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罪002
しおりを挟むこんにちは!あくまでも悪魔な真白です。
某漫画の決め台詞的なことを言ってしまいましたが…。
俺は逃げるように街を出て、森を歩いている真っ最中である。
はぁ、何だか異世界に来て散々な目に遭ってるよな。
だが、挫けず森の中を歩く、歩く、歩く!
道は車が一台通れるほどの砂利道、周りは全て大きな木に囲まれている。
盗賊でも出てきそうな、そんな雰囲気である。
夜までには次の街に辿り着かないと大変な事になるぞ。
俺は歩くスピードを速める。
森を歩いていると、奴は突如として姿を露わにした。
威勢良く現れたのは定番中の定番!
ゴブリン様である。
近くで見ると恐ろしく不細工だな。
『ギイイイイィーッ』
「初見で引くわ その顔。」
……………媚薬!
スキルを行使すると同時に腕から放たれたピンクの霧がゴブリンを包む……!
『ギイイイイィアーーーー』
「ーーーん?」
ゴブリンは霧に包まれ、「ギャアッ」と一瞬、慌て慄いたが、直ぐに我に帰ると、手探りで自分の身体を確認し始める。
そして、何したの?今?……?と言わんばかりの不思議そうな顔で首を傾げている。
………それは俺だって同意見だ。
あれ?媚薬は効かないのか?
鳩には効いたのだけれど?
暫くの間、互いを見つめ合いながら首を傾げるゴブリンと俺………。
………………ギャアッ!
…………ハッ!
直ぐさま我に返り、戦闘態勢を取り直した。
待ってくれ!一体全体どうなっている昇天魔法よ!
何も起こらないではないか?
ピンクの霧が出るだけなら、色が綺麗な霧吹きと何ら変わんねーよ。
ダメだ…このままではやられてしまう。
ここはーーー逃げる!
それはもう全速力で……!
〈媚薬スキルがレベルup
ーーータララッタラッター♫
そして某レベルアップの音が鳴り響く。
〈真白のLVが上がった
走ってる最中に何だよ?ハァハァ。
どうやら…ハァハァ…上手くゴブリンを巻いたようだ。
ハァハァ、駄目だ日頃の運動不足がこんな所で足を引っ張るとは ハァハァ。
そう言うえばさっきレベルが上がったような?
ピッ
----------------
名前・佐藤・真白(男)
LV2
魔法・昇天魔法
HP:49/49
MP:30/30
スキル:【媚薬lv.3】
装備:【異世界のロンT】【異世界のブーツ】
【異世界のスリムパンツ 黒】
称号:(色欲の悪魔)
(インキュバスの王)(眼鏡っ娘♡)
----------------
頁2
インキュバスの王から貴方へ
スキルの説明 ◯
…………………………………………………
あれ?これ、2ページ目ができている。
説明欄があるぞ?
ピッ
……………………………………………………
{}媚薬スキル{}
♀を対象に使用可能。
レベルに寄って威力が変わるが、最大レベルになると♀を虜にする。
んもぉ駄目♡生涯使用者無しではいられない!
そんな感じになっちゃう。
すんごーい欲望に満ち溢れる。
すんごぉーいよ?本当に!いや、マジでじま!
対象者は、従順無垢な性奴隷へと化すだろう。
そりゃもう相手は年中、盛りまくりの濡れまくりクリスティである。
尚、対象者に何度も放つと過剰摂取により、
天国へと昇天してしまうので使用頻度は程々に。
…………………………………………………
はぁ?何だこりゃ。それにこの説明を書いてるインキュバスの王って何もんだよ。
要するに、♀以外には効果が無い訳だ…。
するとさっきのゴブリンは♂というわけだ…
まぁ、ゴブリンが♀でなくて良かったかもしれない。あんな化け物に生涯愛されでもしたら、それこそ異世界生活バッドエンディングを迎える事になっていたところだ。
それからの俺は魔物に出くわさぬまま、無事に2時間ほどの時間が過ぎたのである。
だんだんと街が見え始めている。
安心するや否や、アンデットの群れが街に向かって歩いているのを目撃したのである。
うぉ!こりゃまるで、某人気海外ドラマの ウォー◯ングデッドまんまじゃねーか!
俺は口をポカーンと空けて、その光景を見ていた……。
『ぁぁぁああ』
…………… げっ!
声に反応して振り向くと、そこに居たのは真っ白な肌をした裸の女ゾンビである。
彼女は長い黒髪で、cカップはあるであろう、おっぱい、いや、胸をプルリンと揺らしながら、ゆっくりと歩いてくる。
キタコレーーーーー!
見た目もスタイルも綺麗なゾンビだ。
他のゾンビ共とは違い、人間とそう見た目は変わらないのである。
「全裸美女ゾンビ きたー!」
俺は、迷う事なく女ゾンビに昇天魔法を放ってみた。
ーーーーー媚薬!
女ゾンビは震えるようにしゃがみ込むと、痙攣したように震えだす。
物欲しそうな唇をして、その下唇をなぶるように舌を回すと唇を軽く噛む。
そして耐えきれず漏らす『あっ。』と言う喘ぎ声。
『ぁあ…あっ…んはぁ…』
そのままハァハァと荒々しい息を吐いて、両手で身体を包み込むようにしゃがみ込むと悶え始める。
「よっしゃー!効いてる!」
喜んだのも束の間、震える身体を起こして女ゾンビが向かって来るのである。
「えーーッ?効いてないのか?」
女ゾンビには余り効力は無いのだろうか?
そんな事を考えていたら、いつのまにか目の前に迫っている!
俺の肩を掴みながら噛み付こうとする女ゾンビ!
俺は彼女のプニュとした柔らかな胸に手を当て、少し揉みほぐしながら再度、昇天魔法を2回放つ。
これで効かなきゃ俺は終わったな。
—————媚薬!媚薬!
ピンクの霧が彼女を包み込む。
力が抜けるようにフラッとなり、そのまま俺に倒れ掛かって来る。
彼女は口から唾液を垂れ流し、胸苦しいほどの声で喘ぎ始めたのだった!
『あっ…。ああっー。あっ…あー…。』
女ゾンビの艶かしい声が耳を襲う。
彼女は俺の耳を舐めながら、自分の胸を揉み上げる。
俺は少し顔を背けて女ゾンビから離れた。
「いや、流石にゾンビに迫られても引くわ」
すると彼女は大きくビクンと痙攣するなり、アヘ顔で倒れ込んでしまった。
どうやら、媚薬を3回も受けた女ゾンビはイッてしまった……。
彼女の場合、気を失っているのでは無くて死んでしまったようだ。
それは余りの快感より、幸せの絶頂を迎えた表情で死んでいたのである。
どうやら媚薬2回の過剰摂取により、刺激が強すぎたのだろうか?
彼女の魂は天国の方へ イッたみたいである。
ーーータララッタラッター♫
またもや某レベルアップの音が鳴り響く。
〈真白はLVが2上がった
〈18,000ルピー手に入れた
早えな上がるの。しかも一気に2upかよ。
さっきの女ゾンビそんなに経験値高いのか?
----------------
名前・佐藤・真白(男)
LV4 現金18000R
魔法・昇天魔法
HP:106/106
MP:120/120
スキル:【媚薬lv.3】
装備:【異世界のロンT】
【異世界のスリムパンツ黒】【異世界のブーツ】
称号:(色欲の悪魔)
(インキュバスの王)(眼鏡っ娘♡)
(ゾンビっ娘♡)
………………………………………………
頁2
インキュバスの王から貴方へ
スキルの説明 ◯
装備の説明◯
…………………………………………………
おい、ゾンビっ娘って何だよ。
何処かの地下アイドルにいそうな称号だな。
あれ?装備説明?
ピッ
……………………………………………
{}異世界のロンT{}
ユ◯クロの賞品、定価5,800円税抜
この世界では手に入らない素材の為、売れば莫大な金額になるはず。きっと。
けど、ちょっと汗臭いかもよ。
宿屋に着いたら洗いなよ。
{}異世界のスリムパンツ{}
はぁ。これもかよ。ほんと好きだなユ◯クロ。
定価6,800円税抜
少し股の辺りが臭いそうだけど、嗅ぐ気にはならない。それも洗えよな。
これも売れば良い値段になっからさ。
金に困ったら売れ!
{}異世界のブーツ{}
以下同文。
……………………………………………………
やかましいわ!
そして、俺は何とか無事に街へと辿り着いのである。
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