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う・・・
しおりを挟む試合後、僕としては、一矢向く置いたことから、バスケ部のことはどうでもよくなっていた。しかし、バスケ部の連中は、人が変わったように丁寧な対応をしてきたのだった。それは、若葉に体しても同様だった。
「僕は、バスケ部に入るはありませんので」
僕自身にとって、今回の勝利でこの学校のバスケ部に興味はなくなっていた。一度、ひどい仕打ちを受けたせいもある。一方、若葉はというと
「興味ないので」
ばっさりと切り捨てるとはこのことだろう。しかも、僕の手を引っ張って
「純!!行こ!!」
当然、先輩たちも
「月夜、矢追、行くぞ」
その一言で、僕たちは体育館を後にすることになった。この日から数週間、バスケ部の勧誘は続いたのだった。そんなことは、さておいて、体育館を後にした途端、僕の肩に手を回してきたのは影井先輩だった。その光景を見た若葉も対抗して僕と肩を組んだのだった。つまり、右に影井先輩、左に若葉がいるという状態だった。
「よくやったな!!矢追!!」
「はい…ありがとうございます」
「よかったな」
「ありがとう、若葉!!」
そんなこんなもあったが、授業を終えた僕たちは、寮へ帰ったのだった。
***
はlはぁはぁ・・・
下半身が熱い
なんだろう・・・
僕は、23時の就寝時間に眠りについたのだが、夢の中なのだろうか‥‥下半身が熱い、そして、夢の中で、混沌とした出来事に困惑しながら。気持ちいい夢を見続けた。
影井先輩に抱きしめられ、下半身…特にお尻のあたりに突き動かされる間隔…そして、場面がかわり、若葉を抱きしめている僕が若葉に襲い掛かっっている。そして、
「う・・・」
パンツの中がべっとりとして気持ち悪くなって、目を覚ましたのだった。
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