず就寝中のようだ。
その姿に和んだおかげで少し冷静さを取り戻せた俺は皆に夢の話をした。
「ドラゴン爺…グランドドラゴンが夢に現れたんだ。最初は爺さんの姿で俺の知名度が世界で二番目になったって。」
「二番!?」
「流石ですユウト様!」
皆が感慨深げに褒めて祝ってくれる。
「あっ、ちなみに一位はジグムンドって勇者だって言われたけど、それってお伽話の奴だよな?空想の人物とかありなのかよ…」
「あらっ?ユウトさんは知らないんですか?勇者ジグムンドは実在の人物で数百年の時を生きる伝説の存在なんですよ!」
「…まさかあと一つ上の存在が伝説の勇者とかふざけ過ぎだろっ!」
ドラゴン爺さんの無理ゲー設定に改めて心の中で唾を吐いておく
「まぁ、それは置いといてさ。何故か力試しでもしてみるかって言われて、俺の夢に皆が現れたんだ」
少し声が上擦ってしまうけど、皆は真剣に話しを聞いてくれている。
「…それから少しやり合って、それで、俺の目の前で…み、みんながブレスで焼かれて行くんだっ」
あまりに夢がリアルだったので、思い出しても恐ろしい。
考えたく無いけど説明すると蘇ってしまう。
「俺は…俺は、それが怖くて。皆を失うのが恐ろしくて」
「大丈夫、わたくし達は簡単に倒されたりしませんわ。大丈夫…大丈夫」
情けなく震えていた俺をメリーが正面から抱きしめて、心配無いと頭を撫でてくれる。
その体温が心地良くて安心できて…年甲斐もなく撫でられる頭が心地良くて、体の震えを拭い去ってくれた。
しばらくすると震えも収まり恥ずかしさだけが残った。
「…あ、あのーメリーさん?もう、大丈夫なんだけど」
「いけませんわ!弱っているうちに依存させきっ…ごほん。そ、それなら、仕方ございませんわね」
周りの視線に負けたのか、簡単に離すまいと逆に顔が胸に埋まるくらいキツく抱きしめられた後に解放された。
「ぁ、あぁ~その、なんかゴメンな?変に取り乱して。かなりリアルだったから、つい…」
「大丈夫です。ユウト様も皆も私が守りますので、安心してください。」
ティファが最後に力強くそう言うと、周りの皆もウンウンと頷いた。
俺も心配掛けた事をもう一度謝って、この件はそれ以上の話しを控えた。
…あの時は「皆」と伝えたけど、本当は少し違ったんだよな
これだけ周りで騒いでも、図太く眠り寝続けているレアを優しく起こしてやり、皆で朝食を摂ると大森林の女王の元へと向かった。
ーーーー剣神流 道場
…スンスンッ
「こ、この匂いはっ!?」
神国の東南にそびえるホリシア連邦の一つである三ツ山
万年雪をたたえるその山の山頂にあって、剣の祖と呼ばれる道場の門前を雪掻き始めて早半年…
人の形をした豚…いや、豚の顔を持つ獣人族の青年ウーバルは自身のチャームポイントである、巨大な豚鼻を駆使し滅多に来ない来訪者を感じ取っていた。
…ザクッザク
「おぉ、ウーバル!息災そうだなっ」
「ベアーレ兄貴!!」
数多くの門下生を抱える道場でも五本の指に数えられる、序列二位を与えられた熊人族のベアーレは笑顔で手を挙げた。
「おかえりなさいっ!…兄貴もお師匠様の事を?」
「あぁっ。突然すぎて急いで帰ってきたんだが、師匠はまだおられるのか?」
旅に出ていたベアーレが急遽道場に戻ることになった原因を訪ねる
「それが……」
しかし、予想通りの反応をするウーバルを見て溜息を吐いた。
「で、ジゼールは?」
「奥の間におられます。新しく師範になられてからは、毎日ずーっと道場に出られてるみたいです。」
自分の弟弟子であり、同じ序列二位を冠していた人物像を思い出し納得のいかない表情を見せるベアーレ
何故ならジゼールと言う青年は「いかに楽して強くなるか」に拘り、むしろそれに生甲斐を持っていたはずだからだ。
「何がなんだかな…」
自分の想像している人物がする行動とは理解出来ないが、ここで話していてもラチがあかないと、道場でも序列上位者が稽古する奥の間へと足を運ぶのであった…
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜
くまみ
ファンタジー
前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?
「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。
仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。
病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。
「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!
「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」
魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。
だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。
「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」
これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。
伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!
2週目の人生ですが、生きていた世界にファンタジーがあるとは思ってなかった
竹桜
ファンタジー
1人で生きていた男はある事故に巻き込まれて、死んでしまった。
何故か、男は生きていた世界に転生したのだ。
2週目の人生を始めたが、あまり何も変わらなかった。
ある出会いと共に男はファンタジーに巻き込まれていく。
1周目と2週目で生きていた世界で。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
転生調理令嬢は諦めることを知らない!
eggy
ファンタジー
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる