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【39:一緒に帰る?】
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◆◇◆
二階堂が転校してきてから一週間が経った、ある日の金曜日。
時期外れの転校で、なかなか用意ができなかったという教科書も昨日にはようやく揃って、彼もさくらと机を離して普通に授業を受けるようになってる。
もうさくらに教科書を見せてもらう必要はなくなったけど、二階堂は休み時間とか、ことあるごとにさくらに話しかけてる。
さくらもにこやかに対応してるけど、この前さくらが『妬いてくれて嬉しい』というようなことを言ってたから、俺は何となく安心して見てた。
放課後になって、ほとんどの生徒が帰ってたまたま教室内に俺とさくら、それに日和と二階堂の四人だけになってた。
帰ろうと鞄を持ったさくらが、俺の方をチラ見する。
「一緒に帰る?」
「え? ああ、うん」
実は結構嬉しかったんだけど、日和も二階堂もいるし、静かに答えた。
「日和ちゃんも一緒に帰ろっか」
「はーい」
え? ああ、日和も一緒か。だよな。一瞬、二人きりで下校! とか妄想してしまった。
そんなことしたら日和をハブってるみたいで嫌なヤツ確定だし、ダメだろ。ああ、頭がおかしくなってるよ。
「じゃあ僕もご一緒するよ。いいかな?」
え?
ええ~っ?
二階堂か。そりゃ転校してきて間もないし、友達作りする時期だから、別におかしな行動でもないか……だよな。
「ええ、どうぞ」
さくらは笑顔で二階堂に答えて、俺の顔をチラ見した。ちょっと意地悪な笑顔だ。コイツ、また俺が妬くかと思って楽しんでるだろ。
くそっ、妬いたりしないぞ。意地でも妬くもんか。
教室を出て廊下を歩いてると、二階堂がさくらの横に並んだもんだから、自然と俺と日和が並んで後ろをついて歩く形になった。
そして校門を出てからも、そのままさくらと二階堂が並んで、後ろを俺と日和が並ぶ形で歩いた。
「天心君とこうやって一緒に帰るの、なんだか久しぶりですねぇ」
「あ、ああそうかな」
前を歩く二階堂が、さくらに顔を近づけて何やらボソボソと話すのが気になって、日和の言葉があんまり耳に入らない。
二階堂の「さくらちゃんの家はどこ?」とか「へ~っ、巫女さんしてるんだ、凄いね!」とか言う言葉が聞こえてくる。
「駅前に新しいジェラート屋さんができたの、天心君は知ってますかぁ?」
「ああ、そうだな」
「すっごいたくさんのフレーバーがあるんですって。なーんと100種類!」
「ああ、そうだな」
正直言ってあんまりちゃんと日和の話を聞いていなかったんだけど、なんか100種類とか言ったのが聞こえて日和を見たら、両手をパーに広げてる。
それだと10だよ! そう思ったけど、細かいツッコミはやめとくことにした。
「たい焼き味もあるって言うから、食べてみたいですぅ」
たい焼き味のジェラート!?
いったいどんな味なんだ?
思わず日和の顔を見たら、にっこり笑ってる。日和は甘い物の話、特にたい焼きの話をしてる時は、この上なく幸せそうだな。
「明日は土曜日で休みだし、食べに行きましょう!」
あ、日和と二人で出かけるなんて、いいのか?
──いいのかって、誰に対してだ?
さくらに対して?
いや、さくらとは付き合ってるわけじゃないし、はっきり俺を好きだって言われたわけでもない。
ファンクラブだなんて言ってくれてるけど、あれは単に危ないところを助けて、なんと言うか、正義のヒーロー的な扱い? かもしれない。
でも『妬いてくれて嬉しい』なんてことを言うのは、やっぱり俺に好意を持ってるってことだよなぁ?
いや、女の子が自分に好意を持ってるっていう痛い勘違いをするのは、コミュニケーション苦手男によくありがちな話だ。
勘違い男にはなりたかないし、ここは慎重に考えなきゃいけない。そうだ、落ち着け、俺!
「じゃあ明日お昼ご飯を食べた後に、天心君家まで迎えに行きますねぇ。いいですかぁ?」
「そ、そうだな。どうしようかな……」
曖昧に答えてふとさくらを見ると、二階堂と二人ともスマホを出して、画面を見せ合ってる。何をしてるんだ?
「じゃあ明日朝10時に、家に行くよ」
ん? 二階堂は何を言ってるんだ?
「うん、わかった。待ってる」
えーっ?
休みの日に、二階堂がさくらの家に行く?
デートでもするつもりか?
やっぱりさくらが俺に好意を持ってるなんて、俺の勘違いだったんだ。そう考えたら、急に頭がくらくらした。
「二階堂君って、おうちはどこですかぁ?」
なぜか急に日和が二階堂に尋ねた。
「おっ? 日和ちゃんは僕に興味あるんだ?」
振り向きながら答える二階堂。なんでそこまで結びつけられるんだ? イケメンだからか?
「はい。興味ありますぅ」
えっ? 日和が二階堂に興味?
ファンクラブ会員番号1番、2番が両方ともさらわれていく感じだ~ なんだかすげぇ悲しいぞ。
いや待て。元々俺は陰キャで女の子にモテない。だからこれが普通だ。調子こいてんじゃねぇよ、俺!
「なんか二階堂君って、不思議な感じがするでス」
「不思議な感じ? あはは、ありがとう。じゃあ不思議なままにしとくために、家がどこなのかは内緒にしとくよ」
「はーい、わかりましたぁ」
日和は素直に答えてにっこり笑ってるけど、ホントにそれでいいのか? 相変わらず日和の受け答えはよくわからん。
「ではここで、みんなとお別れだ。僕の家はこっちだから」
二階堂が四つ角で、俺たちが帰る道とは違う方向を指差した。
「さくらちゃんも日和ちゃんも、僕と離れるのは寂しいと思うけど仕方ない。なんせ僕の家がどこなのかは内緒なんだから、近くまで一緒には行けないしね」
はぁっ? なんだコイツ?
超勘違いイケメン君じゃないか。
「じゃっ!」
二階堂が爽やかに右手をシュタっと上げて、一人違う道を歩いていく。
俺たちは三人並んで、二階堂と逆の方に曲がって歩いた。
「ねぇ、天心君と日和ちゃん。明日ヒマ?」
ん? 明日?
さくらはさっき二階堂と、明日の約束してなかったっけ?
二階堂が転校してきてから一週間が経った、ある日の金曜日。
時期外れの転校で、なかなか用意ができなかったという教科書も昨日にはようやく揃って、彼もさくらと机を離して普通に授業を受けるようになってる。
もうさくらに教科書を見せてもらう必要はなくなったけど、二階堂は休み時間とか、ことあるごとにさくらに話しかけてる。
さくらもにこやかに対応してるけど、この前さくらが『妬いてくれて嬉しい』というようなことを言ってたから、俺は何となく安心して見てた。
放課後になって、ほとんどの生徒が帰ってたまたま教室内に俺とさくら、それに日和と二階堂の四人だけになってた。
帰ろうと鞄を持ったさくらが、俺の方をチラ見する。
「一緒に帰る?」
「え? ああ、うん」
実は結構嬉しかったんだけど、日和も二階堂もいるし、静かに答えた。
「日和ちゃんも一緒に帰ろっか」
「はーい」
え? ああ、日和も一緒か。だよな。一瞬、二人きりで下校! とか妄想してしまった。
そんなことしたら日和をハブってるみたいで嫌なヤツ確定だし、ダメだろ。ああ、頭がおかしくなってるよ。
「じゃあ僕もご一緒するよ。いいかな?」
え?
ええ~っ?
二階堂か。そりゃ転校してきて間もないし、友達作りする時期だから、別におかしな行動でもないか……だよな。
「ええ、どうぞ」
さくらは笑顔で二階堂に答えて、俺の顔をチラ見した。ちょっと意地悪な笑顔だ。コイツ、また俺が妬くかと思って楽しんでるだろ。
くそっ、妬いたりしないぞ。意地でも妬くもんか。
教室を出て廊下を歩いてると、二階堂がさくらの横に並んだもんだから、自然と俺と日和が並んで後ろをついて歩く形になった。
そして校門を出てからも、そのままさくらと二階堂が並んで、後ろを俺と日和が並ぶ形で歩いた。
「天心君とこうやって一緒に帰るの、なんだか久しぶりですねぇ」
「あ、ああそうかな」
前を歩く二階堂が、さくらに顔を近づけて何やらボソボソと話すのが気になって、日和の言葉があんまり耳に入らない。
二階堂の「さくらちゃんの家はどこ?」とか「へ~っ、巫女さんしてるんだ、凄いね!」とか言う言葉が聞こえてくる。
「駅前に新しいジェラート屋さんができたの、天心君は知ってますかぁ?」
「ああ、そうだな」
「すっごいたくさんのフレーバーがあるんですって。なーんと100種類!」
「ああ、そうだな」
正直言ってあんまりちゃんと日和の話を聞いていなかったんだけど、なんか100種類とか言ったのが聞こえて日和を見たら、両手をパーに広げてる。
それだと10だよ! そう思ったけど、細かいツッコミはやめとくことにした。
「たい焼き味もあるって言うから、食べてみたいですぅ」
たい焼き味のジェラート!?
いったいどんな味なんだ?
思わず日和の顔を見たら、にっこり笑ってる。日和は甘い物の話、特にたい焼きの話をしてる時は、この上なく幸せそうだな。
「明日は土曜日で休みだし、食べに行きましょう!」
あ、日和と二人で出かけるなんて、いいのか?
──いいのかって、誰に対してだ?
さくらに対して?
いや、さくらとは付き合ってるわけじゃないし、はっきり俺を好きだって言われたわけでもない。
ファンクラブだなんて言ってくれてるけど、あれは単に危ないところを助けて、なんと言うか、正義のヒーロー的な扱い? かもしれない。
でも『妬いてくれて嬉しい』なんてことを言うのは、やっぱり俺に好意を持ってるってことだよなぁ?
いや、女の子が自分に好意を持ってるっていう痛い勘違いをするのは、コミュニケーション苦手男によくありがちな話だ。
勘違い男にはなりたかないし、ここは慎重に考えなきゃいけない。そうだ、落ち着け、俺!
「じゃあ明日お昼ご飯を食べた後に、天心君家まで迎えに行きますねぇ。いいですかぁ?」
「そ、そうだな。どうしようかな……」
曖昧に答えてふとさくらを見ると、二階堂と二人ともスマホを出して、画面を見せ合ってる。何をしてるんだ?
「じゃあ明日朝10時に、家に行くよ」
ん? 二階堂は何を言ってるんだ?
「うん、わかった。待ってる」
えーっ?
休みの日に、二階堂がさくらの家に行く?
デートでもするつもりか?
やっぱりさくらが俺に好意を持ってるなんて、俺の勘違いだったんだ。そう考えたら、急に頭がくらくらした。
「二階堂君って、おうちはどこですかぁ?」
なぜか急に日和が二階堂に尋ねた。
「おっ? 日和ちゃんは僕に興味あるんだ?」
振り向きながら答える二階堂。なんでそこまで結びつけられるんだ? イケメンだからか?
「はい。興味ありますぅ」
えっ? 日和が二階堂に興味?
ファンクラブ会員番号1番、2番が両方ともさらわれていく感じだ~ なんだかすげぇ悲しいぞ。
いや待て。元々俺は陰キャで女の子にモテない。だからこれが普通だ。調子こいてんじゃねぇよ、俺!
「なんか二階堂君って、不思議な感じがするでス」
「不思議な感じ? あはは、ありがとう。じゃあ不思議なままにしとくために、家がどこなのかは内緒にしとくよ」
「はーい、わかりましたぁ」
日和は素直に答えてにっこり笑ってるけど、ホントにそれでいいのか? 相変わらず日和の受け答えはよくわからん。
「ではここで、みんなとお別れだ。僕の家はこっちだから」
二階堂が四つ角で、俺たちが帰る道とは違う方向を指差した。
「さくらちゃんも日和ちゃんも、僕と離れるのは寂しいと思うけど仕方ない。なんせ僕の家がどこなのかは内緒なんだから、近くまで一緒には行けないしね」
はぁっ? なんだコイツ?
超勘違いイケメン君じゃないか。
「じゃっ!」
二階堂が爽やかに右手をシュタっと上げて、一人違う道を歩いていく。
俺たちは三人並んで、二階堂と逆の方に曲がって歩いた。
「ねぇ、天心君と日和ちゃん。明日ヒマ?」
ん? 明日?
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