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36 フェンリルside2
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俺は時たま誘ってきた女と寝ることがある。
その日も行為の後、部屋に戻るといるはずのシンの姿がなかったのだ。
いつもは俺がいない時は、もう一人の番であるロバードが一緒にいるはずなのに、その日は二人とも女の所に行っていて、一人にしてしまったのだ。
「すぐに戻ってくるよ」
「いくら何でも遅すぎる」
「番じゃなければ、襲われたりしないだろ」
ロバードはシンの見た目が、劣っているのをかなり気にしていた。
確かに恩義があり番でなければ一緒にいたいと思わないタイプだ。
一緒に行動するときは冒険者として依頼を受ける時だけだ。
最初は気にせずに一緒に行動していたが、たまたま知り合った冒険者に言われてしまったのだ。
「よくあんなのと一緒にいるよな、俺ならごめんだね」
「何故だ?」
「何故だって、そりゃーあれだけ容姿が劣っているんだ、こっちの方が笑われちまうよ」
道理で最近こっちを見ながら笑ってくる奴らがいると思った。
それ以来、余り一緒に行動を共にすることはなくなった。
発情期以外でシンを抱くこともなく、それはロバードも一緒だった。
それ以外は女で発散させていたのだ。
シンが出て行ってから俺らは喪失感のさいなまれていた。
始めは番から解放されたと喜んでいたが、だんだん喪失感が募り、とうとうシンを探しに行くことを決意した。
俺ら以外に後二人番がいることは確認してある、これ以上見つかれば俺は抱くことさえ出来なくなっちまうと思ったのだ。
シンの隣はいつも俺がいた。
もし、俺の場所にすでに他の奴がいたらと思うと気が狂いそうだった。
こんな気持ちになるならなぜ側を離れたんだと後悔していたのだ。
離れられて嬉しいと思った自分が情けなかった。
早く見つけなければという焦りもあった。
それはロバードも一緒らしく俺らは早速探しに出かけたのだ。
一か月探し回った。
シンの匂いをたどろうとしたが、森の中でシンが発情期で何度もその場で達したことがわかる濃い匂いだけが充満していたのだ。
その匂いだけで俺たちは気が狂いそうになっていた。
他の雄の匂いがなかったのが救いだ。
さらに一月後、ようやく見つけたシンからは番の匂いがしなかったが、姿を確認しただけで安堵感に包まれ俺は駆け出しシンを抱きしめていたのだ。
シンは俺とロバードの姿を確認するとびっくりして逃げ出そうとしていたが、俺は強く抱きしめ宿屋に連れて行くと、まずはシンを堪能したのだ。
キスだけで、体の中に満足感が生まれた。
その日も行為の後、部屋に戻るといるはずのシンの姿がなかったのだ。
いつもは俺がいない時は、もう一人の番であるロバードが一緒にいるはずなのに、その日は二人とも女の所に行っていて、一人にしてしまったのだ。
「すぐに戻ってくるよ」
「いくら何でも遅すぎる」
「番じゃなければ、襲われたりしないだろ」
ロバードはシンの見た目が、劣っているのをかなり気にしていた。
確かに恩義があり番でなければ一緒にいたいと思わないタイプだ。
一緒に行動するときは冒険者として依頼を受ける時だけだ。
最初は気にせずに一緒に行動していたが、たまたま知り合った冒険者に言われてしまったのだ。
「よくあんなのと一緒にいるよな、俺ならごめんだね」
「何故だ?」
「何故だって、そりゃーあれだけ容姿が劣っているんだ、こっちの方が笑われちまうよ」
道理で最近こっちを見ながら笑ってくる奴らがいると思った。
それ以来、余り一緒に行動を共にすることはなくなった。
発情期以外でシンを抱くこともなく、それはロバードも一緒だった。
それ以外は女で発散させていたのだ。
シンが出て行ってから俺らは喪失感のさいなまれていた。
始めは番から解放されたと喜んでいたが、だんだん喪失感が募り、とうとうシンを探しに行くことを決意した。
俺ら以外に後二人番がいることは確認してある、これ以上見つかれば俺は抱くことさえ出来なくなっちまうと思ったのだ。
シンの隣はいつも俺がいた。
もし、俺の場所にすでに他の奴がいたらと思うと気が狂いそうだった。
こんな気持ちになるならなぜ側を離れたんだと後悔していたのだ。
離れられて嬉しいと思った自分が情けなかった。
早く見つけなければという焦りもあった。
それはロバードも一緒らしく俺らは早速探しに出かけたのだ。
一か月探し回った。
シンの匂いをたどろうとしたが、森の中でシンが発情期で何度もその場で達したことがわかる濃い匂いだけが充満していたのだ。
その匂いだけで俺たちは気が狂いそうになっていた。
他の雄の匂いがなかったのが救いだ。
さらに一月後、ようやく見つけたシンからは番の匂いがしなかったが、姿を確認しただけで安堵感に包まれ俺は駆け出しシンを抱きしめていたのだ。
シンは俺とロバードの姿を確認するとびっくりして逃げ出そうとしていたが、俺は強く抱きしめ宿屋に連れて行くと、まずはシンを堪能したのだ。
キスだけで、体の中に満足感が生まれた。
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