夢の中での新たな人生

非魔神の架空日記

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32 得た力

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この呪いの効果は簡単、、

肉体が崩壊し、消滅し続ける代わり、マナ消費が無くなり、技の威力が格段に上がる、純粋な身体強化

他にも色々ある

その代わり常時ダメージを追い続ける、それも戦闘が不能になるレベルの激痛が、、

それでもニファにとっては常時ダメージは自分の弱さのせいで周りに迷惑をかける心の痛みに比べればとても小さな代償だった


ニファ「短期決戦で行こう、、」


ニファは思いっきり深呼吸し、足に力を入れる


今までの倍以上の速度を出し、勢い良くゴーレムを地面に叩きつける、

その後叩きつけたゴーレムを更に助走を付けてライフの方のゴーレムまで飛ばす


ライフ「なんだぁ?!」


ライフはこの時気づく、ニファが仮面を外し戦っている事を

ライフ「ニファの仮面外れたのか?いや、違う自分で外して持ちながら戦ってんのか?」

ライフ(何故?)



ニファはライフに応答する事無く、ぶつかったゴーレム同士の所に移動する

いつのまにか持っていた先程折れたはずのナイフの刃部分だけを持ち、狙いを定める


そして思いっきり投げる、そうするとゴーレムの胴体を貫通し、二体同時に討伐する



討伐後すぐに仮面を付け直す

ニファ「うげぇ~気分悪いかも、、」


ライフ「何、、何だ?今の動き?」


ニファ「まぁ~色々ねぇ~」

ニファ「う、、眠い、、」

ライフ「背負うか?」

ニファ「臭い、やだ」

ライフ「お前引きずり回すぞ」


ニファ「帰る」



ライフ(まぁ、あんだけの暴れ方したらこうもなるか、、なんでこんな、、、俺より力あるのか?)

ライフ(あの細い体で?なんかショック、、俺が負けるのか、、、)




その後は荷物をライフに預けニファだけ最速下山し、早く休ませる事にした



ライフが宿にようやく戻りニファの部屋ドアを開ける、、


ライフ「ニファ生きてるか?」


ニファ「顔が痛い、、、」

ライフ「腐蝕の影響か?」

ニファ「いや、仮面つけたまま寝て、寝返り打ったら仮面固くて痛かった、、」


ライフ「あ~そういう感じの不便もあんのか」

ニファ「最悪の目覚め、、かも」

玄夢「柔らかく作るのは出来なくてな」


ニファ「おっ生き返ったんだ」

玄夢「死んで無い」

玄夢「てか、勝手にお前らが消えてただけだろ」


ライフ「まぁな」

ニファ「でもちゃんと得た物はあったよ」

玄夢「というと?」

ライフ「そうだあれなんだよ?」


ニファは一部省略し、呪いについてだけわかる様に説明した

玄夢「難しい事よくわかんないけど、苦痛の代償にニファが強化されたって事?」

ニファ「簡単に言えばそうだね~」

ニファ「でも仮面付けてる時はいつも通り、、いやいつも以下かも」

ライフ「でも仮面外したら俺よりパワーとスピードが出ると」

玄夢「そんなつえぇの?」

ライフ「かなりやばい」

玄夢「まじか」

玄夢「でもそうポンポン外せるもんでも無いだろ?」

ニファ「まぁそれはそうだね、結構体力使うから少なくとも今の私だと1日10分出来ていい方かも」

ニファ「やっぱ戦闘ってなるとただ生活するのとは違ってかなり体力使うから仮面は取れないね」

玄夢「まぁそっちの方が無理出来なくて安全かもな」

ライフ「いや、仮面取る時点で結構な無理だろ」

玄夢「それもそうか」

ニファ「でも今くらいなら眠くなるだけだから、全然余裕だよ~」

玄夢「それでも気をつけてくれよ」

ニファ「了解~」

ライフ「てか、あんなパワー出るのにその体型から姿変わらないんだな?」

ニファ「呪いでの強化だからね、身体強化じゃなくて、特殊なあと一つのパラメーターが増える感じかな」

ライフ「複雑な感じか、」

ニファ「そうでも無い感じするけど、実際はよくわかんない、かな」

玄夢「そういば体が崩壊し続けるなら、弱体化魔法にプラスして回復も仮面につけた方が良いかもな」

ニファ「ありがたいかも、、外す度にこの硬いアイマスクはちょっとね、、」

玄夢「後で調整するから一時的に借りる時間あるかもだから、今のうちにサブ作っとくわ」

ニファ「助かる~」


玄夢「これからはずっとこれを繰り返すんだ、いちいち感謝する必要はない」

ニファ「感謝はするよ、ありがたいからね!」

玄夢「元はと言えば、」

ニファ「私は関係無いって言いたいの?」

玄夢「いや、違くて、、」

ニファ「なら、いちいち文句言わないで」

玄夢「悪い、、」



新たな力を受け入れ、その代償すらも受け入れたニファとは対照的に

未だに玄夢は自身のせいでニファの苦痛を味わい続ける人生になってしまった事に罪悪感を感じ続けており、

自身に出来る事が痛みを和らげる事しか出来なく、ニファの完全な治癒には現在の玄夢では可能性すら無い事に、元々仲間の足を引っ張っていた事を自覚していた玄夢にとっては自身が生きている価値すら疑う程の出来事となった
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