5 / 21
ある違法バイトの話・後編(M/F、理不尽、公開ショー、鞭)
しおりを挟む
そのバイトは想像していた接客業とはまるで違っていた。
夜だけのシフトとはいえ、店が週に一度の休み以外は毎日出勤を強制され、店で塗られる薬は傷は癒やしても痛みが残るので治った気にならない。
そして辞めたいと言えば「違約金百万」と書かれた契約書を突きつけられ、さらに「口外したらもっと酷い目に遭わせる」と脅され、一人暮らしの学生の身で、誰にも相談できなかった。
幼い頃から度々お仕置きでお尻を叩かれることはあったが、これは悪い事をした時の懲罰ではないし、ましてや愛情もない、ただの見世物としての暴力。
帰宅すれば泣きながらケアの薬を塗ったり貼ったりして癒やすも心の傷はスパンキングケア用の薬では癒えずに泣きながら気絶するように眠る日々。
そんな日々が続き、彼女は次第に心も体もすり減らされていった。
***
舞台でお尻を叩かれる、それだけだがその叩かれ方も演目のように色々あった。
ある日の晩だと舞台に引き出された女性たちは、まずお尻を丸出しにされて隅に四つん這いで並ばされた。
客席からはお尻が丸見えのまま、動くことも許されなず、羞恥で震える体を必死に支えながら、中央のスポットライトの下で台に縛り付けられて鞭で叩かれている仲間の姿を見せつけられた。
鞭の音が響くたびに悲鳴が上がりお尻に鞭の赤い線が刻まれ、観客が沸く。
次々に仲間が順番に台に縛り付けられて、叩かれてお尻が鞭打ちで真っ赤になってく様子が、自分の順番の恐怖を際立たせる。
やがて自分の名がまるでスターを呼ばれるように呼ばれると無理やり中央へ引き立てられて台に縛り付けられる。
「いやっ、やめて!」
暴れても無意味で、叫ぶ間もなく鞭が振り下ろされ、ビシィン!と鋭い音が響いた。
お尻に赤い痕が走り、痛みで叫ぶと、客席から拍手と歓声が沸く。
真っ赤に腫れ上がるまで叩かれ終わると、再び舞台の隅に戻され、四つん這いのまま赤く鞭打ちで腫れたお尻を晒されて、やがて全員が叩き終わると舞台には赤いお尻がズラリと並び観客はその姿を肴に酒を飲み、笑い声をあげる。
羞恥と痛みに震えながら、彼女達はただ涙を流すしかなかった。
***
別の日には舞台に立たされ、鞭で叩かれたあと腫れ上がったお尻を突き出さされて客に腫れた尻を晒す。
女性達は今日も痛みと羞恥で泣いている中、店長がマイクを握り、いやらしく笑った。
「さあ皆さん、お好みの娘がいましたら追加のお仕置き可能です! チップを払っていただければ、もう一度叩けますよ!」
そう店長がいうと客はチップを払い、女性達を指名していく。
指名された仲間は泣きながら舞台中央に引きずり出され、再び鞭を浴びた。悲鳴と嗚咽が響き、観客は手を叩いて大喜びだ。
やがて彼女も指名され、怯える声をあげながら舞台中央へ連れていかれる。真っ赤に腫れたお尻に再び鞭が打ち込まれ、耐えきれず悲鳴を上げた。
「いやぁぁっ!! やめてぇ!」
痛みに泣き叫び震えながら、まだ終わらない鞭に泣き叫ぶだけかと思ったが——
「警察だ! 全員動くな!」
扉が破られ、怒号が響き渡り警察官が雪崩れるように突入してきた。
すぐさま店長が取り押さえられ、鞭を振るっていたスタッフも床に押さえ込まれる。観客たちも次々に拘束され、店内は一瞬で修羅場と化した。
彼女は鞭を受けた姿のまま、呆然と立ち尽くしていた。涙で視界が滲む中、警察官が駆け寄り、毛布をかけて肩を支えてくれた。
「もう大丈夫です、助けに来ました」
その声を聞いた瞬間、緊張の糸が切れ、彼女達は声をあげて泣き崩れた。
その後すぐに病院に搬送されお尻の治療がされた、ほぼ毎日鞭を受け続けたお尻に即効性の高い薬が塗られ、治癒力を高める錠剤も処方されて数日でお尻へのダメージは完全に癒やされた。
***
後日、警察署で事情を話したとき、担当官から言われた。
なんでも他のバイト仲間の様子をおかしいと感じた家族がいたらしく、久しぶりにあったのに暗くてお尻を痛そうにしてる事が多い。
それに不審に思った家族が警察に相談し、元々この店を怪しんでいた警察も本格的に調査を開始して、あの日突入したそうだ。
「本当に……ありがとうございます……」
「本当に良かったです。しかし高額だからって、バイトの内容を見ずにすぐに飛びついては駄目ですよ」
警察の言葉に彼女は深く頷いた。二度とこんな地獄に足を踏み入れないと心に誓いながら。
夜だけのシフトとはいえ、店が週に一度の休み以外は毎日出勤を強制され、店で塗られる薬は傷は癒やしても痛みが残るので治った気にならない。
そして辞めたいと言えば「違約金百万」と書かれた契約書を突きつけられ、さらに「口外したらもっと酷い目に遭わせる」と脅され、一人暮らしの学生の身で、誰にも相談できなかった。
幼い頃から度々お仕置きでお尻を叩かれることはあったが、これは悪い事をした時の懲罰ではないし、ましてや愛情もない、ただの見世物としての暴力。
帰宅すれば泣きながらケアの薬を塗ったり貼ったりして癒やすも心の傷はスパンキングケア用の薬では癒えずに泣きながら気絶するように眠る日々。
そんな日々が続き、彼女は次第に心も体もすり減らされていった。
***
舞台でお尻を叩かれる、それだけだがその叩かれ方も演目のように色々あった。
ある日の晩だと舞台に引き出された女性たちは、まずお尻を丸出しにされて隅に四つん這いで並ばされた。
客席からはお尻が丸見えのまま、動くことも許されなず、羞恥で震える体を必死に支えながら、中央のスポットライトの下で台に縛り付けられて鞭で叩かれている仲間の姿を見せつけられた。
鞭の音が響くたびに悲鳴が上がりお尻に鞭の赤い線が刻まれ、観客が沸く。
次々に仲間が順番に台に縛り付けられて、叩かれてお尻が鞭打ちで真っ赤になってく様子が、自分の順番の恐怖を際立たせる。
やがて自分の名がまるでスターを呼ばれるように呼ばれると無理やり中央へ引き立てられて台に縛り付けられる。
「いやっ、やめて!」
暴れても無意味で、叫ぶ間もなく鞭が振り下ろされ、ビシィン!と鋭い音が響いた。
お尻に赤い痕が走り、痛みで叫ぶと、客席から拍手と歓声が沸く。
真っ赤に腫れ上がるまで叩かれ終わると、再び舞台の隅に戻され、四つん這いのまま赤く鞭打ちで腫れたお尻を晒されて、やがて全員が叩き終わると舞台には赤いお尻がズラリと並び観客はその姿を肴に酒を飲み、笑い声をあげる。
羞恥と痛みに震えながら、彼女達はただ涙を流すしかなかった。
***
別の日には舞台に立たされ、鞭で叩かれたあと腫れ上がったお尻を突き出さされて客に腫れた尻を晒す。
女性達は今日も痛みと羞恥で泣いている中、店長がマイクを握り、いやらしく笑った。
「さあ皆さん、お好みの娘がいましたら追加のお仕置き可能です! チップを払っていただければ、もう一度叩けますよ!」
そう店長がいうと客はチップを払い、女性達を指名していく。
指名された仲間は泣きながら舞台中央に引きずり出され、再び鞭を浴びた。悲鳴と嗚咽が響き、観客は手を叩いて大喜びだ。
やがて彼女も指名され、怯える声をあげながら舞台中央へ連れていかれる。真っ赤に腫れたお尻に再び鞭が打ち込まれ、耐えきれず悲鳴を上げた。
「いやぁぁっ!! やめてぇ!」
痛みに泣き叫び震えながら、まだ終わらない鞭に泣き叫ぶだけかと思ったが——
「警察だ! 全員動くな!」
扉が破られ、怒号が響き渡り警察官が雪崩れるように突入してきた。
すぐさま店長が取り押さえられ、鞭を振るっていたスタッフも床に押さえ込まれる。観客たちも次々に拘束され、店内は一瞬で修羅場と化した。
彼女は鞭を受けた姿のまま、呆然と立ち尽くしていた。涙で視界が滲む中、警察官が駆け寄り、毛布をかけて肩を支えてくれた。
「もう大丈夫です、助けに来ました」
その声を聞いた瞬間、緊張の糸が切れ、彼女達は声をあげて泣き崩れた。
その後すぐに病院に搬送されお尻の治療がされた、ほぼ毎日鞭を受け続けたお尻に即効性の高い薬が塗られ、治癒力を高める錠剤も処方されて数日でお尻へのダメージは完全に癒やされた。
***
後日、警察署で事情を話したとき、担当官から言われた。
なんでも他のバイト仲間の様子をおかしいと感じた家族がいたらしく、久しぶりにあったのに暗くてお尻を痛そうにしてる事が多い。
それに不審に思った家族が警察に相談し、元々この店を怪しんでいた警察も本格的に調査を開始して、あの日突入したそうだ。
「本当に……ありがとうございます……」
「本当に良かったです。しかし高額だからって、バイトの内容を見ずにすぐに飛びついては駄目ですよ」
警察の言葉に彼女は深く頷いた。二度とこんな地獄に足を踏み入れないと心に誓いながら。
3
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる