私の大好きなドラゴン

どら娘

文字の大きさ
24 / 48

カミルの回想

しおりを挟む
カイルが出ていく時、日用品だけでも...と叫ぼうとしましたが、
間に合いませんでした。

カイルが出ていく時にライルが不安がっていたのかもしれませんね....
慌てていたから、何か直感があったのかもしれません
カイルの感は野生の感といいますか...
よく当たりますから...



何もかも...ふふふ今後が楽しみになってきました。


それにしても、滅多に自分から相談なんてしないカイルが
よっぽど不安だったんでしょう。
結局あまり、話せませんでした...

誰が考えてもカイルが子供と暮らすなんて想像もつかないでしょう。
下手したら、攫って来たと思われるかもしれません。
これは養子縁組をした方がいいかもしれませんね...

これまで、頑なに一人で全部背負い孤独に生きていこうとしていたけど
ライルといる事で変わるといいですね..
ゼガンといる事でだいぶ落ち着き、切羽詰まった絶望感はなくなりましたが、
ゼガンも不器用で、肝心な事を話さなかったりしますし
まったく相棒同士はやっぱり似てるのでしょう..

結局ひっかきキズは誰だったんでしょう...
娼婦ではないとしたら、話の流れできっと
ライルかもしれませんね....ふふっ
早く会ってみたいものです。



そういえば、ルカが話をしたがっていましたね...
いじけたら、何をしでかすか分かりませんから・・・

今日は一緒に過ごす約束をしてたのに後回しにした事
根に持ってるかもしれません。

ルカに話しかけてみましょう
(ルカ何処にいますか?....)

【ライルといるよ!】


(ライル!!
 黙って連れて行ったのかい!)


【ゼガンの相棒とばっかり話すからだよー】


(今何処に!場所は!)


【ドラゴンの憩い場...ゼガンだったら分かるよー】


(分かった。すぐカイルに知らせるから、
 ドラゴン達の所にライルを連れて行くなんて!危ないです。
 とにかく絶対ケンカ・戦闘なんかしてはいけません。
 ルカ...私が悪かったです。
 とにかく謝って下さいゼガンに...
 ゼガンが怒ったら...危ない....周りが...
 ”僕のルカだったら何でもできるはず”です。
 穏便にすませて下さい。
 よろしくお願いしますね......)

【うん!いいよ まあ破壊しないようにするよ
 僕この場所気に入ってるからーじゃあね!バイバーイ】

これは、ちょっと失敗しましたね...少し話を聞いてあげていれば
ライルを巻き込まなくて済んだかもしれません。
まったく、僕のルカは....ドラゴンとは本当に手に負えませんね。

 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

最愛の番に殺された獣王妃

望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。 彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。 手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。 聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。 哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて―― 突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……? 「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」 謎の人物の言葉に、私が選択したのは――

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

猫なので、もう働きません。

具なっしー
恋愛
不老不死が実現した日本。600歳まで社畜として働き続けた私、佐々木ひまり。 やっと安楽死できると思ったら――普通に苦しいし、目が覚めたら猫になっていた!? しかもここは女性が極端に少ない世界。 イケオジ貴族に拾われ、猫幼女として溺愛される日々が始まる。 「もう頑張らない」って決めたのに、また頑張っちゃう私……。 これは、社畜上がりの猫幼女が“だらだらしながら溺愛される”物語。 ※表紙はAI画像です

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

処理中です...