真っ赤な血はアイの色

非魔神の架空日記

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16敗者に与えられる罰

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次の日

如月「ずいぶん、好き勝手してくれたな、、」

如月はイリアを正座させて質問する

如月「あのあと色々大変だったの理解してる?」

イリアを顔を赤くして俯きながら小声で返答する

イリア「はい、、反省してます、、」

その姿をみて指指して笑うカナン、、

カナン「お姉ちゃんがw顔真っ赤で謝ってwwるww」

カナン「如月w写真ww写真撮ろうww」

それに対して驚きながらイリアはカナンに言葉を返す

イリア「カナン!?流石にそれだけは!?」

騒ぐ2人を見てため息をつきながらイリアを安心させる為に如月はイリアに話しかける

如月「そんなことしないから、、」

如月「まぁとりあえず」

パシャ!っと音がなり、光った

カナンは如月のスマホを勝手に使ってイリアの写真を撮った、、

如月「最悪だ、、、」

イリアはその瞬間はカナンが何をしたか悟り、正座を辞め、カナンに飛びかかり、喧嘩が始まる数秒前だった、、

取っ組み合いになりかけてる2人を止める

如月「お前ら、一回止まれ!」

如月「お前ら、どっちもそんなに傷治って無いんだから暴れるな、、」

カナン「それもそうだね~」

イリア「とりあえず、早く消して、、」

如月「分かったから、カナン?スマホ返して」

カナン「おーけー」

カナンが手を差し出して、俺の前に出て来たのは、吸血鬼の握力によって粉砕された鉄クズだった、、、

イリア「私じゃ無いから、、、、ね?」

カナン「あはは~、、、そんな怖い顔しないで~?」

カナン「私、笑顔な如月が好きだな~?」

如月は少し息を吸って、告げる

如月「カナンお前、吸血3日禁止」

カナン「死刑宣告!?」

如月「3日お前は吸血見てるだけ、血の匂いでも嗅いでろ」

カナン「やばい!?何か吸血禁止って言われた瞬間すごい血の匂いが気になる様になった!?」

カナン「お姉ちゃんが血を吸った傷跡の微量の血の匂いが、、凄く匂う、、、」

如月「言っとくけど、駄目だからな?」

カナン「うぅ、、」

カナンは唸り声がうるさかったので、カナンを家に置いて、外に出て散歩しながらイリアと話す事にした

行き先も無く歩きながら、話を戻し、イリアに話をする

如月「えと、何だっけ、、」

如月「あぁ、そうだ、お前人間食うのこれからは禁止で」

イリア「カナンより重い!?」

如月「いや、カナンと同じかな、どちらかと言うと」

イリア「私に!?また吸血しろと!?」

如月「また、、まぁそうだな、厳密に言えばこれからはずっと」

イリア「ずっとぉ!?」

如月「別にそんな長い間では無いよ、俺が死ぬまでかな」

イリア「何の意味があるの?」

如月「俺の血を吸えば、カナン曰くではあるけど普通の人間を数人食べるのと同じくらいの養分を補給出来るらしい」

イリア「でも、2人で分けたらかなり減るんじゃない?」

如月「そこは大丈夫だ、カナンが今まで吸ってた分をどっちにも吸って貰うから」

イリア「アンタそれいつか死なない?」

如月「まぁね、だから言ったろ?長い間は無いから安心しろって」

イリア「カナンと同じ量なんて要らない、、」

如月「なんだ、気使ってんのか?」

イリア「人前であんな姿晒したくないし、アンタ見たいな人間の血を飲んで力保つくらいなら弱った方がマシよ、、」

イリア「別に気を使ってなんかないわ、ただカナンが悲しむ顔を見たくないだけ、」

イリア「私のバカな妹はこんなのの何処か良いのか全く理解出来ないけど、好きみたいだし」

如月「随分妹思いな事で、、」

イリア「だから、今度軽々しく死ぬなんて言ったら殺すから」

イリア「勘違いしないでことね、私は貴方の事を想って言ってる訳じゃ無いんだから、」

イリア「貴方の命はカナンの命も同然と知っておく事ね、貴方が死ねば、またカナンは食べるご飯が無くなって、死を求めるようになる」

イリア「もっと酷ければ、貴方を追って自殺する為の方法を探すかも知れない、」

イリア「もし、そんな事をカナンに経験させたら私は貴方を死んでも更に殺しに行く、そして殺した先で更に殺す、、それだけよ」

イリアは今まで一度も見た事無い真剣な表情で、真面目な声で告げた

そして気づけば、イリアは如月より先を歩き、何処かに向かい初めていた、、

如月「悪かったよ、2度と言わない、、」

如月「でも、俺が人間である以上、いつかは俺はカナンより先に、、、」

イリア「知らないわよ?、そんな事」

イリア「貴方にはもう、カナンを愛した責任が、カナンに愛された責任がある、」

イリア「死んでも生きなさい、貴方にそれ以外の生き方はもう許されない、許さない」

イリア「貴方はあと少しで、そんな悩みから解放されるはずだったカナンを生かした責任がある」

イリア「あの子は、生きる心地よさを知り、人の温かさを知って、人を守る生き方を知った」

イリア「あの子の綺麗な目にはもう世界の美しさが見えてしまったの、、」

イリア「分かる?」

如月「お前、、カナンの事どこまで知ってるんだ?」

イリア「当然、全てを知ってる」

イリア「カナンが吸血鬼として生まれた事に絶望し、死ぬ為に何年も苦しんだ事、」

イリア「その時、貴方がカナンの命を繋ぎ止めてくれた命の恩人って事も、」

イリア「全て、カナンが私に血を分けてくれた時に、記憶も一緒に流れて来た、、」

イリア「本当にその事は感謝してる、私にはきっと命をかけても教えれなかった事を、貴方は数日の内に、いくつも教えてあげてくれた、、」

イリア「私はあの子が血を飲んで、力を取り戻すまで、居場所すら分からず、生きてるかも分からずに、何にも役に立たない駄目な姉だった」

イリアと如月は気づけば、ある場所に到着した

あの日の星見の崖だった

そしてイリアはあの時2人が話していた所までゆっくりと歩きながら語る

イリア「今更、私が貴方に文句や命令する資格が無い事は承知してる」

イリアは立ち止まり、振り向いて話を続ける

イリア「それでも、どうしても一つだけ、、」

イリア「一つだけで良いから、、」

イリア「お願いを聴いて欲しい、、」

イリアは深く頭を下げて、悲しそうな声で告げる

イリア「あの子を悲しませないで下さい、、」

イリア「私の命より大切で、誰よりも優しいあの子を、、」

イリア「貴方がもし私が貴方にした事を許せなければ今すぐ私を殺しても構わない、目の前で自殺だってするから、、」

イリア「カナンを幸せに暮らさせてあげて下さい」

イリアの声には覇気は無く、頬からは涙が垂れているのが分かる、声も震えている、、



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