リーンカーネーション 小学4年に戻ったおれ

Seabolt

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朝の会 6

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俺はみんなの前で反省文を読んでいる。

反省文
                     5年4組 佐藤渉
私は、興味本位で女の子のお尻を触てしましました。誠に申し訳ございません。
触られた女の子の気持ちもわからず、ただ、触りたいという興味本位で触ってしまったことは、紛れもない事実であり、そのことを自制できなかったことを深く反省しています。
ただ、私としては好きな女子に対するスキンシップということもあり、女の子も嫌がるそぶりを見せないため、お互い合意の上でやっていたものだと思っていました。
しかし、今日先生から嫌がっているということを聞かされ、誠に申し訳なく思っています。
最後に、触られて不快に思っている女の子へ、本当に不快な思いをしていたのなら、ここで謝罪をいたします。
誠に申し訳ございませんでした。

そして、読み終えた俺は深々と頭を下げた。すると先生が終了宣言をした。

「佐藤も反省しているようだ。この件はこれで終わりにする」

しかし、実は問題はこれだけではなかった。まず、女子たちからは俺が女の子のお尻を触る悪役になってしまっている。更にそのことが引き金となって、山田さんは二宮の被害を受けたのは事実で、俺は奴を何とかしないといけないが、その前に女の子たちをどう治めるかが問題だ。と思っていたら先生に放課後、職員室へ来るようにと言われた。これで親の呼び出しは確定となった。オヤジの性格からしてびんたで済めばいいが‥‥そう思いながらも、その前に女子たちの誤解を解かないといけない、そして、3時間目が終わった。

まずは、俺は横にいる山田さんを呼んだ

「ちょっといい?」

すると当然のように井上さん、太田さん、岡田さん、佐野さんの四人がついてきていると思ったら、ほかの女子たちもついてきている。困ったぞと思いながらも体育館の裏に来た。そして、五人を目の前にして俺は、頭を下げた。

「ごめんなさい」

するとみんなは

「佐藤君、謝らなくていいわよ」

その言葉を聞いている女子たちは山田さん甘いわよと横やりを入れてきたのだが、そんなことはお構いなしだ。

「俺のせいで、山田さんに二宮なんかにさわられることになるなんて」

「あれは・・・」

「君を守れなくて、ごめん…」

俺は山田さんお手を握って謝ると彼女が泣きだした。それを見ていた女子たちが騒ぎ出した。

「山田さんを脅すなんてサイテー」

彼女たちからすると俺が山田さんを脅していると見えたに違いない。一方、山田さんは俺の言葉に感動していた。次の瞬間、騒いでいる彼女たちは、驚いて黄色い悲鳴を上げた

え?どういうこと?

抱き合っている…

そう…俺は、山田さんを優しくハグしてあげたのだった。彼女は俺の胸の中でしばらく泣いていた。それにつられて井上さん、太田さん、岡田さん、佐野さんも泣いていた。そして、

パチパチパチ…

どこからともなく拍手が巻き起こったのだった。すると

「いつまで抱き合っているのよ」

天野さんの声がしたので周りを見ると箭内さん、森さん、小宮山さんまで来ていた。その周りの5年4組の女子たちが見ていた。そして、俺は、井上さん、太田さん、岡田さん、佐野さんを順番にハグをしていったのだった。こうして、俺はクラスの女子に彼女達と仲良しだということをアピールしているとその場から立ち去る一人の人物がいた。後ろ姿から小林さんのようだ。といってもクラスの女子たちも帰り始めていたので確認はできなかったが、とりあえず、女子対策は終わったのだった。

今度はあいつらをどうするかだった。そう三宅、川村、二宮の三人だ。あいつらを抑えないといけない。特に、三宅は口が立つだけ厄介た。揚げ足取りの名人みたいなやつだから、気を付けないと、こうして、勝負の昼休みと思っていたら、意外なことが起こっていた。なぜか二宮が俺に謝ってきたのあった。それは、俺と山田さんが許したら親の呼び出しはやめるといわれたからだった。

「すまん。この通りだ許しくれ」

さっきの休み時間、俺と山田さんは抱き合うくらい仲がいいということと小宮山さんが俺についているという情報も入ってきて、彼らにはかなり不利になっている。更に中田君は、中立を保っているが俺とは以前から干渉しないという約束をしている。つまり、男子勢力の中で彼ら3人は孤立状態になっていたのだ。こうして、心配していたことはすんなりと終わった。
しかし、問題は放課後だ。一体、何があるのだろうか?、



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