ダンボールの中身は捨て幼女でした

ルナ

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日常

トラウマ

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「…」
「お兄ちゃん…何見てるの…」
「何だ、心美こんな時間に起きたのか」
「ん、おしっこ…」

 土曜日の夜、深夜零時。明日はバイトも学校も無いという事で、深夜番組をリビングで一人見ていた。

【お分かりしただろうか?もう一度ご覧頂こう】
「ん…?」
(あ…ヤバいか?)

 眠そうに目を擦る心美。微睡まどろむ視界に映ったのは…

【キャーーーーーーー(効果音)】
「いやああああああああああああ」

 テレビの中の悲鳴とシンクロして俺の傍らからも悲鳴が一つ。悲鳴と言うよりは泣き声に近いかもしれない。テレビのディスプレイには女性の幽霊の顔がドアップで映されていた。

 そう、俺が見ていたのは…

「あ…ぁ…ぅ…」

 心霊番組。



チョロロロロロ…





☆●◇■△▼翌朝▽▲□◆○★





 目覚ましの音で目を覚ます。朝六時、いつも通りの時間に起床できた。いつもなら朝食の支度をしてから心美を起こすのだが

「お兄…ちゃ…」
「ウィッヒィィ!?」

 隣を見て驚いた。あまりの驚きで配管工のオジサンの真似をしてしまった。
 心美が既に起きていた。と言うよりは目を覚ましていたと言う方が正しい。それだけなら驚く事は無いのだが、心美の目は血走っていた。目の下のクマが酷く、眼をガン開きにした状態でコチラを見つめていたのだ。どれだけ可愛い幼女でもこれはホラーだ。

「びっくりした…心美か。なんだ、まさか寝てないのか?」
「うん…怖くて」
「あ~…」

 やはり昨夜俺が見ていた心霊番組が原因か。心美に一種のトラウマを植え付けてしまった。スマン心美。

「眠いだろ。今日は日曜日だし、ゆっくり寝てろ」
「う…ん…」

 心美は眠気で意識が朦朧とする中、何とか会話できている状態。無理に起こして朝飯食えなんて言うほど俺も鬼では無い。鬼いちゃんでは無い。

「それじゃ、俺はー」

ギュッ

 なんかズボンの裾を掴まれたのですが。

「やだ…寝れるまで…一緒…」
「はいはい…」

 次の日

「それじゃ、行ってくるぞ」
「やだあああ!独り恐いいい!」
「…」
「私に任せな☆」
「どっから入って来たロリコン女!」

 俺が不在の間、横塚に心美を任せた。



 深夜

「オシッコ…」
「んー…?トイレくらい一人で…」
「うぅ…お兄ちゃぁん…ふぇぇ…」
「…」



 こんな生活が約一ヶ月間続いた。
 それと同時に横塚聖羅は約一ヶ月間学校を休んだ。

「ふっ…心美ちゃんのためなら単位足りなくて留年になっても…悔いは無い」
「なんかスマン」
「ありがとお姉ちゃんっ」
「補習頑張れ~」
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