少年英雄の学園生活記

天満月

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少年英雄の過去譚 Ⅱ

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もうそろそろ、次の幹部の場所に……。

─???side─

ん?先程感じた魔力に似ている。それに、バゼルの魔力が感じ取れなくなった。何かあったのか?いや、今はそんな事を考えている暇はないようだな。………来る…!

─ウラノスside─


バゼルと同等かそれ以上の魔力の持ち主がこの先にいる。多分だけどそいつはバゼルと同じ魔王軍幹部。

近い!

「ハァッ!」

こいつら(魔物)の奥に……居た!

視線を向けた先には、漆黒の鎧を身に纏い、両手に一振の剣を握り構えていた。

「あんた、五傑戒?」

「ああ、俺が五傑戒 第4席 〔デッド=オール〕。貴様は何者だ。ここまで来れたということは、バゼルが倒されたということになる。」

「俺が殺したよ。だから、ここにいる。で、次はお前の番な。」

「ハッハッハ!!威勢のいい餓鬼だ!殺しがいがある!」

「俺はただ、お前ら魔王軍を殲滅出来ればいい。」

「やっぱり生意気だなお前。だがな、バゼルごときを殺したぐらいで調子に乗るなよ。あいつは、俺らよりも何百倍も弱い。だから、5席なんだよ。あんな雑魚程度に勝てたからって俺に勝て「ごちゃごちゃうるせぇよ」る…うるせぇだとぉ!!」

「来いよ。本当にお前が、バゼルより強いか確かめてやるか。」

「下等生物が!!調子に乗るなよぉ!!」

第4席には、剣術での戦闘ではハッキリ言って勝てない。だけど、第4席は魔力を無駄に持っているだけで、まともに魔法は使えない筈。
なら、俺の得意分野の魔法で殺す。

「今、俺がまともに魔法使えないと思ったな。」

「ッ!!」

「お前の考えはハズレだ。剣術だけで、五傑戒にいれる程甘くないんだよ!『ブースト』『焔』を魔双剣に付与!行くぞ!ハァッ!」

焔が付与された双剣を構え、右脚を強く地面に踏みしめてウラノス向かって地面を思いっきり蹴りだす。

「結界魔法『聖結界』」

ウラノスは、目の前に結界魔法の上級魔法を展開。展開された結界にデッドはそのまま突っ込む。

「そんな結界じゃあ俺は止めれねぇぇぞォォ!!ハァァッ!!『焔=回転斬り』!」

デッドは両腕を横に伸ばし、回転を付ける。回転をし突っ込んでくるデッドは、焔を纏いウラノスが展開した結界に激突する。

結界にヒビが入りこのままでは危ないのでウラノスは、結界から離れる。

「バカだな。そんな結界ばっかに、気を取られていると……死ぬぜ…『ホーリーランスレイン』」

天高くに展開された無数の魔法陣は全て、デッドに向けられている。

「行け」

その合図と共に、無数の槍がデッドに襲いかかる。

ドドドドドドド

地面が凸凹になった

「ふぅ~……危ねぇ危ねぇ。まさか、お前が聖属性の適正を持っていたとはな…。」


「やっぱ、生きてたか。だったら『コキュートス』」

氷魔法の神級 コキュートス。
発動者に敵意を持つ者全てを、永遠に氷漬けにする。

さぁ、永久の眠りにつけ。

ウラノスを中心に、魔法陣を展開。
展開された魔法陣が、5個へと変化して行き。ウラノスが「凍れ」と言った瞬間、ウラノスに敵意を持っていた者全てが氷漬けとなった。勿論、デッドも氷漬けとなった。

「まさか神級を使う事になるとはな」

後3人……行くか…。
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