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東インド会社1
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汎王の太刀を受けてた背中の傷が思わしくない。凜の所にいる毒使いの女忍者が毎日詰めている。
「どうだ?」
「深いところが膿んでいます。しばらく動けません」
仕方がないので書物ばかり読んでいる。王からは果物や薬が送られてくる。久しく顔を見せなかった果心がふらふらと入ってくる。
「どうした死に損なったか茉緒?」
「ああ、凄い太刀だった」
「儂も2度戦ったが一度は引き分けて、今回は義足を切り落とされたわ」
「何やら考えて?」
「シルクロードでカトマンズへ久びりに帰ろうかと思っている」
茉緒は地球儀を回してカトマンズを探す。
「遠いな?」
「ここで儂は生まれた」
「果心は今何歳だ?」
「100歳かもっとか?だがもう寿命が来ておるわ。ここに帰れと体が言っている」
「死ぬのか?」
「死ぬのかまた生まれ変わるのか知らぬ。だからお別れの挨拶をしておこうとな」
外が騒がしい。窓の外を見ると大きなイギリス商船が3艇海に浮かんでいる。
「イギリスは日本の徳川のようなものだ。戦うのはよせ。交渉はゴラクに任せろ」
それでリーを呼んで王とゴラクに知らせを送った。そのうちに果心の姿は消えていた。
「どうだ?」
「深いところが膿んでいます。しばらく動けません」
仕方がないので書物ばかり読んでいる。王からは果物や薬が送られてくる。久しく顔を見せなかった果心がふらふらと入ってくる。
「どうした死に損なったか茉緒?」
「ああ、凄い太刀だった」
「儂も2度戦ったが一度は引き分けて、今回は義足を切り落とされたわ」
「何やら考えて?」
「シルクロードでカトマンズへ久びりに帰ろうかと思っている」
茉緒は地球儀を回してカトマンズを探す。
「遠いな?」
「ここで儂は生まれた」
「果心は今何歳だ?」
「100歳かもっとか?だがもう寿命が来ておるわ。ここに帰れと体が言っている」
「死ぬのか?」
「死ぬのかまた生まれ変わるのか知らぬ。だからお別れの挨拶をしておこうとな」
外が騒がしい。窓の外を見ると大きなイギリス商船が3艇海に浮かんでいる。
「イギリスは日本の徳川のようなものだ。戦うのはよせ。交渉はゴラクに任せろ」
それでリーを呼んで王とゴラクに知らせを送った。そのうちに果心の姿は消えていた。
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