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 レオンを出し抜けていると思っていたが実際は影から見守られていることを知るのはかなり後になってからだが、それでも今の俺には上出来だったのだ。

 それなりにレベルが上がり、周りとのコミュニケーションもとれるようになるころには俺の年も15歳となっていた。

 学園に入る年になっていたが、ノアが正式に彼らの子供だと証明されたので俺はこのまま冒険者としてやっていこうと思ったのもつかの間、学園の教師としての依頼が来たのだ。

 何度も断ったのだが聞いてもらえなかった。

 その代わりレオンと一緒に行くこととなったのだ。

 レオンはその頃にはギルドのお偉いさんにまでのし上がっており、俺の知らない所で色々と動いていたようなのだが俺は一切聞かされていなかった。

 すでに俺はレオンの手の平でいいように転がされていたのだ。

 そうとは知らずに俺はレオンが一緒ならと承諾してしまった。そのことを後になってすっごく公開することをその時の俺はしらない。

 教師となって早一か月……王子さまに言い寄られています。

 一応王子様なので無下には出来ず適当にあしらってはいるのですが……何故が部屋に入り込まれ全裸で一緒にベッドで寝ていたりと怖いことばかりなのだ。

 「先生はかわいいよね。
 お肌すべすべだし反応はかわいいし、俺好みに調教するのも有りだよね」

 「……」

 「もちろんここをだよ」

 王子さまはこともあろうに俺の尻穴に指を入れてきたのだ。

 そんなところ使ったことないのにすんなり指が入り気持ちがいいのだ。

 「だいぶ抵抗なく入るようになったね。
 毎日ここを可愛がってあげたから僕の指を覚えているんだね」

 すごく怖いことをしれっと言ってのけたのだ。

 抵抗するものの俺より体格のいい王子さまは俺を逃す気がないのかしっかりと組み敷き俺の尻穴に王子さまの息子が入り込んできたのだ。

 圧迫感はあるものの痛みがないのだ。

 「毎日ここ慣らしていたから痛みはないだろ」

 ショックのあまり抵抗するのも忘れ呆けてしまった。

 それを王子さまは俺が同意したのと考え貪るように俺を抱いたのだ。

 それも有りとあらゆる体位でだ。

 体力がなまじあったせいで王子さまが満足するまで俺は付き合わされたのだ。

 流石の俺も腰が痛く次の日は一日ベッドの上で過ごした。

 

 

 
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