16 / 45
16
しおりを挟む
空気清浄機ことリリアです。
私は学園で学んだことを活かし、アルバイトの傍らあるものを製作しています。
それは何も入っていない魔石に自分の力を入れることです!!!!
侯爵さまから学園に話してくれたのか、私が先生に魔石への魔力注入のやり方を聞きに行くとすんなり教えてくれたのです。
状態異常回復の魔石への注入は光属性か聖属性しかできないことから、今までは光属性を持っている人が頑張って付与していたようだ、主に聖職者の方たちです。
今回私もその付与に挑戦してみることにした。
始めは難しかった付与も、何回となく挑戦しているうちにうまく付与できるようになったのだ。
これで、知り合いの方たちだけでもという思いで作った。
すべてが出来上がったのは先生に付与の仕方を教えてもらってから一月後のことだった。
バイトをしながら、明け方近くまでブレスレットを作り、学校に行き勉強とよく体がもったものだと我ながら感心してしまうよ。
持っている人は別にブレスレットを配った。
今まで言動が可笑しかった友達も正常に戻ったが、異常な時のことは覚えていなかった。
アルバイト先でも私をやたらと敵視していた常連さんにブレスレットをさせるとやはり異常だった時のことを覚えていないのだ。
「困りましたね」
聖女さまがやったという証拠はないし、このままでいくと私はやってもいない罪で捕まってしまうかもしれない。
いつもなら駆け付けてくれる侯爵さまも今回の聖女騒動で忙しいのか姿を見せてくれない。
アルバイトが終わり寮に帰ろうと外に出ると、侯爵さまと聖女さまが腕を組んで仲睦まじい姿をで歩いているではないか、何かの間違いだと思った。
忙しいからではなく、聖女さまやその前の令嬢に会うので忙しかったんだ。
そうだよね。
親切にしてくれるから、甘えすぎちゃった。
彼はお姉さまの婚約者なんだから、わきまえないと……
私は二度目の義兄の浮気現場を黙認した。
どうせお姉さまもしているんだし、おあいこよね。
私は学園で学んだことを活かし、アルバイトの傍らあるものを製作しています。
それは何も入っていない魔石に自分の力を入れることです!!!!
侯爵さまから学園に話してくれたのか、私が先生に魔石への魔力注入のやり方を聞きに行くとすんなり教えてくれたのです。
状態異常回復の魔石への注入は光属性か聖属性しかできないことから、今までは光属性を持っている人が頑張って付与していたようだ、主に聖職者の方たちです。
今回私もその付与に挑戦してみることにした。
始めは難しかった付与も、何回となく挑戦しているうちにうまく付与できるようになったのだ。
これで、知り合いの方たちだけでもという思いで作った。
すべてが出来上がったのは先生に付与の仕方を教えてもらってから一月後のことだった。
バイトをしながら、明け方近くまでブレスレットを作り、学校に行き勉強とよく体がもったものだと我ながら感心してしまうよ。
持っている人は別にブレスレットを配った。
今まで言動が可笑しかった友達も正常に戻ったが、異常な時のことは覚えていなかった。
アルバイト先でも私をやたらと敵視していた常連さんにブレスレットをさせるとやはり異常だった時のことを覚えていないのだ。
「困りましたね」
聖女さまがやったという証拠はないし、このままでいくと私はやってもいない罪で捕まってしまうかもしれない。
いつもなら駆け付けてくれる侯爵さまも今回の聖女騒動で忙しいのか姿を見せてくれない。
アルバイトが終わり寮に帰ろうと外に出ると、侯爵さまと聖女さまが腕を組んで仲睦まじい姿をで歩いているではないか、何かの間違いだと思った。
忙しいからではなく、聖女さまやその前の令嬢に会うので忙しかったんだ。
そうだよね。
親切にしてくれるから、甘えすぎちゃった。
彼はお姉さまの婚約者なんだから、わきまえないと……
私は二度目の義兄の浮気現場を黙認した。
どうせお姉さまもしているんだし、おあいこよね。
応援ありがとうございます!
10
お気に入りに追加
1,641
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる