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第五話 日焼け美女のO.T.A. 4
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黒田家や一般家庭で横行する肉親からのハラスメントや、八つ当たりまたは権利剥奪などと、最低限の保証から逸脱した環境。
それに見向きもしなければ予備知識もないなど、『黒田悠』に救済が無いどころか絶望尽くしで、世界中から怨まれるようなモノ。
真胡都がそこまで見抜いているかは謎でも、草柳銀之助さんとしては、目を向けてもらえただけでも充分に思うのだろうか。
語り尽くすことは不可能でも絶対的に潰れるなら、もはや人間社会での活動が実質的に不可能で、それもなんとなく俺に似ている。
さて、それなりに『改ハメ』の議論が済んだので、真胡都は俺を自宅に連れ込もうとするが、いくらもう一人の俺でも過ぎるか。
しかし、真胡都の行動力に引き寄せられては、手を引かれるがままについて行っては、庵堂宅に直行して仕舞った。
ほとんどワンルームのような部屋だったが、その部屋にはリエ様グッズを中心に、某ニャンニャンズのぬいぐるみやグッズ。
紅黒いショートに清楚ながらのイケメン女子の割に、モフモフな部屋を視て、俺はつい「おっ、おーぃえ?!」と云って仕舞った。
特にみんなのリーダー的な何かのニャンニャンや、ショック担当のダンディンに、みんなのブレインでもあるじぇーくん。
ポスター等も視える部屋中の空間に、俺は気を取られて仕舞ったところへ、真胡都のイケメン顔が迫ったと思うまでもなかった。
「んっ……、ちゅ……っ、ふっ、ちゅっ、んっ……んんっ……。」
ぐっと甘く圧し込むように舌が絡まって、一体となった息と声がまとわりついては、腰を遣ったり俺の下半身が女の腹にあたる。
「ずっと待ってた……。ガマン、ッチュッ、してた、んっ、チュッ……。」
まるで長年かけて俺が見つかるのを待っていた様な、そんな事を謂いながらも必死に絡まって、萌香と並ぶ程に甘く圧しつける。
目を細めたり目許に艶を浮かべながら、全身のパーツをこれでもかと使い尽くして、真胡都は糸を引きながら俺を見詰める。
「ちょっと慣れてるね……。他にもいるの?」
恐らく奈津美さんや萌香達の事だろうと、悪気は全く無くても数ある偶発的なイベントに、真胡都はいささかショックだろうか。
思い切って話してみたら思ったようなことはなく、むしろ「会ってみたい」とまで謂うくらいで、俺は真胡都の対応力を看た。
またしても善きに見つかって仕舞った『もう一人の俺』、それを奈津美さんにLINE報告した上で、日時を併せてアポイントメント。
そして、近日中に真胡都は峰輿宅に訪問する事になって、それが済むと真胡都が舌や肢体のパーツを絡めては圧しつける。
「チュッ。」と一度絡まったままに離して、「続き……、しよっ……。」と云って、イケメン女子がフニフニしたかと思うと接近。
そのまま俺は夕方の帰宅時間まで、新しいイベントに新鮮さを覚えながら、とにかく真胡都の気が済むまで絡ませることにした。
それに見向きもしなければ予備知識もないなど、『黒田悠』に救済が無いどころか絶望尽くしで、世界中から怨まれるようなモノ。
真胡都がそこまで見抜いているかは謎でも、草柳銀之助さんとしては、目を向けてもらえただけでも充分に思うのだろうか。
語り尽くすことは不可能でも絶対的に潰れるなら、もはや人間社会での活動が実質的に不可能で、それもなんとなく俺に似ている。
さて、それなりに『改ハメ』の議論が済んだので、真胡都は俺を自宅に連れ込もうとするが、いくらもう一人の俺でも過ぎるか。
しかし、真胡都の行動力に引き寄せられては、手を引かれるがままについて行っては、庵堂宅に直行して仕舞った。
ほとんどワンルームのような部屋だったが、その部屋にはリエ様グッズを中心に、某ニャンニャンズのぬいぐるみやグッズ。
紅黒いショートに清楚ながらのイケメン女子の割に、モフモフな部屋を視て、俺はつい「おっ、おーぃえ?!」と云って仕舞った。
特にみんなのリーダー的な何かのニャンニャンや、ショック担当のダンディンに、みんなのブレインでもあるじぇーくん。
ポスター等も視える部屋中の空間に、俺は気を取られて仕舞ったところへ、真胡都のイケメン顔が迫ったと思うまでもなかった。
「んっ……、ちゅ……っ、ふっ、ちゅっ、んっ……んんっ……。」
ぐっと甘く圧し込むように舌が絡まって、一体となった息と声がまとわりついては、腰を遣ったり俺の下半身が女の腹にあたる。
「ずっと待ってた……。ガマン、ッチュッ、してた、んっ、チュッ……。」
まるで長年かけて俺が見つかるのを待っていた様な、そんな事を謂いながらも必死に絡まって、萌香と並ぶ程に甘く圧しつける。
目を細めたり目許に艶を浮かべながら、全身のパーツをこれでもかと使い尽くして、真胡都は糸を引きながら俺を見詰める。
「ちょっと慣れてるね……。他にもいるの?」
恐らく奈津美さんや萌香達の事だろうと、悪気は全く無くても数ある偶発的なイベントに、真胡都はいささかショックだろうか。
思い切って話してみたら思ったようなことはなく、むしろ「会ってみたい」とまで謂うくらいで、俺は真胡都の対応力を看た。
またしても善きに見つかって仕舞った『もう一人の俺』、それを奈津美さんにLINE報告した上で、日時を併せてアポイントメント。
そして、近日中に真胡都は峰輿宅に訪問する事になって、それが済むと真胡都が舌や肢体のパーツを絡めては圧しつける。
「チュッ。」と一度絡まったままに離して、「続き……、しよっ……。」と云って、イケメン女子がフニフニしたかと思うと接近。
そのまま俺は夕方の帰宅時間まで、新しいイベントに新鮮さを覚えながら、とにかく真胡都の気が済むまで絡ませることにした。
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