1 / 3
1.俺の青春保証して下さい
しおりを挟む
ー桜舞う春 入学式ー
「軽音部に入りなさい。」
「は!! ...なんだ夢か~」
今日は入学式、この私立吹聖高校に入学した俺、斗沢優一(アニメオタク)は
オタクを隠し「青春」という言葉に胸を弾ませこの学校に入学した。
中学生. そう、この時の俺は誰もから引かれるアニメオタクだったのだ! オマケにオープンオタク、カバンには缶バッチ、給食のナフキンは使用ようの
リゼロのレ〇のナフキン、新しい嫁が出来ればクラスに暴露すると... とにかくこの時の俺は2次元にのめり込んでいた。自分で言うのもなんだが、ルックス、性格はよく男子ウケうけする人柄だ。
女子からは引かれ飽きられ散々だったがな...
冒頭に言った通り、中学の無念を果たすべく
「青春」をモットーとし、アニメオタクを隠し入学した。
ー入学1日目ー
俺、斗沢優一が入学した私立吹聖高校は偏差値50~54と凡人が集まりそうな学校だ。ただどの高校よりも勝るのは膨大な広さ、購買、食堂、ガラス張り図書館、屋上可となっている学生の的と言える学校なのだ!!
入学式が終わり指定された1年A組となった俺は、
席に着くなり可愛い女子を見つける。
お、あの子可愛いな...!金髪ショート、ハーフか?
と変態MAXで多くの女子を観察する。
とその時、目があった。いやあってしまった。
「あ、蒼さんだ」
あれ?あの一瞬だけで蒼さん顔赤くなってる??
雪浜 蒼. 入試トップ入学、同じ中学で誰もが憧れる美貌、ルックス、人柄、学力。要するに完璧な存在だ。
50人ほどの男子から告白されたという噂まであった。OKしたのは0人。鬼かよ、、
俺が知っているのはこのくらいだ。
彼女を回想していたせいで他の女子見れなかったじゃないか!!
予鈴がなり高校生生活1日目のホームルームが始まった。
ー春風香る入学式ー
この私立吹聖高校に入学した私、雪浜 蒼はある思いを胸に弾ませこの学校に入学した。
中学生、この時の私は誰もが憧れる完璧な性格、
学力、人望だった。しかし、その傍ら青春という文字は強制的に消された。
ひとつ例をあげよう、1匹の小魚がいたとする。
小魚は食物連鎖の中では底辺と言っても過言ではない。そこで小魚は群れとなり、弱食強肉という1つのセオリーから回避しようとする。人間も同等だ。
日々の会話を相手に合わせ、約束事は断らない。
そんな群れの1人となるのが苦痛だった。
外から見れば、私は群れの中でも美しく輝く魚と思われる。
それは私にとって偏見だ。本当の私は違う。
私はもろい。
完璧ではない。
中学3年生徒会長となった、なりたくも無いのに。
周りの偏見、先生の強制の結果...
苦しかった。
その時に図書委員の斗沢優一くんは私を助けてくれた...
誰よりも自由に楽しく青春したい!と思い私は、
私立吹聖高校に入学した。
きっとまた優一くんが助けてくれると信じて...
ー入学1日目ー
私、雪浜 蒼は軽音部に興味があった。
冷静そうに見えるが心の中は、
軽音部楽しそう! 友達出来るかな~青春出来るかな
と幼稚と言ってもいいレベルだ。
軽音部は私たちが入学すると同時に、部員がいなくなってしまったらしい。それで廃部寸前だったが、入試1位の特権を生かし軽音部を存続することが出来た。
1年A組となった私は席をつき辺りを見渡した。
「あ、優一くん」
目が合った。心臓の鼓動が加速した。
って何顔赤くしてるの私!
冷静に、私は完璧な人材よ。あんな男1人ごときで私の心なんて揺さぶられないわ。と自分に言い聞かせた。
ー放課後ー
「よう! 優一!!」
「なんだよイケメン、オタクの事誰にも言うなよ」
「分かってるって、その代わり名前で呼んでくれ」
神谷友秋、中学から一緒で運動神経、ルックス、学力、性格と文句ない人材、クラスの中心となるキャラだ。1番信頼出来る親友だ。
「高校も優一とクラス一緒か!もうこれは縁だな」
「俺は一緒のクラスになれて嬉しいよ」
「お前心の底から思ってないだろ?」
「バレた?」
こんな途方もない会話が丁度いい俺らだ。
「優一は部活決まったのか?」
「俺には部活という時間があれば、アニメ見る方が大事だからな!どこかの運動馬鹿と違って」
「はいはいそうですか~、でもお前もったいないぞ、体力俺よりあるしなんせ青春したいんだろ」
「そう言われてみればそっか!」
「どこまで天然なんだ?お前」
「でも部活には入らんぞい」
「そうですか~じゃ、俺バスケ部の見学行ってくるわ」
「行ってらー」
そっか、部活か...考えても意味ないから帰ろっと。
この5日間部活勧誘が激しくなる。強豪校とも言われている高校だが、強制的な入部はない。
俺は友秋と別れた後、アニメ最新話を見たいがために、駆け足で下駄箱行くその間...
たまたま通りかかった軽音部から声が聞こえてきた
少ししか聞こえない、だがそれは確かに美しく、
心に響く歌声だった。
その時、俺のスマホがチャリンとなった。
あ、やばい!
「誰!?」
少しずつ足音が近ずいてくるにつれ俺のライフが削られていく。
ああ、終わりだ、どうせ明日には勝手に女の子の声盗み聞きとかキモくな~い?
と変態呼ばわりされ青春終了のお知らせが知らされるな...とほほ
あ、そうだ!俺は部活動見学しに来たと言えば、、
ガラガラ、ドアが開く
「部活見学しに、て蒼さん?」
「確かあなたは斗沢くんね。」
「あ、はい、ってなぜ俺の名前を?」
「あなた中学時代キモオタで有名だったじゃない、
イケメンナクセニ...」
「ん?僕のことイケメンって..」
「キモオタて言ったんです!!」
「あれ、中学の蒼さんってそんな悪口使いましたっけ?」
「私のホントの性格よ。高校になって性格作るの辞めたの」
本当はまた優一くんにこんな機会で会えると思ってなかった! クラスの席、隣になれると良いねって言いたいのに!
「そうですか、要するに蒼さんも青春するためにこの高校に」
「な、何故分かったのよ...!?」
「成績優秀な貴方ならもっと上の高校に行けただろうに」
「そうね、あなたが言っていることは間違えではないわ。それよりなぜ来たのかしら」
「見学で、、」
「なぜ来たのかしら」
「だから、部活動見学で来たんです!」
「今日は軽音部の部活見学は無いのですが、私の
歌声を盗み聞きして気持ち悪いオタクね」
この言葉は会心の一撃だな。
もう!
私何言ってるの?本当はこんなこと言いたくないのに、歌声聞いてくれたの?優一くん嬉しい!!って
言いたいのに...
はーい俺終わりました~青春終わりましたー
きっと何もかも完璧な蒼さんが言うんだから ジ,エンド.だな。
「それよりも蒼さん、冒頭で魚の群れだの、私はもろい、など重たいこと言わないで下さい! いちよう学園LOVEストーリーなんだから!!」
「それは悪かったわ、って話そらすとはいい度胸ね優一くん、罰として...」
「軽音部に入りなさい。」
「え、?」
「何よ」
「嫌です」
「この私と一緒に部活動が出来るのに??」
「俺は2次元の女の子にしか興味無いんでね」
これで何とか免れた、後は土下座で謝りこの場から去るだけ。
「ごめんなさい!勝手に盗み聞きしてました、このとうりです、オタクと言うことも広めないで下さい!!」
はいバッチリ。蒼さんなら、顔上げて、優一くん。許してあげますよと、男を掴むその美貌で許してくれるはずだった..今までの蒼さんなら...
「そんな土下座で私が許すとでも?滑稽ね。」
私何言ってるの!?ホントだったら、顔上げて、
優一くん。許してあげますよと笑顔で答えていたはずなのに。私は今までの猫かぶりな性格を変えるべくこの学校に入学したはず、なのに何故か毒舌に...
許してくれず、滑稽..俺泣きそう。
「今までの蒼さんはどこ行ったんですか...」
「それは、そのーそんなの知らない!
軽音部に入らなければ、あなたがアニメオタクという事をばらすわっ」
「蒼さんのせいで俺の青春めちゃくちゃだ、もういい、勝手にしろ!! 完璧なあたに俺がどんな思いで、
この学校に入学したなんてわかんないもんな!!」
俺は涙が出た、下駄箱へ走った、その時、蒼が俺の袖を引っ張った。
「私と軽音部やって下さい。私と軽音部一緒にやって下さい!」
俺は驚いた。俺に蒼さんがこんなに頼んでいることではない。蒼さんが涙を流していることに。
ーその時、俺達、私達は何かが繋がったー
同じ何かが。
「今までの私は周りから完璧だと思われていて完璧な性格を演じきらなければならなかったの。でもそれは苦痛だった。だから高校でわ、本当の私の性格で楽しく青春したいの。でもそれがから回りしちゃっちゃって優一くんにあんな冷たい態度を...本当にごめんなさい。」
「だからね、優一くん...私とバンドしよ」
この状況「良いよ」と言う言葉しかないだろ。
だから僕は言った。
「良いよ」と。
これで1話感動的な終わり方を迎えることも出来たが俺はあらがう。
俺は部活よりもアニメの方が優先だ。部活なしでも青春は出来る。
言い忘れていたが俺の家族は妹1人。父は有名ロックバンド、母は王手CD事務所の部長だ。言うまでもないが両親は音楽関係で出会った。父がロックバンドメンバーなのでギターは得意で歌も上手い、
完全な遺伝だ。俺が軽音部に入っても不自由はないが、ここは1つ芝居を打とう。
「蒼さん」
「同じ部員同士なんだから呼び捨てでいいわ」
「なら雪浜で」
「ナマエデヨンデホシカッタノニ...」
「何か言った?」
「な、何でもないわ! それよりどうしたの? 優一くん」
「実は俺、入部するのは良いんですけど俺、音痴で楽器何も弾けません。」
「しらばくくっても無駄ね、優一くんの父、有名ロックバンドなんでしょ?ギターくらい嫌でも弾けると思うけど、あと入部しなければ優一くんのアニメオタクバラすのはほんとだから。」
「分かりました、入部します」
「そう、ありがとう」
雪浜の顔は冷静ながらも赤く染まっていた。
目が会った時のように。
「それより、雪浜の本当の性格教えてくださいよ」
「それをあなたと一緒に見つけていくのよ」
涙ではなく2人は笑顔に変わっていた。
暖かい夕日が部室を照らし、2人の影をつくった。
「軽音部に入りなさい。」
「は!! ...なんだ夢か~」
今日は入学式、この私立吹聖高校に入学した俺、斗沢優一(アニメオタク)は
オタクを隠し「青春」という言葉に胸を弾ませこの学校に入学した。
中学生. そう、この時の俺は誰もから引かれるアニメオタクだったのだ! オマケにオープンオタク、カバンには缶バッチ、給食のナフキンは使用ようの
リゼロのレ〇のナフキン、新しい嫁が出来ればクラスに暴露すると... とにかくこの時の俺は2次元にのめり込んでいた。自分で言うのもなんだが、ルックス、性格はよく男子ウケうけする人柄だ。
女子からは引かれ飽きられ散々だったがな...
冒頭に言った通り、中学の無念を果たすべく
「青春」をモットーとし、アニメオタクを隠し入学した。
ー入学1日目ー
俺、斗沢優一が入学した私立吹聖高校は偏差値50~54と凡人が集まりそうな学校だ。ただどの高校よりも勝るのは膨大な広さ、購買、食堂、ガラス張り図書館、屋上可となっている学生の的と言える学校なのだ!!
入学式が終わり指定された1年A組となった俺は、
席に着くなり可愛い女子を見つける。
お、あの子可愛いな...!金髪ショート、ハーフか?
と変態MAXで多くの女子を観察する。
とその時、目があった。いやあってしまった。
「あ、蒼さんだ」
あれ?あの一瞬だけで蒼さん顔赤くなってる??
雪浜 蒼. 入試トップ入学、同じ中学で誰もが憧れる美貌、ルックス、人柄、学力。要するに完璧な存在だ。
50人ほどの男子から告白されたという噂まであった。OKしたのは0人。鬼かよ、、
俺が知っているのはこのくらいだ。
彼女を回想していたせいで他の女子見れなかったじゃないか!!
予鈴がなり高校生生活1日目のホームルームが始まった。
ー春風香る入学式ー
この私立吹聖高校に入学した私、雪浜 蒼はある思いを胸に弾ませこの学校に入学した。
中学生、この時の私は誰もが憧れる完璧な性格、
学力、人望だった。しかし、その傍ら青春という文字は強制的に消された。
ひとつ例をあげよう、1匹の小魚がいたとする。
小魚は食物連鎖の中では底辺と言っても過言ではない。そこで小魚は群れとなり、弱食強肉という1つのセオリーから回避しようとする。人間も同等だ。
日々の会話を相手に合わせ、約束事は断らない。
そんな群れの1人となるのが苦痛だった。
外から見れば、私は群れの中でも美しく輝く魚と思われる。
それは私にとって偏見だ。本当の私は違う。
私はもろい。
完璧ではない。
中学3年生徒会長となった、なりたくも無いのに。
周りの偏見、先生の強制の結果...
苦しかった。
その時に図書委員の斗沢優一くんは私を助けてくれた...
誰よりも自由に楽しく青春したい!と思い私は、
私立吹聖高校に入学した。
きっとまた優一くんが助けてくれると信じて...
ー入学1日目ー
私、雪浜 蒼は軽音部に興味があった。
冷静そうに見えるが心の中は、
軽音部楽しそう! 友達出来るかな~青春出来るかな
と幼稚と言ってもいいレベルだ。
軽音部は私たちが入学すると同時に、部員がいなくなってしまったらしい。それで廃部寸前だったが、入試1位の特権を生かし軽音部を存続することが出来た。
1年A組となった私は席をつき辺りを見渡した。
「あ、優一くん」
目が合った。心臓の鼓動が加速した。
って何顔赤くしてるの私!
冷静に、私は完璧な人材よ。あんな男1人ごときで私の心なんて揺さぶられないわ。と自分に言い聞かせた。
ー放課後ー
「よう! 優一!!」
「なんだよイケメン、オタクの事誰にも言うなよ」
「分かってるって、その代わり名前で呼んでくれ」
神谷友秋、中学から一緒で運動神経、ルックス、学力、性格と文句ない人材、クラスの中心となるキャラだ。1番信頼出来る親友だ。
「高校も優一とクラス一緒か!もうこれは縁だな」
「俺は一緒のクラスになれて嬉しいよ」
「お前心の底から思ってないだろ?」
「バレた?」
こんな途方もない会話が丁度いい俺らだ。
「優一は部活決まったのか?」
「俺には部活という時間があれば、アニメ見る方が大事だからな!どこかの運動馬鹿と違って」
「はいはいそうですか~、でもお前もったいないぞ、体力俺よりあるしなんせ青春したいんだろ」
「そう言われてみればそっか!」
「どこまで天然なんだ?お前」
「でも部活には入らんぞい」
「そうですか~じゃ、俺バスケ部の見学行ってくるわ」
「行ってらー」
そっか、部活か...考えても意味ないから帰ろっと。
この5日間部活勧誘が激しくなる。強豪校とも言われている高校だが、強制的な入部はない。
俺は友秋と別れた後、アニメ最新話を見たいがために、駆け足で下駄箱行くその間...
たまたま通りかかった軽音部から声が聞こえてきた
少ししか聞こえない、だがそれは確かに美しく、
心に響く歌声だった。
その時、俺のスマホがチャリンとなった。
あ、やばい!
「誰!?」
少しずつ足音が近ずいてくるにつれ俺のライフが削られていく。
ああ、終わりだ、どうせ明日には勝手に女の子の声盗み聞きとかキモくな~い?
と変態呼ばわりされ青春終了のお知らせが知らされるな...とほほ
あ、そうだ!俺は部活動見学しに来たと言えば、、
ガラガラ、ドアが開く
「部活見学しに、て蒼さん?」
「確かあなたは斗沢くんね。」
「あ、はい、ってなぜ俺の名前を?」
「あなた中学時代キモオタで有名だったじゃない、
イケメンナクセニ...」
「ん?僕のことイケメンって..」
「キモオタて言ったんです!!」
「あれ、中学の蒼さんってそんな悪口使いましたっけ?」
「私のホントの性格よ。高校になって性格作るの辞めたの」
本当はまた優一くんにこんな機会で会えると思ってなかった! クラスの席、隣になれると良いねって言いたいのに!
「そうですか、要するに蒼さんも青春するためにこの高校に」
「な、何故分かったのよ...!?」
「成績優秀な貴方ならもっと上の高校に行けただろうに」
「そうね、あなたが言っていることは間違えではないわ。それよりなぜ来たのかしら」
「見学で、、」
「なぜ来たのかしら」
「だから、部活動見学で来たんです!」
「今日は軽音部の部活見学は無いのですが、私の
歌声を盗み聞きして気持ち悪いオタクね」
この言葉は会心の一撃だな。
もう!
私何言ってるの?本当はこんなこと言いたくないのに、歌声聞いてくれたの?優一くん嬉しい!!って
言いたいのに...
はーい俺終わりました~青春終わりましたー
きっと何もかも完璧な蒼さんが言うんだから ジ,エンド.だな。
「それよりも蒼さん、冒頭で魚の群れだの、私はもろい、など重たいこと言わないで下さい! いちよう学園LOVEストーリーなんだから!!」
「それは悪かったわ、って話そらすとはいい度胸ね優一くん、罰として...」
「軽音部に入りなさい。」
「え、?」
「何よ」
「嫌です」
「この私と一緒に部活動が出来るのに??」
「俺は2次元の女の子にしか興味無いんでね」
これで何とか免れた、後は土下座で謝りこの場から去るだけ。
「ごめんなさい!勝手に盗み聞きしてました、このとうりです、オタクと言うことも広めないで下さい!!」
はいバッチリ。蒼さんなら、顔上げて、優一くん。許してあげますよと、男を掴むその美貌で許してくれるはずだった..今までの蒼さんなら...
「そんな土下座で私が許すとでも?滑稽ね。」
私何言ってるの!?ホントだったら、顔上げて、
優一くん。許してあげますよと笑顔で答えていたはずなのに。私は今までの猫かぶりな性格を変えるべくこの学校に入学したはず、なのに何故か毒舌に...
許してくれず、滑稽..俺泣きそう。
「今までの蒼さんはどこ行ったんですか...」
「それは、そのーそんなの知らない!
軽音部に入らなければ、あなたがアニメオタクという事をばらすわっ」
「蒼さんのせいで俺の青春めちゃくちゃだ、もういい、勝手にしろ!! 完璧なあたに俺がどんな思いで、
この学校に入学したなんてわかんないもんな!!」
俺は涙が出た、下駄箱へ走った、その時、蒼が俺の袖を引っ張った。
「私と軽音部やって下さい。私と軽音部一緒にやって下さい!」
俺は驚いた。俺に蒼さんがこんなに頼んでいることではない。蒼さんが涙を流していることに。
ーその時、俺達、私達は何かが繋がったー
同じ何かが。
「今までの私は周りから完璧だと思われていて完璧な性格を演じきらなければならなかったの。でもそれは苦痛だった。だから高校でわ、本当の私の性格で楽しく青春したいの。でもそれがから回りしちゃっちゃって優一くんにあんな冷たい態度を...本当にごめんなさい。」
「だからね、優一くん...私とバンドしよ」
この状況「良いよ」と言う言葉しかないだろ。
だから僕は言った。
「良いよ」と。
これで1話感動的な終わり方を迎えることも出来たが俺はあらがう。
俺は部活よりもアニメの方が優先だ。部活なしでも青春は出来る。
言い忘れていたが俺の家族は妹1人。父は有名ロックバンド、母は王手CD事務所の部長だ。言うまでもないが両親は音楽関係で出会った。父がロックバンドメンバーなのでギターは得意で歌も上手い、
完全な遺伝だ。俺が軽音部に入っても不自由はないが、ここは1つ芝居を打とう。
「蒼さん」
「同じ部員同士なんだから呼び捨てでいいわ」
「なら雪浜で」
「ナマエデヨンデホシカッタノニ...」
「何か言った?」
「な、何でもないわ! それよりどうしたの? 優一くん」
「実は俺、入部するのは良いんですけど俺、音痴で楽器何も弾けません。」
「しらばくくっても無駄ね、優一くんの父、有名ロックバンドなんでしょ?ギターくらい嫌でも弾けると思うけど、あと入部しなければ優一くんのアニメオタクバラすのはほんとだから。」
「分かりました、入部します」
「そう、ありがとう」
雪浜の顔は冷静ながらも赤く染まっていた。
目が会った時のように。
「それより、雪浜の本当の性格教えてくださいよ」
「それをあなたと一緒に見つけていくのよ」
涙ではなく2人は笑顔に変わっていた。
暖かい夕日が部室を照らし、2人の影をつくった。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。
古森真朝
ファンタジー
「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。
俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」
新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは――
※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる