28 / 50
27
しおりを挟む
フフッ私怒っていますのよ。
確かにうちのかわいいエリーが女の子ならどれだけかわいい子が生まれるかと思いましたわ。
でもエリーは男の子ですわ。
かわいいだけでなくしっかりとした性格で本当に頼もしく思っていましたのに。あのクソ陛下がよくも私のエリーを手籠めにし腐りやがってですわ。
まだ子供だからとやんわり注意したのがいけなかったんだわ。
知らない間に魔道具を仕込むなんてなん熾烈な!
私は陛下の元の赴くと、どういうわけか当事者たちが正座して座っていた。
「あら、どうしましたの?」
「そろそろばれるころで、烈火のごとくお怒りになるだろうと想定してすでに正座して待っておりました」
「そう、見上げた根性ですわ」
私は侍女に持ってこさせた馬用の鞭を取り出し、全員を縄で縛ると一人一人尻を叩き始めた。
全員叩き終わる頃には腕が痛くなっていたが構わなかった。
「久々のお仕置きだった」
「父上はこんなことされていたのですか」
「これはこれでありだぞ」
「相変わらず変態ですね」
「変態で結構」
開き直りましたわ。
「やはりここを引き払って領地に帰りますか」
私がぼそりと呟けば、慌ててベルクはすがりつき許しを請う姿は昔と変わらない。
あまりに近くにいすぎて兄弟のように育ったのがいけなかったのかもしれない。
私が結婚するときそれはそれは荒れたのだ。
そんな時マリーとであったのだが、それでも私への執着は半端ない。
今は私とエリーだけど、まさか魔道具を開発させて子供を作ろうと思うとは思わなかった。
ベルクを甘く見ていたせいね。
「今後一切エリーへの接近は禁じます。
あなたたちも同じですからね!」
どれだけ効力があるかわからないが、少しぐらいは抑制できればいいのだが……
確かにうちのかわいいエリーが女の子ならどれだけかわいい子が生まれるかと思いましたわ。
でもエリーは男の子ですわ。
かわいいだけでなくしっかりとした性格で本当に頼もしく思っていましたのに。あのクソ陛下がよくも私のエリーを手籠めにし腐りやがってですわ。
まだ子供だからとやんわり注意したのがいけなかったんだわ。
知らない間に魔道具を仕込むなんてなん熾烈な!
私は陛下の元の赴くと、どういうわけか当事者たちが正座して座っていた。
「あら、どうしましたの?」
「そろそろばれるころで、烈火のごとくお怒りになるだろうと想定してすでに正座して待っておりました」
「そう、見上げた根性ですわ」
私は侍女に持ってこさせた馬用の鞭を取り出し、全員を縄で縛ると一人一人尻を叩き始めた。
全員叩き終わる頃には腕が痛くなっていたが構わなかった。
「久々のお仕置きだった」
「父上はこんなことされていたのですか」
「これはこれでありだぞ」
「相変わらず変態ですね」
「変態で結構」
開き直りましたわ。
「やはりここを引き払って領地に帰りますか」
私がぼそりと呟けば、慌ててベルクはすがりつき許しを請う姿は昔と変わらない。
あまりに近くにいすぎて兄弟のように育ったのがいけなかったのかもしれない。
私が結婚するときそれはそれは荒れたのだ。
そんな時マリーとであったのだが、それでも私への執着は半端ない。
今は私とエリーだけど、まさか魔道具を開発させて子供を作ろうと思うとは思わなかった。
ベルクを甘く見ていたせいね。
「今後一切エリーへの接近は禁じます。
あなたたちも同じですからね!」
どれだけ効力があるかわからないが、少しぐらいは抑制できればいいのだが……
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,149
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる