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愉快な仲間たち
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僕らは神殿へ向かっていた。
「さっきの…ソル様のお話にあったウサギ耳はルナさんなのか?」
僕はそれに答えず、最後にルナと会ったのはいつだったのか思い出していた。
「…ルクスにもそんなの分からないよな。」
カズヤもソルのことはきっとまだ割り切れてはいないだろう。
重い沈黙が続く。
ついこの間まで、あんなに楽しかったのに、この重い気持ちは何なのだろう。
(ああ、こんな時にジョーが居てくれたらな…)
「よう!」
ジョーが居た!神殿の前に!
「ジョー、お前大丈夫なのか!?」
ジョーは頭を掻きながら笑った。
「まあ、俺は今、ビオレッタの父ちゃんだし。いつまでも下を向いてるわけにはいかないだろ?」
よく見ると、ビオレッタも居た。
「ビオレッタ…」
グラシアスの忘れ形見…
「なんだか、この世界大変なことになってるっぽいですね。」
…レンも居た。
「お前も居るのかよ。」
「ルクスさんの居るところならたとえ火の中水の中…」
「はいはい、先に進むぞ!」
僕は神殿の中枢に向かう道すがら、ソルから聞かされた事情をかいつまんでジョー達に話した。
カズヤは各所に張り巡らされたセキュリティを解除していく。
「え、じゃあ、この流れで行くと、コールドスリープで眠ってた”彼”って、ルクスさんじゃないんですか?」
(レン、ちょっとは空気読め)
「どう考えてもそうだよ。
でもそれここで言っちゃダメなヤツでしょ?逆に万が一そうじゃ無かったらどうすんの。ルクスがむちゃくちゃ恥ずかしいことになるやんか!なぁ!?」
カズヤが捲し立てた。
(カズヤよ、お前はもっと空気読めよ)
(そして何故急に大阪弁)
「そっか~ルクスは天才児だったのかぁ。」
ジョーが感想を述べる。
(えっと…そんな感じでまとめちゃうの?)
「ルクス天才児、インプットしました。」
(ビオレッタが何か言ったよ!?)
ジョー達の出現のせいでなんだかんだ重い空気はどこかへ行ってしまったようだ。
(この雰囲気懐かしさすら感じるな…)
お陰で少しは冷静に物事を考えられる状態になっていた。
僕の作ったのかも知れない世界か…
そして僕の作ったかも知れないAI。
だから、セキュリティーが僕に対して弱くなるのか?
そういえば、” ツェータ ”はどこに行ったんだろう?
もし僕が” ツェータ ”の立場だったら、神殿の中枢のセキュリティを解除している今が1番の狙い目だよな…
「カズヤ、セキュリティ、バンバン解除してるけど” ツェータ ”は大丈夫か…?」
「通る都度、パスワードも変更していってるから問題ないはずだよ。」
「でも、僕も居るし” ツェータ ”も居たらセキュリティーは緩くなるんだよね?」
「……」
「いやいやいや、何この間!?」
「うっかり、そこまで計算に入れてなかったかも。」
「えー!?」
「いやいや、ルクスだって今思い出したとこだよね!?全然天才児じゃないよね!?」
「自分から天才児名乗ってないし!」
「なんだどうした?仲良いな!」
ジョーが仲裁に入ってくる。
「仲良くないし!!」
2人同時だった。
「仲良いじゃないか。」
ジョーはまた僕とカズヤの頭を撫で回した。
「もー!髪の毛ボサボサ…」
文句を言ってやろうとジョーに目をやると、ジョーが何かを見ている。
「来たな。グラシアスの仇…」
ジョーの視線の先に、人影が見える。
” ツェータ ”だ。
守備魔法の使い手であったグラシアスが居ない今、ヤツの闇魔法は厄介だ。
「ジョー、気を付けろよ?」
「この前みたいにはならんさ。」
ジョーを先頭に僕、後方をレン。
ビオレッタを庇う形だ。
(カズヤは戦闘魔法は使えないしな…)
” ツェータ ”は僕と同じ顔で無表情で近付いてくる。
「もう惑わされん!!」
ジョーが斬り掛かる!
相手に詠唱の間を与えない攻撃だ。
(さすがジョー!!)
「ル…ルクスさん!」
レンの声で振り返ると後ろからも人影が!
まさか…
” ツェータ ”だ!!
「1人じゃ無かったのか!?」
僕は思い付く限りの光魔法を連続で放った!
効果抜群だ!!
「ルクスさん、こっちにも…!」
「何人居やがる!?」
いつの間にか僕らは” ツェータ ”達に囲まれてしまっていたのだ。
「さっきの…ソル様のお話にあったウサギ耳はルナさんなのか?」
僕はそれに答えず、最後にルナと会ったのはいつだったのか思い出していた。
「…ルクスにもそんなの分からないよな。」
カズヤもソルのことはきっとまだ割り切れてはいないだろう。
重い沈黙が続く。
ついこの間まで、あんなに楽しかったのに、この重い気持ちは何なのだろう。
(ああ、こんな時にジョーが居てくれたらな…)
「よう!」
ジョーが居た!神殿の前に!
「ジョー、お前大丈夫なのか!?」
ジョーは頭を掻きながら笑った。
「まあ、俺は今、ビオレッタの父ちゃんだし。いつまでも下を向いてるわけにはいかないだろ?」
よく見ると、ビオレッタも居た。
「ビオレッタ…」
グラシアスの忘れ形見…
「なんだか、この世界大変なことになってるっぽいですね。」
…レンも居た。
「お前も居るのかよ。」
「ルクスさんの居るところならたとえ火の中水の中…」
「はいはい、先に進むぞ!」
僕は神殿の中枢に向かう道すがら、ソルから聞かされた事情をかいつまんでジョー達に話した。
カズヤは各所に張り巡らされたセキュリティを解除していく。
「え、じゃあ、この流れで行くと、コールドスリープで眠ってた”彼”って、ルクスさんじゃないんですか?」
(レン、ちょっとは空気読め)
「どう考えてもそうだよ。
でもそれここで言っちゃダメなヤツでしょ?逆に万が一そうじゃ無かったらどうすんの。ルクスがむちゃくちゃ恥ずかしいことになるやんか!なぁ!?」
カズヤが捲し立てた。
(カズヤよ、お前はもっと空気読めよ)
(そして何故急に大阪弁)
「そっか~ルクスは天才児だったのかぁ。」
ジョーが感想を述べる。
(えっと…そんな感じでまとめちゃうの?)
「ルクス天才児、インプットしました。」
(ビオレッタが何か言ったよ!?)
ジョー達の出現のせいでなんだかんだ重い空気はどこかへ行ってしまったようだ。
(この雰囲気懐かしさすら感じるな…)
お陰で少しは冷静に物事を考えられる状態になっていた。
僕の作ったのかも知れない世界か…
そして僕の作ったかも知れないAI。
だから、セキュリティーが僕に対して弱くなるのか?
そういえば、” ツェータ ”はどこに行ったんだろう?
もし僕が” ツェータ ”の立場だったら、神殿の中枢のセキュリティを解除している今が1番の狙い目だよな…
「カズヤ、セキュリティ、バンバン解除してるけど” ツェータ ”は大丈夫か…?」
「通る都度、パスワードも変更していってるから問題ないはずだよ。」
「でも、僕も居るし” ツェータ ”も居たらセキュリティーは緩くなるんだよね?」
「……」
「いやいやいや、何この間!?」
「うっかり、そこまで計算に入れてなかったかも。」
「えー!?」
「いやいや、ルクスだって今思い出したとこだよね!?全然天才児じゃないよね!?」
「自分から天才児名乗ってないし!」
「なんだどうした?仲良いな!」
ジョーが仲裁に入ってくる。
「仲良くないし!!」
2人同時だった。
「仲良いじゃないか。」
ジョーはまた僕とカズヤの頭を撫で回した。
「もー!髪の毛ボサボサ…」
文句を言ってやろうとジョーに目をやると、ジョーが何かを見ている。
「来たな。グラシアスの仇…」
ジョーの視線の先に、人影が見える。
” ツェータ ”だ。
守備魔法の使い手であったグラシアスが居ない今、ヤツの闇魔法は厄介だ。
「ジョー、気を付けろよ?」
「この前みたいにはならんさ。」
ジョーを先頭に僕、後方をレン。
ビオレッタを庇う形だ。
(カズヤは戦闘魔法は使えないしな…)
” ツェータ ”は僕と同じ顔で無表情で近付いてくる。
「もう惑わされん!!」
ジョーが斬り掛かる!
相手に詠唱の間を与えない攻撃だ。
(さすがジョー!!)
「ル…ルクスさん!」
レンの声で振り返ると後ろからも人影が!
まさか…
” ツェータ ”だ!!
「1人じゃ無かったのか!?」
僕は思い付く限りの光魔法を連続で放った!
効果抜群だ!!
「ルクスさん、こっちにも…!」
「何人居やがる!?」
いつの間にか僕らは” ツェータ ”達に囲まれてしまっていたのだ。
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