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3day 5月3日 月曜日
談笑
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ねぇねぇ失踪したかと思った?
思ったよね?
残念でした続けま~すw
忙しくてなかなか書けないだけで~すw
ベロベロベロベロベロベロベロベロベ(殴
すみませんでした。
☆●◇■△▼本編▽▲□◆○★
「君は全く…こんな無茶をして。でも助かった。ありがとう」
「いえ、すみません俺こそ。強引に来ちゃって…」
俺の奇襲によって何とか月神を助ける事ができた。ツクヨミかと思われる小石は机によって粉々に砕け散り、不穏な空気が無くなった。コイツからの反撃は恐らく無いだろう。
それよりも月神の怪我が心配だ。かすり傷や切り傷はともかく、右手首からの大量の出血に目が止まった。黒のスーツ越しにでもハッキリと分かるほど血が溢れ返っている。傷が動脈にまで達しているかもしれないと考えると、俺は柄にも無く慌てふためいた。そんな俺を見て、月神は優しく微笑みながら声をかけた。
「大丈夫。安心したまえ。少し深めに切っただけさ。私のカバンを取ってくれ。そこに色々入っている」
そう言って月神は教室の隅に転がっていた黒いカバンを指さした。肩にかけるショルダーバッグだ。中を覗くと大量の御札、そして小さな救急箱が一つ入っていた。
俺はそれを持って急いで月神の元に駆け寄り、彼の右手首の処置を始めた。
「すまないね。足だったらまだ良かったんだが、腕だとどうしても一人では包帯を巻きにくくて」
「大丈夫ですから、じっとしててください」
傷口を消毒し、包帯を黙々と腕に巻く。しばし気まずめの沈黙が流れたが、月神の声によって静寂は切り裂かれた。
「誠司くんは将来どうするつもりなんだい?」
たわいもない世間話、雑談だ。俺は特に慌てる事無く、普段学校で友達と会話する時と同様な気持ちで会話に臨んだ。
「そうですね…適当な就職先見つけて働く予定です」
「おや、就職希望か。大学には興味無いのかい?」
「正直、俺は行きたいです。大学。けど、父親が行方不明で仕送りが止まった今、少しでも多く家にお金を入れたいんです。あまり母ばかりに負担させる訳にはいかないので」
「…君は、遠慮のしかたを履き違えている」
「先生…?」
月神の優しく柔らかかった声が堅くなったような気がして、彼の目を見る。それは生徒を叱りつける、まさに教師のような厳しい目にも見えた一方、どこか哀れみを含んだ優しい瞳にも見えた。
「遠慮する事は無いんだ。行きたいなら行けばいい。少なくとも、私に子供がいて、その子が君と同じ選択をしていたとしたら、私はそう言うだろう」
その言葉に上手く反論ができず、俯いたままの俺に向かって月神は続けた。
「それと…その話、松谷奈緒さんにも話してみると良い。何か進展があるはずだ」
「え?姉貴に?」
なぜこのタイミングで姉の名が挙がったのか理解できない。俺は微かな疑問を抱きながら黙々と包帯を巻いていく。
姉貴の名を聞き、ふと気になってチラリと時計を見る。時刻は既に零時を回っている。タイムリミットまでもう時間が無い。
「さて、せっかくだ。君にもヤツの情報を教えておかなければな」
「ツクヨミの…ですか」
「あぁ、今すぐにでも話したいところだが、場所を変えようか。また襲ってくるかも分からん」
月神の提案に乗り、第二校舎を急いで脱出。三代目校舎に移ったのだった。
思ったよね?
残念でした続けま~すw
忙しくてなかなか書けないだけで~すw
ベロベロベロベロベロベロベロベロベ(殴
すみませんでした。
☆●◇■△▼本編▽▲□◆○★
「君は全く…こんな無茶をして。でも助かった。ありがとう」
「いえ、すみません俺こそ。強引に来ちゃって…」
俺の奇襲によって何とか月神を助ける事ができた。ツクヨミかと思われる小石は机によって粉々に砕け散り、不穏な空気が無くなった。コイツからの反撃は恐らく無いだろう。
それよりも月神の怪我が心配だ。かすり傷や切り傷はともかく、右手首からの大量の出血に目が止まった。黒のスーツ越しにでもハッキリと分かるほど血が溢れ返っている。傷が動脈にまで達しているかもしれないと考えると、俺は柄にも無く慌てふためいた。そんな俺を見て、月神は優しく微笑みながら声をかけた。
「大丈夫。安心したまえ。少し深めに切っただけさ。私のカバンを取ってくれ。そこに色々入っている」
そう言って月神は教室の隅に転がっていた黒いカバンを指さした。肩にかけるショルダーバッグだ。中を覗くと大量の御札、そして小さな救急箱が一つ入っていた。
俺はそれを持って急いで月神の元に駆け寄り、彼の右手首の処置を始めた。
「すまないね。足だったらまだ良かったんだが、腕だとどうしても一人では包帯を巻きにくくて」
「大丈夫ですから、じっとしててください」
傷口を消毒し、包帯を黙々と腕に巻く。しばし気まずめの沈黙が流れたが、月神の声によって静寂は切り裂かれた。
「誠司くんは将来どうするつもりなんだい?」
たわいもない世間話、雑談だ。俺は特に慌てる事無く、普段学校で友達と会話する時と同様な気持ちで会話に臨んだ。
「そうですね…適当な就職先見つけて働く予定です」
「おや、就職希望か。大学には興味無いのかい?」
「正直、俺は行きたいです。大学。けど、父親が行方不明で仕送りが止まった今、少しでも多く家にお金を入れたいんです。あまり母ばかりに負担させる訳にはいかないので」
「…君は、遠慮のしかたを履き違えている」
「先生…?」
月神の優しく柔らかかった声が堅くなったような気がして、彼の目を見る。それは生徒を叱りつける、まさに教師のような厳しい目にも見えた一方、どこか哀れみを含んだ優しい瞳にも見えた。
「遠慮する事は無いんだ。行きたいなら行けばいい。少なくとも、私に子供がいて、その子が君と同じ選択をしていたとしたら、私はそう言うだろう」
その言葉に上手く反論ができず、俯いたままの俺に向かって月神は続けた。
「それと…その話、松谷奈緒さんにも話してみると良い。何か進展があるはずだ」
「え?姉貴に?」
なぜこのタイミングで姉の名が挙がったのか理解できない。俺は微かな疑問を抱きながら黙々と包帯を巻いていく。
姉貴の名を聞き、ふと気になってチラリと時計を見る。時刻は既に零時を回っている。タイムリミットまでもう時間が無い。
「さて、せっかくだ。君にもヤツの情報を教えておかなければな」
「ツクヨミの…ですか」
「あぁ、今すぐにでも話したいところだが、場所を変えようか。また襲ってくるかも分からん」
月神の提案に乗り、第二校舎を急いで脱出。三代目校舎に移ったのだった。
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