31 / 48
始めての外出
しおりを挟む
オジさんは私をおんぶしながら、走っていた。
違う...飛んでいるように走っていた。
普通に走るんじゃないの!オジさんは尋常じゃない速さと跳躍で走ってるんです。
すると、突然上へ飛び上がりジェットコースターが頂上のてっぺんから
落ていくように落ちたかと思うと、
急ブレーキをして足で土を削るように進み着地した。
砂埃が舞って、しばらく前が見えなかったが、
関所みたいな所の前で門番の人が声をかけてきた。
(カイル様お久しぶりでーす。しばらく来られなかったですが、
相変わらずいつも怖い顔っすねー?何か抱えて獲物ですか?
....................子供?
まさか.........さらって...バシッ!いってーーーー)
オジさんの顔をチラッと見たらビクついていたのに、
それにしては親しいような話し方をしているお兄さんだなあと
私が思っていると後ろから現れた五十代?位の人が平手で頭を殴ってきた。
(ロイ!何バカなことを言ってる!馬鹿者!
お前はいつも一言余計なんだ
攫った子供が抱き着いてニコニコする分けが無かろうが!
分からないのかお前は!お前は一旦頭の中で考えて話せ!
この村の評判を落とす気か!
後できつく叱っておきますので許してください。
改めまして、うちの若い者が失礼致しました。
カイル様お久しゅうございます。来て下さりありがとうございます。
お待ちしておりました。)
背筋よく立ち、身長も高めで何か鍛えてるような体つきをしている
五十代位の人が、怒りながらも、丁寧に挨拶してきた。
【ゲイル・ロイ元気にしてたか?
俺は陰でコソコソ言われるよりロイみたいに
明け透けに言ってる真っ正直な奴は 好きだぜ!まあ許してやってくれ
この子は俺の連れのライルでしゃべれねーがよろしくな!】
私は初めてオジさん以外の人と会うので
緊張しながらもニコニコとしてペコリと頭を下げた。
(分かっていらっしゃるとは思いますが、この村は特殊です。
念の為にライル様と必ず離れないで下さい。びっくりされると思います。)
(そうですよ!カイル様ライル?は、この村の子じゃないし
絶対泣き出すか怖がるかもしれないっすよ
まあーカイル様を怖がってないなら大丈夫そうかも...
もしかして....隠し子ガツン!うーーーーーーっつ)
この村の長のゲイルは今度はこぶしで殴り、ロイを黙らせた後
(恐れ入りますが、一つご相談がございます。本日はお時間は大丈夫でしょうか。
それとも、明日お時間をいただけますでしょうか。)
【相談ってなんだ?内容によっては明日にするが....
今日はこいつと”出会いの森”で遊ばしてやろうと思ってた所だったんだが....】
(あそこは子供が遊ぶ所では無いですが...
まさに、”出会いの森”にて問題がありまして、
ご存知の通り契約したいドラゴンと会う場所として出会いの森がこの村で有名ですが、
最近現れた大型のドラゴンが、いつも来るドラゴン達よりも
気性が激しく、厳つく、怖い風貌でして
他のドラゴン達が怯えるほど力も強いようでして...
近くに来た者に火を噴き出して攻撃をして誰も近寄れない有り様で、
大型のドラゴンと契約されているカイル様でしたらそのドラゴンと
話ができると思い相談させて頂きました。)
【ちょうど良かった!面白そうだな
俺よりこいつの方が解決できるかもしれねーな、じゃ一緒に行こう】
(は....?分かりました)
その後、ロイと別れてゲイルと一緒に私とオジさんと村の中を歩いていると、
何と!ドラゴンが至る所にいる事に私はビックリして興奮して
キョロキョロと見てしまいオジさんの背中でモゾモゾと動きまくった。
馬ぐらいの大きさのドラゴンが荷馬車を引いていたり
犬ぐらいのサイズのドラゴンがまるで地球の飼い犬のように地面に寝そべったり
とかげのサイズのドラゴンが村人の肩に乗ってたりしていた。
うわー!すごい何この村!普通じゃ無いって事は分かった。
そんな楽しそうにしてオジさんの背中でニコニコしている私を
村の人は遠巻きにビックリしてるなんてその時の私は気づいていなかった。
しばらくすると、村には場違いな50mの高さは十分にある
凱旋門らしき門が立ち、まるでギリシャ神話に出てきそうな神殿みたいな
とても重々しい雰囲気が漂っていた。
大理石みたいなキレイな10m位の高さの石柱が終わりが見えない位
広大な土地を横並びに囲んでいた。
そんな凱旋門をくぐると、また景色がガラッと変わって
牧草地みたいなきれいな緑の芝が広がり、奥の方には花畑もあるようだった。
近くに、比較的小さめのドラゴン達が寝そべり日向ぽっこをしていた。
そこへゲイルがピューっと口笛を吹いたら、
中型サイズのドラゴン達が何匹か空の上空からやってきた。
【お前のクレイも元気にしてそうじゃないか!
だが、体に複数のキズができているがどうしたんだ?】
(問題の新しく来たドラゴンにつけられたんですが、
普段はもう少し奥にいった所で大人しくしてるんですが
一定の距離を超えて近づくと火を吐いて攻撃をしてくるみたいで
ある日契約しようとした者が怒らせたみたいで、クレイの複数のキズも
その時に助けだした時に付けたキズなんです。
その件があった日から、近くに来る者やドラゴン全てに威嚇し始めて、
前よりもドラゴンや人も近寄らなくなってしまいまして..
この村に来る者達も減っていってしまい困っております。)
【攻撃は近づいてしてくるのか?色は何色だ?
大型のドラゴンは頭が良いやつが多く無駄な攻撃はしないはずだが、...】
(実際近づいた者から聞いた話ですが、近づくと必ず
火を噴いたあと、威嚇してくる真っ赤なドラゴンらしいです。)
【赤のドラゴン...なら、意外と大丈夫かもしれねーな
とにかくそのドラゴンのいる場所へ連れて行ってくれ
だが、クレイは帰してくれ
近くにドラゴンがいると警戒するかもしれねーからな】
(は?....分かりました。)
ゲイルがクレイを帰した後、しばらく歩くと、その問題のドラゴンがいる所に着いた。
お兄ちゃんより気持ち大きめの大型のドラゴンで、ゲイルが言っていた通りの
気が強そうに見え、気性が激しいのか尻尾を何回も地面にバシバシとたたきながら
イライラしてる雰囲気の赤いドラゴンが横たわっていた。
イライラしてる雰囲気だったが、私は全然怖いと思えなくて、
オジさんに地面に下ろしてもらうと走ってそのドラゴンの方へ走っていった。
ゲイルは慌てて止めようとしたが、カイルが片手で大丈夫と言って止めた。
そこに寝そべったドラゴンは起きて私に首を向けると
怒ってる風な不機嫌なオーラをまき散らして
威厳のあるような低ーい怖い声でしゃべったのである。
そう....2回言わせていただきたい。!
そのドラゴンは低ーい正に大人の男性声で勢いよく話し始めた。
(誰よ!子供じゃないの子供は泣き叫ぶから、うっとうしいの!
あっちに行ってちょうだい!
ここの場所は、ドラゴンの聖地で美味しい花がいっぱいで
良い人間がいるって聞いたから出会いを求めて来たのに.....
私が声をかけるだけで逃げていくんだもの...
薄情な人ばかり...私寂しい.の...)
側にいた、ゲイルはまるで襲う勢いで鳴いてるようにしか聞こえない声の低さに
思わず助けに行こうとしたが、カイルがまた、手をかざして止めた。
私は、しゃべり方が女言葉だが、
体格からはオスかメスなんて見分けがつかないから念のため尋ねた。
【あなた、メスなの?】
(あなた!私の何処をどう見てそんな事いってるの!
私は誇り高い赤ドラゴンの中でも強いオスよ!
私の素敵な完璧なボディと翼をどう見たらメスに見えるってゆうの!
あなたの目がおかしいんじゃないの?
そんな事言われたれたこと今まで1度もないわよ......
って言葉が分かるの?......)
【言葉は分かるよ?....】
(なら!私の話を聞いてちょうだい!
ここの人達は皆して私の事を無視するのよ!
ひどいと思わない?こんなにも私は人を求めているのに
同族たちは自分第一だし、私の御じじ様は契約した御ばば様と
楽しく暮らしてるから羨ましいと御じじ様に言ったら
”出会いの森”に行けば面白い奴がいるって
言うから来たのに!ここに来てから来る人にずっと
話しかけてるのに逃げていくんだからー!
私の心はとても繊細なのよ!もうズタズタなんだから~
寂しさのあまり私のキレイな体もツヤがイマイチなのよ...)
私はクスクスと笑ってしまった。
なになに..このギャップ、
人間で例えると筋肉モリモリマッチョマン?もしくは、
プロレスや喧嘩が強そうな厳つい男が、
女言葉で話をしてるって感じ.....っふふふふ
これこそ、ギャップ萌えってやつじゃない?しかも、寂しいだって...
とーっても、かわいく思えてきた。
違う...飛んでいるように走っていた。
普通に走るんじゃないの!オジさんは尋常じゃない速さと跳躍で走ってるんです。
すると、突然上へ飛び上がりジェットコースターが頂上のてっぺんから
落ていくように落ちたかと思うと、
急ブレーキをして足で土を削るように進み着地した。
砂埃が舞って、しばらく前が見えなかったが、
関所みたいな所の前で門番の人が声をかけてきた。
(カイル様お久しぶりでーす。しばらく来られなかったですが、
相変わらずいつも怖い顔っすねー?何か抱えて獲物ですか?
....................子供?
まさか.........さらって...バシッ!いってーーーー)
オジさんの顔をチラッと見たらビクついていたのに、
それにしては親しいような話し方をしているお兄さんだなあと
私が思っていると後ろから現れた五十代?位の人が平手で頭を殴ってきた。
(ロイ!何バカなことを言ってる!馬鹿者!
お前はいつも一言余計なんだ
攫った子供が抱き着いてニコニコする分けが無かろうが!
分からないのかお前は!お前は一旦頭の中で考えて話せ!
この村の評判を落とす気か!
後できつく叱っておきますので許してください。
改めまして、うちの若い者が失礼致しました。
カイル様お久しゅうございます。来て下さりありがとうございます。
お待ちしておりました。)
背筋よく立ち、身長も高めで何か鍛えてるような体つきをしている
五十代位の人が、怒りながらも、丁寧に挨拶してきた。
【ゲイル・ロイ元気にしてたか?
俺は陰でコソコソ言われるよりロイみたいに
明け透けに言ってる真っ正直な奴は 好きだぜ!まあ許してやってくれ
この子は俺の連れのライルでしゃべれねーがよろしくな!】
私は初めてオジさん以外の人と会うので
緊張しながらもニコニコとしてペコリと頭を下げた。
(分かっていらっしゃるとは思いますが、この村は特殊です。
念の為にライル様と必ず離れないで下さい。びっくりされると思います。)
(そうですよ!カイル様ライル?は、この村の子じゃないし
絶対泣き出すか怖がるかもしれないっすよ
まあーカイル様を怖がってないなら大丈夫そうかも...
もしかして....隠し子ガツン!うーーーーーーっつ)
この村の長のゲイルは今度はこぶしで殴り、ロイを黙らせた後
(恐れ入りますが、一つご相談がございます。本日はお時間は大丈夫でしょうか。
それとも、明日お時間をいただけますでしょうか。)
【相談ってなんだ?内容によっては明日にするが....
今日はこいつと”出会いの森”で遊ばしてやろうと思ってた所だったんだが....】
(あそこは子供が遊ぶ所では無いですが...
まさに、”出会いの森”にて問題がありまして、
ご存知の通り契約したいドラゴンと会う場所として出会いの森がこの村で有名ですが、
最近現れた大型のドラゴンが、いつも来るドラゴン達よりも
気性が激しく、厳つく、怖い風貌でして
他のドラゴン達が怯えるほど力も強いようでして...
近くに来た者に火を噴き出して攻撃をして誰も近寄れない有り様で、
大型のドラゴンと契約されているカイル様でしたらそのドラゴンと
話ができると思い相談させて頂きました。)
【ちょうど良かった!面白そうだな
俺よりこいつの方が解決できるかもしれねーな、じゃ一緒に行こう】
(は....?分かりました)
その後、ロイと別れてゲイルと一緒に私とオジさんと村の中を歩いていると、
何と!ドラゴンが至る所にいる事に私はビックリして興奮して
キョロキョロと見てしまいオジさんの背中でモゾモゾと動きまくった。
馬ぐらいの大きさのドラゴンが荷馬車を引いていたり
犬ぐらいのサイズのドラゴンがまるで地球の飼い犬のように地面に寝そべったり
とかげのサイズのドラゴンが村人の肩に乗ってたりしていた。
うわー!すごい何この村!普通じゃ無いって事は分かった。
そんな楽しそうにしてオジさんの背中でニコニコしている私を
村の人は遠巻きにビックリしてるなんてその時の私は気づいていなかった。
しばらくすると、村には場違いな50mの高さは十分にある
凱旋門らしき門が立ち、まるでギリシャ神話に出てきそうな神殿みたいな
とても重々しい雰囲気が漂っていた。
大理石みたいなキレイな10m位の高さの石柱が終わりが見えない位
広大な土地を横並びに囲んでいた。
そんな凱旋門をくぐると、また景色がガラッと変わって
牧草地みたいなきれいな緑の芝が広がり、奥の方には花畑もあるようだった。
近くに、比較的小さめのドラゴン達が寝そべり日向ぽっこをしていた。
そこへゲイルがピューっと口笛を吹いたら、
中型サイズのドラゴン達が何匹か空の上空からやってきた。
【お前のクレイも元気にしてそうじゃないか!
だが、体に複数のキズができているがどうしたんだ?】
(問題の新しく来たドラゴンにつけられたんですが、
普段はもう少し奥にいった所で大人しくしてるんですが
一定の距離を超えて近づくと火を吐いて攻撃をしてくるみたいで
ある日契約しようとした者が怒らせたみたいで、クレイの複数のキズも
その時に助けだした時に付けたキズなんです。
その件があった日から、近くに来る者やドラゴン全てに威嚇し始めて、
前よりもドラゴンや人も近寄らなくなってしまいまして..
この村に来る者達も減っていってしまい困っております。)
【攻撃は近づいてしてくるのか?色は何色だ?
大型のドラゴンは頭が良いやつが多く無駄な攻撃はしないはずだが、...】
(実際近づいた者から聞いた話ですが、近づくと必ず
火を噴いたあと、威嚇してくる真っ赤なドラゴンらしいです。)
【赤のドラゴン...なら、意外と大丈夫かもしれねーな
とにかくそのドラゴンのいる場所へ連れて行ってくれ
だが、クレイは帰してくれ
近くにドラゴンがいると警戒するかもしれねーからな】
(は?....分かりました。)
ゲイルがクレイを帰した後、しばらく歩くと、その問題のドラゴンがいる所に着いた。
お兄ちゃんより気持ち大きめの大型のドラゴンで、ゲイルが言っていた通りの
気が強そうに見え、気性が激しいのか尻尾を何回も地面にバシバシとたたきながら
イライラしてる雰囲気の赤いドラゴンが横たわっていた。
イライラしてる雰囲気だったが、私は全然怖いと思えなくて、
オジさんに地面に下ろしてもらうと走ってそのドラゴンの方へ走っていった。
ゲイルは慌てて止めようとしたが、カイルが片手で大丈夫と言って止めた。
そこに寝そべったドラゴンは起きて私に首を向けると
怒ってる風な不機嫌なオーラをまき散らして
威厳のあるような低ーい怖い声でしゃべったのである。
そう....2回言わせていただきたい。!
そのドラゴンは低ーい正に大人の男性声で勢いよく話し始めた。
(誰よ!子供じゃないの子供は泣き叫ぶから、うっとうしいの!
あっちに行ってちょうだい!
ここの場所は、ドラゴンの聖地で美味しい花がいっぱいで
良い人間がいるって聞いたから出会いを求めて来たのに.....
私が声をかけるだけで逃げていくんだもの...
薄情な人ばかり...私寂しい.の...)
側にいた、ゲイルはまるで襲う勢いで鳴いてるようにしか聞こえない声の低さに
思わず助けに行こうとしたが、カイルがまた、手をかざして止めた。
私は、しゃべり方が女言葉だが、
体格からはオスかメスなんて見分けがつかないから念のため尋ねた。
【あなた、メスなの?】
(あなた!私の何処をどう見てそんな事いってるの!
私は誇り高い赤ドラゴンの中でも強いオスよ!
私の素敵な完璧なボディと翼をどう見たらメスに見えるってゆうの!
あなたの目がおかしいんじゃないの?
そんな事言われたれたこと今まで1度もないわよ......
って言葉が分かるの?......)
【言葉は分かるよ?....】
(なら!私の話を聞いてちょうだい!
ここの人達は皆して私の事を無視するのよ!
ひどいと思わない?こんなにも私は人を求めているのに
同族たちは自分第一だし、私の御じじ様は契約した御ばば様と
楽しく暮らしてるから羨ましいと御じじ様に言ったら
”出会いの森”に行けば面白い奴がいるって
言うから来たのに!ここに来てから来る人にずっと
話しかけてるのに逃げていくんだからー!
私の心はとても繊細なのよ!もうズタズタなんだから~
寂しさのあまり私のキレイな体もツヤがイマイチなのよ...)
私はクスクスと笑ってしまった。
なになに..このギャップ、
人間で例えると筋肉モリモリマッチョマン?もしくは、
プロレスや喧嘩が強そうな厳つい男が、
女言葉で話をしてるって感じ.....っふふふふ
これこそ、ギャップ萌えってやつじゃない?しかも、寂しいだって...
とーっても、かわいく思えてきた。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
猫なので、もう働きません。
具なっしー
恋愛
不老不死が実現した日本。600歳まで社畜として働き続けた私、佐々木ひまり。
やっと安楽死できると思ったら――普通に苦しいし、目が覚めたら猫になっていた!?
しかもここは女性が極端に少ない世界。
イケオジ貴族に拾われ、猫幼女として溺愛される日々が始まる。
「もう頑張らない」って決めたのに、また頑張っちゃう私……。
これは、社畜上がりの猫幼女が“だらだらしながら溺愛される”物語。
※表紙はAI画像です
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる