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if story アルサーラー編(真)
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〈駄目だキョウ!一度引こう〉
(できたらとっくに引いてる…っての!)
いつの間にか背後に回られていた。見えなかった。一定の距離を保ちながら全ての魔法属性、四大王者の加護、魂を喰らう者、全て試したが効果がほとんど無い。恐ろしい肉体だ。
皆の姿が見えない。おそらくジンかアーロンが避難させてくれたのだろう。どうせなら俺も連れてってくれよチクショウ。本当にヤバいって。攻撃を食らわせても瞬時に再生される。どうしようもない。このままでは魔力が尽きてしまう。
「避け…んなよ!キョウ!!」
なんだかマイラも少しずつ凶暴になっている気がする。人の時の人格が失われ始めているのか、まるで獣のような動きだ。
「キョウゥゥ!」
(誰か…何か…突破口を)
☆●◇■△▼*▽▲□◆○★
「準備はよろしいですか?お二人とも」
「あぁ、あるだけの魔力全部使ってくれ」
「はい、もちろん私も使ってくれ…です」
ジンさんの強力な精霊魔法。
アナシアさんの禁術中の禁術、蘇生魔法。
そして私の時間と空間を司る時空間魔法。
これだけの力があれば不可能では無い。条件は揃っています。
「では…始めます」
今私達がやろうとしている事は一つの蘇生術。それもとても複雑なもので、誰も成功したという実例が無い禁術である。そのため、どんな反動が魔道士に返ってくるのかも未知数。行うのはもちろん私。もしこれで運悪く死んでしまっても後悔は無い。それだけの事を私はキョウ様にしてきたのだから。せめてもの罪滅ぼし、この命を捧げましょうぞ。
「アーロンさん…」
「はい?なんでしょうジュナさん」
術を始める直前、ジュナさんが話しかけて来ました。なんでしょう、いつもより声が少し低い様な。
「"これで死んでしまっても良い"なんて考えてるでしょ」
「っ!」
まさに図星。今思った事を即座に言い当てるなんて、凄い女性です。彼女の言葉で一気に冷や汗で出てしまいました。
「今からやるのは禁術中の禁術。使用者のアーロンさんに全ての反動が返ってくるんでしょ?それで…死ぬ気なんでしょ?」
「…」
「ダメだよ。そんな事キョウくんは喜ばない。望んで無い。アナタなら分かってるはずだよ」
えぇ、分かっています。あの方は本当にお優しい。幾度となく固定したループの中でクライス家と過ごしてきた私が…一番分かっています。私がアブソープ夫妻を惨殺した事実を受け入れ、一時とはいえ許してくれた。もうこれ以上彼の優しさに、懐の深さに甘んじる訳には…。そう思っていました。
「生きて、キョウくんのためにも」
ジュナさんが私の両肩をグッと掴まれます。とても強い。肉体的にも、精神的にも。いえ、この力はきっとキョウ様への思いの強さなのでしょう。良い仲間に恵まれましたな。
「ジュナ様…ありがとうございます」
私の言葉を聞き、ジュナ様は笑顔で後ろに下がって行きました。
そして行った禁術。結果は成功。術の途中、激しい痛みが何度も私を襲いましたが死ぬ事はありませんでした。
そして…
「やぁ…久しぶりだね、アーロン」
(できたらとっくに引いてる…っての!)
いつの間にか背後に回られていた。見えなかった。一定の距離を保ちながら全ての魔法属性、四大王者の加護、魂を喰らう者、全て試したが効果がほとんど無い。恐ろしい肉体だ。
皆の姿が見えない。おそらくジンかアーロンが避難させてくれたのだろう。どうせなら俺も連れてってくれよチクショウ。本当にヤバいって。攻撃を食らわせても瞬時に再生される。どうしようもない。このままでは魔力が尽きてしまう。
「避け…んなよ!キョウ!!」
なんだかマイラも少しずつ凶暴になっている気がする。人の時の人格が失われ始めているのか、まるで獣のような動きだ。
「キョウゥゥ!」
(誰か…何か…突破口を)
☆●◇■△▼*▽▲□◆○★
「準備はよろしいですか?お二人とも」
「あぁ、あるだけの魔力全部使ってくれ」
「はい、もちろん私も使ってくれ…です」
ジンさんの強力な精霊魔法。
アナシアさんの禁術中の禁術、蘇生魔法。
そして私の時間と空間を司る時空間魔法。
これだけの力があれば不可能では無い。条件は揃っています。
「では…始めます」
今私達がやろうとしている事は一つの蘇生術。それもとても複雑なもので、誰も成功したという実例が無い禁術である。そのため、どんな反動が魔道士に返ってくるのかも未知数。行うのはもちろん私。もしこれで運悪く死んでしまっても後悔は無い。それだけの事を私はキョウ様にしてきたのだから。せめてもの罪滅ぼし、この命を捧げましょうぞ。
「アーロンさん…」
「はい?なんでしょうジュナさん」
術を始める直前、ジュナさんが話しかけて来ました。なんでしょう、いつもより声が少し低い様な。
「"これで死んでしまっても良い"なんて考えてるでしょ」
「っ!」
まさに図星。今思った事を即座に言い当てるなんて、凄い女性です。彼女の言葉で一気に冷や汗で出てしまいました。
「今からやるのは禁術中の禁術。使用者のアーロンさんに全ての反動が返ってくるんでしょ?それで…死ぬ気なんでしょ?」
「…」
「ダメだよ。そんな事キョウくんは喜ばない。望んで無い。アナタなら分かってるはずだよ」
えぇ、分かっています。あの方は本当にお優しい。幾度となく固定したループの中でクライス家と過ごしてきた私が…一番分かっています。私がアブソープ夫妻を惨殺した事実を受け入れ、一時とはいえ許してくれた。もうこれ以上彼の優しさに、懐の深さに甘んじる訳には…。そう思っていました。
「生きて、キョウくんのためにも」
ジュナさんが私の両肩をグッと掴まれます。とても強い。肉体的にも、精神的にも。いえ、この力はきっとキョウ様への思いの強さなのでしょう。良い仲間に恵まれましたな。
「ジュナ様…ありがとうございます」
私の言葉を聞き、ジュナ様は笑顔で後ろに下がって行きました。
そして行った禁術。結果は成功。術の途中、激しい痛みが何度も私を襲いましたが死ぬ事はありませんでした。
そして…
「やぁ…久しぶりだね、アーロン」
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