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mission 5 冒険者は 期間限定教師?
追加補習、決定…。
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Side-デュエル 5
子供達が帰宅したはずの夕方。その一報は急にやって来た。
「子供達が数人、行方不明?!」
常勤教師のチェスター先生が血相を変え、肩で息をしながら駆け込んできたのだ。
ラグが差し出した水を一気に流し込むと、彼は幾分落ち着いて話し始めた。
「うちの息子のベルクが帰ってこなかったんです。あまりに遅いので探しに出たら、他の子たちもいない事が分かり…! 例の砦に行ったのかもしれません!」
アーチはゆっくり立ち上がると、彼の肩を叩いて落ち着かせようとする。
「落ち着けよ。まだそっちに行ったと決まったわけじゃ…」
だが、それも無駄に終わった。
「いいえ、十中八九間違いありません」
「どうしてそう思うんです?」
空になったマグを受け取りながら、ラグは首を傾げた。
「息子は冒険者に強い憧れを持っていまして…。今回、現役冒険者の皆さんが教師をしてくださる事をとても喜んでおりました。実際、思っていた以上の方々でしたからなおさらです。皆さまの授業を受けるようになってからというもの『オレも冒険者やるんだ!!』と口癖のように繰り返していましたから…」
俺たちはじっとりとした視線をアーチに向けた。
「…おいおい何だよ…え、オレのせい?」
「「「多分」」」
ラグ以外の全員の声がハモった。この中で武勇伝語ったのは、こいつぐらいのもんだ。
「…なんてこった、学長の危惧が的中しちまったか…。しかもこんな早くに…」
思わず俺も天井を仰ぎながら呻く。『冒険者の現実』を教える授業をする前にこんな事態になるとは予想外だ。
「ベルク…確か、精霊魔法の才能があった子供だな。血の気が多い性格のせいか、火の精霊魔法を少しずつ使えるようになっていた」
ラスファのとこの生徒だったのか…。
「マジか…」
「先生! すぐにいなくなった子の人数と名前を把握して! すぐ準備して、あたしたちで探しに行くから!」
アーシェの言葉にチェスター先生は頷くと、来た道を駆け戻る。
のんびりと見送っている暇はない。全員すぐさま装備を整えるためにそれぞれの部屋に飛び込む!
俺も手早く鎧を身につけ、愛用の槍と道具袋を鷲掴みにして宿舎の玄関に向かう。
「いなくなった子供は五人。今回の皆さん、それぞれの教え子の子たちと思われます。精霊魔法のベルクとサシャに軽業のペルノー、古代語解読のジョラと武術のランディ、そして魔物学の得意なメルトです」
…軽く目眩がする。思ったより多いし…!
どうしてこうも余計なトラブルを起こすんだ、子供ってやつは!
子供達が帰宅したはずの夕方。その一報は急にやって来た。
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俺たちはじっとりとした視線をアーチに向けた。
「…おいおい何だよ…え、オレのせい?」
「「「多分」」」
ラグ以外の全員の声がハモった。この中で武勇伝語ったのは、こいつぐらいのもんだ。
「…なんてこった、学長の危惧が的中しちまったか…。しかもこんな早くに…」
思わず俺も天井を仰ぎながら呻く。『冒険者の現実』を教える授業をする前にこんな事態になるとは予想外だ。
「ベルク…確か、精霊魔法の才能があった子供だな。血の気が多い性格のせいか、火の精霊魔法を少しずつ使えるようになっていた」
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「マジか…」
「先生! すぐにいなくなった子の人数と名前を把握して! すぐ準備して、あたしたちで探しに行くから!」
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