囚われのモブだった一人

ソフトクリーム

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12、ヴォーグ視点

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今、僕は学園の生徒会室にいます。

ヴォーグ「はぁ………」

リンド「おい、またため息かよ?」

リンドは生徒会会長で、僕の親友です。

まぁ、サキュバスということは秘密ですけど。

リンド「悩みなら聞くぞ?」

リンドはかっこよさではたぶん学園一位でしょう。

はぁ、まぁリンドのことは今はどうでもいいです。

シュリくんですよシュリくん!!!

あぁ、シュリくんが可愛いくて胸が辛いです。

シュリくんが学園から消えてもやっぱり学園は変わらないし、シュリくんの両親なんて喜んでいました。

シュリくん…。

なんて可哀想なんでしょうか。

誰にも愛されない、誰にも必要とされない、可哀想な子。

最初は僕もただのエサとしか思っていませんでしたが、あぁ…愛しい。

この気持ちはなんでしょうか。

同情?
それともただ情がわいただけ?

それとも…愛?

あぁ…シュリくん。

貴方を愛してあげられるのも、必要としてあげられるのも、僕だけなんですよ。

だから、シュリくんは今幸せですよね?



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