【完結】てんかん患者の嗚咽

ルナ

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【4】MRI?CT?なんじゃソレは

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・CT検査とは

 CT検査についてのご説明です。

 CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置)
 CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。
 体内の様々な病巣を発見することができますが、特に心臓、大動脈、気管支・肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に関しては、優れた描出能が知られています。

・MRI検査(MRI=MagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像診断装置)
 MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。
 様々な病巣を発見することができますが、特に脳や、脊椎、四肢、また子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔に生じた病変に関して優れた描出能が知られています。また、色々な病気の早期発見、診断にMRI検査は有効とされ研究が進んでいます。


 ルナが連れて行かれたのはとある検査室。さすが病院、相変わらず白一択の部屋だ。たくさんの機械が部屋中に並べてある中、真っ先にルナの目に付いたのは部屋の中心に置かれている大きなベッド。無論ただのベッドでは無く、検査用の機械らしき物が枕の置いてある位置の近くに付属されていた。真っ白の太くて短い、トンネルのような空洞の筒型の機械である。どうやら、患者をベッドに寝かせた状態のままベッドごと動かし、あの筒型の機械の中に通して検査をするようだ。

「はい。それではルナさん。身につけている金属類の物を全て入口前のカゴの中に置きましたら、そちらの台の上で横になってください。少しかかる時間が長いと思うので、検査の間は寝てても良いですよ」

 ルナは履いている靴を脱ぎ、医師に言われるがまま台の上で横になる。検査の準備が整い、ルナを乗せた台、次に機械も動き出す。
 そしてゆっくりと筒の中へ誘われ、謎の爆音がルナの鼓膜を刺激する。

ピッピッピッピッピッ
ピーーーーーーーーーーー
ピコンピコン
ガタタタタタタタタタタタタ
ブーーーーーーーーーーー

(…うるせぇ)

 ただただ騒音だった。脳の検査で脳が壊れるかと思ったくらいだ。これでは寝ようにも眠れるわけが無い。
 この状態が二、三十分ほど続いた。こんなに患者の精神を殺しにかかってる検査を受けたのは初めてだった。





 …結果として。ルナの脳を検査したところ、シワと言うか、"たるみ"のような物が一つ見つかったらしいのだが、ソレがてんかんの原因かどうかは不明で…結局、直接的なハッキリとした原因や悪い部分は分からなかった。
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