目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

WW-I

史上最大の戦闘 3

旗艦　エンドウを失ったユニオン艦隊は混乱していた。旗艦エンドウに乗船していた上級大将、エンデバーは既に旗艦エンドウの轟沈により死亡、第３旗艦、ウドノ司令、レオンが代行として艦隊指揮をしていた。

「レオン様！！諸国連合の艦隊が脱走し始めております！！」

「放っておけ！！この現状で逃げる艦を束縛しても始まらん。それよりこれから私より全艦隊に通達することがあるので、通信解除せよ」

「提督！！そんなことをすると敵艦隊にこちらの内情がばれてしまいます」

「かまわん！！今回の攻撃で、魔導機関は復旧しているようだ。現在の艦隊の数だけで言うと我が艦隊の方が多い！！つまり物量作戦で考えれば、こちらが有利ということだ。この機会を逃すわけにはいかない」

「提督！！それでは徹底抗戦ということですか」

「表向きはだ！！艦隊指揮を維持するために、徹底抗戦する意思を伝えよ。しかし、我が艦隊の目的は、損失を最小限にして、基地へ戻ることだ。さもないと、このままではエンドウは滅んでしまう」

「わかりました。通信海路を開け！！」

そして、レオンは各艦に向かって

「士官諸君へ伝える。ユニオン連合艦隊、司令代行のレオンだ！！これから私の指示通りに従えば、この戦いで負けることはない。なぜなら、数では絶対的にこちらが優位だからだ。だから、信じてほしい、私の指示通りに艦隊を運用することを！！そうすれば、貴官らは、この戦いの勝者となるであろう！」

この演説は、村人にも聞こえていた。

「村人様！！如何なさいます？」

「敵艦隊は撤退をするつもりだろう。重力爆弾でマジカルスキー粒子の濃度が下がってしまっているようだ。こちらは、前衛に防衛艦隊を配備し、戦艦は徹甲弾を準備！！砲撃戦に備えよ！！」

「わかりました」

「全艦隊に告ぐ！！徹甲弾準備、砲撃戦を始める！！」

一方、ユニオン艦隊では、

「各艦へ暗号通信、全艦隊、敵の射程県外へ脱出せよ。逃げている諸国連合の後を追え！！」


「村人様！！ユニオン艦隊の一部が敗走してます」

「徹底抗戦といっておきながら、これか…」

艦橋にいた一人が毒を吐いた。すると村人は

「うーむ。敵の大将はかなりできる奴だな」

「村人様！！全艦！！準備できました」

「そうか！！撃ち方はじめ！！」

この号令は村人艦隊へ即発生られ、各艦から徹甲弾が発射された！

ユニオン艦隊では

「敵艦隊の攻撃を確認！！魔導防壁を展開しますか？」

「それより艦隊回避行動をとれ！！この隙に逃げるのだ！！」

「全艦！！反転せよ！！戦線から離脱する！！」

その様子は村人艦隊からも確認が取れていた

「ユニオン艦隊が反転しました」

「そうか…これでこの戦いもおわったな…」

村人がそうこぼした時だった。レーダー担当から

「敵艦隊後方より！！巨大な物体が接近して来ます。レーダ即位で直径10キロメートルの巨大物体です！！」

「なに！！直ぐにスクリーンへ投影せよ！！」

スクリーンへに映ったものは、上部に都市、株は半円形の物体に覆われた。要塞が映っていたのだた。

「なんだこれは！！」

するウサギが

「城塞都市ミハエル…」