目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt

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第1章 立身篇

第13話 村人 注目を集める

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いや~苦し紛れにバリヤーなんて言ってみたら出来たものだから驚いた。ちなみにバリヤーは大きさ変えられ自由自在に操れることがわかった。けど、どう使おうかな?使い道は、後で考えるとして、それよりもこれから決勝だ。ラークとの約束で勝たないと・・・



決勝戦・・・



武闘場へあがると、そこには、キリリとした表情のベルファーストとの姿が現れてきた。醸し出す雰囲気からは、ラークよりも凄いものを発しているのは、俺にもわかった。
すると、そのことに気付いたゴーンは、ほお・・と呟いていた。そして、その横にいるミネルバとサマンサを見つけので、人差し指と親指で何かを挟むようにクリクリして見せたら、顔を赤くして俯いた。

「どうした?」

「いえ?なんでもございません」

二人の様子に気付いたゴーンが声をかけたが黙って俯いてしまっている。そんな二人を不思議に思いながら村人を見て驚いた。

「なんじゃ・・・あいつは・・・魔力のかけらもないのにここまで勝ち上がってきたというのか?」

「はい・・・ゴーン様」

「ということは、この試合も見るまでもないな」

と呆れた表情でミネルバを見ていた。丁度その時、俺まだはミネルバとサマンサの方を見ていたんだけど、そこへベルファーストが声をかけてきた。

「どこを見ている?」

「え?」

「お前だ?お前?」

目の前には、仁王立ちをしている女戦士が俺に話しかけた。

「てっきり相手はラークかと思っていたが、お主だと即死にならるかもしれぬから、棄権した方がみのためだぞ」

そんなことを一切聞いていない俺は、ミネルバとサマンサが胸元を隠して顔を赤くしているの見て満足していたところへ

「おい!!貴様!!」

大きな声で俺を呼んだ奴がいた。それが目の前にいる対戦相手だ。

「なんだ?なんか言ったか?」

「貴様、無視するとはいい度胸だ!!」

結構ガタイのいい姉ちゃんだ。結構揉みごたえがありそうなおっぱいなんだが、胸と肩と小手の部分だけお鎧っぽいのを着ているのは残念だ。これではおっぱいをもむことはできない。赤を基調にした戦闘服には無駄がないのはいいが色気は全くないな。俺はというと迷彩塗装の忍びの服装を着ていて、お腹の当たりに4次元ポケットを付けている。

「お尻触ったら負けでいいですか?」

「何を言っとんじゃー!!女だからって、バカにするなよ!!」

すると俺の後ろからラークが俺に

「村人様~!!がんばってー!!」

「あ・・ラークちゃんだ・・はーい・・がんばりますよ~」

と手を振っていたので手を振り返す

「なんちゅう~奴・・・貴様~!!やる気あるのか!!」

振り返って審判を見た

「まだ試合は始まってないよね。審判」

「はい・・そうです」

ぐぬぬ・・・と怒りまくっているベルファーストだった。

「礼!!」

一礼をし、お互い向かい合って構えた。

「はじめ!!」

俺はすぐにテレポートをして彼女の後ろへ回った。

「消えた・・・」

驚いているベルファーストのお尻を手がなぞってきた・・

ぞわぞわ・・・

「ひゅぁん!!」

悲鳴を上げお尻を抑えた途端、

「この!!」

直ぐに回し蹴りをしてきた。テレポートとササッとよけると顔を赤くしながらも俺を軽蔑の眼でみている。同じ手は無理だろう。胸元からクナイを投げる。

キン!!

簡単にはじかれてしまった。といってもクナイは自由に操れる。彼女の後ろで今胸当ての紐を切った

プチ・・

「きゃ!!」

慌てて胸当ての胴を抑えた。今

俺はテレポートして彼女の後ろへ回って、クナイを首筋に当てた。

「あ!!」

「勝負あり!!」

こうして、俺の優勝が決まったんだけど、ベルファーストは再勝負だと言い張っている。また、ゴーンは勝負ありと聞いて、外れかけの胴着を抑えているベルファーストを後ろからクナイを当てている状態の姿しか見ていなかった。そして、

「あいつは運がいいだけか・・・」

そう言い放ったのだった・・・この後、寄宿舎に戻ると俺の部屋にラークちゃんがやって来た。そして、キス・・・おしりを触ってやった後、服を脱がせるとびっくり・・・ラークちゃんは男だった。

「初めてだから・・・やさしくしてね・・」

この後は、ご想像にお任せします・・・
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