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【29:姉の妄想にはついていけない】
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「あの……お姉ちゃん」
「な、なにかな、妹よ?」
「もう、お姉ちゃんの妄想には、ついていけない……」
「え? あはは、悪かった」
「お姉ちゃんのアドバイスはわかった。ありがと。あとは自分で考える」
お姉ちゃんは顔をひくひく引きつらせながら、無理に笑いを作ってる。でもこれ以上聞いても、もう役に立つアドバイスは聞けそうにないな。
「こら、さくら。なにを澄ました顔をしてるのかなぁ。あんただって、エッチな妄想をしてるくせに」
お姉ちゃんは苦笑いして、ひじで私の肩をつんつん突《つつ》いてきた。
「えっ? そ、そんなこと……」
──してない……ことはないけど。
で、でも急にそんなこと言わないでほしい。
「ほら、顔が赤くなった。やっぱりねぇ。ふふふ」
「もういいから、部屋から出て行って!」
無理やりお姉ちゃんの腕を引っ張って、扉から外に追い出そうとしたら、「わかったわかった、出て行くよ」と苦笑いしてる。
「あ、そうだ、さくら。お詫びというか、あんたに可愛い服を買ってあげるよ。明日一緒に、駅のところのショッピングモールに行こうよ」
扉のところで急に立ち止まって、真顔で言ってきた。
服を買ってくれるって? ホント? やった! それは素直に嬉しい。
「じゃあ明日、朝10時頃に家を出ようね~」
そう言い残して、お姉ちゃんはようやく私の部屋から出て行った。
「はぁ~っ」
思わず大きなため息が出た。まあ大変な姉だわ。私のことを心配して、アドバイスをしてくれてるのはわかってるんだけどなぁ。
ふとロリ神様を見ると、にこにこ笑ってる。
「なかなか楽しい姉様じゃの、巫女よ」
「まあね」
ひょんなことから服を買ってもらえることになったし、まあいっか。天心君をきゅんとさせるような服、見つかるかなぁ。あ、いやいや、天心君をきゅんとさせるために服を買うわけじゃないし!
あれ? 私、誰に言い訳してるのかな。自分で自分に? まあいっか。明日がちょっと楽しみだ。
◆◇◆
GW二日目の今日は、俺が日和にたい焼きをおごってやる約束をした日だ。
たい焼きなんてスーパーのものでいいだろって言ったら、日和はぷーっと頬を膨らませて、『そんなのダメですぅ』なんて言いやがった。
駅前のショッピングモールにあるたい焼き屋さんが、種類も豊富でめちゃくちゃ美味しいらしい。仕方なく、そこに行く約束をさせられた。
しかも朝っぱらから行こうなんて言う。
たい焼き食いに行くのに、朝10時から行く必要があるか?
そう文句を言ったら、せっかく出かけるんだから、ついでに買い物とかしようだと。
普段日和にはじゃけんにしてるから、たまには罪滅ぼしするかってことで、OKしたけど……
女の子と二人っきりでショッピングに行くなんて初体験だ。日和に対して、というよりもそのシチュエーションに、ちょっとどきどきする。
学校の顔見知りとか、特に『陰かわ眺め会』のやつらにばったり会うとかないだろうな?
──気をつけないといけないな。
そんなことを考えながら仕度してたら、玄関チャイムの音が鳴った。
日和が迎えにきたようだ。さあ、行くか。
玄関ドアを開けると、目の前に日和が立ってた。
「おっ」
思わず声が出た。
日和のファッションが、まるでアイドルみたいで可愛い。
ノースリーブの白っぽいブラウスっていうのか、襟のところには濃い紺色の細いリボンが結ばれてて、女の子らしい感じのシャツ。そして小さなポーチをたすきがけにしてる。
スカートはなんて言うのかわからないけど、布が二重になってて、リボンと同じ濃い紺色に、白い水玉模様のふわりとしたミニスカート。
両足首にも同じ紺色の飾り布?を巻いて、厚底の靴を履いてる。
隣に住む幼なじみと言っても、子供の頃は別として、私服を見る機会はあんまりない。たまにあったとしても、デニムにトレーナーとかの普段着だ。
こんなに可愛く着飾った日和を見るのは、初めてと言ってもいい。日和って、こんなに可愛かったんだなって、改めて思った。
「天心君、じろじろ見ないでくださぁい。恥ずかしいでス」
「あ、いや、ごめん」
日和はちょっと顔を赤くしてうつむいてる。髪の毛もいつもよりも、ふわっとした感じだ。
なんと言うか……ホントに可愛い。
駅までは15分ほどで歩いて行ける。日和と並んで歩く間、日和の姿をチラッと見るたびに何度もドキドキした。
「なあ日和。遊びに行く時は、いつもそんなカッコをしてるのか?」
「いつもではないですよぉ。たまーにですかねぇ」
「ふーん」
「どうしたんですか、天心くーん。なんかいつもと違うですぅ」
「な、なにが? いつもどおりだろ?」
「なんか声が緊張してるみたいに震えてますですぅ」
「あ、いや、そんなことない」
日和を見ると、心配そうな顔をして、こくんと小首を傾げた。
あ、やばい。さらに可愛いじゃないか。
今まで日和を女子として意識したことは、ホントになかった。
──いや、正直に言おう。
日和は客観的に見て美少女だ。そしておっぱ……いや、胸も大きいし、その割に腰は細くてスタイルがいいから、もちろん『女』だという意識は持ってる。
だけど子供の頃から知ってて身近過ぎるし、そして超天然なキャラだから、どちらかというと恋愛の対象というより『オモロイ友達』として見てた。
気づかないうちに、こんなに可愛くなってたなんて。こりゃあ男子達に人気があって当然だな。
しかも、もしこんな私服姿を見たら、悶絶死する男子が続出するに違いない。これは超やばウェポンとも言える。
「体調が悪いんですかぁ?」
「いや、大丈夫だ。今日の日和と一緒にいるのを、クラスのやつらに見られたらヤバイなって考えてた」
「やっぱり天心君は、私みたいなダメ女と仲良くしてるのを、見られるのが恥ずかしいんですね。いつもそう言われてるのに、ごめんなさいですぅ」
あ、しまった。日和は眉を八の字にして、泣き出しそうだ。
「あ、いや、そうじゃないって」
「そうに決まってますぅ。天心君は、私を嫌いなんですよねぇ……」
「違う。そうじゃなくて、日和があまりに可愛いくて、俺がお前と仲良くしたら周りの男子から恨まれるんだって。いつもそう言ってるだろ?」
「私、可愛いですかぁ?」
「あ、ああ。可愛いよ」
日和の顔がみるみる緩んで、にんまぁとした。
「やったぁ! 天心君に可愛いって言われましたですぅ」
「いや、誰が見ても可愛いんじゃないか。特に今日のその服装なんて……」
そこまで言って、恥ずかしくなった。やっぱり俺には、女の子に可愛いなんて気軽に言えないよ。
「服装がなんですかぁ?」
「いや、なんでもない」
恥ずかしくて言えるか。俺が何を言おうとしたか、日和は気づいてないようだから、黙っておこう。
「服装も可愛いですかぁ?」
「えっ? ああ、まあな」
「やったですぅ! がんばって可愛い服を選んだ甲斐があったというものじゃ」
ここでまた侍口調か? それもまた可愛いじゃんか。
──っていうか日和のやつ、トボけてるようでちゃんとこっちが言わんとしてることを、実はわかってるとか?
まさかいつもの天然は、偽装工作じゃないだろうな? 天然を装った養殖だと、食品偽装問題になるぞ。
──いや、そんな例え話はいらんか。
日和を見ると、にっこにこしてる。
まあたまには嬉しそうな日和を見るのもいいか。あとはたい焼きをおごれば、もっと喜ぶだろうし、それで俺の今日のミッションはコンプリートだな。
なんだかんだ言ってるうちにショッピングモールに着いて、まずは二階にある女の子向けのファッションフロアに行ってから、後でたい焼きを買いに行こうということになった。
「な、なにかな、妹よ?」
「もう、お姉ちゃんの妄想には、ついていけない……」
「え? あはは、悪かった」
「お姉ちゃんのアドバイスはわかった。ありがと。あとは自分で考える」
お姉ちゃんは顔をひくひく引きつらせながら、無理に笑いを作ってる。でもこれ以上聞いても、もう役に立つアドバイスは聞けそうにないな。
「こら、さくら。なにを澄ました顔をしてるのかなぁ。あんただって、エッチな妄想をしてるくせに」
お姉ちゃんは苦笑いして、ひじで私の肩をつんつん突《つつ》いてきた。
「えっ? そ、そんなこと……」
──してない……ことはないけど。
で、でも急にそんなこと言わないでほしい。
「ほら、顔が赤くなった。やっぱりねぇ。ふふふ」
「もういいから、部屋から出て行って!」
無理やりお姉ちゃんの腕を引っ張って、扉から外に追い出そうとしたら、「わかったわかった、出て行くよ」と苦笑いしてる。
「あ、そうだ、さくら。お詫びというか、あんたに可愛い服を買ってあげるよ。明日一緒に、駅のところのショッピングモールに行こうよ」
扉のところで急に立ち止まって、真顔で言ってきた。
服を買ってくれるって? ホント? やった! それは素直に嬉しい。
「じゃあ明日、朝10時頃に家を出ようね~」
そう言い残して、お姉ちゃんはようやく私の部屋から出て行った。
「はぁ~っ」
思わず大きなため息が出た。まあ大変な姉だわ。私のことを心配して、アドバイスをしてくれてるのはわかってるんだけどなぁ。
ふとロリ神様を見ると、にこにこ笑ってる。
「なかなか楽しい姉様じゃの、巫女よ」
「まあね」
ひょんなことから服を買ってもらえることになったし、まあいっか。天心君をきゅんとさせるような服、見つかるかなぁ。あ、いやいや、天心君をきゅんとさせるために服を買うわけじゃないし!
あれ? 私、誰に言い訳してるのかな。自分で自分に? まあいっか。明日がちょっと楽しみだ。
◆◇◆
GW二日目の今日は、俺が日和にたい焼きをおごってやる約束をした日だ。
たい焼きなんてスーパーのものでいいだろって言ったら、日和はぷーっと頬を膨らませて、『そんなのダメですぅ』なんて言いやがった。
駅前のショッピングモールにあるたい焼き屋さんが、種類も豊富でめちゃくちゃ美味しいらしい。仕方なく、そこに行く約束をさせられた。
しかも朝っぱらから行こうなんて言う。
たい焼き食いに行くのに、朝10時から行く必要があるか?
そう文句を言ったら、せっかく出かけるんだから、ついでに買い物とかしようだと。
普段日和にはじゃけんにしてるから、たまには罪滅ぼしするかってことで、OKしたけど……
女の子と二人っきりでショッピングに行くなんて初体験だ。日和に対して、というよりもそのシチュエーションに、ちょっとどきどきする。
学校の顔見知りとか、特に『陰かわ眺め会』のやつらにばったり会うとかないだろうな?
──気をつけないといけないな。
そんなことを考えながら仕度してたら、玄関チャイムの音が鳴った。
日和が迎えにきたようだ。さあ、行くか。
玄関ドアを開けると、目の前に日和が立ってた。
「おっ」
思わず声が出た。
日和のファッションが、まるでアイドルみたいで可愛い。
ノースリーブの白っぽいブラウスっていうのか、襟のところには濃い紺色の細いリボンが結ばれてて、女の子らしい感じのシャツ。そして小さなポーチをたすきがけにしてる。
スカートはなんて言うのかわからないけど、布が二重になってて、リボンと同じ濃い紺色に、白い水玉模様のふわりとしたミニスカート。
両足首にも同じ紺色の飾り布?を巻いて、厚底の靴を履いてる。
隣に住む幼なじみと言っても、子供の頃は別として、私服を見る機会はあんまりない。たまにあったとしても、デニムにトレーナーとかの普段着だ。
こんなに可愛く着飾った日和を見るのは、初めてと言ってもいい。日和って、こんなに可愛かったんだなって、改めて思った。
「天心君、じろじろ見ないでくださぁい。恥ずかしいでス」
「あ、いや、ごめん」
日和はちょっと顔を赤くしてうつむいてる。髪の毛もいつもよりも、ふわっとした感じだ。
なんと言うか……ホントに可愛い。
駅までは15分ほどで歩いて行ける。日和と並んで歩く間、日和の姿をチラッと見るたびに何度もドキドキした。
「なあ日和。遊びに行く時は、いつもそんなカッコをしてるのか?」
「いつもではないですよぉ。たまーにですかねぇ」
「ふーん」
「どうしたんですか、天心くーん。なんかいつもと違うですぅ」
「な、なにが? いつもどおりだろ?」
「なんか声が緊張してるみたいに震えてますですぅ」
「あ、いや、そんなことない」
日和を見ると、心配そうな顔をして、こくんと小首を傾げた。
あ、やばい。さらに可愛いじゃないか。
今まで日和を女子として意識したことは、ホントになかった。
──いや、正直に言おう。
日和は客観的に見て美少女だ。そしておっぱ……いや、胸も大きいし、その割に腰は細くてスタイルがいいから、もちろん『女』だという意識は持ってる。
だけど子供の頃から知ってて身近過ぎるし、そして超天然なキャラだから、どちらかというと恋愛の対象というより『オモロイ友達』として見てた。
気づかないうちに、こんなに可愛くなってたなんて。こりゃあ男子達に人気があって当然だな。
しかも、もしこんな私服姿を見たら、悶絶死する男子が続出するに違いない。これは超やばウェポンとも言える。
「体調が悪いんですかぁ?」
「いや、大丈夫だ。今日の日和と一緒にいるのを、クラスのやつらに見られたらヤバイなって考えてた」
「やっぱり天心君は、私みたいなダメ女と仲良くしてるのを、見られるのが恥ずかしいんですね。いつもそう言われてるのに、ごめんなさいですぅ」
あ、しまった。日和は眉を八の字にして、泣き出しそうだ。
「あ、いや、そうじゃないって」
「そうに決まってますぅ。天心君は、私を嫌いなんですよねぇ……」
「違う。そうじゃなくて、日和があまりに可愛いくて、俺がお前と仲良くしたら周りの男子から恨まれるんだって。いつもそう言ってるだろ?」
「私、可愛いですかぁ?」
「あ、ああ。可愛いよ」
日和の顔がみるみる緩んで、にんまぁとした。
「やったぁ! 天心君に可愛いって言われましたですぅ」
「いや、誰が見ても可愛いんじゃないか。特に今日のその服装なんて……」
そこまで言って、恥ずかしくなった。やっぱり俺には、女の子に可愛いなんて気軽に言えないよ。
「服装がなんですかぁ?」
「いや、なんでもない」
恥ずかしくて言えるか。俺が何を言おうとしたか、日和は気づいてないようだから、黙っておこう。
「服装も可愛いですかぁ?」
「えっ? ああ、まあな」
「やったですぅ! がんばって可愛い服を選んだ甲斐があったというものじゃ」
ここでまた侍口調か? それもまた可愛いじゃんか。
──っていうか日和のやつ、トボけてるようでちゃんとこっちが言わんとしてることを、実はわかってるとか?
まさかいつもの天然は、偽装工作じゃないだろうな? 天然を装った養殖だと、食品偽装問題になるぞ。
──いや、そんな例え話はいらんか。
日和を見ると、にっこにこしてる。
まあたまには嬉しそうな日和を見るのもいいか。あとはたい焼きをおごれば、もっと喜ぶだろうし、それで俺の今日のミッションはコンプリートだな。
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