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第二章 アラベスク王国
作戦会議
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クルトの部屋に秘密裏に集まったメンバーは、クルト、ベス、レオン、ダン、カールの五人。
ポックとマーフィーも緊張の面持ちで顔を並べている。
「そんなことが…」
クルトは宙を眺めるようにしてそう呟いた。
「こんなことになるとは…。俺が軽率な行動をとったばっかりに…申し訳ない。」
さすがのクルトも神妙な顔つきで一同を見渡した
ベスはいつもの通り、目が笑っていない。
「このままだとレオンが危険だ。あと、アンナも…。」
クルトは呟くようにいうとみな一様にうなずく
「で、どうする?」
起きてしまった仕方がない。
この中では一番年長のダンがみんなを見回す。
うーん…。
レオンたちもすぐに名案は浮かばない。
大事なのはこれからこの状況をどのようにして打破するかということだ。
相手は魔法使い。
しかも何人いるかもどこにいるかもわからない。
すれ違う人はみんな敵と思った方がいいのかもしれない。
「とりあえずレオンの脱出とアンナの救出が最優先といったところかしら?」
ベスは髪をくるくると巻いたり引っ張ったりしながら見渡した。
でもどうすれば…。
アンナの居場所もわからなければ、レオンの命を狙う相手もわからない。
「しかも脱出してもどこへ行けば良いのか…。」
レオンはうつむく。
ベスがいればこそさっきの難は逃れたが、一歩城の外に出たら出たでその方が危険な気もした。
周りのすべての人を疑ってビクビク過ごすのも無理な話だ。
そんなみんなを見回して改めてダンが切り出した。
「なぁ、レオン。変なこと言うけど、お前、このままで良いのか?」
ダンはまっすぐにレオンを見る。
突然話を振られてレオンはよく分からないというような顔をした。
「このまま引き下がって良いのかってこと。」
ダンはそう言うとニヤリと笑った。
「このまま逃げてもなんの解決にもならねぇぜ。」
クルトは少し慌てたようにダンを見た。
「おいおい、まさか…。」
慌てたようにいったが内心楽しんでいるようにも見える。
ダンはクルトに向かってゆっくりと頷いた。
「このままではなにも解決しません。ご兄弟の確執、レオンやアンナの命の危険、果てにはこの国の平和をも揺るがすようなことは何とかして回避しないと。」
ダンは言葉を選ぶようにみんなをゆっくりと見回しながら話した。
「このまま黙ってるわけにはいかねぇってことだな?」
クルトは顎に手を当ててやはりニヤッと笑った。
自分が言ったことをクルトが理解したと踏んだダンはクルトに頷くと再びレオンに目を向ける。
「そもそもなんですが、本当にこの一連の事件は誰の差し金なんだろうか?」
ダンの疑問にクルトは片眉を上げる。
「というと?」
今度はクルトの方を見てダンは続ける。
「本当にヘンリー王子の従者たちが仕組んだことなんでしょうか?」
ダンはずっと抱いていた疑念を口にする。
確かに。
レオンもそれには引っ掛かりを覚えていた。
「ヘンリー王子のお人柄、この数日、拝見しています。もちろん断定はできませんし、ヘンリー王子の従者が黒幕、レオンを襲った犯人であることもぬぐいきれませんが、あまりにも回りくどすぎると思うんです。やり方が。」
普段口数の多い方ではないダンだからつまりつまりだが話を続ける。
「俺が言うのもなんですけど、相手は大の大人でしょ? もっとうまいやり方なんていくらでもある。それこそ夜中に寝込みを襲うことだってできるわけですよ。5日もいるんですから。でもあんなに派手に窓枠を吹っ飛ばす能力がありながら、レオンをさっさと消してしまわない。何か裏があるのかなぁと…。」
ダンの考察に一同納得。
「レオンや俺たちに不信感を持たせることが目的?」
クルトはダンを見てそう言うと、ダンも頷く。
「レオンをあっさり殺してしまわないのはそんな思惑があるのではないかと…」
断定はできないのは確かだが、その説も無くはない。
「なるほどね。この騒ぎ全体を見たときに誰が一番得をするのかということね。」
ベスは面白いという表情でダンを見て言った。
「そうですね。それは考える必要があると思います。だからこのままうやむやのまま、逃げるのはあまり得策ではないのではないかと…。」
ダンはそう言ってレオンを見た。
「もちろんレオンの命が最優先なのはわかるけど、犯人を知りたくないか? この城の中によからぬことを考えている奴がいるのは確かなんだから。」
レオンも頷くしかない。
「ただ、やみくもにかぎまわるのは明らかに危険じゃないか?」
いつもはちゃらんぽらんなクルトだが、そこは冷静だった。
誰が裏で糸を引いているのか、そもそもそんな輩がいるのかどうなのか。
「うーん」
みんな唸った。
「そこで俺たちの出番でしょ♪」
名乗りをあげたのは今までレオンの膝の上で一連の話を聴いていたポックだ。
レオンはポックを撫でながら、
「何か名案でも?」
と聞いてみる。
「俺の耳はよく聞こえるんだ。天井裏からでも部屋の声は聞こえる。俺とマーフィーならスパイにはもってこいだぜ。敵の尻尾をつかむチャンスかも。」
そう言って胸を張るポックに、レオンは呆れて、
「あのねーポック…。」
そういいかけたレオン。
ハッとして周囲の視線に気づく。
そういえばダン以外はレオンが心を通わすモンスターと会話が出来ることは言っていない。
どこから話せば良いのか、どうやったら伝わるのか。
少し自信がなかったが、できるだけありのままに話をした。
ポックと話ができること。
どのモンスターとも話せるというわけではないということ。
マーフィーの例でも分かるように、仲間として同行するようになってはじめてその力が発揮されるということ。
なぜ話せるようになったのかは実際のところよく分からないことなど。
自分自身でも分からないことなのでうまく説明できているのかは甚だ謎ながら、ありのままにレオンは話した。
話し終えるとベスは感心した表情でレオンを見てから、
「またレオンの大きな力が分かったわ。でも、これもやっぱり内緒にしておいた方が良さそう。魔法のことはごまかせないにしてもこれはうまくいけば知られずに済むことだから」
ベスがそう言い、一同うなずく。
「で?ポックは何て言ってる?」
クルトはレオンからポックの話した内容を聞いた。
レオンはポックの提案を話して説明した。
「それ、おもしろいな。」
レオンの説明を聞いて、クルトはニヤッと笑う。
「俺たちがアンナを探している間にポックが情報収集をする。本当の黒幕は誰なのか…。」
クルトはポックの提案に肯定的だ。
「確かにこのままこうしていても状況はなにも変わらないわ。」
ベスもワクワクするような悪い笑顔を浮かべている。
レオンはため息をつくしかなかった。
「それなら、ここからは別動作戦でいきましょう。でもポック一人、あぁ、マーフィーもいたわね。二人で大丈夫かしら?」
確かに、勝手の分からない城の中を活動するのは危険がつきまとう。
「まぁ迷いの森だって似たようなもんさ。城の中にモンスターがうろうろしてるわけじゃないだろ?」
ポックはいたって楽天的だ。
「この城の中で他に魔物と遭遇したりとかはないですか?」
レオンは素朴な疑問を抱く。
「あぁ…。それは…」
クルトが歯切れの悪い返事をする。
「城の中に野生の獣やモンスターがいることは…ない…。ないけど…」
「ないけど…とは?」
ダンは疑問を投げ掛ける。
「ヘンリー王子ですね?」
それまで黙っていたのにおもむろに口を開いたのはカールだった。
「ヘンリー王子?」
ここでヘンリー王子の名前が出てきて疑問符を浮かべたレオンとダンだった。
ポックとマーフィーも緊張の面持ちで顔を並べている。
「そんなことが…」
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ベスはいつもの通り、目が笑っていない。
「このままだとレオンが危険だ。あと、アンナも…。」
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「で、どうする?」
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うーん…。
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大事なのはこれからこの状況をどのようにして打破するかということだ。
相手は魔法使い。
しかも何人いるかもどこにいるかもわからない。
すれ違う人はみんな敵と思った方がいいのかもしれない。
「とりあえずレオンの脱出とアンナの救出が最優先といったところかしら?」
ベスは髪をくるくると巻いたり引っ張ったりしながら見渡した。
でもどうすれば…。
アンナの居場所もわからなければ、レオンの命を狙う相手もわからない。
「しかも脱出してもどこへ行けば良いのか…。」
レオンはうつむく。
ベスがいればこそさっきの難は逃れたが、一歩城の外に出たら出たでその方が危険な気もした。
周りのすべての人を疑ってビクビク過ごすのも無理な話だ。
そんなみんなを見回して改めてダンが切り出した。
「なぁ、レオン。変なこと言うけど、お前、このままで良いのか?」
ダンはまっすぐにレオンを見る。
突然話を振られてレオンはよく分からないというような顔をした。
「このまま引き下がって良いのかってこと。」
ダンはそう言うとニヤリと笑った。
「このまま逃げてもなんの解決にもならねぇぜ。」
クルトは少し慌てたようにダンを見た。
「おいおい、まさか…。」
慌てたようにいったが内心楽しんでいるようにも見える。
ダンはクルトに向かってゆっくりと頷いた。
「このままではなにも解決しません。ご兄弟の確執、レオンやアンナの命の危険、果てにはこの国の平和をも揺るがすようなことは何とかして回避しないと。」
ダンは言葉を選ぶようにみんなをゆっくりと見回しながら話した。
「このまま黙ってるわけにはいかねぇってことだな?」
クルトは顎に手を当ててやはりニヤッと笑った。
自分が言ったことをクルトが理解したと踏んだダンはクルトに頷くと再びレオンに目を向ける。
「そもそもなんですが、本当にこの一連の事件は誰の差し金なんだろうか?」
ダンの疑問にクルトは片眉を上げる。
「というと?」
今度はクルトの方を見てダンは続ける。
「本当にヘンリー王子の従者たちが仕組んだことなんでしょうか?」
ダンはずっと抱いていた疑念を口にする。
確かに。
レオンもそれには引っ掛かりを覚えていた。
「ヘンリー王子のお人柄、この数日、拝見しています。もちろん断定はできませんし、ヘンリー王子の従者が黒幕、レオンを襲った犯人であることもぬぐいきれませんが、あまりにも回りくどすぎると思うんです。やり方が。」
普段口数の多い方ではないダンだからつまりつまりだが話を続ける。
「俺が言うのもなんですけど、相手は大の大人でしょ? もっとうまいやり方なんていくらでもある。それこそ夜中に寝込みを襲うことだってできるわけですよ。5日もいるんですから。でもあんなに派手に窓枠を吹っ飛ばす能力がありながら、レオンをさっさと消してしまわない。何か裏があるのかなぁと…。」
ダンの考察に一同納得。
「レオンや俺たちに不信感を持たせることが目的?」
クルトはダンを見てそう言うと、ダンも頷く。
「レオンをあっさり殺してしまわないのはそんな思惑があるのではないかと…」
断定はできないのは確かだが、その説も無くはない。
「なるほどね。この騒ぎ全体を見たときに誰が一番得をするのかということね。」
ベスは面白いという表情でダンを見て言った。
「そうですね。それは考える必要があると思います。だからこのままうやむやのまま、逃げるのはあまり得策ではないのではないかと…。」
ダンはそう言ってレオンを見た。
「もちろんレオンの命が最優先なのはわかるけど、犯人を知りたくないか? この城の中によからぬことを考えている奴がいるのは確かなんだから。」
レオンも頷くしかない。
「ただ、やみくもにかぎまわるのは明らかに危険じゃないか?」
いつもはちゃらんぽらんなクルトだが、そこは冷静だった。
誰が裏で糸を引いているのか、そもそもそんな輩がいるのかどうなのか。
「うーん」
みんな唸った。
「そこで俺たちの出番でしょ♪」
名乗りをあげたのは今までレオンの膝の上で一連の話を聴いていたポックだ。
レオンはポックを撫でながら、
「何か名案でも?」
と聞いてみる。
「俺の耳はよく聞こえるんだ。天井裏からでも部屋の声は聞こえる。俺とマーフィーならスパイにはもってこいだぜ。敵の尻尾をつかむチャンスかも。」
そう言って胸を張るポックに、レオンは呆れて、
「あのねーポック…。」
そういいかけたレオン。
ハッとして周囲の視線に気づく。
そういえばダン以外はレオンが心を通わすモンスターと会話が出来ることは言っていない。
どこから話せば良いのか、どうやったら伝わるのか。
少し自信がなかったが、できるだけありのままに話をした。
ポックと話ができること。
どのモンスターとも話せるというわけではないということ。
マーフィーの例でも分かるように、仲間として同行するようになってはじめてその力が発揮されるということ。
なぜ話せるようになったのかは実際のところよく分からないことなど。
自分自身でも分からないことなのでうまく説明できているのかは甚だ謎ながら、ありのままにレオンは話した。
話し終えるとベスは感心した表情でレオンを見てから、
「またレオンの大きな力が分かったわ。でも、これもやっぱり内緒にしておいた方が良さそう。魔法のことはごまかせないにしてもこれはうまくいけば知られずに済むことだから」
ベスがそう言い、一同うなずく。
「で?ポックは何て言ってる?」
クルトはレオンからポックの話した内容を聞いた。
レオンはポックの提案を話して説明した。
「それ、おもしろいな。」
レオンの説明を聞いて、クルトはニヤッと笑う。
「俺たちがアンナを探している間にポックが情報収集をする。本当の黒幕は誰なのか…。」
クルトはポックの提案に肯定的だ。
「確かにこのままこうしていても状況はなにも変わらないわ。」
ベスもワクワクするような悪い笑顔を浮かべている。
レオンはため息をつくしかなかった。
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確かに、勝手の分からない城の中を活動するのは危険がつきまとう。
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ポックはいたって楽天的だ。
「この城の中で他に魔物と遭遇したりとかはないですか?」
レオンは素朴な疑問を抱く。
「あぁ…。それは…」
クルトが歯切れの悪い返事をする。
「城の中に野生の獣やモンスターがいることは…ない…。ないけど…」
「ないけど…とは?」
ダンは疑問を投げ掛ける。
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