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よく寝れた。
本当に爆睡し気が付けば丸一日寝ていたようだ。
相当疲れがたまっていたのかもしれない。
考えてみれば毎日毎日こいつらに付き合わされ朝までやっていた。
少し仮眠してから依頼を受けに行くこんな生活だった!!!!!
きちんとしたルールを決めなければ俺の方がまいっちまう。
俺はこの機会にルールを決めることにした。
「おはよう」
「「……」」
二人は俺の顔を見て変な顔をしていた。
「シンか?」
「何言ってんだ?」
ロバートは俺に手鏡を持ってきてくれ、俺はそれを覗き込んだのだ。
そこには母親そっくりの顔が現れたのだ!!!!!!
「……なんで……」
「わからない……なんかシンにまとわりついていたものがきれいになったような気がする」
「そうかもしれない、散々俺たちの匂いを付けているのにいつの間にかきれいになくなっている時があるんだ」
「あれだけマーキングしてもすぐに消えるのはおかしいと思って、調べたけどわからなくって途方に暮れていたら占い師が面白いことを言っていたんだ」
「シンには古い呪いがかけられていると」
「心当たりはないか?」
「……ある……」
「あるなら教えてくれ!!!!」
「十歳になった時王都に来たんだ。
来た理由が王族が開催するお茶会に呼ばれたからなんだけど……
そこで王子たちに番認定された」
「……それって……」
「王子たちの番になると側近もそれぞれついてくるとか、わけわからないこと言っていたから父上に速攻で断ってもらった」
「……覚えてる……一緒にいすぎてわからなかった。
王子たちが帰ってから、シンの容姿に変化が起きたんだ!!!!
小さかったから、気にも留めなかったが……そういえば周りが慌ててた」
「そうか?
変わったと言ってもびっくりするほど変わってないだろ?」
俺が思っていることを言うと二人は憐れみを含んだ目で見てきたのだ。
えっ、なんで俺そんな目で見られなきゃいけないんだよ!!!!
本当に爆睡し気が付けば丸一日寝ていたようだ。
相当疲れがたまっていたのかもしれない。
考えてみれば毎日毎日こいつらに付き合わされ朝までやっていた。
少し仮眠してから依頼を受けに行くこんな生活だった!!!!!
きちんとしたルールを決めなければ俺の方がまいっちまう。
俺はこの機会にルールを決めることにした。
「おはよう」
「「……」」
二人は俺の顔を見て変な顔をしていた。
「シンか?」
「何言ってんだ?」
ロバートは俺に手鏡を持ってきてくれ、俺はそれを覗き込んだのだ。
そこには母親そっくりの顔が現れたのだ!!!!!!
「……なんで……」
「わからない……なんかシンにまとわりついていたものがきれいになったような気がする」
「そうかもしれない、散々俺たちの匂いを付けているのにいつの間にかきれいになくなっている時があるんだ」
「あれだけマーキングしてもすぐに消えるのはおかしいと思って、調べたけどわからなくって途方に暮れていたら占い師が面白いことを言っていたんだ」
「シンには古い呪いがかけられていると」
「心当たりはないか?」
「……ある……」
「あるなら教えてくれ!!!!」
「十歳になった時王都に来たんだ。
来た理由が王族が開催するお茶会に呼ばれたからなんだけど……
そこで王子たちに番認定された」
「……それって……」
「王子たちの番になると側近もそれぞれついてくるとか、わけわからないこと言っていたから父上に速攻で断ってもらった」
「……覚えてる……一緒にいすぎてわからなかった。
王子たちが帰ってから、シンの容姿に変化が起きたんだ!!!!
小さかったから、気にも留めなかったが……そういえば周りが慌ててた」
「そうか?
変わったと言ってもびっくりするほど変わってないだろ?」
俺が思っていることを言うと二人は憐れみを含んだ目で見てきたのだ。
えっ、なんで俺そんな目で見られなきゃいけないんだよ!!!!
応援ありがとうございます!
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何度も読み返しするほど好きな作品です!
早く王子様達との再開待ってます!
楽しみに続きお待ちしてます!
冒険者の番2人は、顔しかみない人でもクズ判定待ったなしでは…?レベルでほんと胸くそ悪すぎなので、特大のざまぁ待ってます!
顔が変わる呪いをかけたのが王族組でも弟でも結果オーライでグッジョブとして、そのままギルドプレートの番欄から冒険者組の名前が消えててほしい~!
再会した時番の匂いしなかったって記載あったので期待しちゃいますっ。
続きがきになりますっっ!!
また読めるのスッゴク楽しみにしてます‼️応援してます🎵