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郡司さんと私
郡司さんと私 その3
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新座に戻ってから私と茂川先生は別行動を取り、それぞれ消えたゾウキリンの行方を追った。しかし不思議なことに、新座市内においてゾウキリンを見たという人は全く現れなかったのである。先生の話によると、日本各地に解き放ったゾウキリンの数は二十六匹。そのうちの半分程度しか新座に戻らなかったと仮定しても、十匹前後のゾウキリンが新座にいることになるはずである。
「きっとどこかに隠れながら、親である佐和田さんを探しているんじゃないかな」
茂川先生は「そうであれ」と願うようにそう繰り返した。
ホワイトデーも十日前に迫ったその日、私は一人で新座を走り回っていた。ちなみに茂川先生は本日不在である。自由人の如く振る舞う先生も実のところは社会人であるので、毎日のようにゾウキリンを探し回るわけにはいかないのである。
その日、私は市内の栄という方面に自転車を走らせた後、新塚、馬場と新座の外縁を沿うようにして自転車を走らせ、平林寺の前を通って片山の方へと戻るルートを取ってゾウキリンを探した。目についた横道には積極的に逸れていく一人ローラー作戦を用いながら、目を皿にしてあのノッペリとした黄色い身体を探したが、彼の姿はどこにも見当たらず、また彼を見たという人にも遭遇しなかった。
時刻はもう夕方の五時を回ったがまだ明るい。最近はぐんと日が伸びてきた気がする。しかし春がまだ少しだけ遠くにあるということは、肌を切りつけるようなこの寒さが教えてくれる。
私は黒目川の上を通る堀之内橋の上で、葉が枯れ落ちた木と年がら年中緑の葉をつける木が入り乱れる雑木林が、沈みゆく夕日によって分け隔てなく同色に塗りつぶされていく景色を見た。
「ゾウキリンよ、あなたは今いずこに」
船乗りを恋人に持つ女性はこのような気分なのだろうかと、欄干にもたれながら適当なことを考えていると、私の視界の端に何かがふと横切った。
干上がった黒目川に生い茂る草木の中を滑るように掻き分けていったそれは、大木のような太さを持ちながらもゆらゆらと蛇行して進む白い何かであった。
「なんだ、あれは」
自転車を停めた私は急いで橋の下に降りて、正体不明の白い生物の進んだ方に駆けた。しかしその姿は既に見えず、背の高い雑草が踏まれて出来た太い獣道があるばかりである。
この道を追えば、きっと先ほどの生物の正体がわかるだろう。しかし、果たしてあんなものを追っていいものか?
心臓がどきどきと強く鼓動している。あれに襲われればひとたまりもないだろうという確信が身体を締め付ける。しかし追ってはならないという理性よりも、追わなければならないという出自不明の使命感が勝り、私は自然と獣道を歩いていた。
しばらく歩いていると、やがて獣道が四方八方に広がった。私が追いかけていることに気が付きこのようなことをしたのか、それとも――。
その時、私の背後から何かが近づいてくるようなガサガサという音がした。とっさに振り向くとそこには怪物が大口を開けて待っていた――わけではなく、ゾウキリンがよちよち走ってこちらに近づいてきていただけであった。彼は私の足にしがみつくと、甘えるような「ぷぇえ」という気の抜ける声を出した。
「なんだ、お前か」
安堵した拍子に全身の力が抜け、大きな息がこぼれる。「お前は隠れるのが上手いねえ。今までずっとここにいたのかい?」
ゾウキリンは「ぷぇえ」と鳴いて答え、私のズボンの裾をうんせうんせと引っ張った。彼の言葉は全くわからないが、その姿は何かを必死に訴えているようであった。
とりあえず、彼を佐和田さんのところへ連れて行けば何かわかるだろうか。そう思った私が彼を抱え上げようとしたその矢先、周囲の地面が大きく揺れた。黒目川に水が戻ってきたのではないかと思わせるほどに地面を揺らした犯人は、私が先ほど見た正体不明の生物――あまりに巨大な白い蛇であった。
「かしらなしだ」と私は思わず呟いた。まさか、このような場所で会うとは
大口を開けて威嚇するような声を出したかしらなしは、その長い胴体で私達を囲んで逃げられないようにした。もしかしなくとも、私達を取って喰うつもりであろう。
「食われてたまるか」と声に出して自らを奮い立たせた私は、ゾウキリンを背後に隠し、手近な棒切れを二本拾って適当な構えを取った。気分だけはかの二天一流、宮本武蔵だ。対する大蛇はチロチロと舌を出したり引っ込めたりして、こちらを襲うタイミングを伺っているようである。
達人同士のような睨み合いが私と大蛇の間で続く。向こうがどうかは知らないが、私の場合は足がすくんで動けないだけだから格好がつかない。
その均衡を破ったのは私でも大蛇でもなく、「止めなさい」という女の子の声であった。大蛇の胴体をよじ登って私の前に現れたのは、なんとアマメであった。これはさすがに予想外であった私は、棒切れを放りだして「何をしてるんだい、こんなところで」と彼女に訊ねた。
「それはこっちの台詞だよ。お兄さんこそなにしてるの」
「ゾウキリンを守ってるんだ。危ないから隠れてなさい」
「ムダなことは止めた方がいいよ」
そう言いながらアマメは私の背後に回る。口では強がりを言っておきながら、やはりあの大蛇が怖いらしい――と思いきや、彼女は私の足にしがみついていたゾウキリンを抱き上げ、あろうことか彼を天高く放り投げた。
「ぷおぉん」と情けない悲鳴を上げながら宙に舞ったゾウキリンに、すかさず大口を開いた大蛇が食らいつく。「あっ」と思うより先に、彼は大蛇に一飲みにされた。
その衝撃的な光景に言葉を失った私を、アマメが下から覗き込んだ。
「お兄さん、大丈夫?」
「そりゃ僕は大丈夫だけど……アマメ、なんであんなことしたんだい」
「あんなニセモノのゾウキリンがここにいるのが気に入らないの」
「気に入らないからって簡単に生き物を殺してはいけないよ」
「お兄さんだって、蚊に血を吸われそうになったら潰しちゃうでしょ。ハエがうろついてたら殺虫剤を撒くでしょ。それと同じだよ」
年端もいかない女の子にものの見事に論破された私は、何も言い返すことが出来ずに「まあ」と言葉を濁した。
「じゃ、わたしそろそろ行くから。まだ新座に偽ゾウキリンが残ってるかもしれないし」
「待ちなさい。つまり君は、新座に戻ってきたゾウキリンをその蛇に食べさせているってのかい?」
「そう。わたしたち友達なんだ。ね、カッシー?」
アマメがそう言うと、大蛇は彼女の前に頭を垂れた。まるでよく飼いならされた柴犬のようである。「この子のお父さんとは昔の知り合いでね。仲良しなんだよ」
「僕はますます君がわからなくなるよ。何者なんだい、君は」
唇に人差し指を当てて「秘密」とだけ言ったアマメは、大蛇の頭にひょいと飛び乗り、ぽんぽんとその頭を叩いた。大蛇は彼女を頭に乗せたまま、するすると草木の中へと消えていった。
〇
蛇に乗る少女・アマメの話を私は誰にも聞かせなかった。彼女が何故あのようなことをするのか。その真意を確かめないうちは、誰彼構わず吹聴すべきではないと思ったからだ。茂川先生にも佐和田さんにも。もちろん、かしらなし説の真相を待っている青前さん相手でもそれは変わらない。
私はもう一度アマメに会うべく町を駆けずり回っていたが、三日経った今日も彼女と鉢合わせることはなかった。お祭り云々の時に連絡先か住所を聞いておくべきだったと、私は今更になって後悔した。
その日、私は朝一で平林寺へとお参りに向かった。困った時の神頼みである。
本殿へのお参りを早々に済ませ、葉を落とした寒そうな木々を眺めながら境内を歩いていると、誰かが向こうの方から歩いてくるのが見えた。すぐ近くまで寄らないでも、それが郡司氏であることがわかった。相変わらず、黒光りするライダージャケットを纏う姿が異様である。
私に気が付いた彼は、「おお坊主」と手を挙げた。
「散歩か。若いだろうに爺くさい奴だ」
「ええ。神頼みのついででして」
「なんだ。神に頼まなくちゃならんようなことが何かあったのか」
「人を探していましてね。中々会えないのです」
「一目ぼれした相手でも探しているのか」
「そういうわけではありません。なに、会いたいのは事実ですが、そこに大した理由は無いんですよ」
「大した理由が無いのに神頼みか。下手な言い訳を使うんだな」
「大した理由ではないのですが、どうしても会わなくてはならない相手なのです」
「よくわからんな」と言いながら、郡司氏は手近なベンチに腰掛ける。
「よくわからんと言えば他にもある。最近になって、あれだけいたよそ者が急に新座から消えたんだ。ユキヒト、何か知らんか」
「さあ。なにが起きてるんでしょうね」と私はすっとぼける。ゾウキリンを食べる大蛇とそれを操る少女の話などをこの人にしては、色々と面倒なことになる予感があった。
「お前もわからんか。まあいい。俺の目はそう易々と欺くことは出来んからな。理由はすぐにわかるさ」
満足そうにあごの髭を撫でた郡司氏は、瞳に鋭い光を宿らせた。彼の風貌も相まって、その姿はまるで幾度の戦を生き抜いた侍のようであった。
「きっとどこかに隠れながら、親である佐和田さんを探しているんじゃないかな」
茂川先生は「そうであれ」と願うようにそう繰り返した。
ホワイトデーも十日前に迫ったその日、私は一人で新座を走り回っていた。ちなみに茂川先生は本日不在である。自由人の如く振る舞う先生も実のところは社会人であるので、毎日のようにゾウキリンを探し回るわけにはいかないのである。
その日、私は市内の栄という方面に自転車を走らせた後、新塚、馬場と新座の外縁を沿うようにして自転車を走らせ、平林寺の前を通って片山の方へと戻るルートを取ってゾウキリンを探した。目についた横道には積極的に逸れていく一人ローラー作戦を用いながら、目を皿にしてあのノッペリとした黄色い身体を探したが、彼の姿はどこにも見当たらず、また彼を見たという人にも遭遇しなかった。
時刻はもう夕方の五時を回ったがまだ明るい。最近はぐんと日が伸びてきた気がする。しかし春がまだ少しだけ遠くにあるということは、肌を切りつけるようなこの寒さが教えてくれる。
私は黒目川の上を通る堀之内橋の上で、葉が枯れ落ちた木と年がら年中緑の葉をつける木が入り乱れる雑木林が、沈みゆく夕日によって分け隔てなく同色に塗りつぶされていく景色を見た。
「ゾウキリンよ、あなたは今いずこに」
船乗りを恋人に持つ女性はこのような気分なのだろうかと、欄干にもたれながら適当なことを考えていると、私の視界の端に何かがふと横切った。
干上がった黒目川に生い茂る草木の中を滑るように掻き分けていったそれは、大木のような太さを持ちながらもゆらゆらと蛇行して進む白い何かであった。
「なんだ、あれは」
自転車を停めた私は急いで橋の下に降りて、正体不明の白い生物の進んだ方に駆けた。しかしその姿は既に見えず、背の高い雑草が踏まれて出来た太い獣道があるばかりである。
この道を追えば、きっと先ほどの生物の正体がわかるだろう。しかし、果たしてあんなものを追っていいものか?
心臓がどきどきと強く鼓動している。あれに襲われればひとたまりもないだろうという確信が身体を締め付ける。しかし追ってはならないという理性よりも、追わなければならないという出自不明の使命感が勝り、私は自然と獣道を歩いていた。
しばらく歩いていると、やがて獣道が四方八方に広がった。私が追いかけていることに気が付きこのようなことをしたのか、それとも――。
その時、私の背後から何かが近づいてくるようなガサガサという音がした。とっさに振り向くとそこには怪物が大口を開けて待っていた――わけではなく、ゾウキリンがよちよち走ってこちらに近づいてきていただけであった。彼は私の足にしがみつくと、甘えるような「ぷぇえ」という気の抜ける声を出した。
「なんだ、お前か」
安堵した拍子に全身の力が抜け、大きな息がこぼれる。「お前は隠れるのが上手いねえ。今までずっとここにいたのかい?」
ゾウキリンは「ぷぇえ」と鳴いて答え、私のズボンの裾をうんせうんせと引っ張った。彼の言葉は全くわからないが、その姿は何かを必死に訴えているようであった。
とりあえず、彼を佐和田さんのところへ連れて行けば何かわかるだろうか。そう思った私が彼を抱え上げようとしたその矢先、周囲の地面が大きく揺れた。黒目川に水が戻ってきたのではないかと思わせるほどに地面を揺らした犯人は、私が先ほど見た正体不明の生物――あまりに巨大な白い蛇であった。
「かしらなしだ」と私は思わず呟いた。まさか、このような場所で会うとは
大口を開けて威嚇するような声を出したかしらなしは、その長い胴体で私達を囲んで逃げられないようにした。もしかしなくとも、私達を取って喰うつもりであろう。
「食われてたまるか」と声に出して自らを奮い立たせた私は、ゾウキリンを背後に隠し、手近な棒切れを二本拾って適当な構えを取った。気分だけはかの二天一流、宮本武蔵だ。対する大蛇はチロチロと舌を出したり引っ込めたりして、こちらを襲うタイミングを伺っているようである。
達人同士のような睨み合いが私と大蛇の間で続く。向こうがどうかは知らないが、私の場合は足がすくんで動けないだけだから格好がつかない。
その均衡を破ったのは私でも大蛇でもなく、「止めなさい」という女の子の声であった。大蛇の胴体をよじ登って私の前に現れたのは、なんとアマメであった。これはさすがに予想外であった私は、棒切れを放りだして「何をしてるんだい、こんなところで」と彼女に訊ねた。
「それはこっちの台詞だよ。お兄さんこそなにしてるの」
「ゾウキリンを守ってるんだ。危ないから隠れてなさい」
「ムダなことは止めた方がいいよ」
そう言いながらアマメは私の背後に回る。口では強がりを言っておきながら、やはりあの大蛇が怖いらしい――と思いきや、彼女は私の足にしがみついていたゾウキリンを抱き上げ、あろうことか彼を天高く放り投げた。
「ぷおぉん」と情けない悲鳴を上げながら宙に舞ったゾウキリンに、すかさず大口を開いた大蛇が食らいつく。「あっ」と思うより先に、彼は大蛇に一飲みにされた。
その衝撃的な光景に言葉を失った私を、アマメが下から覗き込んだ。
「お兄さん、大丈夫?」
「そりゃ僕は大丈夫だけど……アマメ、なんであんなことしたんだい」
「あんなニセモノのゾウキリンがここにいるのが気に入らないの」
「気に入らないからって簡単に生き物を殺してはいけないよ」
「お兄さんだって、蚊に血を吸われそうになったら潰しちゃうでしょ。ハエがうろついてたら殺虫剤を撒くでしょ。それと同じだよ」
年端もいかない女の子にものの見事に論破された私は、何も言い返すことが出来ずに「まあ」と言葉を濁した。
「じゃ、わたしそろそろ行くから。まだ新座に偽ゾウキリンが残ってるかもしれないし」
「待ちなさい。つまり君は、新座に戻ってきたゾウキリンをその蛇に食べさせているってのかい?」
「そう。わたしたち友達なんだ。ね、カッシー?」
アマメがそう言うと、大蛇は彼女の前に頭を垂れた。まるでよく飼いならされた柴犬のようである。「この子のお父さんとは昔の知り合いでね。仲良しなんだよ」
「僕はますます君がわからなくなるよ。何者なんだい、君は」
唇に人差し指を当てて「秘密」とだけ言ったアマメは、大蛇の頭にひょいと飛び乗り、ぽんぽんとその頭を叩いた。大蛇は彼女を頭に乗せたまま、するすると草木の中へと消えていった。
〇
蛇に乗る少女・アマメの話を私は誰にも聞かせなかった。彼女が何故あのようなことをするのか。その真意を確かめないうちは、誰彼構わず吹聴すべきではないと思ったからだ。茂川先生にも佐和田さんにも。もちろん、かしらなし説の真相を待っている青前さん相手でもそれは変わらない。
私はもう一度アマメに会うべく町を駆けずり回っていたが、三日経った今日も彼女と鉢合わせることはなかった。お祭り云々の時に連絡先か住所を聞いておくべきだったと、私は今更になって後悔した。
その日、私は朝一で平林寺へとお参りに向かった。困った時の神頼みである。
本殿へのお参りを早々に済ませ、葉を落とした寒そうな木々を眺めながら境内を歩いていると、誰かが向こうの方から歩いてくるのが見えた。すぐ近くまで寄らないでも、それが郡司氏であることがわかった。相変わらず、黒光りするライダージャケットを纏う姿が異様である。
私に気が付いた彼は、「おお坊主」と手を挙げた。
「散歩か。若いだろうに爺くさい奴だ」
「ええ。神頼みのついででして」
「なんだ。神に頼まなくちゃならんようなことが何かあったのか」
「人を探していましてね。中々会えないのです」
「一目ぼれした相手でも探しているのか」
「そういうわけではありません。なに、会いたいのは事実ですが、そこに大した理由は無いんですよ」
「大した理由が無いのに神頼みか。下手な言い訳を使うんだな」
「大した理由ではないのですが、どうしても会わなくてはならない相手なのです」
「よくわからんな」と言いながら、郡司氏は手近なベンチに腰掛ける。
「よくわからんと言えば他にもある。最近になって、あれだけいたよそ者が急に新座から消えたんだ。ユキヒト、何か知らんか」
「さあ。なにが起きてるんでしょうね」と私はすっとぼける。ゾウキリンを食べる大蛇とそれを操る少女の話などをこの人にしては、色々と面倒なことになる予感があった。
「お前もわからんか。まあいい。俺の目はそう易々と欺くことは出来んからな。理由はすぐにわかるさ」
満足そうにあごの髭を撫でた郡司氏は、瞳に鋭い光を宿らせた。彼の風貌も相まって、その姿はまるで幾度の戦を生き抜いた侍のようであった。
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