【完結】騎士団長に言い寄られて困っています

りまり

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 ハルは馬車の中で剣を握りしめながら、いつでも攻撃できる体制でいたが、少しすると外が騒がしくなった。

 「何事だ!」

 「敵襲です。それもレオン団長率いる騎士団です」

   「もう少し時間を稼げると思っていたんだが」

 「公爵、見つかると今回ばかりはやばいです今のうちに逃げましょう」

 ハルはゆっくりと馬車から降りると公爵に剣をかまえた。

 「逃げおおせることはできません。
 大人しく連行されてください」

 「君は、確かハル君と言ったよね。
 どうして君がここにいるんだい」

 「俺騎士団の入団テストで合格したんです」

 「そうか、君が今騒がれていた子だったんだね」

 「なんでこんなことしたんですか?」

 「内緒だよ」

 公爵はハルが小さいころに会っていた。

 他の人も優しかったが、公爵は会うたびにお菓子をくれた。

 餌付けされたわけではけしてないと思うハルだが、かなりなついていたことは確かだった。

 「王太子を誘拐してどうするつもりだったの?」

 「王太子を誘拐したつもりはないよ。この馬車には君が乗っているのは確認しているからね」

 公爵はハルの頭を撫でると馬に乗り森の中に消えていいた。

 残されたハルは皆のところに行くために走り出した。



 

 

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