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序章
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「ガラ!ギラ!早く来なさい!とっととコイツを仕留めるわよ!」
…。
反応が無い。この燃えたぎる炎の音で聞こえてない?それとも既に避難したの?
「ガラ!!ギラ!!いるならさっさとー」
「ガラとギラならここだよ」
私がさっきよりも大きく声を張って二人を呼んでいると、キョウは後ろ手に持っていた何かを私の前の床に叩きつけた。
それは紛れもない、ガラとギラの変わり果てた姿。二人の生首だった。
「いっ…いやあああああああああぁぁぁ!!」
☆●◇■△▼数分前▽▲□◆○★
俺はアルゴを殺した。証拠隠滅のため…というよりは今までの恨みも兼ねて、アルゴの死体とクライス家に火をつけた。しっかり順調に燃え上がっていて安心した。
アルゴを殺したら炎魔法が急に使えるようにった。まるでアルゴの魔力がそっくりそのまま俺に乗り移ったように。
(俺の仮説が正しければ…恐らく…)
ダッダッダッダッダッダッ
「ギラ!もっと早く走れ!このままじゃ…あ、キョウ兄様!」
「へ?本当だ!キョウ兄様~!キョウ兄様~!」
俺が斧を片手にクライス家を徘徊していると、弟のガラとギラが血相を変えて俺の元へ駆け寄ってきた。これは助かった。わざわざ探す手間が省けた。
「キョウ兄様!アルゴ兄様とマイラ姉様が見つからないの!」
「知らない!?キョウ兄様!?」
おうおう、これは滑稽。普段から二人して俺の事を陥れようとするイタズラっ子が涙目で俺に助けを求めるか。
ちっとも可愛くない。可哀想なんて思えない。ただ目障りだ。
「あぁ、知ってる。今すぐアルゴ兄様の元に行かせてやるよ」
それからは数分の出来事だ。
炎魔法でガラとギラを死なない程度にじっくり焼いた後、持っていた斧で二人の首を切断した。二人の肉体をウェルダンにしてる時の絶叫と言ったら…聞いていて凄く気持ちが良かった。最高にハイッてやつだった。焼いている途中、ついでに二人は両親の本当の子供では無いことを話した。ガラとギラは父の浮気相手との間にできた子供だ。俺がそれを知ったのは単なる偶然。でも昔から薄々と感じてはいたんだ。ガラもギラも両親にちっとも似てないし、何より炎と氷の間に風や雷が生まれるはずないからな。これを話した時のアイツらの顔は…思い出すだけでも笑けてくる。
そして…
「はははっ…やっぱりな」
二人を殺した今、俺は風魔法と雷魔法を使えるようになっていた。そして三種類の魔法を駆使して火の巡りを加速させた。炎で点火し、雷を無造作に放つ、そして風で仰ぐ。
「待ってろよ…マイラ、そして俺を無視してきた両親共々…スグに地獄に送ってやるよ」
俺はきっとこれから旅にでる。この力はその時のために皆がくれた贈呈品。旅人に贈る物…餞だ。
「俺の…餞魔法で…な」
…。
反応が無い。この燃えたぎる炎の音で聞こえてない?それとも既に避難したの?
「ガラ!!ギラ!!いるならさっさとー」
「ガラとギラならここだよ」
私がさっきよりも大きく声を張って二人を呼んでいると、キョウは後ろ手に持っていた何かを私の前の床に叩きつけた。
それは紛れもない、ガラとギラの変わり果てた姿。二人の生首だった。
「いっ…いやあああああああああぁぁぁ!!」
☆●◇■△▼数分前▽▲□◆○★
俺はアルゴを殺した。証拠隠滅のため…というよりは今までの恨みも兼ねて、アルゴの死体とクライス家に火をつけた。しっかり順調に燃え上がっていて安心した。
アルゴを殺したら炎魔法が急に使えるようにった。まるでアルゴの魔力がそっくりそのまま俺に乗り移ったように。
(俺の仮説が正しければ…恐らく…)
ダッダッダッダッダッダッ
「ギラ!もっと早く走れ!このままじゃ…あ、キョウ兄様!」
「へ?本当だ!キョウ兄様~!キョウ兄様~!」
俺が斧を片手にクライス家を徘徊していると、弟のガラとギラが血相を変えて俺の元へ駆け寄ってきた。これは助かった。わざわざ探す手間が省けた。
「キョウ兄様!アルゴ兄様とマイラ姉様が見つからないの!」
「知らない!?キョウ兄様!?」
おうおう、これは滑稽。普段から二人して俺の事を陥れようとするイタズラっ子が涙目で俺に助けを求めるか。
ちっとも可愛くない。可哀想なんて思えない。ただ目障りだ。
「あぁ、知ってる。今すぐアルゴ兄様の元に行かせてやるよ」
それからは数分の出来事だ。
炎魔法でガラとギラを死なない程度にじっくり焼いた後、持っていた斧で二人の首を切断した。二人の肉体をウェルダンにしてる時の絶叫と言ったら…聞いていて凄く気持ちが良かった。最高にハイッてやつだった。焼いている途中、ついでに二人は両親の本当の子供では無いことを話した。ガラとギラは父の浮気相手との間にできた子供だ。俺がそれを知ったのは単なる偶然。でも昔から薄々と感じてはいたんだ。ガラもギラも両親にちっとも似てないし、何より炎と氷の間に風や雷が生まれるはずないからな。これを話した時のアイツらの顔は…思い出すだけでも笑けてくる。
そして…
「はははっ…やっぱりな」
二人を殺した今、俺は風魔法と雷魔法を使えるようになっていた。そして三種類の魔法を駆使して火の巡りを加速させた。炎で点火し、雷を無造作に放つ、そして風で仰ぐ。
「待ってろよ…マイラ、そして俺を無視してきた両親共々…スグに地獄に送ってやるよ」
俺はきっとこれから旅にでる。この力はその時のために皆がくれた贈呈品。旅人に贈る物…餞だ。
「俺の…餞魔法で…な」
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