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第1章 立身篇
第12話 村人 腕試しに参加する
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話が少し遡る。
挨拶前、控室にいたカルロス・ゴーンとカルロス・ミネルバは今回集まった戦士達について協議をしていた。
「今回はAランクはなしか・・」
「兄上、これはやはり継母(ははうえ)の策略では・・」
「そう言うなAランクのほとんどは騎士団に所属している。個人でも二つ名を持っている連中だから、こんな作戦には集まるはずもない。次は、Bランクか・・たった4名か・・・うーん」
二人は今回のメンバー表を見て考え込んでいた。確かに領内では南の杜にある古代神殿は未開の地であり、魔物が半端ないという情報であふれかえっていた。中には、ドラゴンまでいるという噂までたっていた。しかも、領主師範の魔道士ヘンダーソンは出ないことも追い打ちをかけていたに違いない。特に、ヘンダーソンの件はおやじがきめていた。これも、継母が動いているという噂が絶えない。
「次だがCランクはどうだ・・・」
「ほとんど団栗の背比べです・・・」
「そうか・・ということは、Bランクの4名と俺の騎士団次第か・・」
そういうとカルロス・ゴーンはため息をついた。
「しかし、Dランクにも掘り出し物がいるかもしれません。Dランクは、新卒もあつまっていますし」
「けど、奴らは、ギルドのルールで初戦は、馬引きだろう」
「たしかにそうですが・・・中には、既に能力的にCランクの人間もいるでしょう」
「ほう・・ミネルバがいうとは、そいつはだれだ」
「新卒の中には、魔闘武術タイプでラークとベルファーストですね。それ以外は、剣士ではキミマロ、そして、魔導士ではハンスが有望株です」
ミネルバは村人のことを言うことはできなかった。Cランク以上の動きをする村人、しかし、リサーチではFランクなのだ、だから報告することが出来ない。
「Dランクのその4人の力を見て見るか。それとCランクで使えそうなやつも調べておいてくれ」
「わかりました。一応、白黒のサマンサも参加します」
「そうか・・・わかった」
こうして俺達へのとばっちりである模擬試合が行われることになった。俺としては、最初で負けるつもりでいた。しかし、それは、Bランクの試合が終わった後で事態は急変したのだった。
ハウエルの優勝
だからだろう、ハウエルは俺のところまでやってきた、
「村人!!負けたらただじゃ置かねぇからな!!」
「どうして、そんなことを言うんだい?」
俺の質問に鼻をふーんと鳴らしたハウエルは
「サマンサちゃんが俺と村人が優勝したら食事に誘ってくれるってよ!!」
そっちか・・そう言えば試合前にゴーン様と一緒に並んでいて、リサーチをやっていたな。
「じゃぁ・・・頼んだぞ!!村人!!」
そう言い残すとサマンサを探しにいってしまった。一方、Cランクはというと、たいしたこともなく、レキシントンという男が優勝した。
こうしてDランクの試合が始まった。ハウエルも気にしているらしく見にやって来ている。
「村人・・頼んだぞ」
俺の対戦相手は、ラークという金髪の美少女だ。そして、彼女がどんな攻撃をしてくるかは予想できないと思っていると、何故か、ゴーンとミネルバ・サマンサの姿が見えた。
「あ・・・サマンサちゃんだ」
と叫んでいるハウエルの声は届いていないだろう、彼女は、ゴーンとミネルバに説明をしていた。「あのラークは今年の卒業組でも1位の人物です。最近はやりの魔闘武術系で戦うタイプです」と説明をしていた。魔闘武術とは魔力を体の力へ変換して戦うタイプで、ある女がやってから女の子と中で流行っているそうだ。
俺はというと初めての闘技場で戸惑っている。領土一と書かれた看板の前に四角い台座ある。ルールはというと台座から落ちるか参ったというかで決まるらしい。
闘技場へあがると彼女は俺を見て、にっこりと笑った。
「村人、僕と当たったのが不運だったね?一発で終わらせてあげるから?」
彼女は見た目可愛い彼女だが、魔導士ではなさそうだ。胸の当たりには防具をつけていてる、サマンサちゃんの時みたいな攻撃はできない。お尻くらいかな?思わず声に出てしまった。
「じゃぁ・・君のお尻を俺が触ったら負けを認める?」
「触れるものなら触ってみな・・・!!」
肩まである金髪のストレートが風にふわっとなびいている。冷静な目で俺を見ている彼女は、強敵に違いない。ハウエルよりも迫力を感じる。この迫力に手を抜くわけにもいかない。けど彼女の攻撃はかわせる自信があった。
「はじめ・・・」
「あ・・・あ・・・」
一瞬で決着はついた、俺は彼女の背後へテレポートをしてポンとおしりを触ったのだった。
「ま・・・参った」
それから彼女の視線を感じ続けている。そんな時だった。目の前で俺と同じDランクの男が女の子にぼっこぼぼこにされていた。彼女も魔闘武術を使うらしい。
「それまで!!」
順当に勝ち進む彼女、俺は、馬引きで楽をしたいと思う俺は、ここで負けないといけない。しかも、相手は、サンカルロス出身の魔道士ハンスというDランクから間もなくCランクに上がれそうな人材と聞く、ここは、負けるチャンスと思っていたら。ラークが現れた。
「僕に勝ったんだから、ここで負けることは許さないんだから」
じっと俺を見つめている。すると俺の耳元で
「ぼく君が好き・・お願い勝って・・」
俺の腕を引いて裏手へ着いた瞬間、いきなりキスをしてきた。
「本気だから・・今晩君の部屋に行っていい?」
白昼夢のような出来事だった。そうだ、試合だ・・・負けたいけど、勝たないといけない。
相手はハンスという男で魔道士らしい
「はじめ・・・」
魔道士とあって最初からガンガンとファイア―ボールを打ってくる。構えて打つから簡単によけることはできる。
「ほれほれ~逃げてばかりじゃー勝てないよ」
クナイを投げるとキンという音ではじかれてしまった。バリアーのようなものだろうか?すると
「ランダムファイヤー」
などと叫んで、数十個の火の玉を一斉照射してきたのだった。しかも、ホーミング付きと来ている。
ちゅどどん!!
俺の周りに爆発が起きた。とっさにバリアーと念じたら、何とか食い止めることが出来た。
「やったか・・・」
その隙に俺は、魔導士の後ろへテレポートして、クナイを首元に当てた
「むむ!!」
「勝負あり!!」
こうして、俺は決勝まで出ることになった。そして、この後、もう一人の新卒者であるベルファーストが俺の相手だという。彼女も、白魔術を基準に、魔闘武道で武装をしている。彼女も順当に勝ち上がり、Dランクの決勝へコマを進めていた。
一方、カルロス・ゴーンの興味は、Bランクでもなく、Cランクでもない・・・そう新人が腕を競うDランクへと変わっていたのだった。
「サマンサ!!どうだ?」
「ラークとベルファーストが有望株です」
「とういうこは、決勝は、ラークとベルファーストだな」
「ゴーン様・・・残念ながら・・・決勝は、ベルファーストと村人です」
「どういうことだ?」
「よくはわかりませぬが、村人はが勝ち残っております。」
「その村人とやらは、どんな奴だ」
「サマンサのリサーチでは、魔力体力などすべて30以下です。Dランクにいること自体不思議な人物です」
「しかし、その不思議な人物が何故か決勝へ勝ち残っているんだろ」
「ええ・・そうですね・・」
ゴーンはミネルバがすっと視線を逸らした瞬間を見逃さなかった。
「そうか・・・わしは、その村人とやらを見て見たいものだ・・」
こうして、こうして試合は、俺が考えていたことと全く正反対の動きをしていてた。
挨拶前、控室にいたカルロス・ゴーンとカルロス・ミネルバは今回集まった戦士達について協議をしていた。
「今回はAランクはなしか・・」
「兄上、これはやはり継母(ははうえ)の策略では・・」
「そう言うなAランクのほとんどは騎士団に所属している。個人でも二つ名を持っている連中だから、こんな作戦には集まるはずもない。次は、Bランクか・・たった4名か・・・うーん」
二人は今回のメンバー表を見て考え込んでいた。確かに領内では南の杜にある古代神殿は未開の地であり、魔物が半端ないという情報であふれかえっていた。中には、ドラゴンまでいるという噂までたっていた。しかも、領主師範の魔道士ヘンダーソンは出ないことも追い打ちをかけていたに違いない。特に、ヘンダーソンの件はおやじがきめていた。これも、継母が動いているという噂が絶えない。
「次だがCランクはどうだ・・・」
「ほとんど団栗の背比べです・・・」
「そうか・・ということは、Bランクの4名と俺の騎士団次第か・・」
そういうとカルロス・ゴーンはため息をついた。
「しかし、Dランクにも掘り出し物がいるかもしれません。Dランクは、新卒もあつまっていますし」
「けど、奴らは、ギルドのルールで初戦は、馬引きだろう」
「たしかにそうですが・・・中には、既に能力的にCランクの人間もいるでしょう」
「ほう・・ミネルバがいうとは、そいつはだれだ」
「新卒の中には、魔闘武術タイプでラークとベルファーストですね。それ以外は、剣士ではキミマロ、そして、魔導士ではハンスが有望株です」
ミネルバは村人のことを言うことはできなかった。Cランク以上の動きをする村人、しかし、リサーチではFランクなのだ、だから報告することが出来ない。
「Dランクのその4人の力を見て見るか。それとCランクで使えそうなやつも調べておいてくれ」
「わかりました。一応、白黒のサマンサも参加します」
「そうか・・・わかった」
こうして俺達へのとばっちりである模擬試合が行われることになった。俺としては、最初で負けるつもりでいた。しかし、それは、Bランクの試合が終わった後で事態は急変したのだった。
ハウエルの優勝
だからだろう、ハウエルは俺のところまでやってきた、
「村人!!負けたらただじゃ置かねぇからな!!」
「どうして、そんなことを言うんだい?」
俺の質問に鼻をふーんと鳴らしたハウエルは
「サマンサちゃんが俺と村人が優勝したら食事に誘ってくれるってよ!!」
そっちか・・そう言えば試合前にゴーン様と一緒に並んでいて、リサーチをやっていたな。
「じゃぁ・・・頼んだぞ!!村人!!」
そう言い残すとサマンサを探しにいってしまった。一方、Cランクはというと、たいしたこともなく、レキシントンという男が優勝した。
こうしてDランクの試合が始まった。ハウエルも気にしているらしく見にやって来ている。
「村人・・頼んだぞ」
俺の対戦相手は、ラークという金髪の美少女だ。そして、彼女がどんな攻撃をしてくるかは予想できないと思っていると、何故か、ゴーンとミネルバ・サマンサの姿が見えた。
「あ・・・サマンサちゃんだ」
と叫んでいるハウエルの声は届いていないだろう、彼女は、ゴーンとミネルバに説明をしていた。「あのラークは今年の卒業組でも1位の人物です。最近はやりの魔闘武術系で戦うタイプです」と説明をしていた。魔闘武術とは魔力を体の力へ変換して戦うタイプで、ある女がやってから女の子と中で流行っているそうだ。
俺はというと初めての闘技場で戸惑っている。領土一と書かれた看板の前に四角い台座ある。ルールはというと台座から落ちるか参ったというかで決まるらしい。
闘技場へあがると彼女は俺を見て、にっこりと笑った。
「村人、僕と当たったのが不運だったね?一発で終わらせてあげるから?」
彼女は見た目可愛い彼女だが、魔導士ではなさそうだ。胸の当たりには防具をつけていてる、サマンサちゃんの時みたいな攻撃はできない。お尻くらいかな?思わず声に出てしまった。
「じゃぁ・・君のお尻を俺が触ったら負けを認める?」
「触れるものなら触ってみな・・・!!」
肩まである金髪のストレートが風にふわっとなびいている。冷静な目で俺を見ている彼女は、強敵に違いない。ハウエルよりも迫力を感じる。この迫力に手を抜くわけにもいかない。けど彼女の攻撃はかわせる自信があった。
「はじめ・・・」
「あ・・・あ・・・」
一瞬で決着はついた、俺は彼女の背後へテレポートをしてポンとおしりを触ったのだった。
「ま・・・参った」
それから彼女の視線を感じ続けている。そんな時だった。目の前で俺と同じDランクの男が女の子にぼっこぼぼこにされていた。彼女も魔闘武術を使うらしい。
「それまで!!」
順当に勝ち進む彼女、俺は、馬引きで楽をしたいと思う俺は、ここで負けないといけない。しかも、相手は、サンカルロス出身の魔道士ハンスというDランクから間もなくCランクに上がれそうな人材と聞く、ここは、負けるチャンスと思っていたら。ラークが現れた。
「僕に勝ったんだから、ここで負けることは許さないんだから」
じっと俺を見つめている。すると俺の耳元で
「ぼく君が好き・・お願い勝って・・」
俺の腕を引いて裏手へ着いた瞬間、いきなりキスをしてきた。
「本気だから・・今晩君の部屋に行っていい?」
白昼夢のような出来事だった。そうだ、試合だ・・・負けたいけど、勝たないといけない。
相手はハンスという男で魔道士らしい
「はじめ・・・」
魔道士とあって最初からガンガンとファイア―ボールを打ってくる。構えて打つから簡単によけることはできる。
「ほれほれ~逃げてばかりじゃー勝てないよ」
クナイを投げるとキンという音ではじかれてしまった。バリアーのようなものだろうか?すると
「ランダムファイヤー」
などと叫んで、数十個の火の玉を一斉照射してきたのだった。しかも、ホーミング付きと来ている。
ちゅどどん!!
俺の周りに爆発が起きた。とっさにバリアーと念じたら、何とか食い止めることが出来た。
「やったか・・・」
その隙に俺は、魔導士の後ろへテレポートして、クナイを首元に当てた
「むむ!!」
「勝負あり!!」
こうして、俺は決勝まで出ることになった。そして、この後、もう一人の新卒者であるベルファーストが俺の相手だという。彼女も、白魔術を基準に、魔闘武道で武装をしている。彼女も順当に勝ち上がり、Dランクの決勝へコマを進めていた。
一方、カルロス・ゴーンの興味は、Bランクでもなく、Cランクでもない・・・そう新人が腕を競うDランクへと変わっていたのだった。
「サマンサ!!どうだ?」
「ラークとベルファーストが有望株です」
「とういうこは、決勝は、ラークとベルファーストだな」
「ゴーン様・・・残念ながら・・・決勝は、ベルファーストと村人です」
「どういうことだ?」
「よくはわかりませぬが、村人はが勝ち残っております。」
「その村人とやらは、どんな奴だ」
「サマンサのリサーチでは、魔力体力などすべて30以下です。Dランクにいること自体不思議な人物です」
「しかし、その不思議な人物が何故か決勝へ勝ち残っているんだろ」
「ええ・・そうですね・・」
ゴーンはミネルバがすっと視線を逸らした瞬間を見逃さなかった。
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