ヤンデレな彼にご用心

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ヤンデレなナツル

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僕はナツルのモノだ。
ナツルは僕の恋人で、僕の支配者だ。
ナツル『僕から逃げても、ムダですよ。すぐみつけますから』
ナツル『他の生き物は全部害虫です!皆殺しです!』
ナツル『シノは僕だけみてればいいんですよ』
ナツルの言葉はどれも重い。
僕を支配し、僕が誰かと話をしたらその人を闇討ちする。
誰かと仲良くしたらその人を殺し、可愛い動物を愛でると虐殺する。
いつからか、僕はナツルに逆らえなくなった。
これ以上犠牲者を増やしたくないから…。
僕「はぁ…」
今日もまた、ナツルに支配される1日が始まる。

ナツル「シノ、おはようございます!今日も可愛いですよ」
僕「おはよう…」
ナツル「朝ごはんの前にスッキリしましょうね!」
そう言って朝立ちしたボスのチンポをしゃぶり始めた。
僕「ああぅ!」
いやらしい音が部屋に響いて、ふと毎晩犯されるアナルがうずいてしまう。
元気よく射精するとナツルはご褒美をもらった犬のように喜んだ。
…ちょっと可愛い。
ナツル「さぁ、朝ごはんですよ」
僕「うん」

一緒に学校に行くと、よそ行きの顔になるナツル。
みんなから慕われ、信頼されて、優等生で、欠点のない素晴らしい人間。
でも、その正体は愛のためならなんでもする情熱的で冷酷的で残虐的な人間。
なんで僕なのか、それはたぶん手の届く所にいたからなのかもしれない。
親の再婚で出来た新しい兄弟、それが僕たち。
でも両親は新婚旅行で…。
最初は悲しかった。
ナツルもそうだと思っていた。
でも、違った。
犯人は、ナツルだから。
ナツル『これで、邪魔者はいなくなりましたね!』
そう言って微笑んでいたナツルを忘れられない。
ナツルは自分の欲のため、愛のために親でも殺せる。
僕は、ナツルに従うしかない。

やっと学校が終わった。
学校での僕は人と会話しないし目も合わせない。
仲良しを作らないし、先生にも同じ対応だ。
なぜなら、そうしないとナツルが怒るから。
こんなことしてると、最初は心配されたりイジメられた。
でもすぐに噂が流れた。
『シノに手を出すと呪われる』
なぜそんな噂が流れたかというと、ナツルが闇討ちしたり暗殺したから。
おかげでもう心配もイジメもなくなった。
いつからか、僕は笑いかたを忘れてしまった。

いつものようにナツルが夕食を用意して、一緒に食べて一緒にお風呂に入る。
そして一緒のベッドでナツルの愛を一方的に受けて眠る。

いつか、すべてが夢で終わればいいなと願いながらみる夢はナツルの黒い影と悪魔の囁きで消えていく。
近い将来、僕は僕じゃなくなる。
そうなる前に誰か、助けて…。

これは僕が僕だった頃のお話…。
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