復讐の芽***藤林長門守***

夢人

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変遷12

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 大阪城が陥落を見る前に堺の下忍を20人連れて走る。凛は半月前から服部の拠点を隠れ忍者と連戦している。途中で繋ぎの下忍から凛の位置を知らせてくる。いよいよ服部宗家から半蔵の父が2百の忍者を偽の抜け忍村の山の裾のに集結したと言う。やはり偽の抜け忍村の場所を調べ上げていた。
「凛は?」
「今森の中に入ったようです」
「よし一度後ろから鉄砲を打ち込んでから森に入ろう。凛に伝えてくれ」
 連射をしながら走り抜ける。森の中からも連射が始まる。服部は2つに分かれて体勢を整える。だがもう茉緒は森の中に入っている。凛はすでに獣道から吊り橋を渡り偽の抜け忍村に入る。茉緒は森の中から誘い込みのために連射を続ける。服部も鉄砲隊を並べる。
「早く渡ってください」
 すでに向こう岸の草むらの小屋に凛の部隊が予定取り鉄砲を構えている。茉緒を残して全員先に砦に入る。
「一斉攻撃は吊り橋を落すまで」
「服部も鉄砲を思ったより揃えてるな」
 どうも服部もこの日を想定していたようだ。
「凛早めに吊り橋を落そう」
「どうして?」
「予感よ」
 早くも吊り橋に服部が群がってきている。引きつけて射撃を開始する。10人ほどがバラバラと川に落ちて行く。だがそれ以上は渡ってこない。
「思ったより少ない。吊り橋を落せ」




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