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第二章 アラベスク王国
アラベスク王国 建国の歴史
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出口へと続くトンネルの長い坂道を抜けると、そこは大陸最大の都市であり、アラベスク王国の城下町、マクベスにたどり着く。
アラベスク王国の人口の三分の一の人々が住むと言われるマクベス。
広大な敷地を持つ世界有数の大都市だ。
城門をくぐると、横幅が広く、遠くが霞むほど長く真っ直ぐのメインストリートが延びている。
真っ白で整然とした石畳の長い道の先には巨大な池と堀に掛かるこれまた長い吊り橋が。
馬車がすれ違うことができるほどの道幅を持つ大吊り橋を渡ると白壁の巨大な城が聳え立つ。
白壁が前の池に写る壮大な建造物。
アラベスク城だ。
この城は建城から数百年たった今もなお、できた頃の勇姿そのままに荘厳で美しい。
別名、白鳥の城と呼ばれるアラベスク城は鳥が羽を広げたようなV字型の建物だ。
両サイドの巨大な塔はさながら空に大きな鳥が羽ばたくような形に設計されている。
城の内部も細部にまで見事な装飾が施されており、国の豊かさがうかがえる。
大陸の西を治める大国としての地位を確立した、この世界の五大国の一つ。
それがアラベスク王国である。
アラベスク王国は元々は移民の国と言われている。
南の大陸のカルバン帝国の圧政から逃れてきた農耕民族が、海を渡って遥か北の大地に建国したのがアラベスク王国の始まりとされている。
その後、土着の狩猟民族の蘭族との抗争、東の華王朝との戦争、南からカルバン帝国の進撃など、様々な苦難を乗り越え、今に至る。
南を海、西は風の谷、北から東は剣山脈と呼ばれる高い山々が連なり、守りに適した条件が揃っている。
街の東側を流れる大河、ラース川は、剣山脈の東側からほぼ直角に流れ落ち、一気に海までいく短い川だ。
流れが速く、敵の侵入も阻止できる。
山を削って作ったマクベスの町は城を中心とした放射状に北へ北へと侵食していったが、それによって剣山脈の北側はなおのこと攻めにくい壁へと変わっていった。
東側も川の氾濫を避けるために高い塀を何重にも並べ、更にそこに兵の訓練所などをおくことで、町の人々を守る最前線の要とした。
攻め入るというよりは守り主体のこの城のおかげで、華王朝との和解も蘭族の侵攻を抑えることもできたと言っても過言ではない。
華王朝とは今でこそ有効な外交関係を築いているが、長い間にらみ合いの時代が続いた。
信仰の違いもあり、なかなか歩みよりはなされなかったが、経済効果はお互いに大きい。
仲良くすることはできないが、お互いの商いの糧となる隣人、もしくは経済パートナーとしての立ち位置に収まっている。
アラベスクの移住民にすむ場所を追われた形の蘭族はアラベスクの北東に追いやられ、そこに蘭王朝を建てた。
今なお北へ北へと領土を広げているが、アラベスクとのにらみ合いも現在進行形で続いている。
こちらは両国の関係が落とし所に落ちることになるのにはまだまだ時間がかかりそうだ。
南のカルバン帝国は最近表だって攻撃を仕掛けてくるようなことはない。
何を考えているのか、何が目的なのかは定かではないが、今は静観を決め込んでいる。
ただ、昨日の奴隷商人騒ぎにカルバン帝国が一枚噛んでいることからも分かるように、油断はならない状況ではある。
一昔前は巨大な軍船が大挙をなして襲いかかってくることもあった。
守りに適したアラベスク王国が守りに徹することで大きな被害く事なきを得たが、そんなこともここ最近はとんとない。
だからと言って和睦や和親を結んだわけではない。
北の蘭王朝、南のカルバン帝国と、二つの強敵に挟まれた形で、五大国一つとは言われているがうかうかとしていられないのが現状だ。
なにはともあれ、このような周辺国からの攻撃に屈することなく、今も王国が存続されているのは、この自然の要塞のようなアラベスク城が有ったからといっても過言ではない。
そしてどんな困難にも負けず、新しい土地を開拓していく人々のフロンティアスピリットが、今のこの国を作っている。
そしてその精神と血はレオンやダンにもしっかりと受け継がれ、流れている。
レオンたちの遠い祖先は、何もない土地を開拓し、谷を越えて西の地域も探検し開拓を行った。
大陸の西半分を制圧する巨大な王国。
それがレオンたちの住む、アラベスク王国だ。
それから数百年、風の谷を越えた西への進出などを経て今の国の形に落ち着いたのは3代前の王の時代。
カルバンから逃げてきた移民の国は今や大陸の西部を統一する大国へと成長した。
そして国の成長と共にマクベスもアラベスク王国第一の都市として今や世界でも有数の大都市となっている。
レオンたちはその大都市の入り口。
立派な城門の前にいた。
*****
「やっと着いたぁ!」
ながい坂道を抜けると眩しい太陽の光がレオンたちを包む。
立派な城門。
複数の兵士が町を守っている。
天にも届きそうな巨大な門の前に今、レオンたちはいる。
さすがは大陸一の大都市。
門も豪華で立派だ。
口を開けてみてしまう。
いけないいけない。
田舎者がばれる!
そう思って気持ちを入れ直すレオン。
この街、全てが大きい。
レオンはそう思った。
城門だけではない。
道も、教会も、商店も家々も…。
ひっきりなしに動き回る人、人、人、人…。
日常なのだろうが、田舎から出てきたレオンには異様な光景だった。
ダンも同じだったようで、あんぐり口を開けてみている。
なんとも間抜けな二人のできあがり。
アラベラなんてもちろん、トクラとも比べ物にならない賑わいにレオンは気後れしそうになる。
「いくか!」
ダンに肩をポンと叩かれて蹴躓きそうになる。
ダンにとっては軽く触れただけのようなものだったが。
城門には町に入るための人の列ができている。
レオンたちもその列に並んだ。
長い列だったが思いの外すぐに自分達の番がやって来た。
門で対応してくれた若い番兵は「ようこそ、マクベスへ」とにこやかに迎えてくれた。
証明証を見せ、簡単な身辺調査を受けると、城門の中へ。
街の中は忙しく歩き回る人々のスピードに圧倒される二人。
大都会の喧騒にしばし固まった二人だったが、気を取り直して新たな一歩を踏み出した。
さて、街に入ったレオンたち。
ただ、二人ともこの街には明るくない。
「さて、これからどうする?」
レオンはダンにお伺いをたてる。
「とりあえず宿を探して町中を探索しようか。」
ダンはそういうと、手近な馬車小屋にペガを預け、宿を探して歩きだした。
レオンも慌てて歩幅の広いダンを追いかける。
アラベスク王国の人口の三分の一の人々が住むと言われるマクベス。
広大な敷地を持つ世界有数の大都市だ。
城門をくぐると、横幅が広く、遠くが霞むほど長く真っ直ぐのメインストリートが延びている。
真っ白で整然とした石畳の長い道の先には巨大な池と堀に掛かるこれまた長い吊り橋が。
馬車がすれ違うことができるほどの道幅を持つ大吊り橋を渡ると白壁の巨大な城が聳え立つ。
白壁が前の池に写る壮大な建造物。
アラベスク城だ。
この城は建城から数百年たった今もなお、できた頃の勇姿そのままに荘厳で美しい。
別名、白鳥の城と呼ばれるアラベスク城は鳥が羽を広げたようなV字型の建物だ。
両サイドの巨大な塔はさながら空に大きな鳥が羽ばたくような形に設計されている。
城の内部も細部にまで見事な装飾が施されており、国の豊かさがうかがえる。
大陸の西を治める大国としての地位を確立した、この世界の五大国の一つ。
それがアラベスク王国である。
アラベスク王国は元々は移民の国と言われている。
南の大陸のカルバン帝国の圧政から逃れてきた農耕民族が、海を渡って遥か北の大地に建国したのがアラベスク王国の始まりとされている。
その後、土着の狩猟民族の蘭族との抗争、東の華王朝との戦争、南からカルバン帝国の進撃など、様々な苦難を乗り越え、今に至る。
南を海、西は風の谷、北から東は剣山脈と呼ばれる高い山々が連なり、守りに適した条件が揃っている。
街の東側を流れる大河、ラース川は、剣山脈の東側からほぼ直角に流れ落ち、一気に海までいく短い川だ。
流れが速く、敵の侵入も阻止できる。
山を削って作ったマクベスの町は城を中心とした放射状に北へ北へと侵食していったが、それによって剣山脈の北側はなおのこと攻めにくい壁へと変わっていった。
東側も川の氾濫を避けるために高い塀を何重にも並べ、更にそこに兵の訓練所などをおくことで、町の人々を守る最前線の要とした。
攻め入るというよりは守り主体のこの城のおかげで、華王朝との和解も蘭族の侵攻を抑えることもできたと言っても過言ではない。
華王朝とは今でこそ有効な外交関係を築いているが、長い間にらみ合いの時代が続いた。
信仰の違いもあり、なかなか歩みよりはなされなかったが、経済効果はお互いに大きい。
仲良くすることはできないが、お互いの商いの糧となる隣人、もしくは経済パートナーとしての立ち位置に収まっている。
アラベスクの移住民にすむ場所を追われた形の蘭族はアラベスクの北東に追いやられ、そこに蘭王朝を建てた。
今なお北へ北へと領土を広げているが、アラベスクとのにらみ合いも現在進行形で続いている。
こちらは両国の関係が落とし所に落ちることになるのにはまだまだ時間がかかりそうだ。
南のカルバン帝国は最近表だって攻撃を仕掛けてくるようなことはない。
何を考えているのか、何が目的なのかは定かではないが、今は静観を決め込んでいる。
ただ、昨日の奴隷商人騒ぎにカルバン帝国が一枚噛んでいることからも分かるように、油断はならない状況ではある。
一昔前は巨大な軍船が大挙をなして襲いかかってくることもあった。
守りに適したアラベスク王国が守りに徹することで大きな被害く事なきを得たが、そんなこともここ最近はとんとない。
だからと言って和睦や和親を結んだわけではない。
北の蘭王朝、南のカルバン帝国と、二つの強敵に挟まれた形で、五大国一つとは言われているがうかうかとしていられないのが現状だ。
なにはともあれ、このような周辺国からの攻撃に屈することなく、今も王国が存続されているのは、この自然の要塞のようなアラベスク城が有ったからといっても過言ではない。
そしてどんな困難にも負けず、新しい土地を開拓していく人々のフロンティアスピリットが、今のこの国を作っている。
そしてその精神と血はレオンやダンにもしっかりと受け継がれ、流れている。
レオンたちの遠い祖先は、何もない土地を開拓し、谷を越えて西の地域も探検し開拓を行った。
大陸の西半分を制圧する巨大な王国。
それがレオンたちの住む、アラベスク王国だ。
それから数百年、風の谷を越えた西への進出などを経て今の国の形に落ち着いたのは3代前の王の時代。
カルバンから逃げてきた移民の国は今や大陸の西部を統一する大国へと成長した。
そして国の成長と共にマクベスもアラベスク王国第一の都市として今や世界でも有数の大都市となっている。
レオンたちはその大都市の入り口。
立派な城門の前にいた。
*****
「やっと着いたぁ!」
ながい坂道を抜けると眩しい太陽の光がレオンたちを包む。
立派な城門。
複数の兵士が町を守っている。
天にも届きそうな巨大な門の前に今、レオンたちはいる。
さすがは大陸一の大都市。
門も豪華で立派だ。
口を開けてみてしまう。
いけないいけない。
田舎者がばれる!
そう思って気持ちを入れ直すレオン。
この街、全てが大きい。
レオンはそう思った。
城門だけではない。
道も、教会も、商店も家々も…。
ひっきりなしに動き回る人、人、人、人…。
日常なのだろうが、田舎から出てきたレオンには異様な光景だった。
ダンも同じだったようで、あんぐり口を開けてみている。
なんとも間抜けな二人のできあがり。
アラベラなんてもちろん、トクラとも比べ物にならない賑わいにレオンは気後れしそうになる。
「いくか!」
ダンに肩をポンと叩かれて蹴躓きそうになる。
ダンにとっては軽く触れただけのようなものだったが。
城門には町に入るための人の列ができている。
レオンたちもその列に並んだ。
長い列だったが思いの外すぐに自分達の番がやって来た。
門で対応してくれた若い番兵は「ようこそ、マクベスへ」とにこやかに迎えてくれた。
証明証を見せ、簡単な身辺調査を受けると、城門の中へ。
街の中は忙しく歩き回る人々のスピードに圧倒される二人。
大都会の喧騒にしばし固まった二人だったが、気を取り直して新たな一歩を踏み出した。
さて、街に入ったレオンたち。
ただ、二人ともこの街には明るくない。
「さて、これからどうする?」
レオンはダンにお伺いをたてる。
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