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第三章 ラプラドル島 前編
バラン先生
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昨日、アルカマウラの生徒たちに囲まれた時は若干の身の危険を感じたレオン。
まぁほとんどはとんでもない能力、「白い魔素」を持つレオンに対する羨望と尊敬から来る「どうにかしてお近づきになりたい!」というもの(特にプリシラ)だったが…。
中には何だか貼り付くような視線を投げて来る奴もいるわけで(フィエロとか…)、あまり目立つのもよくないのではないかと密かに思うレオンだった。
*****
初日は座学の授業が続いたが、2日目の午前中は実技の授業が続く。
一コマ目は「体術初級」。
半獣人のバラン先生の授業だ。
座学は何となく自身の努力で何とかなるところもあるが(「特殊な魔素」は想定外)、実際に身体を動かす授業ではそうはいかない。
レオンは少し緊張していた。
ハイデンに誘われてダンやパブロたちと一緒にスルガトラスの4階にある道場のような板張りの部屋にやって来たレオン。
部屋に入ろうとすると、ハイデンは無言で制すると、部屋の敷居の前で膝をついて座った。
レオンたちも慌ててそれに従う。
「失礼します!」
ハイデンは腹の底から出すような大きな声でそう言って深々と頭を下げた。
レオンもそれに従う。
「うむ」
小さくバラン先生がそう言ったのを聞いてやっとハイデンは頭を上げ、立ち上がると部屋の中に入った。
「ここに入るときにはこうするんだぞ」
小声でそう言うハイデン。
頼れる先輩だ。
「それでは体術の授業を行う」
よく通る声でバランはそう言うと、ハイデンがその場でサッと座る(もちろんレオンたちはそれを見よう見まねで真似る)。
両膝をついて座る、これを正座と言うらしい。
東国の文化らしい。
少し足が痛かったがレオンは我慢することにする。
「よろしくお願いします!!」
ハイデンが言うのに遅れて他の生徒たちも大きな声で「お願いします!」と続いた。
「今日は新入りがいるから基本的な動作の確認からしていく。少し広がろうか。この部屋を広く使うイメージで。両手を広げても当たらない位置まで広がってくれ」
バランが指示を出し、その通りに動く。
「では始めに…」
バランはそこから体術独特の呼吸法からストレッチのようなものをしていく。
魔法の授業では身体を魔素が流れているということを学んだが、今日は血液の流れを意識することが多かった。
「詳しくは身体学の授業などで勉強するが、人の身体の構造を深く理解することが大切だ。ここの生徒は身体を動かすことに秀でた生徒が多いが、人の身体の構造理論を学ぶことはとても大切だ。だから身体学の授業を取っている生徒は寝るんじゃないぞ!?」
そう言ってダンをギロリと見た(ような気がした)。
ダンは恥ずかしそうにして俯く。
勉強…苦手だもんね、ダン。
そう思いながら、レオンは身体学も取れば良かったと少し後悔した。
ここに来てからレオンの知識欲求が止まらない。
目から耳から入るもの全てが新鮮で面白い。
バランはそれからも丁寧に身体をほぐす準備運動をしてから、実用的な動きの指導に移った。
「剣術は武器の扱いやそれらの向き不向きから自分に合ったものを選んで技術を身に付けていく。対して体術は己の身体一つで相手に向かっていく術を学んでもらう」
そう言うとダンを指名した。
「俺を吹き飛ばすつもりで一発拳を打ち込んでみろ」
えっ…。
レオンは驚く。
いきなり?!
驚いたのはダンも同じらしく、どうすべきか逡巡したようだったが、意を決して構えをとる。
そして素早い動きで距離を詰めると右の拳が唸りを上げてバランの鳩尾の辺りを狙って正拳突きを繰り出す。
バランをとらえるかとらえないかというところでバランは小さく動いた。
必要最小限の動きで身体をずらすとダンの手首を掴むとグイッと引っ張る。
体勢を崩しかけたがダンも強靭な体感で踏ん張るようだったが、バランはそのままやはり小さな動きで本当に触れるか触れないかという程度の強さでチョンとダンの軸足を蹴る。
「うわっ!」
思わず声を上げるダンの腕を今度はしっかりと掴むとバランは自らの腰を支点にしてダンを放り投げた。
放り投げる瞬間に少し手加減をしたのかそれまでの鮮やかで素早い動きからスピードを落としてゆっくりダンの身体を転がすように投げたのがレオンにも分かった。
そのおかげでダンも危なげなく受け身をとる。
その見事な受け身にバランも満足そうな笑みを浮かべる(残酷な彪の口から覗く牙がおっかなかったが)。
「なかなかやるな。これは鍛えがいがありそうだ!」
そう言われて仰向けになったままのダンは「うすっ」と言ってすぐに起き上がる。
ダメージも一切ないらしい。
「こういう具合で相手の力をうまく使って相手を倒す。これが『柔術』と呼ばれる武道だ。これは身体の大きさや力はあまり関係ない。身につければ誰でも使いこなすことができる。試しに…」
そう言うとバランはチラッとレオンを見た。
この教室の中で一際身体の小さいレオン。
「レオン。ちょっとやってみろ」
そう言ってレオンを名指しして立たせる。
「え"っ!」
突然名前を呼ばれて固まるレオン。
そんなレオンを見てスッと近づくと信じられない力でレオンを引っ張り立たせるバラン。
「大丈夫。こうやってこうやったら…」
そう言ってさっさと説明を始めるバラン。
えっ?
えっ?!
小さくパニックになるレオンをよそに文字通り手取り足取り動きを教えていくバランは、一通り教えると再びダンに相手をさせる。
「さすがに初めてだろうからちょっと正拳突きの速度は手加減してやってくれよ」
そう言うとバランはレオンの両肩を優しくポンと叩くようにして押し出す。
ダンと対戦するなんて本当に初めてだ。
手にじんわりと気持ち悪い汗をかく。
そんなレオンを哀れみを帯びた苦笑で見たダンだったが、次の瞬間表情を引き締め、構えをとる。
ちょっ! ちょっとちょっと!
レオンは内心盛大に慌てたが、もうこうなったらやるしかない。
レオンもバランの見よう見まねで構えをとる。
「行くぞ!レオン!!」
ダンはそう言うと先程よりも幾分ゆっくりしたスピード(とはいってもレオンにとってはとんでもないスピードに感じたが)で先程と同じように正拳突きを繰り出す。
「うわっ!」
レオンは思わず引いてしまう。
尻餅をつきかけたが、バランが大きな手で支える。
「大丈夫だ! ダンは何もレオンを倒そうとしている訳じゃない。落ち着いて。相手から目を離したらいけない。力まずダンを投げ飛ばせ!」
そう言うと背中をバシッとはたいた。
身体から悪い空気が抜けるような感覚。
「よしっ!」
レオンも覚悟を決めた。
それを見たダンは眩しいものを見るような表情を一瞬した後、先程と同じように構えをとる。
グッと拳を握ると先程のように一歩踏み出して正拳突きを放った。
「怖い!」
やはり一瞬そう思ったが、レオンは懸命に目を瞑りたくなる衝動を押さえてダンの動きに合わせる。
ダンの太い手首を払って斜めに受け流す。
ダンの膝の裏を軽く蹴って腕を掴むと身体を丸めるようにしてダンの身体の中にレオンの身体を潜り込ませる。
「その時に投げるというよりも腕を下に引っ張るんだ!」
バランの声が小さく鋭くレオンの耳に届く。
レオンは言われた通りにダンの腕を下にグイッと引っ張った。
「おわっと!」
ダンは小さく声を上げたが、少しもダンの重みを感じることなくレオンの身体を乗り越えて床に転がった。
「見事!」
バランの声の一瞬後、周りの生徒から「おーっ!」という感嘆の声ともに大きな拍手が送られた。
「いってー!思いっきり投げやがって!」
ダンは肩をさすりながら上半身を起き上がらせる。
「ごめん!大丈夫だった?!」
慌てて手をとるレオン。
ダンは立ち上がるとなんともない様子でニコッと笑う。
「すげーじゃねーか! 練習したらすぐに実践で使えるんじゃないか?」
ダンも少し興奮しているようだ。
「うむ。レオンはかなり筋がいいぞ!」
バランも満足気な顔をする。
「このように体術は身体が小さなものでも大きな相手を投げ飛ばすことができる。力に頼るのではなく相手の動きに身を任せ、相手の力を使う。ダンは元々体術の心得があるようだな?」
バランはそう言うと「名投げられ役」のダンを見る。
「何事もなさげにあぁやって投げられているが、あれほどうまく相手の技を受けるのは一朝一夕では難しい」
バランは本当に気遣いの人のようだ。
ダンを誉めることも忘れない。
照れ臭そうにするダン。
「いえ…幼い頃から仕込まれてきましたので…」
俯いてそれだけ言う。
さっきまでの勢いはどこへやら。
耳まで赤くして一回り小さくなっている。
そういえばダンの生い立ちをレオンはあまり知らない。
レオンに会うまでのダンはどんなだったのだろう?
それほどベラベラしゃべるタイプではないし、レオンも根掘り葉掘り聞くタイプではないのであまり話したことがなかった。
今度聞いてみよう。
そう思ったレオンだったが、その後続いた激しいトレーニングにそんなことはすぐに吹っ飛んで消えてしまった。
まぁほとんどはとんでもない能力、「白い魔素」を持つレオンに対する羨望と尊敬から来る「どうにかしてお近づきになりたい!」というもの(特にプリシラ)だったが…。
中には何だか貼り付くような視線を投げて来る奴もいるわけで(フィエロとか…)、あまり目立つのもよくないのではないかと密かに思うレオンだった。
*****
初日は座学の授業が続いたが、2日目の午前中は実技の授業が続く。
一コマ目は「体術初級」。
半獣人のバラン先生の授業だ。
座学は何となく自身の努力で何とかなるところもあるが(「特殊な魔素」は想定外)、実際に身体を動かす授業ではそうはいかない。
レオンは少し緊張していた。
ハイデンに誘われてダンやパブロたちと一緒にスルガトラスの4階にある道場のような板張りの部屋にやって来たレオン。
部屋に入ろうとすると、ハイデンは無言で制すると、部屋の敷居の前で膝をついて座った。
レオンたちも慌ててそれに従う。
「失礼します!」
ハイデンは腹の底から出すような大きな声でそう言って深々と頭を下げた。
レオンもそれに従う。
「うむ」
小さくバラン先生がそう言ったのを聞いてやっとハイデンは頭を上げ、立ち上がると部屋の中に入った。
「ここに入るときにはこうするんだぞ」
小声でそう言うハイデン。
頼れる先輩だ。
「それでは体術の授業を行う」
よく通る声でバランはそう言うと、ハイデンがその場でサッと座る(もちろんレオンたちはそれを見よう見まねで真似る)。
両膝をついて座る、これを正座と言うらしい。
東国の文化らしい。
少し足が痛かったがレオンは我慢することにする。
「よろしくお願いします!!」
ハイデンが言うのに遅れて他の生徒たちも大きな声で「お願いします!」と続いた。
「今日は新入りがいるから基本的な動作の確認からしていく。少し広がろうか。この部屋を広く使うイメージで。両手を広げても当たらない位置まで広がってくれ」
バランが指示を出し、その通りに動く。
「では始めに…」
バランはそこから体術独特の呼吸法からストレッチのようなものをしていく。
魔法の授業では身体を魔素が流れているということを学んだが、今日は血液の流れを意識することが多かった。
「詳しくは身体学の授業などで勉強するが、人の身体の構造を深く理解することが大切だ。ここの生徒は身体を動かすことに秀でた生徒が多いが、人の身体の構造理論を学ぶことはとても大切だ。だから身体学の授業を取っている生徒は寝るんじゃないぞ!?」
そう言ってダンをギロリと見た(ような気がした)。
ダンは恥ずかしそうにして俯く。
勉強…苦手だもんね、ダン。
そう思いながら、レオンは身体学も取れば良かったと少し後悔した。
ここに来てからレオンの知識欲求が止まらない。
目から耳から入るもの全てが新鮮で面白い。
バランはそれからも丁寧に身体をほぐす準備運動をしてから、実用的な動きの指導に移った。
「剣術は武器の扱いやそれらの向き不向きから自分に合ったものを選んで技術を身に付けていく。対して体術は己の身体一つで相手に向かっていく術を学んでもらう」
そう言うとダンを指名した。
「俺を吹き飛ばすつもりで一発拳を打ち込んでみろ」
えっ…。
レオンは驚く。
いきなり?!
驚いたのはダンも同じらしく、どうすべきか逡巡したようだったが、意を決して構えをとる。
そして素早い動きで距離を詰めると右の拳が唸りを上げてバランの鳩尾の辺りを狙って正拳突きを繰り出す。
バランをとらえるかとらえないかというところでバランは小さく動いた。
必要最小限の動きで身体をずらすとダンの手首を掴むとグイッと引っ張る。
体勢を崩しかけたがダンも強靭な体感で踏ん張るようだったが、バランはそのままやはり小さな動きで本当に触れるか触れないかという程度の強さでチョンとダンの軸足を蹴る。
「うわっ!」
思わず声を上げるダンの腕を今度はしっかりと掴むとバランは自らの腰を支点にしてダンを放り投げた。
放り投げる瞬間に少し手加減をしたのかそれまでの鮮やかで素早い動きからスピードを落としてゆっくりダンの身体を転がすように投げたのがレオンにも分かった。
そのおかげでダンも危なげなく受け身をとる。
その見事な受け身にバランも満足そうな笑みを浮かべる(残酷な彪の口から覗く牙がおっかなかったが)。
「なかなかやるな。これは鍛えがいがありそうだ!」
そう言われて仰向けになったままのダンは「うすっ」と言ってすぐに起き上がる。
ダメージも一切ないらしい。
「こういう具合で相手の力をうまく使って相手を倒す。これが『柔術』と呼ばれる武道だ。これは身体の大きさや力はあまり関係ない。身につければ誰でも使いこなすことができる。試しに…」
そう言うとバランはチラッとレオンを見た。
この教室の中で一際身体の小さいレオン。
「レオン。ちょっとやってみろ」
そう言ってレオンを名指しして立たせる。
「え"っ!」
突然名前を呼ばれて固まるレオン。
そんなレオンを見てスッと近づくと信じられない力でレオンを引っ張り立たせるバラン。
「大丈夫。こうやってこうやったら…」
そう言ってさっさと説明を始めるバラン。
えっ?
えっ?!
小さくパニックになるレオンをよそに文字通り手取り足取り動きを教えていくバランは、一通り教えると再びダンに相手をさせる。
「さすがに初めてだろうからちょっと正拳突きの速度は手加減してやってくれよ」
そう言うとバランはレオンの両肩を優しくポンと叩くようにして押し出す。
ダンと対戦するなんて本当に初めてだ。
手にじんわりと気持ち悪い汗をかく。
そんなレオンを哀れみを帯びた苦笑で見たダンだったが、次の瞬間表情を引き締め、構えをとる。
ちょっ! ちょっとちょっと!
レオンは内心盛大に慌てたが、もうこうなったらやるしかない。
レオンもバランの見よう見まねで構えをとる。
「行くぞ!レオン!!」
ダンはそう言うと先程よりも幾分ゆっくりしたスピード(とはいってもレオンにとってはとんでもないスピードに感じたが)で先程と同じように正拳突きを繰り出す。
「うわっ!」
レオンは思わず引いてしまう。
尻餅をつきかけたが、バランが大きな手で支える。
「大丈夫だ! ダンは何もレオンを倒そうとしている訳じゃない。落ち着いて。相手から目を離したらいけない。力まずダンを投げ飛ばせ!」
そう言うと背中をバシッとはたいた。
身体から悪い空気が抜けるような感覚。
「よしっ!」
レオンも覚悟を決めた。
それを見たダンは眩しいものを見るような表情を一瞬した後、先程と同じように構えをとる。
グッと拳を握ると先程のように一歩踏み出して正拳突きを放った。
「怖い!」
やはり一瞬そう思ったが、レオンは懸命に目を瞑りたくなる衝動を押さえてダンの動きに合わせる。
ダンの太い手首を払って斜めに受け流す。
ダンの膝の裏を軽く蹴って腕を掴むと身体を丸めるようにしてダンの身体の中にレオンの身体を潜り込ませる。
「その時に投げるというよりも腕を下に引っ張るんだ!」
バランの声が小さく鋭くレオンの耳に届く。
レオンは言われた通りにダンの腕を下にグイッと引っ張った。
「おわっと!」
ダンは小さく声を上げたが、少しもダンの重みを感じることなくレオンの身体を乗り越えて床に転がった。
「見事!」
バランの声の一瞬後、周りの生徒から「おーっ!」という感嘆の声ともに大きな拍手が送られた。
「いってー!思いっきり投げやがって!」
ダンは肩をさすりながら上半身を起き上がらせる。
「ごめん!大丈夫だった?!」
慌てて手をとるレオン。
ダンは立ち上がるとなんともない様子でニコッと笑う。
「すげーじゃねーか! 練習したらすぐに実践で使えるんじゃないか?」
ダンも少し興奮しているようだ。
「うむ。レオンはかなり筋がいいぞ!」
バランも満足気な顔をする。
「このように体術は身体が小さなものでも大きな相手を投げ飛ばすことができる。力に頼るのではなく相手の動きに身を任せ、相手の力を使う。ダンは元々体術の心得があるようだな?」
バランはそう言うと「名投げられ役」のダンを見る。
「何事もなさげにあぁやって投げられているが、あれほどうまく相手の技を受けるのは一朝一夕では難しい」
バランは本当に気遣いの人のようだ。
ダンを誉めることも忘れない。
照れ臭そうにするダン。
「いえ…幼い頃から仕込まれてきましたので…」
俯いてそれだけ言う。
さっきまでの勢いはどこへやら。
耳まで赤くして一回り小さくなっている。
そういえばダンの生い立ちをレオンはあまり知らない。
レオンに会うまでのダンはどんなだったのだろう?
それほどベラベラしゃべるタイプではないし、レオンも根掘り葉掘り聞くタイプではないのであまり話したことがなかった。
今度聞いてみよう。
そう思ったレオンだったが、その後続いた激しいトレーニングにそんなことはすぐに吹っ飛んで消えてしまった。
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