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和寇9
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まだ空が薄暗い頃小舟で材木の積出港に着く。もうずいぶん草むらのようになっていて港だとは思えない。ただ小屋は草だらけになって残っている。茉緒はそのまま4刻走り続ける。果心だけは空を飛んでいる。夜には昔の偽の抜け人村跡で仮眠をとる。
朝起きると果心だけがいない。九郎たちはもう用意ができてる。
「茉緒、ここからは柳生が結界を張っている。用心するんだ。服部もいるぞ」
「なぜ?」
「分からん。まず儂が乞食として先を進む。出てきたら攻撃するのだ」
九郎が下忍を連れて果心の後に続く。茉緒はこずえ渡りで空を飛ぶ。1刻走るとにわかに殺気がしていた。果心の乞食の前に服部の忍者が現れる。木の上から見ると10人ほどが潜んでいる。柳生の姿は見えない。そのあっという間に果心が前の忍者を倒す。ほとんど同時に双方がぶつかり合う。茉緒はまだ動かない。
鉄砲の音が響いて下忍が肩を撃たれて倒れる。ほとんど同時に空を飛びこの男を切り倒している。その後ろから鋭い剣風が走る。此奴は柳生だ。体を回転させると剣を抜く。
「やはりこの辺りに抜け忍村があったのだな?」
茉緒は地面すれすれに構える。この侍もかなりできる。久しぶりに額に汗が染みる。下から掬い上げ切り上げる。男は飛び去ると上段から切り下げそこから反転して掬い上げる。額から一筋の血が目に入る。
「飛べ!」
果心の声に茉緒は宙に舞っている。柳生も慌てて飛び上がる。だが茉緒の方が高い。柳生が頂点に来た時には半回転して後ろに回って一太刀浴びせる。
「危ないところだ」
果心が笑って立っている。すべてを倒したようだ。
「此奴は柳生の高弟だ。ここからは足跡を消していく」」
朝起きると果心だけがいない。九郎たちはもう用意ができてる。
「茉緒、ここからは柳生が結界を張っている。用心するんだ。服部もいるぞ」
「なぜ?」
「分からん。まず儂が乞食として先を進む。出てきたら攻撃するのだ」
九郎が下忍を連れて果心の後に続く。茉緒はこずえ渡りで空を飛ぶ。1刻走るとにわかに殺気がしていた。果心の乞食の前に服部の忍者が現れる。木の上から見ると10人ほどが潜んでいる。柳生の姿は見えない。そのあっという間に果心が前の忍者を倒す。ほとんど同時に双方がぶつかり合う。茉緒はまだ動かない。
鉄砲の音が響いて下忍が肩を撃たれて倒れる。ほとんど同時に空を飛びこの男を切り倒している。その後ろから鋭い剣風が走る。此奴は柳生だ。体を回転させると剣を抜く。
「やはりこの辺りに抜け忍村があったのだな?」
茉緒は地面すれすれに構える。この侍もかなりできる。久しぶりに額に汗が染みる。下から掬い上げ切り上げる。男は飛び去ると上段から切り下げそこから反転して掬い上げる。額から一筋の血が目に入る。
「飛べ!」
果心の声に茉緒は宙に舞っている。柳生も慌てて飛び上がる。だが茉緒の方が高い。柳生が頂点に来た時には半回転して後ろに回って一太刀浴びせる。
「危ないところだ」
果心が笑って立っている。すべてを倒したようだ。
「此奴は柳生の高弟だ。ここからは足跡を消していく」」
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