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【35:白くて鋭く尖った光】
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俺の手の先から出た白い光が邪々神の胸を突き刺し、ヤツは胸を押さえて苦しそうにしたが、俺をギロっと睨んできた。
「なんだこれは? お前は何者だ!?」
「いや、何者だと言われても、俺にもよくわからん。あえて言えばバカ者かなぁ?」
「なかなかやるじゃあないか、ぐふふふ」
あれ? コイツ倒れない。普通に立ったまま、不適に笑ってるよ。ちょっと予想と違うんですけどー! どうしたらいいの?
慌ててロリ神様を見たら、ぽかんと口を開けて放心状態のようになってる。
「おーい、ロリ神様! あいつ、倒れないよ! どうしたらいい!?」
「いや天心よ、凄い霊力で驚いた。今はまだそんなに破壊力はなかったけど、ワシも今まで見たことがないような、なんと言うか凄い力を秘めた霊力であるように感じる」
「とか言っても、あいつ、ぐふふふとか言って平気そうだぞ?」
「いや、邪々神もお前さんの霊力の潜在能力の高さには気づいておるはずじゃ。強がってあんな態度だが、顔を見ると相当焦っておる」
そうなのか? しわしわだらけで真っ黒な顔だし、焦った表情とか全然わからん。ロリ神様の言うことはホントか? こいつ、結構いい加減なところもあるからなぁ。
「天心よ。もう一発、さっきのを見舞ってやれ。あやつ、怖れて逃げ出すであろう」
「よっしゃ!」
俺はもう一度、心の奥に見える白い光に心の目を向けた。さっきよりも白い光が大きくなってる気がする。そしてそれを一本にまとめて、邪々神に向けてぶっ放す……
「あっ、ちょっと待て小僧……いや、少年よ!」
「はぁ?」
邪々神が急に焦ったような声を出して、手のひらを俺に向けてきたから集中力が切れちまった。こいつ、何を言おうとしてるんだ?
「ちょっと用事を思い出した。俺様は今から、急いで天の国に帰らんといかぬ。この勝負はまた今度じゃ」
はっ? 用事? 用事ってなんの?
邪々神のような邪悪そうなヤツが、用事を思い出したって言って帰るか?
逃げ出そうとしてるのがバレバレだろ。
「じゃあそういうことで」
邪々神は片手をシュタっと上げて、向こうに振り向いた。コイツ、マジで帰るつもりなんだ。ロリ神様の顔を見たら、「逃げるなら放っておけ」と言った。仕方ない。そうするか。
まあ何はともあれ、みんなを危機から守ることができてよかったとほっとした。
抱き合ってたさくらと梅ちゃんも、ほっとした表情で離れた。日和は相変わらず無言で、何が起こってるのかを感じ取ろうとしてるような雰囲気で俺を見てる。
「日和。詳しくは言えないけど、もう大丈夫のようだ」
邪々神は飛び上がる前に屈むような動作をして、そして足をビンっと伸ばして飛び上がった。
──えっ?
真上に、空に向かって飛んで行くと思って上を見たら、なぜかアイツの身体は真横に飛んだ。物理の先生が見たら怒りだしそうな、あり得ない動き。そのままさくらの方に向かって飛んで行って、さくらの胴を両腕で抱えるようにガッシと羽交い締めにした。
「え? いやぁーっ! やめてー!!」
さくらの金切り声が耳をつんざく。
「さくらっ!」
「天心くーん、助けてぇ!」
邪々神は帰って行くふりで俺たちを油断させて、急にさくらに向かって飛びついて羽交い締めにした。そのままの態勢で、ふわっと二、三メートル宙に浮かびやがった。
恐怖で歪んださくらの顔は、今にも泣き出しそうだ。くそっ、邪々神のヤツ、騙したな!! 許せん!
心の奥に邪々神への怒り、というよりもさくらを助けたいという強い気持ちが、心の中にぶわっと広がる。
「さくらぁー!!」
思わず大声を出したら、俺の身体から、白くて鋭く尖った光が邪々神に向けて凄いスピードで走るのが見えた。
バシッという音が鳴って、邪々神の両腕を光が切りつける。
「うぐっ! 痛ぇ!」
よしやった! 命中だ!
あ、やべっ! 宙に浮いてるからさくらが落下してくる。力が弱い俺がちゃんと受け止められか不安だけど、そんなこと言ってられない。
落ちてきたさくらの身体をお姫様抱っこみたいにして受け止めた。彼女の体重が、両腕にずしっとかかる。
でも思ったよりも耐えられた。俺って案外力があるのかな?
「あ、ありがとう」
俺の腕の中で、さくらは顔を真っ赤にして照れてる。さくらの背中の柔らかさと温かみが腕に伝わってきた。俺を見つめるさくらの瞳が、きらきらと潤んでるように見える。
なぜかさくらは俺の目をじっと見つめて、目を離そうとしない。これってガンを飛ばしてる……わけじゃないよなぁ。そんなに見つめられたら恥ずかしいじゃないか。
「くそっ! 覚えておれ!」
邪々神はそれだけ言い放って、天高く舞い上がり、飛び去って行った。
とにかくさくらが邪々神に連れ去られるなんてことにならなくて良かった。
邪々神が去って行った方を、ぼんやりと眺めてたら、さくらのアセアセした声が下から聞こえた。
「あ、あの、天心君。下ろしてくれる?」
「あぁ、ごめん!」
ついつい邪々神に気を取られて、さくらをお姫様抱っこしたままになってた。
「さくら、大丈夫!?」
梅ちゃんと日和が駆け寄ってきて、心配そうな顔でさくらを覗き込んでる。
「うん、大丈夫。でも怖かった~」
「よかったぁ~」
「よかったですぅ」
みんな笑顔だ。ホントに良かった。ロリ神様が言うように、守れる自信のある無しじゃなくて、全力でやってみることが、正解だったな。
「よくやったぞよ天心。やっぱりワシが見込んだ通り、お前には凄い霊力が宿っているようじゃ」
「そ、そうかな?」
「お前さんはいったい何者なんじゃ?」
ロリ神様は俺を見上げて、不思議そうな顔をしてる。でもそう訊かれても、俺自身にもわからん。
「あえて言うなら、バカ者だな」
おっ、ロリ神様がくすっと笑った。ややウケといったところか。
「まあ、ええわい。きっと、その内わかるじゃろ」
ホントか? 俺が神様が見える力とか、邪神を攻撃する攻撃する力が、いったい何なのか? いずれはわかるんだろうか?
「じゃあ、みんなでたい焼きを食べましょう~!」
「そうだな」
日和の掛け声に、みんなでショッピングモールに入って、たい焼きを食べた。
「うーん、美味しいですぅ!」
「美味しいね、日和ちゃん」
日和もさくらも、目を細めてたい焼きを頬張ってる。これぞ、ザ・幸せって顔だな。なんだか日和とさくらの距離感も近づいた感じがする。
「あれ? そう言えば日和ちゃん、どれか一個、床に落としたんじゃぁ……」
「はい。でも三秒以内に拾ったから、落としてないのと同じですぅ」
ええっ? ホントにそうか?
誰かのやつが、床に落としたたい焼きってことだよな。
「あイテ!」
俺の食ってるたい焼きが、なんだか小石のようなものが入ってて、歯でがりっとしちまった。ああ、俺のが落としたたい焼きだったんだ。やっぱり俺ってアンラッキーボーイだ。
「天心君、大丈夫?」
さくらは心配そうに声をかけてくれたのに、日和は「気のせいですよぉ!」なんて抜かしやがった。くそ、日和め。日頃じゃけんに扱ってることの仕返しか?
そう思って日和の顔を見たら、ホント嬉しそうに笑ってるから、何も言う気がなくなった。まあみんなが幸せそうで、よかったよ。
「なんだこれは? お前は何者だ!?」
「いや、何者だと言われても、俺にもよくわからん。あえて言えばバカ者かなぁ?」
「なかなかやるじゃあないか、ぐふふふ」
あれ? コイツ倒れない。普通に立ったまま、不適に笑ってるよ。ちょっと予想と違うんですけどー! どうしたらいいの?
慌ててロリ神様を見たら、ぽかんと口を開けて放心状態のようになってる。
「おーい、ロリ神様! あいつ、倒れないよ! どうしたらいい!?」
「いや天心よ、凄い霊力で驚いた。今はまだそんなに破壊力はなかったけど、ワシも今まで見たことがないような、なんと言うか凄い力を秘めた霊力であるように感じる」
「とか言っても、あいつ、ぐふふふとか言って平気そうだぞ?」
「いや、邪々神もお前さんの霊力の潜在能力の高さには気づいておるはずじゃ。強がってあんな態度だが、顔を見ると相当焦っておる」
そうなのか? しわしわだらけで真っ黒な顔だし、焦った表情とか全然わからん。ロリ神様の言うことはホントか? こいつ、結構いい加減なところもあるからなぁ。
「天心よ。もう一発、さっきのを見舞ってやれ。あやつ、怖れて逃げ出すであろう」
「よっしゃ!」
俺はもう一度、心の奥に見える白い光に心の目を向けた。さっきよりも白い光が大きくなってる気がする。そしてそれを一本にまとめて、邪々神に向けてぶっ放す……
「あっ、ちょっと待て小僧……いや、少年よ!」
「はぁ?」
邪々神が急に焦ったような声を出して、手のひらを俺に向けてきたから集中力が切れちまった。こいつ、何を言おうとしてるんだ?
「ちょっと用事を思い出した。俺様は今から、急いで天の国に帰らんといかぬ。この勝負はまた今度じゃ」
はっ? 用事? 用事ってなんの?
邪々神のような邪悪そうなヤツが、用事を思い出したって言って帰るか?
逃げ出そうとしてるのがバレバレだろ。
「じゃあそういうことで」
邪々神は片手をシュタっと上げて、向こうに振り向いた。コイツ、マジで帰るつもりなんだ。ロリ神様の顔を見たら、「逃げるなら放っておけ」と言った。仕方ない。そうするか。
まあ何はともあれ、みんなを危機から守ることができてよかったとほっとした。
抱き合ってたさくらと梅ちゃんも、ほっとした表情で離れた。日和は相変わらず無言で、何が起こってるのかを感じ取ろうとしてるような雰囲気で俺を見てる。
「日和。詳しくは言えないけど、もう大丈夫のようだ」
邪々神は飛び上がる前に屈むような動作をして、そして足をビンっと伸ばして飛び上がった。
──えっ?
真上に、空に向かって飛んで行くと思って上を見たら、なぜかアイツの身体は真横に飛んだ。物理の先生が見たら怒りだしそうな、あり得ない動き。そのままさくらの方に向かって飛んで行って、さくらの胴を両腕で抱えるようにガッシと羽交い締めにした。
「え? いやぁーっ! やめてー!!」
さくらの金切り声が耳をつんざく。
「さくらっ!」
「天心くーん、助けてぇ!」
邪々神は帰って行くふりで俺たちを油断させて、急にさくらに向かって飛びついて羽交い締めにした。そのままの態勢で、ふわっと二、三メートル宙に浮かびやがった。
恐怖で歪んださくらの顔は、今にも泣き出しそうだ。くそっ、邪々神のヤツ、騙したな!! 許せん!
心の奥に邪々神への怒り、というよりもさくらを助けたいという強い気持ちが、心の中にぶわっと広がる。
「さくらぁー!!」
思わず大声を出したら、俺の身体から、白くて鋭く尖った光が邪々神に向けて凄いスピードで走るのが見えた。
バシッという音が鳴って、邪々神の両腕を光が切りつける。
「うぐっ! 痛ぇ!」
よしやった! 命中だ!
あ、やべっ! 宙に浮いてるからさくらが落下してくる。力が弱い俺がちゃんと受け止められか不安だけど、そんなこと言ってられない。
落ちてきたさくらの身体をお姫様抱っこみたいにして受け止めた。彼女の体重が、両腕にずしっとかかる。
でも思ったよりも耐えられた。俺って案外力があるのかな?
「あ、ありがとう」
俺の腕の中で、さくらは顔を真っ赤にして照れてる。さくらの背中の柔らかさと温かみが腕に伝わってきた。俺を見つめるさくらの瞳が、きらきらと潤んでるように見える。
なぜかさくらは俺の目をじっと見つめて、目を離そうとしない。これってガンを飛ばしてる……わけじゃないよなぁ。そんなに見つめられたら恥ずかしいじゃないか。
「くそっ! 覚えておれ!」
邪々神はそれだけ言い放って、天高く舞い上がり、飛び去って行った。
とにかくさくらが邪々神に連れ去られるなんてことにならなくて良かった。
邪々神が去って行った方を、ぼんやりと眺めてたら、さくらのアセアセした声が下から聞こえた。
「あ、あの、天心君。下ろしてくれる?」
「あぁ、ごめん!」
ついつい邪々神に気を取られて、さくらをお姫様抱っこしたままになってた。
「さくら、大丈夫!?」
梅ちゃんと日和が駆け寄ってきて、心配そうな顔でさくらを覗き込んでる。
「うん、大丈夫。でも怖かった~」
「よかったぁ~」
「よかったですぅ」
みんな笑顔だ。ホントに良かった。ロリ神様が言うように、守れる自信のある無しじゃなくて、全力でやってみることが、正解だったな。
「よくやったぞよ天心。やっぱりワシが見込んだ通り、お前には凄い霊力が宿っているようじゃ」
「そ、そうかな?」
「お前さんはいったい何者なんじゃ?」
ロリ神様は俺を見上げて、不思議そうな顔をしてる。でもそう訊かれても、俺自身にもわからん。
「あえて言うなら、バカ者だな」
おっ、ロリ神様がくすっと笑った。ややウケといったところか。
「まあ、ええわい。きっと、その内わかるじゃろ」
ホントか? 俺が神様が見える力とか、邪神を攻撃する攻撃する力が、いったい何なのか? いずれはわかるんだろうか?
「じゃあ、みんなでたい焼きを食べましょう~!」
「そうだな」
日和の掛け声に、みんなでショッピングモールに入って、たい焼きを食べた。
「うーん、美味しいですぅ!」
「美味しいね、日和ちゃん」
日和もさくらも、目を細めてたい焼きを頬張ってる。これぞ、ザ・幸せって顔だな。なんだか日和とさくらの距離感も近づいた感じがする。
「あれ? そう言えば日和ちゃん、どれか一個、床に落としたんじゃぁ……」
「はい。でも三秒以内に拾ったから、落としてないのと同じですぅ」
ええっ? ホントにそうか?
誰かのやつが、床に落としたたい焼きってことだよな。
「あイテ!」
俺の食ってるたい焼きが、なんだか小石のようなものが入ってて、歯でがりっとしちまった。ああ、俺のが落としたたい焼きだったんだ。やっぱり俺ってアンラッキーボーイだ。
「天心君、大丈夫?」
さくらは心配そうに声をかけてくれたのに、日和は「気のせいですよぉ!」なんて抜かしやがった。くそ、日和め。日頃じゃけんに扱ってることの仕返しか?
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