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【15:陰かわ眺め会】
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「君に僕たちのグループに入ってほしい」
「何のグループ?」
「『陰キャだけど可愛い女の子を遠くから眺めよう会』だ。略称『陰かわ眺め会』。僕が会長の高木だ。よろしく」
高木が握手を求めてきた。
何だそりゃ!?
颯爽と名乗ってるんだけど、かなり気持ち悪い名前の会だ。
「いや、陰キャはいいけど、そんなので徒党を組むなよ」
「何を言うんだ柴崎君。か弱い者こそ団結しないと、支配者層には勝てない」
「支配者層って?」
「もちろんハイカーストのやつらだ」
ふぅん。なんか怨みがこもったような話ぶりだな。
でも正直あんまり興味がないし、パンをコーヒーで流し込んだ。
「だから柴崎君にも参加してほしい」
「参加って、何をするんだ?」
「こんな俺たちにも、可愛い女の子を遠くから眺めて楽しむ権利がある」
「だから?」
「だから眺めて楽しむんだ」
「それで?」
「それだけ」
「はぁっ?」
意味わからんー! それだけなら、グループ作る必要ないだろ。なにが支配者層に勝つ、だ。何をもって、勝つとかぬかしてるんだ?
「じゃあそれぞれが、好き勝手に眺めてりゃいいじゃん」
「そうなんだけど、そんな僕たちの活動を、阻害する者が現れたんだ」
なに? こいつらの、そんなささやかで小さな活動を邪魔するヤツがいるのか? なんて酷いヤツだ。
「それは誰なんだ?」
高木は俺を見つめて、ごくりと唾を飲んだ。
「それは──」
俺も高木の目を見て、ごくりと唾を飲んで、答えを待つ。
「君だよ、柴崎君」
「はぁっ? なんで?」
わけわからん。俺は高木達の活動を邪魔した覚えなんかないぞ。
「だって柴崎君。君は神凪さんと月影さんという我がクラスの……いや我が校の二大美女の隣の席だというだけでも羨ましいのに……」
「それはクジで、俺のせいじゃねえよ」
「あろうことか、君はその二人と時々親しげにしてる。イケメン男子なら仕方がないが、僕たちと同じ陰キャの君がそんなことをするのは許せない」
「えっと……」
「なんだ? 申し開きがあるなら聞いてやろう」
「申し開きじゃなくて、『あろうことか』ってどういう意味?」
目の前でガタンと大きな音を立てて、高木が椅子からずり落ちてる。リアクションが大げさなヤツだな。
「君はそんなことも知らないのか?」
高木は目を白黒させてる。本気で驚いてるようだけど、俺の質問はそんなに変か?
「それはさ、柴崎」
仲本が眼鏡を中指でくいっと押し上げながら、横から口を出した。
「あろうことかってのは、『あっていいのだろうか? いや、よくない』って意味だよ。そんな言葉も知らないのかい?」
なんだと? 俺が可愛い女子と仲良くする権利すらないって主張。今まで色んなヤツに言われて、仕方ないなって思ってたけど、さすがに俺もお前ら陰キャに言われたかないよ。
しかも無知をバカにまでしやがって。
そういや仲本は、成績はトップクラスだったな。俺はどうせ成績も下の下だよ。
ムカついた。
「お前らとは、もう話さない」
俺が立ち上がろうとすると、高木が「ちょっと待ってよ」と、俺の腕を引いた。
「おい仲本。柴崎君に謝れ。僕たち四人は同志だろ」
あれ? 知らないうちに、同志にされてしまってる……なんで?
「わかったよ。柴崎ごめん」
「で、柴崎君。僕たちが言いたいのは、君だけ彼女たちと仲良くするのはやめてくれってことだよ」
──やっぱり、俺が日和や神凪と仲良さげにするのを快く思わないヤツらがいたか。
俺が高木の顔を見つめてると、彼は腰に手を当てて、胸を張った。
「君が仲良くすると、僕たちは嫉妬するんだよ!」
ええ~っ? それってそんなに偉そうに、カミングアウトすることか? 嫉妬なんて、人知れずするものだろ?
でもまあ、そこまで快活に宣言されちゃ、仕方ないか。俺も別に、あの二人と特に仲良くしたくてしてるわけじゃないし。
「わかったよ。別にわざとしてるわけじゃないし、気をつける。だけど日和は……月影さんは幼なじみだから、向こうも気軽に話してくるんだよ。するなって言ってんのに」
「「月影さんと幼なじみ~!? 羨ましすぎる~!」」
高木と仲本が、ハモりながら悶絶してる。ホントに変なヤツら。
「日和にも、気軽に話しかけないよう、もう一度言っとく」
「いや待て、柴崎」
仲本が大げさに右手のひらを前に突き出して、静止のポーズをする。なぜかきらりんと眼鏡を光らせて、眉をキリッとさせ、得意げな顔をした。
「それならば話は違う。僕たちを月影さんに紹介してくれ。四人で月影さんと仲良くしようじゃないか!」
ん? その四人には、俺が含まれてるんだよな? あくまで俺を同じグループ扱いしたいってことか。あはは、厄介なヤツら。
「いいけど、日和がなんて言うかはわからんぞ。無理矢理紹介なんてできないし」
「あのさぁ、仲本。無理なお願いはやめとこうよ。柴崎君に悪いし、それに紹介してもらっても、俺たちまともに話なんかできないだろ~」
今まで黙ってたのっぽの筏田が、ぬぼーっとした雰囲気で割り込んできた。無口だけどいいヤツだな。
「そ、それもそうだな。わかったよ。まあ柴崎は月影さんに無理を聞いてもらえるほどの関係じゃなさそうだし、紹介の話は無しでいい」
仲本は、なんだかホッとした顔をしてる。俺と日和の仲が、そこまで深くないと思って安心したようだ。
なんにせよ、こいつらを日和に紹介するなんていう、面倒なミッションから逃れられて良かった。
「じゃあ神凪さんとはどういう関係?」
また仲本が訊いてくる。しつこいなコイツ。
「ウチを新築してて、地鎮祭に来てくれた神主さんの娘さん。神凪が地鎮祭で巫女さんをしてくれた。それだけだ」
「巫女さん! 自己紹介で聞いたけど、ホントに神凪様が巫女さんのコスプレをしてたのか!? 見たいよ~!」
コスプレじゃねぇし。リアル巫女さんだっつーの。それに『神凪様』になってるよ。大丈夫か、コイツ?
「まあそんなとこだ」
「いいなぁ。我が家も新築しないかなぁ」
「それは自分のパパに頼め」
俺にはそれしか言えない。
学食から教室に帰る道中、高木が「柴崎君の会員ナンバーは4番な」とか言うけど、面倒くさいから聞き流した。
教室に入ると、席にいた神凪が話しかけてきた。
「天心君、明日もお弁当なし?」
さっきの日和との会話を聞いてたのか。
「ああ、そうだよ」
「ふーん」
神凪のリアクションはそれきりだった。
高木達『陰かわ眺め会』のメンバーは、俺と神凪の会話に気づいてないようで良かった。
まあ神凪は今までもそんなにあからさまに話しかけてきてないし、大丈夫だな。
あとで日和には、教室内での関わりはしないように、より一層気をつけてくれと言っとかなきゃいけない。
「何のグループ?」
「『陰キャだけど可愛い女の子を遠くから眺めよう会』だ。略称『陰かわ眺め会』。僕が会長の高木だ。よろしく」
高木が握手を求めてきた。
何だそりゃ!?
颯爽と名乗ってるんだけど、かなり気持ち悪い名前の会だ。
「いや、陰キャはいいけど、そんなので徒党を組むなよ」
「何を言うんだ柴崎君。か弱い者こそ団結しないと、支配者層には勝てない」
「支配者層って?」
「もちろんハイカーストのやつらだ」
ふぅん。なんか怨みがこもったような話ぶりだな。
でも正直あんまり興味がないし、パンをコーヒーで流し込んだ。
「だから柴崎君にも参加してほしい」
「参加って、何をするんだ?」
「こんな俺たちにも、可愛い女の子を遠くから眺めて楽しむ権利がある」
「だから?」
「だから眺めて楽しむんだ」
「それで?」
「それだけ」
「はぁっ?」
意味わからんー! それだけなら、グループ作る必要ないだろ。なにが支配者層に勝つ、だ。何をもって、勝つとかぬかしてるんだ?
「じゃあそれぞれが、好き勝手に眺めてりゃいいじゃん」
「そうなんだけど、そんな僕たちの活動を、阻害する者が現れたんだ」
なに? こいつらの、そんなささやかで小さな活動を邪魔するヤツがいるのか? なんて酷いヤツだ。
「それは誰なんだ?」
高木は俺を見つめて、ごくりと唾を飲んだ。
「それは──」
俺も高木の目を見て、ごくりと唾を飲んで、答えを待つ。
「君だよ、柴崎君」
「はぁっ? なんで?」
わけわからん。俺は高木達の活動を邪魔した覚えなんかないぞ。
「だって柴崎君。君は神凪さんと月影さんという我がクラスの……いや我が校の二大美女の隣の席だというだけでも羨ましいのに……」
「それはクジで、俺のせいじゃねえよ」
「あろうことか、君はその二人と時々親しげにしてる。イケメン男子なら仕方がないが、僕たちと同じ陰キャの君がそんなことをするのは許せない」
「えっと……」
「なんだ? 申し開きがあるなら聞いてやろう」
「申し開きじゃなくて、『あろうことか』ってどういう意味?」
目の前でガタンと大きな音を立てて、高木が椅子からずり落ちてる。リアクションが大げさなヤツだな。
「君はそんなことも知らないのか?」
高木は目を白黒させてる。本気で驚いてるようだけど、俺の質問はそんなに変か?
「それはさ、柴崎」
仲本が眼鏡を中指でくいっと押し上げながら、横から口を出した。
「あろうことかってのは、『あっていいのだろうか? いや、よくない』って意味だよ。そんな言葉も知らないのかい?」
なんだと? 俺が可愛い女子と仲良くする権利すらないって主張。今まで色んなヤツに言われて、仕方ないなって思ってたけど、さすがに俺もお前ら陰キャに言われたかないよ。
しかも無知をバカにまでしやがって。
そういや仲本は、成績はトップクラスだったな。俺はどうせ成績も下の下だよ。
ムカついた。
「お前らとは、もう話さない」
俺が立ち上がろうとすると、高木が「ちょっと待ってよ」と、俺の腕を引いた。
「おい仲本。柴崎君に謝れ。僕たち四人は同志だろ」
あれ? 知らないうちに、同志にされてしまってる……なんで?
「わかったよ。柴崎ごめん」
「で、柴崎君。僕たちが言いたいのは、君だけ彼女たちと仲良くするのはやめてくれってことだよ」
──やっぱり、俺が日和や神凪と仲良さげにするのを快く思わないヤツらがいたか。
俺が高木の顔を見つめてると、彼は腰に手を当てて、胸を張った。
「君が仲良くすると、僕たちは嫉妬するんだよ!」
ええ~っ? それってそんなに偉そうに、カミングアウトすることか? 嫉妬なんて、人知れずするものだろ?
でもまあ、そこまで快活に宣言されちゃ、仕方ないか。俺も別に、あの二人と特に仲良くしたくてしてるわけじゃないし。
「わかったよ。別にわざとしてるわけじゃないし、気をつける。だけど日和は……月影さんは幼なじみだから、向こうも気軽に話してくるんだよ。するなって言ってんのに」
「「月影さんと幼なじみ~!? 羨ましすぎる~!」」
高木と仲本が、ハモりながら悶絶してる。ホントに変なヤツら。
「日和にも、気軽に話しかけないよう、もう一度言っとく」
「いや待て、柴崎」
仲本が大げさに右手のひらを前に突き出して、静止のポーズをする。なぜかきらりんと眼鏡を光らせて、眉をキリッとさせ、得意げな顔をした。
「それならば話は違う。僕たちを月影さんに紹介してくれ。四人で月影さんと仲良くしようじゃないか!」
ん? その四人には、俺が含まれてるんだよな? あくまで俺を同じグループ扱いしたいってことか。あはは、厄介なヤツら。
「いいけど、日和がなんて言うかはわからんぞ。無理矢理紹介なんてできないし」
「あのさぁ、仲本。無理なお願いはやめとこうよ。柴崎君に悪いし、それに紹介してもらっても、俺たちまともに話なんかできないだろ~」
今まで黙ってたのっぽの筏田が、ぬぼーっとした雰囲気で割り込んできた。無口だけどいいヤツだな。
「そ、それもそうだな。わかったよ。まあ柴崎は月影さんに無理を聞いてもらえるほどの関係じゃなさそうだし、紹介の話は無しでいい」
仲本は、なんだかホッとした顔をしてる。俺と日和の仲が、そこまで深くないと思って安心したようだ。
なんにせよ、こいつらを日和に紹介するなんていう、面倒なミッションから逃れられて良かった。
「じゃあ神凪さんとはどういう関係?」
また仲本が訊いてくる。しつこいなコイツ。
「ウチを新築してて、地鎮祭に来てくれた神主さんの娘さん。神凪が地鎮祭で巫女さんをしてくれた。それだけだ」
「巫女さん! 自己紹介で聞いたけど、ホントに神凪様が巫女さんのコスプレをしてたのか!? 見たいよ~!」
コスプレじゃねぇし。リアル巫女さんだっつーの。それに『神凪様』になってるよ。大丈夫か、コイツ?
「まあそんなとこだ」
「いいなぁ。我が家も新築しないかなぁ」
「それは自分のパパに頼め」
俺にはそれしか言えない。
学食から教室に帰る道中、高木が「柴崎君の会員ナンバーは4番な」とか言うけど、面倒くさいから聞き流した。
教室に入ると、席にいた神凪が話しかけてきた。
「天心君、明日もお弁当なし?」
さっきの日和との会話を聞いてたのか。
「ああ、そうだよ」
「ふーん」
神凪のリアクションはそれきりだった。
高木達『陰かわ眺め会』のメンバーは、俺と神凪の会話に気づいてないようで良かった。
まあ神凪は今までもそんなにあからさまに話しかけてきてないし、大丈夫だな。
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