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第三話 クソッタレな世界
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無償で、新しい衣装を仕立ててもらったうえに、このお店に住まわせてもらうことになった。
俺は、少しもの恩返しにこのお店を手伝うことにした。
アルバさんは、人当たりのいい人で誰にでも優しく笑顔が素敵な人だ。
それに、彼女が仕立てる洋服はとても奇麗で、この城下町では有名らしい。
この店で働いていると、色んな情報が入ってくる。
ここは、ガルブァスと言う王が納めるアリンバル王国という国であること。
しかも、ガルブァスが王になったとたん王に収める金額が上がってしまったとか、秘密裏に何か暗躍しているといった、黒い話が絶えない。
さらに、最近王に盾突き逃亡したものがこの辺をうろついてるとか..
まぁ、十中八九俺のことだろうけど..
しかし、個々の暮らしは、思って退場に退屈しなかった。
何より、アルバさんとの日々は俺にとって新鮮で、いつの間にか孫とおばあちゃんといった関係に近しいものになっていった。
そうして、この世界に来てかあっという間に一ヵ月が立った。
ある日、アルバさんに頼まれ買い出しをしに外にでた。
「これで、頼まれた物は買えたな..」
買い物帰りに、柄にもなく奇麗な花を買って帰っていた最中に、何やら店の前が妙味ざわついていた。
「どうしたんですか?」
「あ!ツナ君!大変なのよ!アルバさんが..」
嫌な予感が頭をよぎる。
慌てて店まで戻ると、店の中は滅茶苦茶に荒らされいた。
その光景に、俺は固まってしまった。
「店に、兵士が急に押し入って荒らしていったんだよ..それに、誰かを匿ってるとかで連れていかれちまった..」
自然と拳に力が入る。
俺は、その場を飛び出し無駄にデカイ建物に向かった。
アリンバル城。
一ヵ月前、ここから俺は召喚され逃げ出した。
城の周りには、不自然なほど誰もいなく、すんなりと中に入ることができた。
中に入ると、待ち構えていたのか、兵士達が取り囲んできた。
奥には、あのガルブァスがこちらにあの気持ち悪い笑みを浮かべている。
「よく来たな。あの時は、よくもワシに恥をかかせてくれたな」
「黙れ。店を襲わせたのはお前か」
「そうだと言ったら、どうするつもりだ」
「あの人はどこだ、解放しろ」
すると、ガルブァスは兵士に合図を送ると、ある人を突き飛ばす。
兵士に突き飛ばされ、地面に倒れこんだのは、兵士達に捕まったあのアルバさんだった。
「アルバさん!!!」
「来ちゃダメ!!殺されちゃう!!」
「こ奴は、お前が犯罪者と知りながらお前を庇ってたんだ。まったく哀れだ」
「....黙っててごめんなさい..実は、あのお店で出会う前に、あなたが城の方から逃げてくるのを見かけてたの」
「でも、あなたがあのお店に来て、お話をしてとっても楽しかったの...嬉しかったの..だから..」
彼女はそう呟くと、ガルブァスは彼女を何度も蹴り上げ、踏みつけた。
「やめろ!!!!!」
「全く...親子そろってワシの邪魔をする...こ奴の孫は、この城の兵士だった。しかし、奴はワシに盾突いてきてな、だから、優秀な暗殺者を雇って殺させたのだ。子は親に似ると言うが全く..厄介なものだ」
「......糞だな..お前..」
すると、俺の目の前に一本の探検を投げ渡してきた。
「それで、こ奴を殺せ。さすればお前は助かる」
「...........」
俺は、投げられた探検を無言で手に取りアルバさんに近寄る。
それを見ると、ガルブァスは再び笑い出す。
「あなたには....生きてほしい..の..あなたとの日々は..本当に..楽しかった...ありがと..う」
痛めつけられ、孫を殺されていた真実を告げられ、この場にいる誰よりも自分が辛いはずなのに、彼女は俺のことを思い自分の死を受けれ静かにほほ笑んだ。
あぁ..いつもそうだ..彼女は、どんなに辛くとも笑顔を絶やさず誰でも優しく接していた。
だからこそ、あの時...初めて..誰かのために本気で怒ってるんだ..
一人だった俺の世界にできた...初めての大切な人として..
俺は、探検を強く握り締める。
彼女はゆっくりと、目を瞑る。
「.....俺も..出会えてよかったよ..」
握りしめた探検を高く掲げる。
そして...振り下ろした。
「.......え??」
しかし、その探検が彼女を傷つけるよとはなかった。
彼女は、うっすらと目を開けるとそこには、ガルブァスの腹に探検を刺すナツの姿があった。
彼は、深々と突き立てた探検を引き抜くと、彼女に手を差し伸べる。
「俺は、自分の世界しか信じないし守る必要もないって思ってる。だから...守らせてください」
自分でも驚くほどに、無邪気に笑うと彼女は今までこらえていた物が全部押し寄せたように、涙をな流しながら手を取る。
そして、そのまま手を引きその場を一緒に走って逃げていく。
「おい..!! 何をしている!! 早く追え!!」
その王の言葉に唖然としていた兵士達は、慌てて逃げ出した二人を追いかけた。
手を取り城から逃げ出した二人を、住人達が待っていたかのように駆け寄る。
「よかった!無事に助けたんだね!ほら!向こうに馬車を用意したから、それで逃げな!」
「でも..! 」
「私達なら大丈夫!ここであいつらを食い止めるから早く!」
走行してると、追っての兵士達が追い付いてきた。
「そこをどけ!さもないと、お前も罪に問われるぞ!」
「は!!やれるなやなってみな!さぁ!!街の住人の維持を見せてやれ!!」
すると、一斉に兵士に襲い掛かる街の住人達。
そのすきに、用意された馬車まで駆け寄り、馬の手綱を引き走らせる。
ふと、振り返ると住人がこちらに笑顔で手を振ってくれたのが見えた。
「...っ....ありがとうございましたぁぁぁぁーー!!!」
俺は大声でそれに答えて、馬車を走らせて行った。
俺は、少しもの恩返しにこのお店を手伝うことにした。
アルバさんは、人当たりのいい人で誰にでも優しく笑顔が素敵な人だ。
それに、彼女が仕立てる洋服はとても奇麗で、この城下町では有名らしい。
この店で働いていると、色んな情報が入ってくる。
ここは、ガルブァスと言う王が納めるアリンバル王国という国であること。
しかも、ガルブァスが王になったとたん王に収める金額が上がってしまったとか、秘密裏に何か暗躍しているといった、黒い話が絶えない。
さらに、最近王に盾突き逃亡したものがこの辺をうろついてるとか..
まぁ、十中八九俺のことだろうけど..
しかし、個々の暮らしは、思って退場に退屈しなかった。
何より、アルバさんとの日々は俺にとって新鮮で、いつの間にか孫とおばあちゃんといった関係に近しいものになっていった。
そうして、この世界に来てかあっという間に一ヵ月が立った。
ある日、アルバさんに頼まれ買い出しをしに外にでた。
「これで、頼まれた物は買えたな..」
買い物帰りに、柄にもなく奇麗な花を買って帰っていた最中に、何やら店の前が妙味ざわついていた。
「どうしたんですか?」
「あ!ツナ君!大変なのよ!アルバさんが..」
嫌な予感が頭をよぎる。
慌てて店まで戻ると、店の中は滅茶苦茶に荒らされいた。
その光景に、俺は固まってしまった。
「店に、兵士が急に押し入って荒らしていったんだよ..それに、誰かを匿ってるとかで連れていかれちまった..」
自然と拳に力が入る。
俺は、その場を飛び出し無駄にデカイ建物に向かった。
アリンバル城。
一ヵ月前、ここから俺は召喚され逃げ出した。
城の周りには、不自然なほど誰もいなく、すんなりと中に入ることができた。
中に入ると、待ち構えていたのか、兵士達が取り囲んできた。
奥には、あのガルブァスがこちらにあの気持ち悪い笑みを浮かべている。
「よく来たな。あの時は、よくもワシに恥をかかせてくれたな」
「黙れ。店を襲わせたのはお前か」
「そうだと言ったら、どうするつもりだ」
「あの人はどこだ、解放しろ」
すると、ガルブァスは兵士に合図を送ると、ある人を突き飛ばす。
兵士に突き飛ばされ、地面に倒れこんだのは、兵士達に捕まったあのアルバさんだった。
「アルバさん!!!」
「来ちゃダメ!!殺されちゃう!!」
「こ奴は、お前が犯罪者と知りながらお前を庇ってたんだ。まったく哀れだ」
「....黙っててごめんなさい..実は、あのお店で出会う前に、あなたが城の方から逃げてくるのを見かけてたの」
「でも、あなたがあのお店に来て、お話をしてとっても楽しかったの...嬉しかったの..だから..」
彼女はそう呟くと、ガルブァスは彼女を何度も蹴り上げ、踏みつけた。
「やめろ!!!!!」
「全く...親子そろってワシの邪魔をする...こ奴の孫は、この城の兵士だった。しかし、奴はワシに盾突いてきてな、だから、優秀な暗殺者を雇って殺させたのだ。子は親に似ると言うが全く..厄介なものだ」
「......糞だな..お前..」
すると、俺の目の前に一本の探検を投げ渡してきた。
「それで、こ奴を殺せ。さすればお前は助かる」
「...........」
俺は、投げられた探検を無言で手に取りアルバさんに近寄る。
それを見ると、ガルブァスは再び笑い出す。
「あなたには....生きてほしい..の..あなたとの日々は..本当に..楽しかった...ありがと..う」
痛めつけられ、孫を殺されていた真実を告げられ、この場にいる誰よりも自分が辛いはずなのに、彼女は俺のことを思い自分の死を受けれ静かにほほ笑んだ。
あぁ..いつもそうだ..彼女は、どんなに辛くとも笑顔を絶やさず誰でも優しく接していた。
だからこそ、あの時...初めて..誰かのために本気で怒ってるんだ..
一人だった俺の世界にできた...初めての大切な人として..
俺は、探検を強く握り締める。
彼女はゆっくりと、目を瞑る。
「.....俺も..出会えてよかったよ..」
握りしめた探検を高く掲げる。
そして...振り下ろした。
「.......え??」
しかし、その探検が彼女を傷つけるよとはなかった。
彼女は、うっすらと目を開けるとそこには、ガルブァスの腹に探検を刺すナツの姿があった。
彼は、深々と突き立てた探検を引き抜くと、彼女に手を差し伸べる。
「俺は、自分の世界しか信じないし守る必要もないって思ってる。だから...守らせてください」
自分でも驚くほどに、無邪気に笑うと彼女は今までこらえていた物が全部押し寄せたように、涙をな流しながら手を取る。
そして、そのまま手を引きその場を一緒に走って逃げていく。
「おい..!! 何をしている!! 早く追え!!」
その王の言葉に唖然としていた兵士達は、慌てて逃げ出した二人を追いかけた。
手を取り城から逃げ出した二人を、住人達が待っていたかのように駆け寄る。
「よかった!無事に助けたんだね!ほら!向こうに馬車を用意したから、それで逃げな!」
「でも..! 」
「私達なら大丈夫!ここであいつらを食い止めるから早く!」
走行してると、追っての兵士達が追い付いてきた。
「そこをどけ!さもないと、お前も罪に問われるぞ!」
「は!!やれるなやなってみな!さぁ!!街の住人の維持を見せてやれ!!」
すると、一斉に兵士に襲い掛かる街の住人達。
そのすきに、用意された馬車まで駆け寄り、馬の手綱を引き走らせる。
ふと、振り返ると住人がこちらに笑顔で手を振ってくれたのが見えた。
「...っ....ありがとうございましたぁぁぁぁーー!!!」
俺は大声でそれに答えて、馬車を走らせて行った。
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